空虚。
しずく。



 なんにも、知りたくなんかなかった。

ここに、何を書ける。
今の自分の状態を、説明など出来ないのに。
言葉にならない言葉を紡ぎだしても、
それは私の言葉でも気持ちでもなんでもない。
克服なんかしてない。怖いんだ、怖いよ。
めちゃくちゃに壊して欲しい、辛いよ、苦しいよ。
もうこんなのは嫌だ。
なんでこんな風に苦しまなきゃいけないんだ。
何をしたんだよ。
こんな風に苦しまなきゃいけないほどのことをしたのか?
君に私を傷つける権利はあったのか?
あんたにもそうだ。あいつも、あの人も。
どいつもこいつも、おんなじだ。
…「被害妄想」だって一笑に伏せばいいだろ。
みんなおんなじだ。わからないんだ、当然だよ。
ああ、血が見たい。血まみれでヤリたい。
でも、巻き込めない。
…普通でいたい。せめてあなたの前でだけは。
綺麗になれないけど、フリだけでもさせて欲しいんだ。

こんな欲望は、もう『ない』よ。って笑ってるんだから。
消えてなんか無い。こんな風に衝動が襲う日だってある。
でも、あなたの前ではいつも笑ってたい。普通でいたい。
いつか破綻するとわかっていても、ギリギリまでそうありたい。

ごめん、ごめんなさい。殺したい…

いつまでたっても、引きずるものだってあるよ。
自慢気にばらまけば、少しでも楽になるんかな…
同情を貰って、悲劇のヒロインになったら変わるかな?
…大した事ない、って嘘でも笑ってれば、いつか本当になれるかな…

2004年11月02日(火)
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