不規則解剖日記
DiaryINDEXpastwill


2006年02月11日(土) ◆モノの価値

タダで配っているモノに、自分で購入したモノ以上の興味を抱く人は多くいるだろうか。否、大体の人は違うだろう。

広める為にタダで配るのは、パチンコ屋のティッシュやキャンペーンシールで十分だ。自分達でクリエイトしてカタチにしたものを、興味の薄い人に配っても捨てるだけだろう。捨てさせないだけの知名度や価値があったなら話は別だが。



広めるためには、無料でプレゼントする前に商品をアピールすべきだと思う。
そこで興味を引き出せれば購入するし、やっぱりいいやと思えば客は帰るだろう。その客に無料で商品を渡しても、大した興味が生まれるとは思えない。




在庫を無くす事に精一杯のお店は、新商品が無くてつぶれるのだ。

客は毎回同じ商品を無くさせるために精一杯な店を見て、「よっぽど売れないのだな」と商品の価値を低く見るのだ。

そして一部の客を除いて、皆その店への興味を無くしていくのだ。


客は、買う客だけじゃない。
周りでうろうろしている人間達も、客なのだ。

さらに買う客よりもうろうろしている人間の方が数は多いのだ。

そのうろうろしている人間達に興味を無くされたら、手に取る人数はぐっと減ってしまうだろう。


状況は、なるべく広く想定すべし。


貴也マコト |HomePage

My追加