凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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お風呂はアイとアユムが二人で入る。 お風呂場での二人の会話が聞こえてきた。 「おねえちゃん。どうしてアユムのおっぱいはちいさいの?」 「こどもだからよ」 「どうしておねえちゃんのおっぱいはおおきいの?」 なんだとこらぁ〜!とおどけるアイの声と、きゃーと笑うアユムの声。
確かに、この夏の間でアイの体つきは驚くほど変わってきた。 スポーツブラを買うべきか早いか悩んだのはついこの前なのに。 今ではもうちゃんとカップ付きにしたほうが良いんじゃ?と女親として悩んでいる。 本人に聞いても「いや、このままでいい」と言うのは分かりきっているから。 変化していく自分の体に心がついていっていない。 スポーツブラも嫌がっていたけれど、試しに買ってきたら、着用しないでいる日がないくらいになっているし。 そういう私も、そんなアイの成長に、心がついていっていない感じ。 ダッテイキナリカワッテイクンダモノ トマドッテアタリマエジャナイ
小学校で自然教室の説明があった。 準備するものだとか現地でのスケジュール等の説明。 中で、「女の子の親御さんは、生理について子どもさんに教えておいて下さい」と言われた。 現地で突然始まる子が結構いるのだそうだ。 その場合、自分で対処できるようにご家庭で説明を…との事だった。
私達が子どもの頃は、学校で女子だけ集めて先生が教えてくれたなぁ。 能天気な男子は外でボール遊びなんかしてて。 女の子だけ、イヤでも先に大人になっていかなければならない不公平感。
生理用ショーツを買って(サイズ140は無かったので150。大きいだろうなぁ) ナプキンを持ってきて、夜、アイに説明した。
五年生の一学期、学校から渡された検尿コップに「生理中の方は…」等の説明文があって、「おかあさん生理ってなに?」と聞いてきた事があったので、(その時は朝でバタバタしていたので説明しなかった)まずは生理についてからだなぁと思い、「アイは生理って知ってる?」と聞いてみたら「知ってる」と答えてきた。 あれ?あの一学期の時ざっと説明したっけそういえば?と己の記憶力の無さに嘆息しつつ、「じゃぁ今日は生理になった時どうするかを教えるね」と実物を広げて説明しておいた。
でもどうやらアイはまだ前兆もなさそう。 さすがに我が子の着用済み下着をチェックするわけもいかないので、前兆はこれこれこういう感じのが、とおりものについて説明しておく。 「●ちゃんが生理になったって言ってた」と、アイより頭一つ背が高い女の子の名前を言う。 そっか。あの子はもう身長も150センチはありそうだもんなぁ。 アイは143センチ。 でも一学期から三センチ伸びた。 どんどん成長してくんだろう。
この日記を始めた頃ってアイがまだ一歳頃じゃなかったっけ。 削除したので分からないけど。 あの頃から私は何も成長していなくて、反対に退化して老いていくばかりだけれど、子どもは確実に成長していってるんだなぁと、当然の事になんだか切ない気分になる。
夏休みがなんとか終わり、二学期がはじまったとたん、頭痛で寝込んだ。 水を飲む気力もなかったのでひたすら気を失うかのごとく眠り続けていたら、どうやら脱水症状を起こしたようで、猛烈な吐き気で水も飲んでないのにナニが出てくるんだこれはってくらい、苦い液を吐き続けた。 喉が焼けるように痛かった。
頭痛の時はいつも痛みの合間にどうやったら死ねるかなぁと考える。 手首を切るのが一番手っ取り早いだろうけれど、安全カミソリでいいのかな。 包丁とかじゃ反対に切れないような気もするし。 手首のどこを切ればいいのかな。やっぱりこの血管のとこかな。 でもこの部屋で死んだら子どもが絶対この部屋に入ってこれなくなるな。 というか、この家に住むの辛いだろうな。トラウマになるだろうな。性格変わるだろうな。それは申し訳ないなぁ。 なんて。あれこれ。
仕事探して社会復帰しなきゃと思うけれど、頭痛のたびに、こんな自分が仕事なんかできるわけないじゃない。毎日毎朝出勤するなんて当たり前の生活はもう10年以上昔の事になってしまったし。と後ろ向きになる。
また来月も頭痛でるのかなぁ。 まぁいいや。来月の話だ。 今日はこれから小学校の参観。 明日は幼稚園の参観。 運動会の選手決めもあるし。 出来る範囲の社会生活を今日もやりすごしていこう。
暁
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