雑感
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12月に入ったと思ったらもう半分が過ぎようとしている。 パンを焼きながら、来年の予定を考えていた。
4月から6月まで月1のフル、10月にウィーンのフルを 走りたい。 ハーフは、1月から4月まで月1で。 セーブしようと思ってもなかなかむずかしいなあ。
自転車旅行もできるといいな。1回くらいロングのレースに 出れるかな。
油絵は2枚が限度かな。ここ何年も水彩を描いてないのが 気にかかる。
エリザベートのテキストの邦訳もやってみたい。根気が どれくらい続くかが問題。
時間という資産はお金よりも大事だと思う。来年の12月に やれなかったことを数え上げて溜息をつくようなことは したくない。
土曜から画材屋に行こうかどうかずいぶん迷っていた。 油のチィンク・ホワイトがいるだけだったので、まあなくて も何とかなるのだけど・・ そのためにずいぶん離れた画材屋に行くのも億劫だった。 でも、かなり大きな店だし、たくさんの画材からやる気 というか、絵心のようなものが得られたらと思って出かけた。
中央墓地からそう遠くない一角に件の店があった。広い。 ホームセンターの規模にあるのは画材だけ。油絵の具だけで も3列並んでいて、探すのが大変だ。 シュミンケの白を物色していると、透明感のある白が安かった。 5つ☆のついているのは、小さなチューブでも高価だ。
色とりどりの絵の具、油、水彩、アクリル・・パステルの 色えんぴつ。眺めているだけで嬉しくなる。画材はほとんど 持っている。たぶん一生分あるのでは・・ 結局、猫の舌のような筆を数本と白の絵の具だけを買った。 お店にある画材を眺めていると、あれも描きたい、これも 描きたいと、しばらく遠ざかっていた世界に引き込まれる。
帰宅してプラハで買ったミーシャの画集を眺めて、こんな 線が引けるようになるのはいつのことかしらと溜息をついた。
一回目のアドヴェントがやって来ると、ああもう年末が 近いなという気がする。11月よりもほんの少し空気が 冷たくなり、グリュ−ワインの温もりが心地よく感じ られるようになると、買い物熱もぐんと上がる。
いつもなら、クリスマスの星と呼ばれる赤い葉の鉢植え をテーブルに置くのだけど、今年は面倒をみきれないので 買わなかった。
自分のためよりも他人のためにプレゼントを選ぶほうが わくわくする。一緒にプラハに行った友人は大のアルコール 好き。ヴァッハウのグリュ−ナー・ヴェルトリ−ナーと リースリングを買った。どっちか好きな方を選んでもらって 残ったのを自分用にしよう。ミュージカルファンの 友には、マグカップ。本場で買ったから値打ちあるかな。 既に持っていたら娘さんに使ってもらえばいいし。
去年重過ぎて渡せなかった、杏の蒸留酒もゲット。今年は 上手く手渡しできればいいのだけど・・
バートイシュル産の塩、クリスマスの風物詩レープクーヘン、 まだまだ買い物リストにはたくさん買うべきものがある。 包みを開けてびっくりした顔を見たいものだ。
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