サッカー観戦日記

2019年02月23日(土) 京都府高校新人戦女男決勝 京都精華−向陽 京都橘−桂

京都高校新人戦女子決勝
京都精華学園高校−向陽高校
2月23日 11時 西京極陸 ピッチ良 晴


京都精華         向陽
−−−中内−−成田−−− −−−伊藤−−小宮−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
青木−千本−−高萩−難波 岩月−上田−−山岸−森野
奥村−堀田−−若林−木村 松永−弘岡−−竹林−七番
−−−−−森澤−−−−− −−−−−葛山−−−−−



京都精華
GK  1 森澤杏
DF  2 木村莉子
    3 若林直美
    8 堀内明紗実
   13 奥村真由
MF  7 高萩歩々花
    9 中内日菜乃
   10 千本翔子
    6 青木美彩生
FW 11 成田凛可
   14 難波鼓


GK  1 葛山奈緒
DF 16 松永萌々香
    9 竹林杏那
   18 弘田詩織
    7 稲葉なごみ
MF  3 岩月愛莉
    6 山岸和奏
   14 上田知世
    2 森野裕子
FW 10 伊藤風香
   11 小宮陽夏



立ち上がりから京都精華が繋ぎ、個々もドリブルを見せる。サイドバックも上がりバックラインに2人しかいないことも多い。しかし大きな展開は観られない。一つには向陽がタテにも横にもコンパクトでサイドチェンジする隙を見せなかったこともある。京都精華は全国高校総体準優勝時よりも強いと思う。当時はのちになでしこジャパンに選ばれた園田瑞貴、谷口木乃実という選手二人、フットサル代表に選ばれた金塚咲恵というスターがいたが、全体の質は上がっていると思う。高校女子サッカー界全体のレベルアップのスピードがそれ以上で、全国では相対的には落ちているが。ただ京都でも向陽というほぼ対等な高校の出現によってダイヤがダイヤで磨かれるだろう。向陽は常に複数で京都精華を囲みタテ一本のカウンターを繰り出す。グループリーグでは京都精華に0−1で敗れたが、残り2試合は京都精華と全く同じスコアで同じ相手を下している。つまり攻撃力もある。京都精華は��千本が一発のパスを狙ったりタメを作ったりと中盤の核として活躍。��奥村はほぼ上がりっぱなしでタテに仕掛ける。��成田はレフティーのドリブラーでサイドに現れては仕掛ける。��中内が分かりやすいエースストライカーだ。��難波は中に現れフィニッシュに絡み、��青木はタメを作る。これに対し向陽はカウンターでその時ベストのポジションの選手が飛び出す判断力がある。5分、京都精華��青木が裏に出すと向陽GK�ヽ觧海�前に出るのを躊躇、��千本が追いつき流し込む。1−0。立ち上がりの向陽の痛恨のミス。しかし向陽も��伊藤と��小宮が積極的に追い、��上田が飛び出し、GKとの1対1を当てるなど超決定機も奪う。前半1−0。

39分(後半4分)、向陽�4箏遒�裏を取り、飛び出した京都精華GK�/降靴鳩稙諭7萃蟲〜忙澆蚤狆譴發△蠧世燭�、故意ではなく警告で済んだ。判断の分かれるところだが、主審に抗議しない向陽の態度は潔い。この右70度27mFKを�4箏郤�ら蹴るが上に外す。そして後半は�4箏遒�トップに入っている。つまりカウンターで走る選手を分散してスタミナ温存を図る意図だろう。しかし48分、京都精華��成田が右からカットイン、左足ミドルを叩き込み2−0。これは個人能力の差だった。更に58分、京都精華の左シュートに向陽のGK�ヽ觧灰�ャッチミスで後逸。ゴールライン上で抑えるもゴール判定でもおかしくなかった。
62分、京都精華��堀内明紗実→�伽湘呈住辧4袷瓦妨�陽は足が止まり苦しい。67分、��千本の裏へのパスに抜け出した��中内がゴール前に止まっていた鳩の群れを蹴散らすシュートで3−0。直後には�伽湘弔�決めて4−0で京都精華が勝利した。

向陽もシンプルに繋ぐ技術はあったが運べなかった。相手を見ながら逆を取る動きはできず、守ってタテ一本の感はぬぐえなかった。大抵の相手ならデュエルで潰せるのだろうが、京都精華はドリブルで運べるから。判断ミスによる失点が無ければロースコア勝負に持ち込めたのだろうが。とは言え点差ほど力の差はない。向陽も決定機を奪えていた。あとは決めることだ。京都精華はバックラインが裏を取られるのが気になる。攻撃力は間違いなく高い。が、今や必ず京都で優勝できるとは限らないし、守備の不安定さを何とかしないとあわや、ということは起こりうる。




京都高校新人戦男子決勝
京都橘高校−桂高校
2月23日 13時30分 西京極陸 ピッチ良 晴



京都橘          桂
−−−−−西野−−−−− −−−−−甲元−−−−−
−−−佐藤−−梅村−−− −−−−−澤井−−−−−
高木−松浦−−志知−田中 佐野−大上−−藤川−文字
−−渋谷−金沢−藤橋−− 東本−松浦−−外村−吉野
−−−−−前田−−−−− −−−−−足立−−−−−



GK 84 前田宙壮
DF 43 藤橋怜士
   82 金沢一矢
   48 渋谷勇希
MF 30 田中慶吾
   38 志知遼大
   71 松浦
   47 高木大揮
   40 佐藤陽太
   31 梅村
FW 77 西野太陽

桂
GK  1 足立
DF 17 東本
    4 松浦
    8 外村
    5 吉野
MF 16 藤川
    7 大上
   11 佐野
   19 文字
FW  9 甲元
   10 澤井



京都橘はミシャ式の3−4−2−1。アウトサイドは徹底的に外で受けタテに仕掛ける。分かっていてもスピードがあるので止まらない。これに対し桂は両サイドハーフも引いて6バック気味でアウトサイドを無理やりふたをする。そこで京都橘はストッパーも上がってくる。桂の狙いもそこにあるが、京都橘も巧みにリスク管理している。しかし31分、桂は��澤井が右シュート、バーを叩く。京都橘は77西野がパワー勝ちしているので中でも外でも優位ではある。前半0−0。

後半も京都橘が回し続ける。㊼高木の正確な左足は脅威だ。桂も��も甲元は前で守備しながらカウンターへの動き出しが良い。そして桂は圧倒的に守勢ながら守備のバランスがいいので足を攣ったりしない。しかし後半31分、京都橘㉚田中の右クロスに㊵田中走り込んでボレーを決めて1−0。結局京都橘が優勝した。

毎年戦術的に様々な工夫を見せる京都橘だが、意識しているのはポジショナルプレーである。新チームはかなり強い。全国制覇も十分射程圏内だろう。京都橘からすると桂はただ守っていただけに思えるかもしれないが、守備のバランスのとり方は見事だった。準優勝するだけはあった。



2019年02月22日(金) 雑文・ヴィッセル神戸の今季展望

ヴィッセル神戸の今季展望。


ビジャ−−−−−−−ポド −−−−−−−−−−−−
−−−−−イニ−三田−− −−−−−−−−−−−−
−−三原−山口−−−−− −−−−−−−−−−−−
初瀬−大��−−渡部−西− −−−−−−−−−−−
−−−−−キム−−−−− −−−−−−−−−−−−

神戸の開幕戦の布陣は以上の通り。スタートポジション。FWのビジャとポドルスキ―がサイドに大きく開き、偽9番のイニエスタが引き気味、三田も飛び出すという形で前線の一番使いたいスペースを空けていて、使いたいタイミングで使う。そしてサイドバックは偽サイドバック(アラバロール)で上がり目の中に絞り、ビルドアップに加わる。そして攻撃の圧が加わった際には2−3−5気味になる。

ビジャ−−イニ−−−ポド 
−−−三原−−三田−−− 
−−初瀬−山口−西−−− 
−−−大��−−渡部−−− 
−−−−−キム−−−−− 

5トップを表記しにくいので三原と三田を引き気味に表記した。三田がより上がり目。藤谷壮は私が観てきた中では右サイドバックとして市川大祐に次ぐレベルの才能を持つタレントだと思う。しかしタッチライン際をアップダウンする昔ながらのタイプのサイドバックだと思う。だからこそ神戸ではビルドアップ能力の高い西と初瀬が起用される。藤谷には高さもあるし、一段上の右サイドバックとして化けてほしいと思う。センターバックにもビルドアップが求められる。イニエスタは引き気味で魔法のトラップで徹底マークをかわす。世界最先端の理論派と見られるリージョさん、凄いです。開幕戦は前半45分間、魔法に魅せられてお茶すら口にしなかった。何が起こっているのか理解するのに懸命でした。現代サッカーの標準理論というべきポジショナルプレー。これを日本人に浸透させるべくリージョさんが手腕を発揮したと同時に必要な戦力は補強して、1からチームを組み立てる愚を犯さず、しっかり強いチームを作っている。

そして第2節で加入したダンクレーを右センターバックを起用。更にセルジ・サンペールの加入が発表され、中盤上がり目での起用が予想される。開幕節の起用なら三田は残るだろうが、第2節テレビ観戦ではセンターフォワードにビジャが移り、古橋は左FW、イニエスタが中盤になっている。今季のJリーグは試合での外国人枠は5となっている。したがって起用は状況次第だろう。予想としては

ビジャ−−イニ−−−ポド
−−−サン−−三田−−− 
−−−−−山口−−−−− 
初瀬−大��−−ダン−西− 
−−−−−前川−−−−−

または

古橋−−−ビジャ−−ポド 
−−−イニ−−サン−−− 
−−−−−山口−−−−− 
初瀬−大��−−ダン−西− 
−−−−−前川−−−−− 

が軸になるのではないか?
今期の神戸はスター軍団というのもあるが、戦術的に面白いので、ミーハーファンだけでなく、コアなファンこそしっかり観てほしい。ミシャ(ペトロビッチ)が登場したころの広島の3−4−2−1も当時としては驚異的なポジショナルプレーだったが、神戸にいれば日本に居ながらにして最先端の戦術を楽しめる。サッカーはやはり監督次第ですよ。チームを観る、即ち監督を観る、です。圧倒的に支配しつつカウンターもケアしてきっちり勝つ。リージョさんは現実にはなかなか勝てない「理論派」と見なされていたが、勝てますよ。もちろん魅力的でもある。グアルディオラの師匠と言われるだけはある。私は大人のサッカーのファンとしては戦術マニア寄りだと思うが、戦術が分からなくても魅せるスタイルだし、今期から少々チケットは高いけど、ファンは足を運べばいいんじゃないでしょうか?



2019年02月16日(土) 滋賀県1部リーグ第2節 近江B−草津東 水口−比叡山 八商−守山

滋賀県1部リーグ
近江高校B−草津東高校
2月16日 10時 ビッグレイクB 人工芝 曇時々晴



近江B          草津東
−−−−−八七−−−−− −−−九五−−八三−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
二七−三六−−七十−三七 九六−六九−−九九−三八
十三五番−十番−十六二番 九二−四三−−八四−七四
−−−−−十七−−−−− −−−−−一番−−−−−

近江Bは滋賀県1部でBチームで残留のために5バックでしっかり守る選択をしてきた。10番はしっかり組み立てロングフィードも繰り出す。バックラインの連携もあっている。前線は87番が中で起点になる強さはないが動いて何とか工夫をつけて起点を作ろうとする。36番がパスの起点になりセットプレーも蹴る。草津東は95番がポストをこなしつつ引いてパスの起点にもなり、9.5番的ポジションから95番をつけているのか、と思った。引いて守る近江Bに対し、左センターバック43番の左足ロングフィードや38番の細かいタッチのドリブル、74番のフィードなど個人能力でははっきり上回る。
16分、近江B36番フリーキックは上に外れる。18分、近江Bの10番のスルーパスに98番カットインシュートは左に外れる。決定機。20分、近江B、10番のフィードを37番入れて87番シュート左隅キャッチ。決定機。31分、引いた近江Bに対し草津東がじっくり攻め92番が左クロスにニアで96番(95番かも)のニアで右足アウトで合わせ0−1。草津東99番が下がり始め1ボランチに。後方3人で回し前線をうかがう。しかし83番が裏に飛び出せず、というか近江Bが隙を見せず、逆に草津東のバックラインは連携が悪くかみ合わない、前半終了。0−1。

後半開始。4分、近江Bの右コーナーキック、36番のキックがファーに流れ折り返しを7番がダイレクトで押し込み1−1。草津東は最終ラインがボールをもてば「運べ」と声がかかる。フィードの精度が落ちる84番も運ぶ。そして74番が高い位置で起点になり、サイドを変えたり38番のドリブルを活かして、攻勢を強める。54分(後半9分)92番のフリーキックに84番ヘッドは左に外れる。58分、左70度27mフリーキック92番は上に外れる。61分草津東96番突っかけ近江B7番警告。63分、草津東、入ったばかりの右ハーフ58番のクロスにフォワードに移った38番がニアでヘッド。1−2。73分には草津東96番が左寄りから仕掛けてシュート、右を襲うがキーパーセーブ、これに38番詰めて1−3。近江Bは1トップに97番を入れ87番をシャドーに移し攻めるが決め切れず。1−3で草津東は勝利した。
組織力では近江Bだったが草津東が圧倒的な個人能力で押し切った。個人能力なら綾羽と互角だろう。現時点で組織を固めていないのか、選手権出場で組織作りが遅れているのか、とにかくこのままということはないだろう。




滋賀県1部リーグ
水口高校−比叡山高校
2月16日 ビッグレイクB 12時 人工芝 曇

水口           比叡山
−−−九一−−四三−−− −−−−−九番−−−−−
−九七−−−−−−九十− −−−−−十番−−−−−
−−−九九−−二九−−− 二十−十八−−六番−七番
九八−九五−−二二−七六 二番−四番−−五番−三番
−−−−−九三−−−−− −−−−−一番−−−−−

滋賀最古の名門・水口は懐かしいブラジル式の4−2−2−2。つまり攻撃的MFがサイドに広がらずFWのやや後方に位置する。現在では珍しいシステムである。これに対し比叡山は守備で混乱。サイドハーフが守備で機能しない。そこでシャドーの10番が途中から下がって水口のボランチをケアする。比叡山は6番が軸に中盤で耐え、カウンターを狙う。水口も長めのボールが多く、2列目3列目が拾い、サイドバックの上がりを促し、特に76番のアップダウンが光る。97番は積極的にスルーパスを狙い、90番はタメを作る。43番がエース格。水口の流れを見て取った比叡山は途中からキーパーを含めた後方でゆっくり広くパスを回し自分たちの時間を作ろうとする。そして前線をうかがうが通らない。前半は0−0。

後半開始。再び水口の流れに。53分(後半8分)水口91番→94番。長身フォワード。押し気味ながら崩しきれない水口にとっては高さが必要なのは良く分かる。同時に比叡山20番→14番。典型的なサイドアタッカーから中を突破できるインサイドプレーヤー・タイプを入れる。比叡山は5番のフィードなどで形を作り、2列目の10番14番が仕掛けてフリーキックを得るが、形にならない。水口も攻撃的MFを交代し、攻撃力の高い29番を2列目に上げ、カウンターからスルーパスを狙う。しかし双方実らず、0−0で試合終了した。

さて、試合中比叡山ベンチは主審に対し終始文句を言っていた。判断が分かれる判定はあったが、誤審はなかったし、中立に徹したジャッジだったと思う。そもそも県一部リーグで完璧に近い主審など無理だ。主審はベンチを注意しなかったが、注意されて当然の態度だったと思う。それくらいマナーが悪かった。更に選手たちもフェアプレーとは言い難い行いを見せた。反則ではないが、到底感心できない。審判への異議はゲーム運びに有利に働くならするのもゲームズマンシップだが、フェアプレーに反する行為は容認しがたい。早崎先生のころなら比叡山は決してこんなプレーをするチームじゃなかった。残念だ。
 


滋賀県1部リーグ
八幡商業高校−守山高校
2月16日 14時 ビッグレイクB 人工芝 曇




八幡商          守山
−−−四四−−三三−−− −−−三二−−四十−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
四五−四九−−五一−五十 五五−二七−−七十−六三
三七−四三−−三四−五八 三三−三五−−四七−二八
−−−−−三九−−−−− −−−−−十七−−−−−

立ち上がりから守山が細身の32番にボールを集め流れをつかむ。33番のフィードやセットプレー、47番の高さなど守備陣も堅く、35番の的確な指示でラインを保つ。対する八幡商は万能型の44番を軸にカウンターを狙う。やはり43番を中心にセンターバックが堅く、やや高さはないもののラインの押上げで守山32番の高さを打ち消す。しかし21分、一瞬のスキを突かれ、守山32番が裏を取り、浮き球パスで抜け出し、GKと1対1、ループで頭上を抜いて0−1と先制。以降も守山ペースが続く。

後半は流れが一変し、八幡商が繋ぎながら分厚い攻めを見せる。後半半ばには立て続けに決定機を作り、44番のシュートが守山GK17番の右足一本で防がれるシーンも。しかし直後についに決めて1−1に追いつく。以降も八幡商の攻勢が続くが攻め切れず。全体的に質の高いチームだが、これといった武器がなかったのが惜しまれる。守山はクレバーなチームだったが、32番への依存度が高いか。




滋賀県1部リーグの10チーム中9チームを観て、個人能力では綾羽と草津東が双璧だと思った。現時点での連携では綾羽に分があるが、草津東も牛場先生二年目でこれから仕上げてくるだろう。リーグ戦に関しては序盤のうちに綾羽がいかに走るかだと思った。比叡山は守備がいいので勝ち点を落としにくいタイプだ。野洲は噛み合えば強い。この4チームが軸か。水口と守山北は粒ぞろいだし、運を味方に付ければ十分全国を狙えるが、パンチには欠ける印象。近江B、守山、八幡商についてはリーグ戦で残留を狙いつつ、と言っても近江Bについては自力だけでは残留できないのだが、守山と八幡商は全国へのチャンスをうかがうといったところか?滋賀県は1部リーグ勢等の先頭集団の差が縮まっている。トップはタレント流出でかつてほどの力はないが、10番手くらいの層は厚くなっている。あとは自信と自覚の問題か。勝った経験のない高校は自分を信じきれないものだから……。逆に勢いに乗ってポンと全国への壁を越えてそのまま強豪になる高校もあるが。



2019年02月12日(火) 雑文・2018年度ユースアウォーズ

ユースアウォーズ

選手については生観戦から

ベストイレブン
GK
青木心(JFAアカデミー福島)
DF
半田陸(山形)
江川慶城(京都)
小林友希(神戸)
菅原由勢(名古屋)
MF
原田虹輝(昌平)
福岡慎平(京都)
谷内田哲平(帝京長岡)
岩井柊弥(愛媛FC)
FW
�眦抵ヌ蕁並腟棔�
西川潤(桐光学園)

MVP
谷内田哲平

最優秀新人賞
相良竜之介(鳥栖)

ベストバウト
Jユースカップ2回戦
京都−水戸

当時プレミア西首位の京都相手に退場者を出した茨城県リーグの水戸が延長で勝ち越したドラマチックなゲームゆえ。


最優秀監督
仲村浩二(尚志)

生で観てないが、守備が堅くて繋ぐカウンターの出来るチームを作った。優勝する力はあったが惜しかった。



2019年02月10日(日) 滋賀県1部リーグ 守北−綾羽 野洲−比叡山

初訪問の綾羽高校グラウンドはなかなか駅から遠かった。最寄りの草津線手原駅から徒歩45分。舗装されていない狭い道すらあった。

滋賀県1部リーグ
守山北高校−綾羽高校
2月10日 10時 綾羽高校グラウンド 人工芝 小雪


守北           綾羽
−−−−−二八−−−−− −−−四十−−八四−−−
六七−六五−−二九−三番 −−−−−−−−−−−−
−−−−−九七−−−−− 六十−七九−−八七−六五
九六−六番−−七十−五二 六七−五十−−七六−八八
−−−−−七四−−−−− −−−−−六一−−−−−

直ぐに守北は屈強な1ボランチ97番が軸だと分かった。中盤のこぼれ球を確実に拾い、デュエルに競り勝ち確実に捌く。センターバックは少々荒いが、立ち上がりファウルでペースをつかもうという意図が見えてゲーム運びは良い。早々に注意された70番が軸で6番のカバーもよい。28番は長身でも屈強でもないが技巧派の1トップ。対する綾羽は胸にユニフォームスポンサーをつけている。万能型の40番がエースだが、ポスト役というにはコンタクトをまともに受けて潰されるし84番の役割がはっきりしていない。中盤は強力で79番の屈強な潰しと強くでパスが出せる87番のコンビが良い。60番はしつこくタテ突破を繰り返す左サイドハーフ。65番もなかなか速い。サイドバックのフォローなど待たずに仕掛ける。チーム力では綾羽が明確に上だが、特にサイドの差を感じる。
4分、綾羽、左フリーキック87番はファーでクリアされる。右コーナーキック、これも87番が担当、守北はゾーンで守る。12分、綾羽、右コーナーキック、67番がファーでヘッド、クリア。決定機。14分、守北、右コーナーキック、綾羽はマンマークで守る。18分、綾羽、65番が右からカットイン、鋭いシュートに中で40番が合わせ叩き込むもオフサイド。24分、綾羽スルーパス、左40番シュートは守北GKナイスセーブ。決定機。その左コーナーキック60番ヘッドも止める。27分、綾羽65番が79番に預けダッシュ、右シュートは右に外れる。決定機。30分、綾羽84番→78番。明確なポストプレーヤー。40番を活かすための起用だろう。以降前線の役割分担が明確になり、迫力が増す。いきなりスルーパスが78番に通り反転シュート、左コーナーキックに逃げる。34分、綾羽60番タテ突破から40番へ、シュートが右隅を襲うがキャッチ。37分には綾羽40番が突っ込むが守北6番ナイススライディングタックル。更に65番の右クロスを60番折り返し79番ボレー、右隅を守北GKスーパーセーブ。超決定機。前半勝負ならパーソン・オブ・ザ・マッチは明らかに守北GK74番だ。45分、右寄りミドル?が綾羽に当たり浮いたボールをペナ内後方から来たボールを28番が美しいダイレクトボレーで決めて守北先制!前半は1−0で終了。

前半シュート数3(2)対10(7)、CK数2対7、GK数8対4、オフサイド1対2、クロス数1対3、ファウル数6対3、フリーキック数0対1。綾羽はシュート10本内枠内7本を決められず。とは言えこのままなら勝つのは綾羽だし、先制した守北は別のプランが求められる。

ハーフタイムで守北3番→46番が右サイドバックに入り、52番が右ハーフに上がる。明らかに綾羽60番対策だろう。しかし中盤の底の97番の負担が大きいので、65番と29番に綾羽インサイドのケアをさせないと大変なことになるぞ、と思ってみていた。すると48分(後半3分)、綾羽、左から崩し右から入り込んだ65番が左足で丁寧に合わせ1−1。更に50分、綾羽65番が切れ込み右クロス、ニアに走り込んだ40番が合わせ1−2。あっという間に逆転した。56分、守北6番→15番。そのまま左センターバック。怪我ではない。57分、綾羽40番ポストから65番、1対1を左に外す。超決定機。40番へのマークが緩くなりポストをこなせるようになった。守北52番→17番がインサイドへ、65番が右ハーフへ。17番は変化をつけられる選手。64分、綾羽60番カットインシュートは左に外れる。決定機。67分、綾羽60番左突破クロス78番ヘッドは上に外れる。決定機。69分綾羽、78番ポスト65番右シュート、サイドネット。決定機。綾羽40番→80番。大活躍だった。新チームのエースでしょう。更に守北GK74番を綾羽78番追いかけ、かわそうとして奪われるが無人のゴールを外す。決定機。74分、綾羽79番→56番。83分、綾羽左クロスに80番突っ込むが合わず。更に78番、オフサイドゴール。89分、守北のバックパスに78番が反応、流し込む。1−3。しかしロスタイム、守北右クロスを押し込み2−3。結局2−3でタイムアップ。

後半シュート数3(3)対9(3)、CK数2対1、GK数9対1、オフサイド数1対2、クロス数0対7、ファウル数1対7。後半も引き続き完全に綾羽ペースだったが、枠内に飛ばなくなった。内容ほど点差は開かなかったが、守北は早めに修正しないと残留が危ない。綾羽はやはり強かった。




滋賀県1部リーグ
野洲高校−比叡山高校
2月10日 12時 綾羽高校グラウンド 人工芝 小雪



野洲           比叡山
十四−−−十六−−−十九 −−−−−−−九番−−−
−−−八番−−六番−−− −−−十番−−−−−−−
−−−−−二二−−−−− 二十−六番−−八番−七番
三番−四番−−五番−二番 二番−四番−−五番−三番
−−−−−十七−−−−− −−−−−一番−−−−−

野洲は4−3−3で両ウイングがタッチライン際に開き、サイドバックはインナーラップを狙う。サッカーの原理ではあるが、人間は右利きが多いのでパスは蹴りやすい左に流れやすい。右に出す意識付けをしないと左に偏る。野洲のボランチ22番は大型でレフティーだが、展開力がなくシンプルに繋ぐので右には展開しない。それどころかボールロストが多く、ますます思い切ったパスが出せない。ボールが集まる左ウイング14番は左サイドバック3番のフォローの前に仕掛けられるが、右ウイングの19番はボールが来なくてイライラしていて、ボールが来たときには遅くて、タメを作って右サイドバック2番のインナーラップを待つことが多く、仕掛けられない。6番と8番はリズミカルなパスワークを見せる。16番は偽9番だが圧倒的な突破力はないのでメッシのようには行かない。野洲は入ってくるタレントの質が落ちた。滋賀県全体の強化が進んだこともあるし、京都に人材流出が進んだこともある。JFAニュースによれば、滋賀県の人口に対する登録選手数の割合は全国3位とのことだから、タレントの出る可能性は高いが、それでも滋賀県全体の人口が少ないから。いずれにせよ、岩谷さんが外れたとはいえ、山本先生は一流の指導者だ。
一方比叡山は統一した意識でこの時期にしてある程度チームが完成している。野洲のパス回しに対し前線からフォアチェックに行き中盤で絡めとる。バックラインも押し上げる場合と引いて守る場合の判断がいい。9番は頑強な1トップで競り勝って起点になり、カウンターではしっかり走り、サイドにも流れる。10番はファンタジスタ。7番は快速サイドハーフ。6番は当たりに強く、中盤の守備の要。8番も粘り強く野洲の中盤についてくる。センターバックは突破をケアし、ロングフィードでカウンターを狙う。5番のキック精度はなかなか。そしてGK1番の大声での指示が効いている。

2分、野洲がGK17番に戻し、比叡山9番がプレスをかけて、17番よく見ずに手拍子で左に展開したところを完全に読んでいた7番がカット、無人のゴールに流し込む。0−1。はっきり言って凡ミスだ。野洲はコーナーキックのキッカーは右足。というか左足キッカーは見当たらず。22番はレフティーだが、キック精度が落ちるし長身だから中で競った方がいい。右コーナーキックは16番、左コーナーキックは6番と分けている。17分、野洲GK17番またも凡ミスで比叡山9番の足元へ、外す。超決定機。野洲は控えキーパーがアップ。野洲3番から14番仕掛けてシュートはセーブ。決定機。22分、野洲、GK17番→1番。早々に凡ミスを2回してしまってはやむを得ない。懲罰交代というより、このままではGKからチームが崩れてしまう。27分、野洲、右コーナーキック6番から22番高いヘッド、ブロックもこぼれシュート、上に外れる。30分、比叡山7番が仕掛けシュートは野洲5番がクリア。34分、比叡山、10番仕掛けて戻し9番へ出すが野洲4番が完全に読んでカット。更に右スルーパス10番が仕掛けて倒され、ペナ右でフリーキック。5番が蹴りこぼれに9番詰めるがカット。決定機。39分、比叡山、20番の左足クロスに10番トリッキーヒールは合わず。決定機。結局前半は0−1で終了。

前半シュート数6(3)対3(1)、CK数4対0、GK数4対3、オフサイド数0対4、クロス数4対0、ファウル数6対5、FK数0対3。内容は互角だったと思うが、比叡山が飛ばし気味にも見える。バックラインも含めた野洲のパス回しに対し前からの連動したプレッシングで食い止めていた。

後半開始。48分(後半3分)、20番の左クロス7番シュート、右に外れる。直後にも8番がパス、7番のクロスがオフサイド。超決定機手前。56分、比叡山右コーナーキック、、双方にいえるがマンマークの守備を外しヘッドは外れる。64分、野洲14番からカット、比叡山9番カウンターに走り右シュート、セーブ。左コーナーキック、5番ボレーはブロックで右コーナーキック。8番の右足キックに大外で4番ループヘッド、キャッチ。決定機。野洲は徐々に相手の前で回すばかりで支配しても崩せない。決定機もない。そして68分、比叡山自陣左寄りハーフウェイラインを少し越えた辺りからのフリーキック、5番の弾丸キックにたぶん7番がヘッドで逸らし決まる。0−2。73分、比叡山、カウンター9番右シュート、セーブ。右コーナーキック、9番合わせるも実らず。80分、野洲2番が外の19番に預けダッシュ、インナーラップして2番シュート。久しぶりのシュート。81分、野洲16番→11番。中盤に入り8番がセンターフォワードに。16番は徐々に無効化されていった。比叡山5番のロングフィード、20番左クロスに9番シュートはセーブ。決定機。90分、比叡山9番ファウルで警告。故意。正面18m野洲のフリーキック、枠外。ロスタイム、比叡山7番→11番。結局0−2で比叡山が勝利。

後半シュート数は3(1)対8(5)、CK数0対5、GK数5対4、オフサイド数0対3、クロス数2対2、ファウル数8対8、FK数0対2。

後半は完全に比叡山ペースだったといえるだろう。守備から入り、野洲のパスを封じた。現時点では比叡山のほうが上だった。カウンターチームだけに先制すると野洲は苦しかった。野洲は5レーン理論を意識しているのだろうが、両ウイングが開きすぎだと思った。ポジショニングに変化をつけないと、距離感が開いたままで、ゲームを作れる6番と8番が活きない。センターバックも運べるのだから、左右バランスよく、中外バランスよくなれば強くなると思う。



2019年02月09日(土) 和歌山県高校新人戦準決勝 近大和歌山−和北 初橋−南陵

和歌山県高校新人戦準決勝
近畿大学附属和歌山高校−和歌山北高校
2月9日 11時30分 和歌山北高校西校舎 人工芝 曇


近大和歌山        和北
−−−十五−−九番−−− −−−二五−−九番−−−
−−−−−−−−−−−− 十番−−−−−−−−八番
十四−六番−−二十−十六 −−−六番−−十八−−−
三番−五番−−四番−二番 二番−四番−−三番−十九
−−−−−十二−−−−− −−−−−一番−−−−−

近大和歌山は5番にロングフィードがあり、20番はタテに鋭いパスがあり、9番は良く収まるタイプ。15番は流れて受けて運べる。和北は2番に正確な左足クロスがあり、10番はドリブルチームの和北にあってチーム1のドリブラー。8番は正確な右クロス3番は前に強く、よく近大和歌山9番に対抗、4番は前だけでなくカバーもいい。9番には良く収まる。25番は快速。
立ち上がりから和北ペース。いきなり10番左クロス9番外す。超決定機。10分、和北、誰かに警告。11分、和北25番、スローインを受け左パス、9番上に外す。決定機。13分近大和歌山14番から15番ポスト、14番左クロスに16番シュート弱い。決定機。直後には和北8番の左足シュートが正面。15分、和北、右70度25mFK、キッカーは2番(左足)と8番(右足)で2番が入れファーで折り返しを10番ボレーもブロック。右コーナーキックは8番右足。21分、和北、正面30mFK、やはり二人立ち8番シュートは跳ね返す。更にペナ左フリーキック。8番のキックに大外9番ヘッドはセーブ。決定機。近大和歌山いつの間にか9番アウト11番イン。11番タメて14番左クロスはブロック。30分、近大和歌山左クロスに16番落とし6番シュート、上に外れる。前半は0−0で終了。

前半シュート数3(1)対7(2)、CK数�蟻丕院■韮某遙限丕院▲�フサイド数0対0、クロス数2対3(1)、ファウル数5対3、FK数0対3。明らかに和北ペースだったがスコアレスで耐えたことで近大和歌山に勝機が出てきた。近大和歌山は中途半端に押し上げ中途半端に繋ぎ、一言でいえばチームとして意思が統一されていなかった。この時期仕方のないことではあるが。それでも和北のドリブルを10番以外は良く押さえた感がある。25番のスピードを全く活かさせなかった。

後半開始。37分(後半2分)近大和歌山15番→10番。ボールをもてる選手。そして近大和歌山はインサイドが6番が守備的、20番が攻撃的と役割を分けてきた。いきなり6番がボールを回収し始める。20番のスルーパスも威力を発揮し始める。42分和北3番から奪い近大和歌山10番から11番ギリギリカット。43分、和北25番快足を飛ばし右裏へのパスに追いつくがカット。2番の左クロスに6番左に外す。決定機。43分。和北、右から崩し左ゴールライン際10番が左足で上げ8番ヘッドはバーも9番流し込む0−1。和北10番は左タッチライン際に張り付き受けてドリブルばかりで2番の左クロスを活かせず、機能はあまりしていなかったが、個人能力は流石だ。下がって受け始めた。52分、和北8番左足で右クロス25番逸らすも左に外れる。近大和歌山も2番の右クロスに11番大外でヘッドも上に外れる。近大和歌山は10番が引いて起点になり、両サイドや20番の上がりを促す。そして和北25番は快速を活かし裏を狙うが、近大和歌山は5番を中心にラインを上げてオフサイドを次々に取る。つまり中途半端なサッカーではなくなった。和北、右70度30mFK、いつもの二人、8番のキックに3番ヘッド、左に外れる。61分、センターバック4番のクロス8番外す。近大和歌山の左コーナーキック、10番の右足は実らず。和北9番足攣る。70分ゲームで?64分、近大和歌山4番に警告。カウンターを故意に止めた。和北10番中で受けて9番に預け左裏スペースに25番が快足を飛ばし左クロスを8番ヘッド、決まって0−2。69分、和北25番→12番。以降10番→14番、6番→7番、3番→?と入れてタイムアップ。0−2で和北が勝利した。

近大和歌山にも勝機はあったが和北のほうが上だった。ドリブルチームらしさはイマイチでどこでもドリブルというわけではなく、パスもショートパスばかりだったが崩せた。10番は素晴らしかったが中で受けて2番を活かさなければいずれ行き詰ると思う。まあ現時点で大人のサッカーをする必要もないが。8番も素晴らしい。

後半シュート数2対6(2)、CK数1対0、GK数4対3、オフサイド数0対4、クロス数0対3、ファウル数2対4、フリーキック数0対1。





和歌山県高校サッカーは昔の和歌山唯一のサッカーの街・新宮勢の天下が終わった後、近大和歌山・和北・初橋の3強時代が長らく続いている。つまり3強に和歌山や大阪南部のタレントが集中している状態が続いているわけだが、残念ながら3強でも全国ではなかなか勝ち上がれないのが実情である。和歌山国体少年男子でベスト4に入ったのは快挙だが、その前は吉原宏太の代の初橋が全国高校選手権ベスト4に入るまで遡る。県内の他校は新興勢力の近大新宮が県ベスト4の壁をPK負けなどで突破でできず、海南や和工、田辺、橋本、古豪の新宮などはベスト8止まりで3強を脅かせず、層が薄い上に県内トップのレベルも高くないという状況が続いている。残念ながら関西では3強も県1部リーグクラスも一番レベルが落ちるだろう。そんな中新興勢力が現れた。和歌山南陵である。前身の高校に途中まで所属してガンバ大阪ユースに移籍してプロになり、成功はしなかったが、サテライト得点王にも輝いた羽畑公貴さんが監督を務める。この第2試合、1にも2にも和歌山南陵が目当てだった。どういうチームなんだろう、と。日高川町の高校。

和歌山県高校新人戦準決勝
初芝橋本高校−和歌山南陵高校
2月9日 13時30分 和歌山北高校西校舎 人工芝 曇

初橋           南陵
−−−二十−−九番−−− −−−−−九番−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−八番−−−−−
十九−八番−−六番−五番 十七−二十−−十番−十一
七番−三番−−十二−二番 十二−二番−−六番−七番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

南陵は一目で屈強なセンターフォワード9番が軸だと分かった。現役時代の羽畑さんに似ている。11番も身体が強くパワードリブルで運ぶ。10番はテクニシャンで積極的に飛び出す。7番は攻守に走り回るリーダー。しかし初橋は19番に預けカットインを多用。8番もドリブラーで南陵の右サイドを守備に追わせる。そして中に入ってポンと右に振り、名クロッサー2番がアーリークロスを狙ったり組み立てなおしたりとピッチを幅広く使い、9番のポストも確実である。GK1番の後方から味方を自在に操る。センターバック陣が南陵9番に苦戦しているが、そもそも南陵9番は孤立しているし、戦力的に初橋が上回る。そして5番が担当するセットプレーでも、流れの中でも手の内を隠しながら戦っている。無論手を抜いているという意味ではなく、激しいデュエルを見せ、初橋の選手も何度も痛むなど全力を尽くしているが、手段を選んでいる感じだ。
開始早々、南陵が攻め込み、競り合いのこぼれが無人のゴールに入りかけるが初橋クリア。6分、南陵の左コーナーキック。11番が右足で担当。逸機。9分、初橋、右コーナーキックに20番ヘッドは上に外れる。20番は高さが足りず、運べるタイプでもないので、9番と役割分担が出来ればいいのだが、新チームだけに噛み合っていない。15分、初橋、左コーナーキック、2番の右足は合わず。ここまで初橋はセットプレーを真っ向から上げている。24分、初橋ビルドアップミス、南陵9番カットから右シュート、左に外れる。決定機。27分、初橋20番→11番。機能していなかったのでやむを得ないだろう。この時期の新人戦はテスト起用が多い。29分、南陵、左フリーキック10番担当も逸機。31分、初橋2番が深くで受けて右クロスに左から走り込んだ19番がワントラップで叩き込み、初橋先制。1−0。前半終了。

前半シュート数3(2)対1(0)、CK数4対1、GK数1対4、オフサイド数0対2、クロス数2対2、ファウル数4対3、FK数0対1。
初橋ペースだが南陵にも勝機がないわけではない。とにかく初橋のサイドからサイドへ横断するパスを何とかしなければピッチを広く使われて振り回される一方だ。

後半開始、38分(後半3分)、南陵、右クロスにペナ内中寄りでフリー17番胸トラップしたところを初橋GK1番キャッチ。超決定機というべきだろう。ボレーで撃つなりトラップに工夫するなりアイディアがなかった。初橋は入りが悪く集中を欠いた。40分、初橋2番の右クロスを11番逸らし9番ヘッド、右に外れる。超決定機。46分、初橋9番ポストで落として11番入れて9番シュートはブロック。惜しい。更に5番右シュート、ブロック。超決定機。初橋5番→10番。目立っていなかった。9番は一時的に右ハーフに。マサヤ?しかしすぐに11番が右ハーフに。19番→24番。19番はドリブルで見せた。しかしタテ突破がなかったのを見ると左足は使えないのかな?56分、初橋11番、左足でスルーパス、9番がGKと1対1もクロスを選択、カットされる。超決定機。70分、攻守に効いていた6番から8番へ、カットも直後に南陵がファウル。左45度25mFK。初橋2番のキックはファーでクリア。初橋9番→23番。ロスタイムの南陵のカウンターも実らず、初橋が1−0で勝利した。

シュート数の少ないゲーム。南陵は思ったほど守備的ではなかったが、攻撃が薄かった。9番はタレントだが、8番が追い越したり、10番がゲームを作ったりと変化がなく、常に9番が最前線では守りやすい。守備は良かった。前にも書いたように初橋は手の内を隠していたと思う。1−0以上の差があった。3強の地位を脅かせるかは何とも言えない。近大新宮など3強の壁に挑戦する高校もまだ崩せていない。和歌山の高校サッカーはまあ中学からの育成とか課題はあるのだろうが、3強の強化だけでなく、それを追いかける高校の層を厚くすることだと思うので、南陵には頑張ってほしい。



2019年02月04日(月) 雑文・2018年の観戦記録

1月2日 高校選手権2回戦 西が丘
�� 日章学園−佐賀東
�� 大阪桐蔭−羽黒
1月4日 高校女子選手権準決勝 神戸ユニバー
�� 作陽−福井工業大福井 
�� 大商−藤枝順心

1月6日 全日本女子ユース(U−18)準決勝 堺S1
�� C大阪−浦和 
�� 千葉−メニーナ

1月7日 全日本ユース(U−15)フットサル、全日本女子ユース(U−15)フットサル
�� 4試合分各同時観戦
��
��
��

1月21日 大阪府1部リーグ 金光大阪グラウンド
�� G大阪B−興國 
�� 金光B−関大一

1月28日 兵庫県高校新人戦準々決勝 
�� 神国大附−赤穂 
�� 滝二−明石南

2月4日 大阪府1部リーグ第3節 
�� 大阪桐蔭B−G大阪B 
�� 大阪学院−金光B

2月11日 奈良県1部リーグ
�� 一条−橿原 
�� 香芝−生駒 
�� ディアブロッサ高田−郡山

2月17日 滋賀県1部リーグ 
�� 草津東−伊吹 
21 北大津−水口

2月18日 京都高校新人戦準決勝 
㉒ 京都橘−京都共栄

2月24日 京都高校新人戦 
㉓ 女子決勝 京都精華−向陽 
㉔ 男子決勝 京都橘−東山

2月25日 J2開幕戦 
㉕ 京都−町田

3月3日 全日本フットサル選手権 グループリーグ第2節 
㉖ 高知−高槻
㉗ 府中−名古屋サテライト
㉘ 神戸−旭川

3月4日 大阪府1部リーグ
㉙ 桃山学院−関大一
㉚ 金光大阪B−大産大附

3月10日 J3開幕戦
㉛C大阪U−23−秋田

3月11日 サンライズリーグ第2節
㉜ C大阪西−C大阪 RIP ACE−奈良YMCA
㉝ 京都−MIO 伊丹FC−V神戸
㉞ G大阪門真−G大阪 高田−千里丘

3月17日 滋賀県1部リーグ 
㉟ 比叡山−伊吹 
㊱ 守山−草津東 
㊲ 近江−綾羽

3月18日 京都学生選手権準々決勝
㊳ 京大−龍谷大

3月21日 奈良県一部リーグ 
㊴奈良育英−大和広陵

3月25日 JFL 
㊵奈良−八戸

4月1日 京都府1部リーグ第1節 
㊶洛北−廣学館 
㊷両洋−共栄 
㊸久御山−東山B 
㊹京都橘B−京都学園

4月3日 ACLグループリーグ
㊺C大阪−済州

4月7日 プレミアリーグ開幕節 
㊻C大阪−福岡 
㊼神戸−広島

4月8日 プレミアリーグ開幕節 
㊽G大阪−名古屋 
㊾阪南大高−米子北
㊿京都−東福岡

4月14日(土)関西学生リーグ第2節 
51大体大−甲南大 
52びわこ大−同大

4月15日(日)プリンスリーグ関西第2節 
533試合同時観戦
542試合同時観戦

4月18日(水)関西学生リーグ第3節 
55大体大−立命大 
56びわこ大−京産大

4月21日(土)チャレンジリーグ 
57高槻−C大阪ガールズ

4月28日(土)プリンスリーグ関西 
58神戸弘陵−履正社 
59金光−東山

4月29日(土) 高校総体大阪大会4回戦 
60三島−大産大附 槻の木−汎愛 2試合同時観戦
61阿武野−大商 
62明星−高槻北

4月30日(日)クラセン関西予選 
63神戸FC−高田 
64姫路−ラランジャ 
センアーノ神戸−レボナ(前半30分で帰路についたためカウントせず)

5月2日(火)関西学生リーグ第5節 
65桃山大−甲南大 
66阪南大−同大

5月3日(水・祝)全日本U−15大会 
67札幌−刈谷 青森山田中−清水 徳島−新潟 C大阪和歌山−グランセナ新潟
68大宮−G大阪 広島−鳥栖

5月12日 サンライズリーグ
69京都−伊丹FC
70D高田−G大阪
71千里丘−C大阪


5月13日(土)高校総体大阪大会女子準決勝 
72大阪学芸−大阪桐蔭 
73追手門−大商学園


5月19日(土)関西リーグ
74おこしやす京都−バンディオンセ加古川

5月20日(日)クラセン関西予選J組 
75C大阪−神戸 
76G大阪−京都

5月26日(土)高校総体京都大会準決勝 
77東山−京都共栄 
78菟道−京都橘

5月27日(日)クラセン関西予選準決勝 
79枚方−姫路 
80C神戸−FC大阪 

高校総体大阪男子決勝リーグ 
81履正社−阪南大高 女子決勝 大阪学芸−大商(ともに後半からなので合わせて1試合で)

5月31日(木)高校総体滋賀大会準決勝 
82草津東−野洲 
83綾羽−近江

6月2日(土)
84高校総体大阪大会決勝リーグ 関大北陽−阪南大高 履正社−金光大阪

6月3日(日)高校総体奈良大会男女決勝 
85奈良育英−高取国際 
86一条−奈良育英

6月6日 天皇杯2回戦
87京都−金沢

6月9日(土)関西学生リーグ 
88関学大−大院大 
89関大−立命大

6月10日(日)高校総体兵庫大会3決 
90市西−滝二 
91決勝 神戸弘陵−市尼

6月16日(土)
近畿大会男女1回戦 
92和北−高取国際 
93履正社−初橋 八商−京都精華(同時観戦のため1試合分として)

6月17日(日)近畿大会女子準決勝 
94日ノ本−京都精華

6月24日(日)プリンスリーグ関西 
95大阪桐蔭−金光大阪 
96京都橘−東海大仰星

7月1日(日)プリンスリーグ関西 
97大阪桐蔭−近大附

7月14日(土)プリンスリーグ中国 
98作陽−岡山学芸館 
99玉野光南−岡山

7月22日(日)全クラ グループリーグ初日 
100三菱養和−徳島 
101C大阪−山口

7月23日(月)全クラ グループリーグ第2日
102浦和−山形 
103鳥栖−新潟

7月26日(木)全日本女子U−15選手権準決勝
104日テレ−ノジマ
105浦和−JFAアカデミー福島

8月6日 近畿中学総体準々決勝
106香芝北中−紀之川中

8月11日 全国高校総体男子準々決勝
107昌平−大津
108東山−三浦学苑

8月12日 全国高校総体準決勝
109桐光学園−昌平

8月13日 全国高校総体決勝
110桐光学園−山梨学院

8月18日 バーモントカップ グループリーグ最終節 二面のピッチで主に観た方
111青森FC−エリア伊都
112ガット2008−ASコーフフットサルクラブ
113レ・ブルー−一身田FC
114カベッサ熊本−山形FC
115大阪市ジュネッス−介良サッカースポーツ少年団
116比屋根フットボールクラブ−アヴァンサール

8月25日 プリンスリーグ東海
117 岐阜ユース−JFAアカデミー福島
J2
118 京都−甲府


8月26日 関西リーグ
119 関大FC2008−アルテリーヴォ和歌山
120 阪南大クラブ−FC TIAMO枚方

9月1日
121 大手前高松−明徳義塾
122 香川西−徳島ユース

9月5日 総理大臣杯準々決勝
123 明治学院大−明治大
124 鹿屋体育大−大院大

9月8日 Fリーグ共同開催
125 フウガドールすみだ−バサジィ大分
126 アグレミーナ浜松−エスポラーダ北海道
127 名古屋オーシャンズ−Fリーグ選抜
128 シュライカー大阪−ヴォスクオーレ仙台

9月15日
プリンスリーグ関西
129 金光大阪−神戸弘陵
J1
130 神戸−G大阪

9月16日 関西クラブユースリーグ 決勝・3決
131 姫路−枚方
132 FC大阪−センアーノ神戸

9月17日 関西学生リーグ
133 京産大−阪南大 
134 桃山大−大院大

9月22日 
高校女子選手権大阪大会決勝リーグ初日
135 大阪学芸−追手門
プリンスリーグ関西
136 滝二−近大和歌山

9月23日
137 C大阪−名古屋

9月24日 高校女子選手権京都大会準決勝
138 京都精華−合同チーム
139 京都橘−向陽

10月6日 プリンスリーグ北信越
140 星稜−帝京長岡

10月7日 
プリンスリーグ中国
141 岡山学芸館−鳥取ユース
Jユースカッププレーオフ
142 姫路−RAFA

10月13日 Jユースカップ1回戦
143 京都−町田

10月14日
144 関学大−近大

10月20日 Jユースカップ2回戦
145 京都−水戸

10月21日 高校選手権奈良大会2回戦
146 一条−郡山 
147 登美ヶ丘−香芝 
148 生駒−平城

10月25日 高校選手権滋賀大会2回戦
149 草津東−膳所 
150 彦根翔西館−八商

10月27日 高校選手権兵庫大会6回戦
151 県西−御影 
152 三田学園−報徳学園

10月28日 高校選手権京都大会4回戦
153 洛西−久御山
154 同志社−京都廣学館

11月3日 高校選手権大阪大会準々決勝 
155 金光−仰星 
156 阪南大高−大阪桐蔭

11月4日 高校選手権大阪大会準々決勝 
157 関大北陽−大阪学院 
158 履正社−近大附

11月9日 地域チャンピオンズリーグ 1次リーグ 
159 浅間−加古川 
160 鈴鹿−MIYAZAKI

11月10日 高校女子選手権関西大会準々決勝 
161 京都精華−大阪桐蔭 
162 神戸弘陵−八幡商

11月11日 高校選手権奈良大会準決勝 
163 一条−五條

11月18日 高校選手権和歌山大会決勝 
164 初橋−和北

11月23日 地域チャンピオンズリーグ 決勝リーグ 
165 刈谷−鈴鹿 
166 松江−宮崎

11月24日 プリンスリーグ関東 
167 三菱養和−大宮

11月25日 関東大学リーグ最終節閉幕戦 
168 早大−法大

12月16日 プレミアプレーオフ 決定戦 
169 仰星−大宮 
170 愛媛−新潟明訓

12月22日 全日本大学新人戦決勝 
171 阪南大−桐蔭横浜大 
インカレ決勝 
172 駒大−法大

12月23日 全日本U−15選手権2回戦
173 青森山田中−セレッソ大阪U−15

12月25日 女子インカレ2回戦
174 第一試合 4試合同時観戦
175 第二試合 4試合同時観戦

12月31日 高校選手権1回戦 
176 秋商−四中工 
177 富一−西京


一般スポーツ

1 クリスマスボウル(アメフト)
2 高校ラグビー
1 高校かるた
5? 鳥人間コンテスト
10? 金魚すくい全国大会


サッカーの観戦数は全盛期は年間200試合を超えていたが、もう超えることはなさそう。気力体力と相談して観戦の質を上げていく方向で。



2019年02月02日(土) 大阪府2部リーグ C大阪B−常翔学園

大阪府2部リーグ
セレッソ大阪B−常翔学園高校
2月2日 9時30分 セレッソ大阪舞洲人工芝 晴 


セレッソ大阪B      常翔学園
−−−十三−−二十−−− −−−七番−−十八−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
四一−六番−−十七−十番 十九−十四−−八番−十一
五番−三番−−四番−四五 三番−五番−−六番−四番
−−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−

立ち上がりから常翔学園が回し、攻撃力の高さを見せる。7番がエースでドリブラーかつ正確なキックがある。18番が強力なセンターフォワードだったらもう少し活きるのだろうが、C大阪Bのセンターバック陣が高くて潰される。両サイドもはやい。ただし守備は甘い。ほとんど当たれないし攻から守への切り替えも遅い。攻撃大好きなチームにありがちなタイプ。強さは確かで、大阪府代表として全国も狙える力はありそうだが。一方C大阪Bはまるで回せない。G大阪Bと比べて技術的に劣勢で守備から入る印象。しかし20分過ぎからペースをつかみ17番が下がってゲームを作り、上がればタメを作って中心になり、13番20番は運べるポストプレーヤーで20番は左足キックもいい。10番はドリブラー。サイドバックも上がりはじめ、インサイドがキープできることで余裕ができる。そして38分、右サイドで受けた45番が仕掛けペナ内で倒されPK。自ら蹴る。しかし自信なさげに左に弱く蹴るとキャッチされ、失敗。前半0−0。

後半開始。激しく攻めあう。総合力というか、攻撃力はともに高く、守備力は個人能力頼みのC大阪Bと意識の低い常翔学園とでともに攻撃型のチームになっている。そして52分(後半7分)、C大阪B、中央でのフリーキックを41番クイックリスタートで右に出し、折り返しを6番難なく蹴り込み1−0。しかし常翔学園もすぐに敵陣で奪って11番が右パス、18番スルーして7番が蹴り込み1−1。59分には常翔学園がPK獲得。18番が左隅に決めて1−2。63分、C大阪Bスルーパスに20番抜け出しGKと1対1も左足は止められる。71分、C大阪B41番スルーパスを中でポスト、右に叩き45番が左足で決めて2−2に。攻め合いになって80分時点で帰路につく。前日のアジアカップ決勝もあって体力的に余裕がないから。その後常翔学園に点が入ったようで最終スコア2−3で常翔学園が勝利した。


セレッソ大阪B
得点者 土浦 前田

メンバー
GK 上林
DF 岩崎(→野村) 小澤 林田 前田
MF 近藤 佐々木 土浦(→岡澤) 奥村(→中埜)
FW 西村 三渡洲

(サブ)
湯田 野村 中埜 岡澤


 < 過去  INDEX  未来 >


T.K. [MAIL]