 |
 |
■■■
■■
■ 痛みの記憶
今日は約1ヶ月半ぶりの病院。 朝から手首がみょ〜に痛くて、箸を持つのもひと苦労。 握力測定でいい結果が出ない予感まんてん。
診察室へ入ると、前回の血液検査の結果を知らされた。 なんと、リウマチに関するすべての反応が正常値を示していた。 CRP、血沈、MMP-3、全部。こんなの初めて。
しかも2週間前から、ついにステロイドをやめた。 今は1日1回、痛み止めと胃薬を飲んでいるだけ。
本当に本当に治るんだ、と思う。 奇跡でも起こせる気分にもなるし、当たり前のような気もしてくる。
発病の原因となったことに大変革が起きたところだった。 針に通い始めたことだけが、完治に向かう理由ではないと、容易に推測出来る。
じゃあ、今も感じる痛みはなんだろう。 握力はこないだの半分しかなかった。
それは、記憶じゃないか。と思った。 痛みの記憶。一生治らないと絶望した心。 あの時の深い傷の記憶。
それならば、この記憶の心と折り合いをつけていければ。 ちゃんと痛みを昇華してあげられたら。
仕上げはやっぱりそこかな。 体のケアはぬかりなく、心の仕上げをゆっくりと。
2006年09月30日(土)
|
|
 |