2024年11月29日(金) |
岸和田市長の性加害について |
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岸和田市長の永野耕平が女性への性加害について訴えられている。市長という優越的な立場を利用して強引に性関係を結ばせただけでなく、その上「合意の上だった」と永野耕平は開き直っているわけだが、その事件に関して女性の性被害について告発する記事をこれまでも書かれてきた小川たまかさんがこのような記事を書いている。以下、その全文を引用したい。
大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)から「強引な誘いを受け、性行為を強要された」として、大阪府内に住む女性が損害賠償を求めた民事訴訟が11月14日に和解となったことを受け、28日に女性の代理人弁護士が大阪市内で記者会見を開いた。和解内容には市長から女性へ500万円の支払いと謝罪が含まれる。
5月に大阪地裁で行われた本人尋問では、女性と永野市長の双方が遮蔽措置の中から証言した。女性が「人ではなくモノでもなく奴隷のような扱いを受けていると思いました」「一人の人生をめちゃくちゃにしてきたことを謝罪していただきたいです」などと語った一方で、永野市長は同意があったと主張していた。
裁判所の和解条項には異例とも言える前文がつき、優越的な立場に立つ公人であり既婚者でもあった市長が原告女性と性的関係を持つことは「よくよく自制すべきであったとの非難を免れることはできない」と指摘されている。
代理人弁護士によれば、訴訟記録は閲覧制限の対象となっているが、和解にあたって口外禁止条項はついていないという。
「ただ手を握るだけ」
「なんでしてくれへんの」
※(注意)以下に性被害の具体的内容が含まれます。
※記者会見は女性の特定につながる情報は伏せて行われました。本記事でも被害につながる経緯の一部などを伏せています。
本人尋問などで女性側から明らかにされた内容は次のとおり。
永野市長と女性は2019年に知り合い、女性の訴えによれば同年6月から2021年1月まで継続的に被害に遭った。市長と女性の間には社会的な上下関係があり、女性が断りづらい状況があった。また、拒む女性に対して市長からの行為は巧みに行われた。
たとえば、車の中で市長から手を握るように言われ、断ると「ただ手を握るだけ」「なんでしてくれへんの」などと繰り返し迫り、女性が仕方なく握ると「慣れた?」「慣れてない?」と返答を求め、どう答えても手を握り続けたという。女性は、市長が精神保健福祉士の資格などを持っていることから心理的に抵抗を封じる術に長けているのではないかと感じた。
その後、市長の行為はエスカレートし「(女性も関わる内容について)ホテルで話したい」と要求があった。人目がある場所では話せないなどと言われ断ることができない状況に置かれ、ホテル内で性行為の強要があった。
「こんなこと嫁にはできない。ありがとう」
→市長「絶対にしていない。心外」
その後も行為は継続し、中には第三者からの加害行為もあったという。
(本人尋問の一部抜粋)
代理人弁護士:第三者からの加害行為について教えてください。
女性:シャワーのあと、ベッドに横にならされて布団をかぶされた。耳にかける薄いもので目隠しされた。誰かが部屋に入ってくるのがわかったので「いやや」と言った。
代理人弁護士:その人と性行為をさせられた後、被告から何か言われましたか?
女性:「もう一人来るから待ってて」と言われた。手に何か乗せられた。
代理人弁護士:あなたは何か言わされましたか?
女性:「またしてください」と言わされた。手に乗せたものは被告がゴミ箱に捨てたと思う。
代理人弁護士:この日は被告からも加害がありましたか?
女性:あった。帰りに「こんなこと嫁にはできない。ありがとう」と言われた。
内容を要約すると、この日女性は目隠し状態で市長以外の2人から同意のない性行為を行われ、その後、市長からも性行為を強要された。手に乗せられたものを視認してはいないものの、使用済みの避妊具だったのではないかと推測している。
女性には当時婚約者がいた。しかしこの被害の後で決定的に「汚れてしまった」「人格が破壊されてしまった」と感じ、婚約者には理由を言わずに距離を置いたという。
永野市長は本人尋問で市長本人の行為について、同意があり、女性とは2019年6月から2021年1月まで交際している認識だったと主張。また、第三者の行為については「絶対にない。心外です」と全面的に否認した。
11月28日に記者会見を行った女性側の代理人弁護士ら(筆者撮影)
「交際」については、裁判長から市長に以下のような質問があった。
(本人尋問の一部抜粋)
裁判長:(実際に交際関係だったのであれば)お互いの誕生日を教え合っていた?
永野市長:彼女は知っていたと思う。
裁判長:あなたは彼女の誕生日は知っていた?
永野市長:必ずおめでとうと言っていた。
裁判長:プレゼントのやり取りは?
永野市長:サプライズでケーキを送り、彼女も喜んでいた。写真も残っている。
裁判長:彼女からプレゼントをもらったことは?
永野市長:ないです。
女性側の主張では、コロナ禍の緊急事態宣言下では行為がなかったものの、宣言が解除されると再開。女性は一時記憶の一部をなくすなど解離状態となり、その後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。
2022年7月に大阪府警に被害届を出し、捜査が行われたものの、同12月に大阪地検が不起訴に。女性の代理人を務める雪田樹理弁護士は「当時は(2023年にあった)刑法改正の前で、暴行・脅迫要件があった。抵抗できないコントロール下にあった被害を立件するのは難しく、不起訴となった」と話した。
女性コメント
「改正後の刑法が、もっと早く施行されていれば」
女性は記者会見に出席しなかったが、代理人を通じてメッセージを発表した。以下が全文となる。
(原告からのメッセージ)
本日は、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
会見に同席し、直接お話しするべきですが、事件のことを話すのはとても辛く、言葉に詰まり、うまく伝えることができないと思われましたため、書面にて失礼いたします。
11月14日に和解が成立しましたが、私は、本心では、和解などしたくはありませんでした。ですが、私は、警察に被害届を提出してから、とても長い期間、戦ってまいりました。この裁判でも、判決をいただく選択肢もありましたが、私は、もう、心身ともにぼろぼろです。この春に、裁判所から、和解勧試を受け、半年近く協議をしてまいりましたので、ここから、再度戦っていく気力を奮い起こすことができない状態です。
もうこれ以上、被告と関わりたくありませんし、裁判を早く終わらせたい思いが強く湧くようになり、諦めたというのが実情です。裁判上の和解をしたからといって、被告を許した訳ではありません。今でも本当に悔しいです。
警察へ被害届を提出した当時は、強制性交等罪から不同意性交等罪への刑法改正は、まだ施行されていませんでした。
もしも、改正後の刑法が、もっと早く施行されていれば、被告は不起訴にはならなかったのではないかと考えることもあり、無念でなりません。
被告は、最初から最後まで、同意があったと主張していました。
被告は公人である市長であり、私はただの一般人ですので、私から見れば、明らかに立場の差があります。
泣きながら拒絶する私を、立場(地位)や権力を乱用し、恐怖でおさえつけ、人格否定などの言葉の暴力で精神的に支配し、逃げられないようにすることが同意なのでしょうか。
私は、被害に遭い始めてから、普通の精神状態ではいられなくなり、心が壊れ、嫌だ・怖い・逃げたい・気持ち悪いといった感情がなくなってしまったかのようで、拒絶する気力すらなくなってしまいましたが、これが同意なのでしょうか。
私は、せいいっぱい拒絶しようとする度に、被告から罵詈雑言を浴びせられ、「自分は、被告の言うことを全て聞かないと、生きる価値など無い人間なんだ。」と思うようになってしまいました。
今思い返せば、本当に異常な状況ですが、誰にも相談できず、助けを求めることもできなかった私は、被害を1人で抱え込み、被告の思うままに支配されていたのだと思います。何でも言うことを聞き、言いなりになっていきました。
被告は、LINEでメッセージを送信する際、私が既読にすると、すぐに送信取消をするなど、証拠を残さない卑怯な方法で、私を脅してきました。
私は、せいいっぱい拒絶してきました。それは、被告自身が一番よく分かっているはずです。被告は、人の気持ちが本当に分からないのか、分かっていてあえて無視しているのか、拒絶されることに興奮を覚えるのか、私には、どれが正解か、あるいはそのどれでもないのか分かりませんが、被告の言動は、何も理解できませんし、普通の考え方ではないと思います。
私は、被告から、異常な執着をされていると感じていました。それから逃れるためには、自ら命を絶つしかないという極端な選択を考えるまでに追い詰められました。
私には、このような加害行為に及んだ人物が、責任ある立場に相応しいとは思えません。ですが、私が辞職すべきだと言ったところで、被告は、自分の非を認めないでしょうし、真に反省し、その反省をもとに行動してきたのであれば、裁判を通じて同意があったと主張することはないと思います。
被告の進退に関しては、これから、政党や、有権者である岸和田市民の皆様が判断なさると思います。
被告にも娘さんがいらっしゃいますが、大事に大切に育てた子どもが、このような目に遭ったらどう感じますか。私と同じような被害に遭わないと、私の両親の気持ちは分かりませんか。
被告によるあまりにも身勝手で愚かな行動によって傷つけられた人は、私1人だけではありません。
私が、自分の言葉で、皆様にお伝えしようと決意したのは、次の被害者を出さないためです。
私が知っているだけでも、被告からの被害に遭いかけた方が、他にもおられます。
上記で述べましたとおり、私には、被告が反省しているとは思えませんので、このまま終わらせてしまえば、今後も、同様の被害者が出る危険性があるのではないかと思っています。私は、何としても、それだけは防ぎたいのです。
私には、被告は、自分の目的を達するためには手段を選ばないように見えました。今回の和解でも、逆恨みされたらどうしよう、今後、何かされるのではないかという恐怖に、ずっとつきまとわれています。
私の願いは、被告に、今後、二度と私に関わらないでほしい。私の新たな人生の邪魔をしないでほしい。被害に遭う前の元気だった頃のような普通の生活を取り戻したい。
ただそれだけです。
裁判所「男女として純粋に対等な関係にあったとはいえず」
和解条項には前文がつき、被告である永野市長に対して「非難を免れることはできない」とする内容だった。雪田弁護士によれば、このような前文がつくことは珍しいという。
以下は前文の一部。※改行は筆者による。
被告の年齢・地位や日頃の言動から窺われる影響力、原告の(略)を考慮すると、原告と被告は男女として純粋に対等な関係にあったとはいえず、(略)両者の間には社会的な上下関係が自ずと形成されていたと認めるのが相当である。
このような原告と被告の関係性に加え、被告は公人であるとともに配偶者を有する身であることも考慮すると、被告において原告と性的関係を持つことはよくよく自制すべきであったとの非難を免れることはできない。そして、原告は、被告との性的関係が続く中で精神的な失調を来し、最終的には訴訟の提起にまで至ったものである。
永野市長は11月28日朝の朝日新聞による報道を受け、Xで「11月28日の朝日新聞の私について記事では、性的な加害案件があったかのようなタイトルがつけられていますが、事実ではありません」などと投稿している。
長期間の性加害を受けただけでなく、その上それが「合意だった」と加害者から言われることでさらに大きな精神的なダメージを被害女性は受けるのである。維新の会にはこのようなセクハラ事件を起こす人が多い。少なくともそのような人間を公職につけてはいけないし、そんな人間に投票してしまった有権者は大いに反省すべきである。
維新の会の地方議員の中には公然わいせつで逮捕されたり、痴漢で逮捕されたことのある人までいる。大阪府議団の団長だった笹川理が美人市会議員に対してしつこく言い寄っていたという事件もある。政党として自浄機能がないことは明らかである。
←1位を目指しています。
2024年11月28日(木) |
選挙にカネはかからない |
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斎藤元彦が兵庫県知事選挙で広告会社にSNS戦略や選挙プランを立てさせたという疑いで今話題になっている。ボランティアだったら罪を問われないが、報酬を払っていれば「運動員買収」ということになるらしい。ただここで思うのは、「全てボランティアならどうして選挙にカネがかかるのか?」という疑問である。
自民党の議員達は本部から巨額の資金を提供されてそれを地元対策に充てているという。そのゼニはいったいどこに消えるのだろうか。選挙時のボランティア達に選挙ではないときに配ってるのだろうか。「票のとりまとめを依頼した」という形で現金の授受が行われるそうだが、そのゼニはその後どうなるのだろうか。オレがXのフォロワーに対して「〇〇候補に投票しよう」と書いたらそのうち何人かは入れてくれるかも知れない。それを期待してオレの所に誰かが「票のとりまとめお願いします」と言ってこないだろうか。もしも維新の外道どもがそういう活動をしていれば絶対に垂れ込んでやるのにとひそかに期待するのである。
すべてがボランティアならばゼニはかからないはずである。それなのに選挙にゼニがかかるというのは大いなる矛盾である。だから絶対に嘘がある。オレは兵庫県知事選挙で斎藤元彦が広告会社の折田さんに選挙戦略を丸投げした時点での報酬額は5000万円くらいだったのではないかと臆測する。折田さんは社員やアルバイトも動員しているわけで、その人達にも給料を払わないといけないし、会社の利益も確保しないといけないと考えれば今回の「斎藤元彦当選プロジェクト」の請負額は5000万円くらいかなと素人考えで思うわけだ。
警察は金銭の授受の記録を捜すだろうし、銀行振り込みなどの記録が残る形では支払っていないかも知れない。折田さんがバーキンを買うゼニはどこから出ていたのかと言えばそれは兵庫県の仕事であり、原資は税金である。兵庫県民の払った税金は最後は折田楓のバーキンになった訳で、110万人の兵庫県民はご褒美のバーキンのために斎藤元彦に投票してあげたと言ったら悪口がすぎるだろうか。いや、ホントにキラキラ女子の一瞬の夢に付き合わされただけのことである。
ルールをみんなが守っていれば選挙にそれほどゼニは掛からない。それだけは確かなことである。政治にもゼニはかからない。官房機密費というゼニが毎年数十億どんなところに配られているのかオレはとても気になるのだが、もらった方は絶対にバラさないだろう。TVに出てるクソ御用学者とか、政府寄りのクソタレントにもこういうゼニは流れているのかも知れない。官房機密費なんて廃止してしまえばメディアはもっとまともになるだろう。
広告屋に大量のゼニを流して世論を間違った方向に誘導してきた自民党政治のやり方を過剰に真似て、選挙戦を広告屋に丸投げして買った斎藤元彦、勝つためにはデマ拡散や立花孝志による街宣などやりたい放題だった今回の件をスルーすれば、民主主義は本当にぶっ壊れるだろう。
←1位を目指しています。
2024年11月26日(火) |
運転しやすいクルマとは何か? |
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変わったクルマに乗ってるとすぐに「運転しやすいですか?」と訊かれる。クルマを買い換えると同じように「運転しやすいですか?」という問いかけがある。考えたらこれらの問はすべて愚問なんだが、そもそも運転のしやすさというのはすべて主観であり、フェラーリしか乗ったことのない人が居ればその人にとっては一番運転しやすいのがフェラーリだということになるのかも知れない。
「そのクルマに慣れていること=運転のしやすさ」であるわけで、比較の対象がないとそもそも運転のしやすさなどはわからない。
複数のクルマをこれまでに所有し、またレンタカーでもいろんなクルマを運転してきたオレが迷うことなく「運転しやすいクルマ」だと思ったのはホンダN−BOXである。だからよく売れているわけだし、おそらく軽ハイトワゴンというジャンルは運転のしやすさ、取り回しの良さという点ではベストだとオレは理解している。だから同じジャンルに分類されるタントもハスラーもスペーシアもデイズもよく売れているのである。
そういうクルマから見れば、スポーツカーというのは総じて「運転しにくいクルマ」ということになる。BRZも86も、スープラもみんな同じ程度にめんどくさい。クルマが小さくなってS660やコペンになっても同じだ。運転のしやすさという点では軽ハイトワゴンに遠く及ばないし、それが少し大きくなったSUVも「運転のしやすさ」という点では軽ハイトワゴンに近い。視点の高さ、回りの見え方、運転姿勢などのすべてが運転のしやすさにつながっている気がする。
オレはわりとシートを立てて座るくせがあり、それはS660に乗っていた時もそうだったわけだが、世間にはシートを倒して座る人が多い。そんなに後ろにもたれて座って前が見えるのかよと思うほどシートを倒している人も居る。小柄な女性がそうやってシートを倒して、そんなので前が見えるのかよと思うような運転姿勢を取ってるのを見ると、「こういう馬鹿がアルファードとか運転して歩行者や自転車をはねるのは最悪」だと思うのである。
小柄なオレにとっては、背筋を伸ばして高い視点からちゃんと前を見るというのは運転していて当然のことである。そういうことを最初から放棄している馬鹿女を見るとオレは脱力するのだが、そういう馬鹿女に限って運転中にスマホでゲームをしていたり化粧を直していたりするわけである。こういう馬鹿にクルマをぶつけられたら最悪だ。
旧車に乗り続けることは一つのこだわりとして理解できるが、クルマという工業製品が日々進歩していて、安全性などが向上していることを思えばそういうこだわりよりも実利をオレは重視したい。坂道発進時にクルマが下がるのを防止する機能がホンダS660に搭載されていたことを知ったオレは嬉しかったが、そういう機能のおかげで下手くそでも坂道発進に苦労しないことは少し残念に思ったのである。もちろんそのおかげで「運転しやすい」のだから文句を言ってはいけないのだが。
←1位を目指しています。
2024年11月25日(月) |
傷だらけのハイゼット |
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飯塚幸三受刑者が亡くなった。高齢者が踏み間違いで暴走した結果、二人の若い命が奪われるという悲惨な事故だった。踏み間違いの状態のまま数百メートル暴走しているという時点で「アホか!」と思うのだが、そこまで認知能力が低下した人間は絶対に免許を剥奪しないといけない。取り締まりの時にそうした危険高齢ドライバーを警察官が発見すれば、即座に免許を預かってもらいたいのである。
オレの家の近くのある商店主が傷だらけのハイゼットカーゴに乗っている。ハイゼットはダイハツから出ている貨物車である。運転されるご本人はかなりの高齢で、腰も曲がっていて歩くのも困難な状態だが、まだ運転されている。たまに道路で遭遇することもあるのだが、狭い道をゆっくりと走っておられる。きっと本人は安全運転に努められてるのだろうし、住宅地なので速度をあげて走る必要もない。ただクルマの4隅は擦りまくりなので、車両感覚がもうつかめなくなってるのだろうということは容易に推察できる。クルマは新しいのに傷はつきまくりである。
オレの伯母の夫は大型2種免許を持つプロドライバーだった。その伯母の家にあった夫が運転する軽自動車に擦ったあとがあり、「あの運転の達人でも擦るのか・・・」と思ったら最近免許を返納したという知らせを聞いた。もう90代だったので当然のことなんだが、100まで運転するかもと思っていたのでちょっと寂しい気もした。頭もしっかりしていて、年齢の割にはかなり元気だったが息子(私とは従兄弟)が「返納しろ」と告げたらしい。オレの父親は80の時に、そして母親は70代後半の頃に免許を返納している。オレもそのくらいの年齢が返納の目安になるだろうか。その頃には速度の出ない一人乗りのマイクロカーなんかを買うかも知れないが。自動運転技術がオレの年齢に追いついて欲しいと思う。
中国で販売されているEVの「自動駐車機能」にかなりの不具合が出ているらしい。駐車場の所まで乗っていくとあとは勝手に空きスペースに駐めてくれるという機能だが、壁にぶつかったり隣のクルマにぶつかるという不具合がかなり起きているそうである。日本の技術はどこまで進んでいるのだろうか。早くナビ入力だけで目的地に連れて行ってくれる機能を搭載して欲しいものである。
クルマは運転しやすくなった。先日スーパーの駐車場から出ようとして坂道発進しようとした時に一瞬クルマが少し下がったので改めて「どのクルマにも坂道発進サポート機能が搭載されているわけではない」ということを理解したわけだが、考えたら安全装備は当たり前になってるわけで、昔のクルマよりも今のクルマの方がはるかに優れている。旧車に乗ってノスタルジーに浸るよりも新車の快適さが勝っている。
あの傷だらけのハイゼットはいつまで走ってるのだろうか。たまに遭遇するときは「ぶつけられないかな?」と緊張する。近くのスーパーの駐車場でなかなかクルマを枠内に駐められずに苦労している高齢者を見ると運転を代わってやりたくなる。オレはその時が来れば潔く返納したいと思っている。
←1位を目指しています。
2024年11月23日(土) |
斎藤元彦終了のお知らせ |
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オレは兵庫県知事選挙の結果にショックを受けてしばらく記事を書く気力を失っていた。しかし、斎藤元彦陣営がやらかしたさまざまな違法行為を知って、きちんとそれを告発すべきだということに気がついたのである。
選挙時には運動員に報酬を支払ってはいけないということになっている。ところが斎藤元彦の選挙を実質仕切っていた折田楓という方は兵庫県から委託されたさまざまな仕事を請け負っている利害関係者である。
斎藤元彦は折田の会社に「ポスターのデザインを有償で依頼した」ということを語っているが、実際は選挙スタッフとして街宣に付き添い、斎藤元彦にアドバイスを与えていたのである。さまざまな演出や仕込みもおそらく折田の戦略だろう。今回の選挙戦はすべて折田楓のシナリオ通りに進んだのである。
折田がそのまま裏方に徹していればよかったのだが。彼女は非常に承認欲求や自己顕示欲の強い方だった。彼女のインスタグラムも拝見したが、自分が「キラキラ女子」であることを強くアピールしていた。
候補者は運動員に報酬を払ってはならない。もしも有償で働かせていれば「運動員買収」という公職選挙法違反行為となる。公職選挙法ではごく一部の例外(ウグイス嬢、運転手)を除き、選挙運動を行う人に対しての報酬の支払いや食事の提供を禁止しています。選挙運動を手伝う人は原則としてボランティアでなければならないのです。選挙運動のお礼に食事をご馳走したり日当を支払ったりすることは買収と判断されるのだ。
折田楓の会社が斎藤元彦の依頼を受けて社員を無償で派遣したとする。その社員が選挙運動を手伝っていた期間の給料は選挙運動の報酬と認められるのであり、その場合には運動買収となる。ただ、社員が休暇を取っていて就業時間外に選挙運動を手伝っているのならば違反とはならない。
立花孝志の目的はいったい何だったのか。この外道そのものような男が立派な志を持って行動しようとしてるとは思えない。ゼニが目的なのか単なる愉快犯なのかはわからないが、少なくとも「正義」とはほど遠いところに立花の立ち位置がある。執行猶予中の身でありながら、奥谷議員への脅迫やデマの拡散による選挙妨害などの犯罪行為に手を染めているわけである。彼が「勝手に斎藤元彦を応援した」のか、あるいは斎藤元彦の依頼によって行動したのか、単なる売名行為として行ったのか、それは謎だ。
ただ、結果として立花孝志は斎藤元彦が兵庫県知事選挙で勝つためには必要なピースだった。彼がいなかったら斎藤元彦の当選はなかっただろうし、少なくとも斎藤が負けていたとしても、今回のように嘘とデマの戦略で大量得票できるという事実は消せない。有権者がいとも簡単に騙せるということも事実として明らかになったのである。
日本の選挙は今後大きく変わるだろう。都知事選挙での石丸現象、そして衆院選でのタマキンの躍進、兵庫県知事選挙という仁義なき戦い、これらが今後の選挙戦略を変えたことは間違いないのである。
←1位を目指しています。
2024年11月17日(日) |
兵庫県終了のお知らせ |
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オレは11月10日にこんな記事を書いた。
デマは「言った者勝ち」である。どんなクソみたいな内容でも真っ赤な嘘でも、有権者の中の馬鹿は確実に騙せる。良識のある人よりも馬鹿の方が圧倒的に多いわけで、選挙というのは「いかに馬鹿の票を取るか」という馬鹿祭なのである。だから選挙の度に嘘を言いまくるようなやつが票を集めるのだ。国民民主のタマキンは「消費税5%」ということを選挙期間中はずっと語っていたが、当選したとたんに封印した。もともとそんなことはやる気がなかったのに、有権者に自党に投票させるツールとして「れいわ新選組」の方針をパクったのである。
兵庫県知事選挙ではあのデマッターで有名な立花が、亡くなった県民局長を貶めるデマをせっせとばらまいている。根も葉もないどころかかなり悪質な内容なんだが、それを維新支持者(馬鹿)は信じてさらに拡散している。
このまま行くと兵庫県知事選挙ではもしかしたら斎藤元彦が当選するかも知れない。あんなクソ野郎を当選させるだけでも兵庫県民は笑いものなんだが、その結果起きることを思えば笑ってもいられないのである。
大阪府庁や大阪市役所がまるで維新の会の出先機関のようにされてしまい、自治体の広報誌が維新の宣伝ビラのレベルになり、メディアが完全に維新の支配下に置かれた翼賛体制が完成しているのが今の大阪である。兵庫県も同じように勢力圏に置こうとする維新にとって、斎藤元彦というパワハラ野郎は使いやすい道具なのである。そんなのを断じて当選させてはならないのである。
その危惧は現実のものとなった。オレはこの選挙結果に深く絶望している。不信任案を可決した県議たちは「既得権益者」であり、斎藤元彦はその既得権益を打破しようとしたヒーローだから追い出されたという物語がSNS等を通じて拡散され、立花孝志のようなデマッターがそれを拡散し、多くの「支持政党なし」の人たちが騙されたという構図である。
この「既得権益打破」という物語を使って勢力を拡大したのが維新の会であることを考えると、今回の斎藤元彦の背後には維新の会やその仲間である、上山信一、竹中平蔵、統一教会が関与していた可能性は高い。
大阪維新の会創設時の中核メンバーである「世襲議員」たちは、自分の持つ既得権益という利益を守るために結党し、結果として大阪維新国を築くのに成功した。そしてその支配地域を兵庫、奈良と拡大していく過程で今回の斎藤元彦のパワハラ問題が起きたのである。
斎藤元彦は街宣で「パワハラなんかしていない」「20m歩かされたからと怒鳴ったことはない」などと主張し、百条委員会での発言を翻した。偽証すれば禁固刑に問われる百条委員会の発言はいったい何だったのか。
馬鹿な大衆は陰謀論に簡単に騙される。改憲を国民投票に掛けたとして、そこに改憲派の自民、維新などが電通を使って大量の広告を流してくれば、国民はたやすく洗脳されるだろう。ナチスが政権を取れたのは大衆をうまくコントロールして「ユダヤ人」という既得権益者を民衆の仮想的に仕立て上げたからである。
兵庫県では県庁職員や県議が「既得権益者」であるというストーリーが作られ、それを信じた有権者が斎藤元彦に投票した。巧妙にデマを拡散すれば有効であるということが都知事選挙、衆院選に続いて起きたのである。
兵庫県庁の職員はもう明日から仕事なんかしなくていい。すべての業務を放棄すればいい。県民は「どんなにパワハラされても職員は泣き寝入りしろ」「文句のあるやつは処分だ」という知事を選んだのである。仕事なんかしないでじゃんじゃんサボればいいのだ。それが斎藤に投票した馬鹿な県民に対する無言の抗議である。
←1位を目指しています。
2024年11月16日(土) |
政治をゼニで歪めるな! |
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石破茂は企業団体献金廃止に消極的だ。その理由として彼は「企業にも個人同様に献金する権利がある」という主張を行っているが、企業が莫大なゼニで自分たちの希望の政治を実現してもらうことを肯定しているわけで、「ゼニで政治が決まる」なんてどこの後進国なんだよとオレは呆れてしまうのである。
裏金問題が国民を怒らせたのは、庶民がゼニのことでこんなに苦労しているのに政治家は莫大なゼニを自由に使えることへの批判からである。政党助成金を原資として配られる政務活動費も実際にはカニ代や商品券購入に使われている場合もあり、それが政治活動であるとは思えない。中にはタマキンのように性事活動に使う人もいるだろう。
オレは政権交代以外に今の政治状況を変える方法はないと思っているが、ゼニのことに関しては財務省を解体すべきではないかと思っている。日本を貧しくしたのはこいつらがその元凶じゃないのか。政治家を背後で操って増税を繰り返させてきた官僚たちは何が目的なんだろうか。オレは「日本を滅ぼそうとしている」こいつらの意図が謎なのだ。
ゼニを給付金の形で国民にばらまくのがどうしていけないのか。そのために新規に国債発行してゼニの流通量を増やすことがオレは必要だとオレは思ってるが、安倍政権下ではゼニの流通量を増やす代わりに株価をつり上げるために日銀が行動し、その結果として貧富の格差は広がった。
アメリカではイーロン・マスクがトランプ政権下で要職に就く。これもある意味「ゼニで政治を左右する」例である。イーロン・マスクはテスラ車を売るために中国製のEVに高い関税を掛けさせて輸入を阻止しようと企んでいるのだろう。トランプが大統領になったということはある意味民主主義の敗北だとオレは思っている。デマや嘘に選挙が簡単に乗っ取られる。今の兵庫県知事選挙でもそういうことが起きるかも知れない。
ゼニで政治が決まるということは民主主義の危機なのだ。日本が今その状況に近づきつつあることを我々は自覚しないといけない。国権の上位機関として日米合同委員会なるものが存在し、日本政府はその意向に逆らえず、日米地位協定の見直しもできないような弱腰の政府に我々は何を望むのか。
かつて政党助成金が導入されたとき、「企業団体献金は廃止する」という方向性が示された。しかし自民党はそのために何の行動もしなかった。企業献金という名の賄賂を放置し続け、キヤノンみたいな外道企業やパソナのような政商を跳梁跋扈させてしまったのである。国民はそのことに目覚めて正しく行動しないといけない。「企業団体献金をもらっていない」と街宣で言いながら裏でもらいまくる維新の会などは論外である。
←1位を目指しています。
2024年11月14日(木) |
タマキンはなぜ暴走するのか? |
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「タマキン」といえば昔は男性の股間にあるあの竿みたいなのと、玉みたいなのを意味したが、最近ではそれは国民民主党の代表の玉木のこととされている。そのタマキンが裏返るということをオレは少し前に書いたが、それどころか暴走(暴発)しているので今回はそのことについて書いてみたい。
「タマキンがグラビアアイドルと不倫関係にあった」
というスキャンダルが世間を賑わしている。まあ金も地位もある男はそれなりにモテるわけで、世の中というのはそういうものであり、そういうモテる男がそれを利用してあまたの女性と関係を持つというのは古来からよくあったことである。架空の人物である光源氏も、実在の在原業平もそうであったわけで、オレのようなモテない一般人から見ればうらやましいの一言でしかない。
そのタマキンの不倫交際だが、もちろんタマキンというのはよく暴走するわけで、暴走しないようにするには厳しく己を律する道徳心や、ただ一人の女性を愛するという信念が必要なわけである。なかなかそういうわけにもいかないのが世間のモテる男たちなのである。モテないオッサンはただただ「不倫する男なんて最低だ!」と語るが、そういう男に限って美女に誘われれば簡単に落ちる。オレのようなまともな男でも、突然20代の美女から「あなたを愛しています」と誘惑されれば平静では居られない。だから「ハニートラップ」なるものが仕掛けられるのである。
どういう男が浮気しないのかと訊かれると答えにくいのだが、オレの答えはやはり「モテない男」ということになる。モテない男はそもそも浮気したくてもできないのであり、告白しても振られるし、下手に誘うと「セクハラ」とされてしまうわけだ。それで痔民党の国会議員さんの中には海外で性事活動に励み、ロリコンなどの歪んだ欲望を発散させている方もいるとかいないとか、Nとかいう議員はベトナムで4Pという行為に及んだと文春に書かれたりするわけである。
ここまで書いてもタマキンが暴走する理由について触れてないのだが、きっと彼は特権階級の方なのだ。もはや平安時代の貴族の価値観なのである。妻妾同居が普通だったあの時代の感覚なのだ。だから妻が同席しているパーティーに愛人も呼べるのである。もはやそれはビジネスパートナーであり。そのパートナーと仕事の打ち合わせをするわけではなく、お互いの性欲も発散し合っているだけなのだ。だったらもう公然と開き直ればいいのである。日本では非難されても、欧米ではそういうことは普通かも知れないからだ。
昔、石田純一は「不倫は文化だ」と語った。タマキンにはそれくらいの開き直りを見せて欲しかったのである。「政治は性事だ」くらいのインパクトのある発言をして欲しかったのにあっさりと謝罪して終わらせてしまった。とても残念なのである。
芸能人同士の交際があるように、政治家同士の交際や不倫もきっとあるんだろう。人間は煩悩から逃れられないのである。ただ、選挙期間という大切なときに何をやってるのかというのが世間の捉え方だろう。タマキンの頭の中では、国民の「生活」よりも愛人との「性活」が大事だったというだけのことである。
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2024年11月13日(水) |
酒を飲んだら危険運転 |
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時速194キロで暴走した車が危険運転かそうでないかというくだらないことで裁判官の見解が分かれているという。公道に時速194キロの速度の車が存在したらどれだけ危険なのかということもわかってない馬鹿裁判官からは免許を剥奪してもらいたい。信号無視とか飲酒とか、パトカーから逃げようとするとか、そういう明らかな危険運転を「危険運転」と定義できないような裁判所はクソである。
極端な話だが、オレは「運転が下手な馬鹿」の運転も「危険運転」に含めるべきだと思うのである。信号待ちや渋滞で止まっているクルマに突っ込むこともどう考えても「危険運転」だと思うのだ。だって前が見えてないじゃないか。オレから言わせれば多くの「過失運転」が危険運転になる。運転が下手くそなドライバーには「下手くそ免許」というものを新設して、そいつが事故を起こしたら必ず「危険運転」にするということにしたらいい。そして短期間に何度も事故を起こすようなクソはもれなく「下手くそ免許」に格下げする仕組みを作ればいいのである。もっともそういう下手くそは現行制度でも免許停止や取り消しになってしまうはずなんだが。
飲酒運転に対する罰則も甘すぎる。「飲酒運転だったが危険運転じゃない」などという判断には「アホか」と答えるしかない。それは法の精神から限りなく逸脱した判断である。この世には酒に強い人間と弱い人間がいる。もしもそういう判断を導入すれば、酒に強い人間ならいくら飲んでも「飲酒運転」と認定されなくなってしまう。危険運転の要件をシンプルにして「酒を飲んでいれば必ず危険運転」ということにすればすべて解決である。どうしてそういう運用が出来なかったのかとオレは無能な裁判官に呆れるのである。
あと、マナーの悪いアホからも免許を剥奪して欲しい。運転中に窓から吸い殻を投げ捨てる行為は危険運転である。その道路に落ちた吸い殻が事故の原因になるかも知れないし、助手席の窓から投げ捨てた吸い殻で歩行者や自転車が火傷するかも知れない。オレは「吸い殻の投げ捨て」は危険運転として懲役刑を科すべきだと思っている。そういう行為に対して余りにも世間は甘すぎるのだ。
この世には多くの理不尽なことがある。そういう理不尽さをオレは無くしたい。危険運転の暴走車に肉親を殺されたのに、そのクソ野郎が懲役2年とかで出てくるなんて「ふざけるな」と思うのだ。アメリカでは飲酒運転や薬物運転で人を殺せば殺人罪同様に処罰されるらしい。それが「正しい法の判断」であり、日本が間違ってるのである。どうして日本の裁判官はもっと思い罰を与えないのか。
政治家の間違った政治もある意味「危険運転」「無能運転」である。結果として国民を不幸にしたクソ政治家は全員刑務所にぶち込んで欲しいとオレは思うのである。裏金議員は全員実刑、裏金の10倍払えば執行猶予ということにすれば少しは政治家も反省するんじゃないか。オレのいつもの暴言である。
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2024年11月11日(月) |
人は後戻りできない・・・ |
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人間というのは勝手な生き物である。一度快適な生活に慣れると二度と不便な状態には戻れないのである。たとえばオレは「自動ケツ洗い機」の恩恵をいつも受けているが、二度と「紙だけでケツを拭く」生活には戻れないのである。ケツにこびりついた微少なウンコがどうしても気になるのだ。きちんと水で流さないと気が済まないのである。
恋愛もそうである。モテない童貞の男は「付き合ってくれるならどんな女でもいい」とまで思うわけだが、そういう童貞が間違って美女と付き合い、しかも結婚なんかしてしまうと「不細工な女とは付き合えない」という傲慢不遜な男になってしまうのである。モテなかった過去のことなどすっかり忘れてしまうのだ。お笑いの世界にもそういう勘違い男は多いし、最後は権力を振りかざして後輩に命令して美人を調達させたりするようになるのだ。そこまで行くともう人間として最低なんだが、実際にそういうカスがいるのだからオレは書いているのである。
後戻りできないからこそ文明は進歩するのだし、新幹線はどんどん速くなってついにはリニアみたいなものを作ろうとするし、維新の会は調子に乗って他党の議員が当選できないように地方議員の数を減らしたりするのである。なんでも拡大すればいいというものじゃない。害虫まで増えれば困るのである。
オレは贅沢なことは嫌いなんだが、それでもいつのまにか快適な生活に溺れている。クルマなんて故障しないで動けばそれでいいとかつては公言していたのに、いつのまにか趣味性を追求してついには乗っているだけで誰もが振り向くような目立つクルマに乗るようになってしまった。そんなに目立つと却って困るのに馬鹿なことをしたものである。
ふだん着る服なんてユニクロやGUで十分なんだが、それでもやはり少しでもオシャレでカッコいいものを・・・と工夫してしまうのである。実用性よりもファッション性を重視するようになったらもうオシマイである。ネクタイもいつのまにか「鬼滅の刃」のシリーズで揃えるようになってしまった。
靴もいつのまにか贅沢になった。以前は安い靴ばかり買っていたが、最近は「履きやすい靴」「長時間履いていても疲れない靴」を選ぶようになり、結果として価格も上昇した。前は一足3000円くらいでも「高い」と思っていたが、今は1万円を超えても平気になってしまった。もう後戻りはできないのである。
うまいものを喰いたい。ファミレスの1000円以下のハンバーグでも満足していたのに、いつのまにか「おいしいハンバーグ」を追い求めるようになって必然的に価格も上昇してしまう。昼食で2000円使ってしまうこともあるのだ。なんでオレはこんなに贅沢になってしまったのだろうか。
オレは今の自分がどんどん堕落していくことを恐れている。どうすればこの堕落を食い止められるのだろうか。不便な国へ移住した方がいいのだろうか。それとも豪快にもっと使うべきなのか。
オレの仕事場にはお菓子入れの段ボール箱があって、そこにはいつも大量の駄菓子が入っている。これもかなりの贅沢である。家の冷凍庫にはいつも大量のアイスがある。おやつに関してオレはものすごく満たされている。
オレは人生の最後までこのような快適な生活を続けられるのだろうか。最近はそういうことを心配するようになったのである。もう二度と昔には戻れない。そんなことを日々考えつつ、こうしてくだらない記事を書き続けるのである。
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2024年11月10日(日) |
兵庫県知事選挙がヤバい |
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職員へのパワハラ問題で全会一致の不信任案が可決し、失職したのにしつこく県知事選挙に出直しているのが斎藤元彦なんだが、どうやら維新支持者は全力でこの斎藤元彦を支援しているようなのである。統一教会信者や、熱狂的な維新支持者というカルト集団が常に斎藤元彦の応援に集まり、その異様な集団は他の候補者の支援者に暴言を浴びせたり、暴力を振るって排除したりとやりたい放題なのである。
万博利権、そして補助金キックバック問題などさまざまな疑惑が斎藤元彦の周辺にある。特に補助金キックバック問題は刑事事件に発展する可能性が高い。斎藤元彦がこのやり直し知事選挙に当選すれば、そうした疑惑の関係者が救われるのだ。吉村や馬場という維新幹部も表だっては斎藤元彦を支援できないが、水面下では支援しているのかも知れない。Xにさまざまなクソ投稿をしている斎藤元彦応援団には維新工作員や維新議員にフォローされている人が多い。どんな連中が斎藤元彦を応援しているのか、兵庫県民は正しく理解する必要がある。
もちろん、兵庫県民にまともな良識があれば斎藤元彦のような外道が当選できるわけがない。しかし。今の大衆にそのような良識が期待できるだろうか。アメリカでトランプが大統領になり、八王子で萩生田光一が当選するわけで、もはや有権者の良識など期待できないのである。投票結果に文句を付けて暴徒を集結させ国会議事堂に乱入させたようなクソが、4年後になぜか大統領になれるのがアメリカなのだ。アメリカの民度はそのようなレベルである。そして日本も民度の低さという点ではいい勝負である。
デマは「言った者勝ち」である。どんなクソみたいな内容でも真っ赤な嘘でも、有権者の中の馬鹿は確実に騙せる。良識のある人よりも馬鹿の方が圧倒的に多いわけで、選挙というのは「いかに馬鹿の票を取るか」という馬鹿祭なのである。だから選挙の度に嘘を言いまくるようなやつが票を集めるのだ。国民民主のタマキンは「消費税5%」ということを選挙期間中はずっと語っていたが、当選したとたんに封印した。もともとそんなことはやる気がなかったのに、有権者に自党に投票させるツールとして「れいわ新選組」の方針をパクったのである。
兵庫県知事選挙ではあのデマッターで有名な立花が、亡くなった県民局長を貶めるデマをせっせとばらまいている。根も葉もないどころかかなり悪質な内容なんだが、それを維新支持者(馬鹿)は信じてさらに拡散している。
このまま行くと兵庫県知事選挙ではもしかしたら斎藤元彦が当選するかも知れない。あんなクソ野郎を当選させるだけでも兵庫県民は笑いものなんだが、その結果起きることを思えば笑ってもいられないのである。
大阪府庁や大阪市役所がまるで維新の会の出先機関のようにされてしまい、自治体の広報誌が維新の宣伝ビラのレベルになり、メディアが完全に維新の支配下に置かれた翼賛体制が完成しているのが今の大阪である。兵庫県も同じように勢力圏に置こうとする維新にとって、斎藤元彦というパワハラ野郎は使いやすい道具なのである。そんなのを断じて当選させてはならないのである。
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2024年11月08日(金) |
有権者を馬鹿にした連中 |
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東京都知事選挙で石丸伸二という詐欺師に多くの人が騙されて投票した。その連中が今度の実験対象に選んだのは兵庫県知事選挙である。ないことないことデマをまき散らしたらそれに騙される馬鹿有権者がどれだけいるのかという壮大な実験だ。
「有権者をデマや嘘で騙す」「メディアに翼賛報道させる」という手法が有効であることは、大阪をあの反社政党である維新の会が支配していることからも明らかである。カジノやIRを推進し、公務員を「既得権益者」として叩き、万博という壮大な浪費事業に税金を無駄遣いさせるという政策は、普通の判断力があれば絶対に「こいつらペテン師だ」とバレるわけだが、大阪には馬鹿な有権者が多いので見事に騙されているのである。催眠商法に騙されて高価な羽毛布団を買わされている老人のような状況だ。オレのようなインテリは少数派なので仕方がない。大衆は基本的に馬鹿アホである。
世間には騙されて投票する馬鹿がどれだけの比率で存在するのか。兵庫県知事選挙はまさにそのための実験場であると言える。元NHK党代表の立花が、動画の再生を稼ぐための炎上商法なのか今回の選挙に立候補してきたのだが、彼はそこで根も葉もないデマを放言して亡くなった県民局長を中傷し、ネットにはその中傷を真に受けたコメントが大量に存在する。統一教会の関係者である徳永弁護士が斎藤元彦擁護の発言をしていることからもわかるように、今回の兵庫県知事選挙で斎藤元彦の陣営にはとてつもなくヤバい連中が集結しているのである。
参院選で当選したガーシーもそうなんだが、世間には一定数の「ふざけて投票する馬鹿」というものが存在する。もちろんどんな一票にも平等な権利があるわけで、オレの一票とDQNの一票に価値の差があるわけではない。ニートにも一票はあるし、ホームレスにも一票はある。住所不定ならどうやって有権者ととして登録されるのかわからないのだが、少なくとも権利はあるわけだ。
その一方で何世代も日本に居住して税金を納めてきた在日韓国人の方には投票権がない。国籍が日本ではないというだけで政治に対して文句は言えないのである。投票できるということはそれだけ価値あることなんだが、なぜか五割近い日本国民はその権利を放棄してしまっている。自分たちの生活がどんどん苦しくなってるのに抗議もしないことがオレは不思議でならないのだ。自民公明連立政権によってどんどん国民生活は窮乏した。今や日本は「五公五民」という北欧並みの高度搾取国家になったが、教育も福祉も先進国最低レベルのである。いや、もう日本は先進国ではない。犯罪者が政治を支配してるDQN国家である。権力が腐敗し、冤罪をでっち上げる一方で政治家はお目こぼしするのが日本なのだ。
政治家は有権者をとことん馬鹿にしている。萩生田光一のような統一教会のエージェントでしかも裏金議員であっても組織票で当選できる。だから安心して悪事が出来るのである。自民党が未だに多くの議席を保有し、裏金議員もかなりの連中が当選しているわけで、国民はは舐められているのである。参政党は「日本を舐めるな」というスローガンを掲げたが、出所不明のゼニであれだけの候補者を立てて、いかにも批判勢力のように猿芝居を打ってるお前らの方がはるかに国民を舐めている。オレは参政党なんか大嫌いだ。どうせ官房機密費からゼニでもらってるんだろう。
有権者を馬鹿にした連中に正義の鉄槌を下したい。クソ議員を国会から一掃したい。オレはいつも強い怒りを感じているのである。自民公明維新国民立憲、この連中を滅亡させないと日本に明日はない。
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2024年11月07日(木) |
日産というダメ企業の末路 |
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オレはかつて日産自動車のクルマに乗っていた。初代パルサーEXA、そして二代目の日産EXAである。オレの兄は「鉄仮面」と呼ばれたスカイラインRSやフェアレディZを乗り継いでいた。日産一家だったわけである。しかし、今の我が家には日産車は一台もない。メーカーが不人気になるというのはそういうことである。
日産が没落したのは、人気のあるクルマ、選ばれるクルマを出せなかったのが理由であり、それは従業員のせいではなくてトップがクソだからである。自分の報酬を増やすことしか考えてなかったカルロス・ゴーンのようなオッサンがいたり、下請けに対して値切り倒して儲けをすべて自分たちに付け替えたりしたクソ企業が崩壊するのは自然なことだとオレは思っている。
オレが日産車をやめたのは些細なことが原因である。窓を閉めるときにパワーウインドウが窓枠のボディ側のゴムの部分に何故か引っかかってゴムが裂けたことがあった。それでディーラーに修理を持ち込んだのだが、修理完了して戻ってきたクルマはオレの目の前で同じ部分が裂けた。ディーラーは裂けたゴムを交換したが、なんでそんなことになったのかという修理はしなかったのである。後日戻ってきたクルマはウインドウの角度がいじられたのか、作動させる度にガタガタ音が鳴る状態になっていた。そしてまたゴムは裂けた。オレはもう面倒になって、そこに黒いビニールテープを貼り付けて補修してそのまま21万キロ走って廃車にするまで乗っていた。この程度のことがきちんと修理できないようなメーカーもクルマもクソだと思っただけのことである。
その後、一度だけレンタカーで日産ノートというクルマを運転したことがある。そのガソリンエンジンは燃費も悪くパワーもなく、同じ小型車のマツダ・デミオとは比較にならないほどクソだった。世間にはこんなのを買う馬鹿がいるのかとあきれたほどである。オレは生涯日産車だけは買うまいと心に決めた。
クルマが悪いと売れないというのは自明の理であり、それはある意味企業トップの責任である。日産自動車のことし4月から9月までの中間決算は、主力のアメリカ市場での販売不振などから営業利益、最終的な利益ともに90%を超える大幅な減益となったという。
普通ならそんな無能な結果を出した幹部は全員クビなんだが、日産はなんと経営の立て直しに向けて、世界で生産能力を20%削減し、9000人の人員削減を行う方針を明らかにしたのである。何も悪くない従業員がリストラされてしまうのだ。本当にひどい会社である。従業員はがんばってるのに上がダメなのである。それなのにどうして従業員が責任を取らされるのか。
日産はその昔、カルロス・ゴーンという守銭奴が下請けの利益を強引に自分たちに付け替えるという卑怯な方法で経営を建て直した。その後も長年下請けいじめを繰り返してきたことは明らかになっている。まともな社員は早く見切った方がいい。他の会社がきっとあなたの価値を正当に評価してくれるはずだ。
トヨタと並ぶ二大メーカーだった日産が没落し、今まさに瀬戸際に立たされているのはなぜか。無能な人間をトップにするとこのような悲劇が起きるのである。
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2024年11月06日(水) |
トランプは何がしたいのか? |
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米大統領選挙はトランプが勝った。
オレはこの事実を眺めながら、手持ちの株が値上がりしたことを少し喜びつつ、その一方でこのような独善的な考え方の人間がアメリカ大統領であることに不安を覚えるのである。かつて安倍晋三というペテン師が長く総理大臣を務めていた頃も、「株が値上がりして恩恵を被ってるのに批判するのは恩知らずだ」と言われたことがあった。それはそれ、これはこれなんだが、そういうことを凡人に理解してもらうのは困難だ。
さて、トランプはいったい何をしたのだろうか。オレはそれを考えてしまうのである。彼は富裕層の代表者である。だからきっと富裕層がもっとリッチになれるように、金持ちへの減税、大企業優遇という政策をとるのだろう。そして彼からは見えない部分、いわゆる貧困層に対して、なんの支援もせずに見捨てるのだろう。彼の持つ強烈なマイノリティへの差別意識、自分を特権階級であると思っている自意識の部分は隠し通すことはできない。彼は選挙の相手だったハリスさんも人種的に見下していたことは間違いない。そんなトランプに多くの黒人が投票したこともまた解せないのだが、結果として多くの黒人男性はハリスではなくトランプに投票したのである。
物価を下げるためにはどうすればいいのか。今やアメリカはまともな製造業のほぼ存在しない国である。必要な工業製品の多くは輸入されている。だからインフレを抑えるにはドルが強くなればいいわけで、実際トランプ優勢となってからはすごい勢いでドルが上がっている。トランプは「インフレを止める」と宣言した。そのためにはドル高政策が有効なことは間違いない。結果として世界の商品をアメリカ国民は安く買えることになるからである。
しかしトランプは関税の強化も主張している。中国や日本から輸入するものに高額の関税を掛ければ物価は上がる。これはどうするのか。これらを矛盾しないで両立させるためにどんなマジックを使うのだろうか。そこをどうするのかオレは見守っている。
トランプは戦争を早期に終結させることも公約に入れている。おそらくプーチンに対して強硬な態度を取れるのはハリスよりもトランプであると多くの人は想像した。トランプならあのプーチンとも互角に渡り合えるのじゃないか、イスラエルにのネタニヤフに対しても文句が言えるのじゃないかとその強権的、高圧的な部分がある意味期待されたわけである。実際の所はどうなのだろうか。
アメリカの好景気を支えているのは戦争だ。現在進行形の戦争のおかげで軍需産業が空前の好景気になっている。だからアメリカにとっては戦争継続の方が景気をよくするのである。この事実を指摘している政党は日本ではれいわ新選組だけである。れいわだけがウクライナ支援によって戦争が長引くことを唯一懸念しているわけで、無条件にウクライナ支援を語る他の政党とは一線を画している。
アメリカ国民にとって他国で起きている戦争は自分たちの国益となる。それを理解しつつも多くのアメリカ国民は人道的な立場から戦争継続に反対している。そこは万博が壮大な茶番だとわからずに維新に投票している馬鹿府民との違いである。大阪府民とアメリカ国民は精神年齢が20歳くらい違うのだろう。
トランプが何をするのか。オレは注視しようと思う。彼のせいでもしかしたら人類は滅亡するかも知れないのである。トランプもプーチンも,世界を滅亡させることができる可能性がある国際政治のプレイヤーなのだ。石破や岸田のような小物とは訳が違うのである。そのことをオレは危惧しつつ政局を見守っている。それにしてもあの自意識過剰の馬鹿はいったい何をしたいのだろうか。オレはトランプがとことん嫌いである。
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2024年11月04日(月) |
「闇バイト」と呼ぶな |
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関東地方で闇バイトによる強盗事件が頻発している。オレはこの「闇バイト」という名称に対して納得いかない。そもそも「バイト」というのは労働だが、闇バイトの中味は犯罪である。そんなものは労働ではない。それなのに「バイト」と称し、しかも「ホワイト案件」などと呼ぶのは笑止千万である。こういう名称が存在するからおかしいのである。
日本では名称を変えることで犯罪ではないように見せかけることが多い。「窃盗」を万引きと呼ぶが中味は窃盗だし、「オヤジ狩り」は「路上強盗」である。「援助交際」はまぎれもなく「売春」である。そういう言い換えのひとつが「闇バイト」なのである。
オレが提唱する新規名称は「使い捨て犯罪者」である。「使い捨て犯罪者」と呼ばれることで大きくそのイメージは悪化する。そして実際のところ「闇バイト」で集められる人というのは、組織にとってはただの使い捨てである。受け子、出し子、あるいは強盗の実行犯というのは警察に捕まるための存在であり、犯罪収益は安全なところにいる元締めが手に入れてしまうのだ。そんな割に合わないことを「バイト」という名称に騙されて安易にやってしまうのである。もうこれらの行為を報道時に「闇バイト」と呼ぶのはやめるべきである。
マスメディアが闇バイトに手楚染めた人たちを積極的に「使い捨て犯罪者」と呼ぶことで。その情けなさ、恥ずかしさがより明確になる。犯罪組織によって「使い捨てられる」という実態もアピールできるのだ。
現在の後手後手に回っている捜査態勢に対してもオレは残念に思っている。「闇バイト」事件を解決する方法は捜査員が積極的にバイトに応募することである。応募者のフリをして犯罪に参加するフリをし、強盗をしたフリをして、収益金を元締めに届けたり、そのお金の入ったバッグにGPSを仕込んでどこに運ばれるか突き止めるという方法があるではないか。闇バイト応募者の中に警察のサクラを大勢紛れ込ませ、わざと犯罪の実行を失敗させるという方法もある。
もしも振り込み詐欺からオレに電話が掛かってきたら、オレはひっかかったフリをして犯罪者を誘い出そうと思っている。警察にも連絡して一網打尽にしてやりたい。ただ、どうせなら振り込み詐欺の実行犯に対して「おまえも組織を抜けたいなら協力してわざと捕まれ」とより上位の者まで逮捕できるように裏切らせたい。とにかく元締めに一歩でも近づくためにオレは捜査に協力するつもりである。
日本の長所というのは「治安の良さ」だったはずである。その治安が揺らいでいる今、警察はしっかりと工夫して取り締まってもらいたいものである。
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