| 2008年10月23日(木) |
秋のKボール全国大会 |
きちがい掲示板に、Yoshiさんが書き込んでくださったとおり、第3回K−BAll全国中学生秋季野球大会の組み合わせが決まった。 大会は22日に予選リーグが行われ、各組1位が23〜24日の決勝トーナメントに進む。最終日の決勝戦は、読売ジャイアンツ球場で行われる。 予選リーグの組み分けは次のとおり。
<明治大学野球場> オール東京(東京都) Major Hyogo(兵庫県) 新潟アルビレックスベースボールクラブKBユース(新潟県)
<早稲田実業学校王貞治記念グランド> AA那須Kボールクラブ(栃木県) 上山Full Swingクラブ(山形県) 伊豆少年野球団(静岡県)
<立川球場> 伊勢崎北選抜(群馬県) Akita中クラブ(秋田県) 福岡選抜(福岡県)
<中央大学野球場> オール茨城(茨城県) チーム上北(青森県) 長崎選抜(長崎県)
<町田市民球場> 桐蔭学園中クラブ(神奈川県) オール気仙(岩手県) 渡島クラブ(北海道)
<町田市小野路球場> 山梨クラブ(山梨県) 宮城県選抜(宮城県) 刈谷選抜(愛知県)
<稲城中央公園野球場> 千葉マリーンズ(千葉県) いわき松風クラブ(福島県) 宮崎K-Club(宮崎県)
<府中市民球場> 比企フェニックス(埼玉県) 彦根クラブ(滋賀県) 高知市選抜(高知県)
常連もあれば、初出場もあり。
兵庫・生野中の山本泰博先生、豊富中の井上雄介先生らが立ち上げた、「Major Hyogo」は初出場。 山本先生のブログ http://blog.livedoor.jp/ikunopro/ 井上先生のブログ http://blog.auone.jp/hyogowintermatch/
この夏、全日本少年に出場した宝殿中の左腕エースくん、生野中の左腕エースくん、豊富中の小さなキャッチャーくんら、好選手が集まっている。どんな戦いを見せてくれるか、注目だ。
福岡選抜のエースは、夏の全中でベスト4に入った大谷中のエースくん。夏からどれだけ成長しているか、こちらも楽しみ。
桐蔭学園中は、秋のKボールは初出場。何と、ショートが左利きらしい! 注目!
刈谷選抜はたしか結成1年目か2年目。刈谷東中の木野昌孝先生が立ち上げたチームだ。木野先生が刈谷に来て以来、年々レベルが上がっている刈谷市の中学野球。この夏は、刈谷市立依佐美中が東海大会に出場している。
千葉マリーンズには、チームを全中ベスト4に導いた七林中のエースくんがいる。関東大会では、133、134キロあたりをコンスタントに投げていた。千葉出身ということで、修徳学園中のキャプテンくんも出場する。
高知市選抜は、四国から初のKボール大会出場となる。全日本を制した高知中のバッテリーも出場するようだ。
Kボールは、振る力がなければ、なかなか打球が飛ばない…。 しかも、この時期、ピッチャーは夏よりも伸びている。というわけで、毎年のようにロースコアの投手戦が多いのだが、投手のレベルの高さには驚かされてばかり。130キロオーバーは当たり前という感じだ。
今年も、キラリと光る逸材くんに会えるのを楽しみにしています。
| 2008年10月13日(月) |
松戸国際、横浜と分ける |
先日、取材で松戸国際高校・石井忠道先生のもとへ。 石井先生は松戸市立常盤平中で全中3位、松戸市立第六中で全中準優勝を遂げている指導者。その後、高校に指導の場を移し、市立船橋を経て、昨年春から松戸国際の監督に就任した。
学校は進学校で、女子の比率が圧倒的に多い。 「野球部」に期待している人はゼロに近い。赴任した年の新チームは、部員わずかに9人だった。しかし、翌年(つまり今年)の春には、石井先生の指導力に魅かれ、28名の新入部員が入ってきた。 今年の夏は西千葉大会で嬉しい1勝。少しずつではあるが、着実に力をつけている。
そして、ほぼオール1年生で臨んだこの秋。初戦、6対4で国分高校を下すと、2回戦で東海大浦安と対戦。最後は5対7で敗れたが、終盤までリードを奪う堂々たる戦いぶりだった。
さて、取材日は取材テーマとは別に、野球ノートを見せてもらった。 野球ノートには「最初の3行か4行は周りの風景や景色、匂い、人の様子…、何でもいいので感じたことを書きなさい」という決まりがある。 これが、なかなか面白い。
「11月なのに、蚊が飛んでいる。きっと、地球温暖化の影響だ」 「いつも聞こえる虫の鳴き声が時折、聞こえなくなるときがある。虫も疲れているのかなぁ」
ほかにも「これから小説が始まる?!」というような文章もあって、ドキッとした。
「こうやって周りに目を向けられるようになると、『ここで盗塁してくるな』『何かサインが出たな』というのも分かってくる。感性が磨かれる。市船からソフトバンクに入った岩崎もノートを書いていたけど、表現力が豊かになるのに比例して、ピッチングが変わってきたんだよね」 というわけで、中学生にもお勧め!
取材から数日後、松戸国際は横浜高校と練習試合を行った。市立船橋時代から、横浜と練習試合をしていた関係があり、実現した試合だ。 取材日は「10点以内に抑えてくれればなぁ。フォアボールやエラーが絡まなければ、そんなには点を取られないはず」と語っていたが…。
何と、第一試合は4対4の引き分け。 横浜は大石が途中から出場。筒香がコンディション不良のため、9回に代打で登場と、決してベストメンバーではなかったが、それでも松戸国際にとっては大きな自信となった。ほぼ、オール1年ということを考えると、価値が高まる。 横浜・小倉部長は「こりゃ、来年、ウチ負けるぞ」と言っていたそうで…。
ただ、第2試合はピッチャーが制球を乱し、0対12の大敗。まだまだ課題が多いのも事実。
来月は、中学の指導者時代から親交が熱い、佐相眞澄監督の川崎北と組まれている。旧チームでは20点ゲームの大敗だったが、今年はどうか。接戦となる予感大!
その川崎北。8月のブロック大会で桐光学園に敗れ、センバツの道が断たれた。以降は多くの練習試合を重ねている。 先週末は群馬遠征に出かけ、
○10−1 太田商(秋・ベスト8) ○10−8 前橋商(秋・準優勝) ○ 9−2 健大高崎(秋・ベスト4)
秋に結果を残したチームに3連勝。こちらもチーム力を上げてきている。
| 2008年10月12日(日) |
駿台学園創部初の秋ベスト8進出 |
★秋季東京都大会2回戦 創価高校 011001000|3 駿台学園 00003002/|5
この秋、初めてブロック大会を勝ち抜き、本大会出場を遂げた駿台学園。本大会では初戦で夏の準優勝・東海大高輪台を下すと、この日の2回戦では伝統校の創価に競り勝ち、創部初のベストエイト入りを果たした。
メンバー表を見てみると、ベンチ入り20人中13人が、駿台学園中の卒業生である。この日のスタメンには、6人の卒業生が出場していた。 ・3失点完投勝利の右アンダースロー・小林諒祐(2年) ・4番キャプテン・キャッチャーの後藤善基(2年) ・5回に同点タイムリーを放った、2番ショートの平賀達稀(2年) ・6番ファーストの小海宏勇(2年) ・決勝タイムリーを含む3安打のセカンド鈴木琢也(1年) ・8番ライトの志村祥太(1年)
駿台学園中は、後藤たちが入学したときから、中学野球部の強化を始めた。それが、2004年のこと。その年の秋にはオール1年生で北区優勝。翌春には東京都ベスト8に進んだ。そして、最上級生となった2年秋には都大会を制覇した。 その後も、06春に都大会ベスト8、07秋には都大会ベスト4、08春に都大会ベスト8と、着実に結果を残している。
チームを率いるのは川口将司先生。聖学院〜国際武道大出身の32歳(TOKIOの山口似のイケメン)。大学卒業後、駿台学園高のコーチを務めたあと、中学の監督に就任した。細かな指導が特徴で、特に守備、走塁に関してはきっちりと仕上げてくる。
現在のエース小林は、中学3年春に、川口先生の勧めによって、オーバースローからサイドスローに転向した。その後、「もっと腕を下げたほうがいいかな」と、夏前に自ら、アンダースローに挑んだ。 じつは小林、中学時代は3番手ピッチャー。当時の駿台学園中には「2本柱」がいたのだ。しかし、2人は他県の私立に進み、小林だけが残る形となった。 小林は高校に入学してから、成長した。アンダースローを自分のものとし、夏の都大会では帝京を6回途中まで1失点に抑える好投を見せた。この秋も試合を重ねるごとに成長。最速は119キロだが、そんなことは関係なし。変化球をまじえ、ときにはストレートでインコースをえぐり、勝利を引き寄せている。 この日は、プロ注目の創価・大島を4打数ノーヒット。第1打席では、インコースの真っ直ぐで空振り三振を奪い、ガッツポーズを見せた。
チームの精神的支柱がキャプテン後藤。メガネをかけたナイスキャラ。いかにもキャッチャーという雰囲気を持っている。 「正直、小林がこんなにいいピッチャーになるとは思っていなかったです。いまはリードしていて、楽しい」 中学時代を知るだけに、信じられないという思いだ。 「でも、一番努力して、一番走っているのがアイツなので。やってくれると思っていました」とも。この秋で5年目の付き合い。お互いのことはよく分かっている。今日も、18.44メートルの間で、何度も頷きあっていた。
高校を率いているのは、伊奈学園(埼玉)で甲子園出場経験を持ち、その後、東大の監督を務めた三角裕監督。野球好きなら、ピンと来る名前だろう。 今年の春から、駿台学園のコーチ的な立場となり、夏には部長としてベンチ入り。新チームから、正式に監督に就任した。「今日は5点勝負になる」と読んでいた三角監督。まさにその予想どおりとなった。
駿台学園はそれまで、埼玉の浦和にあるグラウンドを借りて練習していたが、移動時間がもったいないということで、それをやめた。学校での練習切り替えた。が、グラウンドはものすごく狭いうえに、他部との共用。基本的に、野球は内野しか使えない。フリーバッティングができないため、1つしかない鳥かごを、時間制で使っている。 「グラウンドが狭くなった分、効率よく練習ができるようになった気がします」と後藤。いまある環境の中でできることを、しっかりと積み重ねている。
次の相手は、夏に敗れた帝京。 夏に先発した小林は「夏は、試合前から『コールドになるんじゃないか』と不安があったけど、通用する部分もあった。あの試合で自信を得たことも多い」と語っていた。 三角監督は「そんなに甘くはないですけど…、今日と同じように5点勝負。5点取らないと勝てないでしょう」。 さぁ、どんな戦いになるか。
| 2008年10月08日(水) |
福岡高校と嘉手納高校 |
前回からの続き。
日本一を果たした岩手・福岡中。エース下沖以外の主力は、地元の福岡高校へ進学。3人の選手が1年夏からレギュラーを獲得するなど、「中学日本一」の力を見せている。そして、この秋、準々決勝で宿敵・盛岡大付を破り、準決勝進出。ここでは敗れたが、3位決定戦を制し、東北大会出場を決めた。岩手3代表の中で、唯一の公立高校である。
…話は飛んで沖縄へ。
昨年の全中決勝は沖縄対決となり、嘉手納町立嘉手納中がうるま市立与勝中を下し、初優勝を遂げた。 嘉手納中の選手たちの進学先が注目されたが、バッテリーを含めたほとんどの主力が地元の嘉手納高校に進んだ。 で、この秋、準々決勝で興南に0対1で惜敗するも、見事にベスト8進出。エースは嘉手納中で日本一を遂げた池原有、キャッチャーも嘉手納中出身の真謝博哉である。負けてしまったが…、さすがは、日本一バッテリー!
…話は静岡へ。 昨年の全中準決勝で与勝中に敗れたのが、静岡・島田市立第二中。3番キャッチャーの石澤剛のバッティングが素晴らしかった。東海大会ではライトスタンドに放り込み、全中では逆方向への長打。左バッターでは大会ナンバー1だったように思う。 石澤は静岡商業に進み、はやくも主軸を務めている。この秋は2回戦で常葉菊川に打ち勝つなど、3位に食い込み、東海大会出場を決めた。
全中で石澤とともに、キャッチャーで目立っていたのが高知・明徳義塾中の久保翔平。こちらは埼玉・浦和学院に入り、秋は4番キャッチャーに。しかし、チームはまさかの初戦敗退…!
というわけで、中学時代に見てきた選手が高校でも活躍してくれると、嬉しいですね〜。
| 2008年10月07日(火) |
下妻東部中・下妻中・千代川中→下妻二高校 |
高校野球、秋の大会は各地で代表校が決まり始めている。 中学軟式野球的な視線で、見ていくと…
茨城では下妻二高が優勝。2回戦で延長15回引き分け再試合の激戦をモノにすると、準決勝の常総学院戦では8回表まで0対4のビハインドも、終盤の2イニングで同点に追いつき、最後は延長10回にサヨナラ勝ち。翌日の決勝、水戸桜ノ牧戦でも9回に追いつき、10回裏にサヨナラ。驚異的な粘りで、5年ぶり2度目の関東大会出場を決めた。
いまから、2年前。 中学軟式野球の関東大会決勝は下妻市立東部中vs下妻市立千代川中だった。下妻決戦で関東1位が決まる。結果、下妻東部中が3対2で千代川中を下し、初優勝を遂げた。 ちなみに、この夏、両者は4度も対戦している。
<下妻市大会> リーグ 下妻東部中 1−0 千代川中 <県西地区大会> 決勝 下妻東部中 3−0 千代川中 <県大会> 決勝 下妻東部中 1−0 千代川中 <関東大会> 決勝 下妻東部中 3−2 千代川中
何と、下妻東部中の4戦全勝! しかし、地区から関東まで3大会連続で決勝で戦うとは、両チームともにかなりの力があったということ。 その後の全中では下妻東部中は初戦敗退を喫したが、千代川中はベスト8に進んだ。 下妻東部中は優勝候補にも挙げられていたが…。この代のチーム戦績(練習試合も含む)は101勝7敗2分! 実際に試合を見ているが、かなりの好チームだった。
中心にいたのが1番エースの野村達也だ。現在、下妻二で3番サード兼ピッチャーとして活躍している。中学時代からとにかく足が速く、バッティングセンス抜群だった。 キャッチャーをしていたのが沼尻真吾。いま、下妻二のレギュラー捕手である。
千代川中で目立っていたのが、1番サードの羽子田竣平。左打席からシュアなバッティングを見せていた。彼はいま、下妻二の1番セカンドで活躍中だ。 さらに、3番倉茂拓也、4番松尾勝太も下妻二に進み、レギュラーを獲得している。 話はこれだけでは終わらず…、 昨年の中学・茨城大会を制したのが下妻市立下妻中だった。決勝で、名門・鉾田南中を5対2で下した(ジャイアンツでブレイク中の東野峻は鉾田南中の出身!) というわけで、一昨年は下妻東部中と千代川中が関東→全国へ進み、昨年は下妻中が関東大会に出場(関東で敗れ、全中には出られず)。驚くことに、下妻市内の中学校はこの3つだけ。つまり、3つの中学校がたった2年の間に、関東大会出場を果たしたのだ。相当、レベルが高い! で、下妻中のエースを務めていたのが坂入優樹。現在、下妻二のエース格として、勝利に貢献している。
このようにみると、中学時代に実績を残した下妻市内の選手たちが、下妻二に集まっているのがよく分かる。まぁ、地元の公立高校なので、毎年こういった傾向があると思うが…。 ちなみに…。 千代川中が全中で敗れた相手が、岩手・二戸市立福岡中。そのまま勝ち上がり、岩手県勢初の日本一を成し遂げた。エースの下沖勇樹は、青森・光星学院に進み、エースでキャプテンの大役を任されている。
と、ここからまた長くなりそうなので、続きは次回の日記へ
| 2008年10月06日(月) |
グラブインストラクター・梅原伸宏さん、講習会開催! |
『グラブ・バイブル』(ベースボールマガジン社)の著者であり、『中学野球小僧』『ヒットエンドラン』の誌面でもお馴染みのグラブインストラクター・梅原伸宏さんが、グラブセミナーを開催することになりました。白夜書房の主催です。
概要は以下のとおり。
●日時 �。隠鰻遑横夏�(土)17〜20時 �■隠鰻遑横各�(日)14〜17時 (�´△箸眛碓譴瞭睛討任垢�、両日ご参加頂いても構いません)
●場所 白夜書房本社ビルB1F BSホール (東京都豊島区高田3−10−12)
●参加費(1回につき) 大人2,000円/中学生、高校生1,000円
●内容(予定) �^�りかえが早くなる方法 �∧甬紊�加速上達する方法 �B�が速くなる方法 �た焚修靴深蠧�れの方法 �ゴ蔽鰻芯召掘�型崩れ予防方法 ※当日は抽選で1名の方に、梅原氏がグラブの型直しをいたします。
●申し込み方法 本文に「氏名」、「住所」、「電話番号」、「参加希望」と書いて 下記メールアドレスまでお送り下さい。 改めて詳細なご案内をお送り致します。
kozo@byakuya-net.co.jp 件名:グラブセミナー 締切:11月11日(火)
●携帯の方や、ウィルスメール等を自動削除するシステムを ご利用している方は、「byakuya-net.co.jp」からのメールを 受け取れる設定にしてください。
●会場の都合で参加者を抽選で決めさせていただく 場合がございますので、ご了承下さい。
●当日は普段ご使用なさっているグラブを持参下さい。
*10月10日発売の『中学野球小僧』にも概要が掲載されています
〜〜〜
いろいろな方を取材しておりますが、最近、「へぇ〜!」と思うことが一番多いのが梅原さんです。取材にいくたびに、発見と驚きの連続。自分が現役の頃にお会いしたかったなぁ。 というわけで、当日は面白い話が聞けるはずです!
なお、11月22日は秋のKボール全国大会の初日。試合のあとでも、間に合うと思います! 大会出場チームのみなさんの参加もお待ちしております。
| 2008年10月04日(土) |
対決再び 吉田中(新潟商)vs星稜中(星稜高) |
高校野球新潟大会。注目していた新潟商業が4位通過で北信越大会出場を決めた。 新潟商はレギュラーのうち5人が、燕市立吉田中の出身。中3の夏、全国大会で旋風を巻き起こした主力選手たちである。全日本・全中ともにベスト4進出という快挙を成し遂げた。 進学先に注目していたところ、「ほとんどの選手が新潟商に行くらしいよ」という話を耳にしたのが、2年前の秋。「新潟商? バスケは強いけど…」というのが率直なところだったが、彼らが主力となり、この秋ついに北信越切符を掴んだ(7年ぶり7度目の北信越出場)。
エース小柳雄太、サード稲葉健太、ショート島倉由喬、センター宮本祥平、ライト瀬戸塁、そしてサブの栗林汰地が当時のメンバー。とにかく、「ほんとに公立?」と思うぐらい、能力が高いチームだった。特に光っていたのがエースの小柳。ぽちゃっとした体型のパワーピッチャーで、たぶん、130キロは超えていただろう。体型に似合わず、フィールディングもよかった。
なお、当時、3番ファーストだった伊藤圭祐も、東京学館新潟の主力として、北信越大会に出場する。
新潟大会終了から数日後、石川では星稜高校が優勝し、北信越出場を決めた。 後日、星稜中野球部の田中辰治先生と、「北信越で新潟商と当たったら面白いですね〜」と電話で話していたところ…、つい先日決まった組み合わせ抽選で、ほんとに実現した!びっくり!
じつは、吉田中と星稜中は、2年前に全日本出場をかけた北信越大会の決勝戦で戦っている。このときは、小柳が完封し、1対0で勝利。星稜中は「日本一を狙える」とも言われていた力のあるチームだった。 このときの星稜中のエースが宮本。いま、星稜高のエースを務めている。キャッチャーをやっていた舟木は、星稜高でキャプテンとなり、ファーストに。セカンドの塩見も、高校でレギュラーを獲得した。また、1学年下ではあるが、先輩とともに悔しい思いをした川口、清瀬(07年に全日本制覇)もベンチに入っている。
と、吉田中、星稜中出身の選手が両チームにこれだけいるとなると、中学軟式好きとしては興奮します(笑)。さてさて、どんな試合になるでしょうか。試合は来週11日。
もう一つ、新潟の中学・高校野球話しを。 昨年、Kボールの新潟選抜(*正式名称=新潟アルビレックスベースボールクラブKBユース)は逸材揃いと言われていた。夏の選手権では準優勝を果たしている。 このとき、三本柱を形成していたのが、東條将樹(中越)、神田健太(新潟明訓)、松澤裕紀(遊学館)。3人ともに、秋はベンチに入り、登板。東條と神田はエース格の存在だった。遊学館は石川2位で北信越大会に出場するが、新潟選抜で1番を打っていた武藤貴大も遊学館に進んでいる。松澤と武藤は、同じ糸魚川中である。 ほかにキャッチャーで強肩が光っていた板垣智也が新潟明訓へ。ショートの田村昌大も明訓に進み、はやくもレギュラーをつかんでいる。
県選抜だから、当たり前といえば当たり前だが…、それぞれが名門高に進み、活躍しているのは嬉しいかぎり。
なお、夏の選手権で、新潟選抜に勝ったのが埼玉オールスターズ。 このとき、山本英一郎賞(MVP)を受賞した田口公貴は帝京に入り、秋から2番ショートでスタメン出場しているもよう。
埼玉オールスターズの前身は藤倉オールスターズ。簡単にいってしまえば、埼玉の県選抜チームだ。毎年のように帝京に選手が進んでおり、中村晃(ソフトバンク)、今秋ドラフト候補の高島祥平(帝京3年)も藤倉オールスターズの出身。偉大な先輩のあとに続けるか。
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