『ひとつだけ諦めろ』と言われれば、僕はまた愛を選ぶだろうか。 そんなモノは本当の愛と呼べぬだろうか。 本当の愛だからこそ手放さねば苦しいのだ。 そんなモノはただの逃げだろうか。 全てを抱え込むには混沌とし過ぎているんだ。 そんなモノは結局ただの言い訳だろうか。 ねぇ、僕はどうしたらいいのだろうか。
2003年03月06日(木) |
alternative |
僕らはきっと同時に、この枠組みを壊すべきか、 壊さぬべきかを本当に悩んでいる。 何処か一箇所にヒビが入れば、そこから一気に壊れてしまうのは 火を見るより明らかだね。 本当の僕は、何を思うより先に壊してしまいたいんだと思う。 けれど、ハンマーを振り上げる勇気が出ないのは、 君の深くて黒い瞳のせい。 その瞳は、何もかもを知っていて、何もかもを知らない。 僕は、どちらを選び取るべきなんだろう。
2003年03月04日(火) |
go off half-cocked |
あらゆる事物に対して早く結果を出したくなる。 宿命的な性分なんだ。 誰からも何も言われなくたって、自らの手で終わりのベルの紐を引く。 僕は丸い塊を抱え込んでは生きて行けないから 仕方ないと言えば仕方ないけれど、 それによってまた、更なる丸い塊を生み続けるなら意味なんて何もない。
起こさなければ空虚。 起こせばぬかるみ。 いつもの事ながら何処へも辿り着けない。 冷たく鳴り響くその音に耳を塞ぎたいなんて 自分を守るためだけの得意の嘘なんだ。
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