| 2005年12月31日(土) |
結局、おせち料理は今日に |
毎年、年末の1日、1日は、朝の通勤の1分に相当するような感じがするせわしなさです。どういうわけか、毎年忙しくなっている感じがします。大掃除の次は、おせち料理になります。ほとんど恒例化しているものを作るわけですが、どうしたらうまくなれるのか、やはり考えてしまいます。
ローストポークは今年はちょっと凝ってみましたが、いまいちでした。それでも、まだ作らないといけないおせちがまだ残っています。そうだ、日記だ、としばし、事務所に。新聞を見ようと思ったら、スタッフが正月休みだからと新聞を休刊扱いにしてくれていて、困った、です。
明日は、1日、毎年、各新聞社社説をひととおり読んでの1年のはじまりですが、どうしよう、と。たまたまスタッフが31日だと言うのに事務所に来ていてくれて、難を逃れました。果たして、各新聞社、来年の企画はどんなことを考えていてくれるんでしょうか。
期待したいと思います。
昨日は、事務所の忘年会ということで、遅くなりました。今年は、趣向を変えて、駒形通りの「ラス・タパス」でアイリッシュバンドギネス・ボラーチョ』のライブに出かけました。アイルランドというとエンヤを思い浮かべるくらいですが、想像していたより、ジャンルも多様で、技術力も結構いけていて楽しい時間を過ごしました。
今日は眠い眼をこすりながら、年末の大掃除、窓ガラスふきをはじめました。1年に1回ですので汚れが目立ちます。帰省している次女が大学で掃除のアルバイトをやっているという事から、窓拭きに新聞紙を使うと綺麗になるんだよのアドバイスを受け、それならとさっそく試みました。
確かに綺麗になります。特に結露によるガラスの下の戸のさんはカビがはえていてなかなか難しいのですが、これでやると効果があるというのです。ただ、どうしてきれいになるのかその理由が良くわからず、途中から面倒くさくなって、いつもの水に濡らしたウエス(古着)で拭き、そのあと乾いたウエスで二度拭きというパターンに戻ってしまいました。
終わってから、インターネットで調べたら、新聞に含まれる油脂が汚れを落とし、そのあと乾いた新聞で磨くと油膜もはりぴかぴかになるとのことでした。なるほど、と感心してしまいました。合成洗剤を使わなエコクリーンとの評価でこの手法は結構広がっているようです。まだ試していない方は一度やってみて下さい。
| 2005年12月29日(木) |
映画『アイランド』を観る |
韓国でヒトのクローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)を作りだしたとする黄兎錫(ファン・ウソク)ソウル大学教授の科学雑誌『サイエンス』掲載論文を巡って大変な問題となっています。今年の初めに世界で初と国家的プロジェクトとして始まっていただけに、論文の科学的根拠が虚偽とするとまさにこれは大スキャンダルです。
私は、この科学技術を生命倫理との関係でこのような国家プロジェクトする事に極めて懐疑的でした。静岡県でもクローン牛が研究されており、既にクローン牛が生まれています。人でなく牛ならいいのか、という問題をどうクリアするか、昨年の農業水産部での常任委員会では毎回議論を重ねていました。
この映画『アイランド』は、クローン人間をテーマにした映画です。最初の「夢の楽園に抽選で選ばれる」という話から始まるのですが、途中でそれが、臓器としての単なる販売商品になることである事が少しずつ明らかになります。そこから、SF的趣向で観客はドラマにのめりこんでいきます。
ただ、最後に主人公2人が多くのクローン人間を解放するのですが、そこは何かしらら救世主的舞台になってしまいます。『アイロボット』の最後のシーンと重なります。クローン人間を商品として求める人間社会をもう少し突っ込んでもらいたかった映画です。でも、それでも十分に面白い映画です。映画評論でB級扱いですが、韓国の事件が頭にあって観たのでとてもリアルで緊張感溢れました。
| 2005年12月28日(水) |
静岡新聞「静岡県議会定数削減」報道 |
静岡新聞1面トップに「県議会総定数削減 清水区・庵原郡など影響 特別委試算結果が判明 6月までに決定」の見出しで、県議総定数削減幅に伴う各選挙区の定数試算表報道がありました。ビックリしました。選挙区等調査特別委員会での議論を待たずに叩き台がスクープされているのです。
問題が問題だけにあえて関係筋でアドバルーンをあげたのかもしれません。それにしても自分自身にかかわる葵区の定数6名が5名に減じられています。いままでの特別委員会で政令市の減員については、議論の対象にもなっていませんでしたが、どうして?です。
何人もの方から、あのニュースは何なの?もう決まったの?問合せがありました。後援会関係者にして見ればやはり驚きの事であったと思います。議会事務局からも経過について連絡がありました。おそらく、公表を前提としない委員長サイドの検討資料かと思いますが、それにしても年末のこの時期です。
果たしてこれでいいのかどうか、十分な検討が必要です。定数削減についての私の見解は、後援会ニュースで表明しています。「私は有権者に信頼される議員活動をする議員が増えない限り、たとえ議員が削減されても、有権者の不信の解消にはつながらないと考えています。皆さんはどのようにお考えでしょうか」。
| 2005年12月27日(火) |
外国人無料検診会に「国際交流功労賞」 |
第8回を数えた「外国人のための健康相談と無料検診会」に対して財団法人企業経営研究所(理事長 岡野光善)が「国際交流功労賞」を選考してくれました。昨日の視察先に実行委員会のボランティアスタッフから、喜びの声と同時に授賞式が1月25日に開催される旨の連絡を頂きました。
ボランティア団体としての8年間の実績がこうした形で評価を受ける事は大変すばらしい事です。3年前には、中日新聞社からも表彰を受けています。もともとは浜松市の医師中心の活動に刺激を受けてはじめた事ですが、静岡市でも継続してきました。ただ、財政難が続いていて来年は開催できるんだろうかと、心配しながらの越年です。
財団法人企業経営研究所については、ホームページによると「財団法人企業経営研究所は、1982年7月の設立以来、お客様の多様なニーズに応じた実践的な調査研究や的確な情報提供などの活動を通じて地域経済社会の活性化と、中堅・中小企業経営の健全な発展、育成に努めて参りました。 さらに、1996年4月より地域経済社会の国際化に対応する人材の育成と内外の交流活動を積極的にサポートするために、国際交流支援事業を実施しております。 当研究所は、今後ともこれらの事業活動を通じて地域経済社会の発展の一助となるよう全力を尽くす所存です。皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。 理事長 岡野光喜 」とあります。
新しい出会いが生まれる事を期待したいと思います。
| 2005年12月26日(月) |
兵庫県の国民保護計画、集中行革プラン、政務調査費視察 |
今日は年末のあわただしい中、兵庫県の視察をしました。テーマは、 1、三位一体改革と来年度の予算編成 2、国民保護計画 3、集中行革プラン 4、議員の政務調査費 の4点でした。が、ちょうど予算編成あわただしい時期であったため、1は無理とのことで、2,3,4について勉強させてもらいました。
国民保護計画については、兵庫県弁護士会が全国で初めて弁護士会としての批判的対案を準備されていたこともあってどのような計画案であるのか関心がありました。最初の計画慨案から9点の修正が企画部会で議論されているとのことでした。計画のタイトルに国民保護計画だけであったものに「県民の保護を目指して」という副題をつけ、県民に外国人が含まれることを明記するとのことです。
また計画に作成に当たっての基本的考え方に「有事における行動を民主的に事前にコントロールする枠組みができた」のところの「コントロールとは権力をコントロール」する意味、「政府の外交努力により武力攻撃の発生を未然に防ぐことが何よりも重要であり、兵庫県においても、国際平和を追求する立場から、多文化共生の社会作り、草の根の国際協力など様々な取組を展開」など独自性があります。
詳しくは資料がありますので、問いあわせ下さい。阪神淡路大震災を経験しているだけに、学ぶべき点がありました。勿論、このような武力攻撃事態が本当にあり得るのか、という根本的問題があることは言うまでもありません。そうした中での弁護士会の主張が少しは取り入れられていることを確認できました。静岡県でも2月に最後の協議会がありますが、この視察の成果を活用したいと思います。
総務省から求められている今年度中の集中行革プランについては、2004年度に5年間計画を再策定しているので、この案をもとに対応するとのことでした。また、政務調査費については、オンブズマンから監査請求も出ていて世論的にも使途に関しての関心が高まっており、いくつかの改善なされているとのことでした。島田市での訴訟の件もあり、参考になることが沢山ありました。
今、NHK総合テレビで始まったばかりの韓国の宮廷女官の物語「チャングムの誓い」、友人に勧められて観はじめました。BSで既に放映を終えているということで、再放送がはじまっています。再放送の内容を紹介しているホームページを覗くと、総合テレビを見ている人は、「ネタばれに注意」とあります。
まだ総合テレビの範囲なので、全体像に行くまでまだ時間がかかりそうですが、結構面白いのです。どうしてこんなにはまってしまうんだろうと思うのですが、やはり、おしん的要素があります。いじめられていじめられて、だけど最後は必ずハッピー。サクセスストーリーとしての流れがわかっているからかもしれません。
それにしても朝鮮の食文化の奥行きの深さに驚かされます。日本にも当然、同じようなレベルのものがあるのですが、高度成長を経験してしまった私達が失ってきた何かを指し示している事ものめりこむ要素になっていると思います。実際、韓国に旅するとこの食文化の重厚さに出会い感心してしまいます。
この韓国とて日本同様の食文化の危機がある事はいうまでもありません。その危機感が単にサクセスストーリーとしての「チャングムの誓い」とは違った国民的人気を作り出したのではないかと推測しています。「ヨンさま」ブームと重なる所と違った側面があります。
東アジアサミットで外交的成果をあげる事が出来なかった日本政府の間をうずめていくのはやはり民間外交であり、野党外交です。このドラマもまたそうした大きな役割を果たすと思います。それにしても、昨日発表の内閣府の「外交に関する世論調査」での中国に対する親しみ度は下降気味、気になります。
※※NHKホームページでのドラマの簡単な紹介です。
16世紀初頭の朝鮮王朝時代を舞台に、実在の医女チャングム(長今)をモデルにして描かれた韓国の時代劇。韓国では最高視聴率57%を記録し、香港や台湾でも爆発的な人気を呼びました。
母の遺志を継ぎ、宮廷料理人の頂点を目指すヒロイン、チャングム。宮廷内の権力争いに巻き込まれながらも、やがて医学を学び、最後には王の主治医という地位に登りつめるサクセスストーリー。
原題の「大長今(テ ジャングム)」とは、「偉大なるチャングム」という意味で、「チャングム」は、王の主治医にまで登りつめた実在の女性の名前です。
しかし、その記録は、歴代の王に関する文献に「予の体のことは医女チャングムが知るなり」と書かれているなど、ほんの少しに過ぎません。
今回のドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」は、この一文とわずかな資料を手がかりに創られた、ある女性のひたむきな人生を描いた壮大なる物語です。
| 2005年12月24日(土) |
土地収用土地調書立会い署名に異義申立て |
今日から3日間、静岡空港第1次強制測量分の土地調書立会い署名がはじまりました。反対派の中でも、この署名への対応をどうするかで様々な意見がありました。最終的に、地権者と共有地権者有志で土地調書に対して異義申立てを行う事となり、本日の10:00からの行動となりました。
会場は極めて物々しく、過剰警備の様相そのもので、地権者は憤りを感じたようです。全員が、異義申立ての趣旨で署名をしました。その手続の中であらためて土地収用制度が、いかにこの社会のルールの中の特殊事例であるかを実感しました。個人財産を公的権限で強制的に土地を取上げることの重大さです。
いくつかの事が発見できました。これからの収用委員会を巡る闘いの中で様々な闘い方があるんだということが地権者はじめ共有地権者の間で共有できた事は大きな成果です。制限表面区域については、来年になります。採決申請は、2月か3月ということになり、収用委員会は、その後1ヶ月に1回程度づつ開催されます。
12月議会最終日に収用委員の選任に反対しましたが、委員全員の履歴を調べる必要があります。委員が何らか形で行政に関与しており、とても公平・中立の審査がされるのか大いに疑問です。収用委員会開催までにこうしたことも新たな課題として浮上しています。今年も年末ぎりぎりまで闘いは終わる事がありません。
| 2005年12月23日(金) |
高齢者施設で太鼓演奏で慰問 |
今日は、地元の松本デイサービスセンターで、太鼓サークル「座・鼓竜」のメンバーとして「クリスマス会」イベントの中での太鼓演奏にいってきました。曲目は、「山の神」、「ぶち合わせ」、「楽楽(らくらく)」の3曲ですが、この2ヶ月くらい練習していました。
15人くらいのメンバーですから、結構迫力はあります。3曲の間に私たちの先生・原田鑑一郎さんが、竹笛演奏も入り、なかなかの演奏会となりました。聞いてくれた方々は施設のスタッフの方々含め30人くらいでしょうか。感激して涙を流してくださった方もいらっしゃいました。
そのあと、地元に建設された重度障害者施設「つばさ静岡」に寄りました。実は、昨日クリスマス会のご案内をいただいており、どんなことをやるんだろうと関心がありました。サンタさんやトナカイさんがあちこちにおり、もう終わりごろでプレゼントコーナーに入っていました。
そして、コンサートー解散という具合でした。参加者は、障害者の方々や御家族、スタッフ、ボランティアと100人以上はいらっしゃいました。竜南小学校の6年生の児童も参加していました。施設ができて初めてのクリスマスイブ。本当に若いスタッフが中心で、一生懸命でした。
「この施設が地域の広場的機能を果たせるような気持ちで運営しています。講堂や集会室は必要があれば地域に開放します。」という施設の責任者の方の発言は、好感がもてます。既に地元町内会もこちらの集会室で会合を行っています。せっかくのこの施設、地域の中に定着することを願わずにおれません。
| 2005年12月22日(木) |
「子ども未来じゅく」理事長のお話を聞く |
神奈川県のNPO法人「子ども未来じゅく」が経営する神奈川県初の認可保育園第1号「ViVi」について法人理事長の又木京子さんに一時保育利用実態についてのお話を聞きました。
この保育園は、厚木市で定員30人で半分の15人の子どもが母子家庭、父子家庭は1人、母親は1人が正規労働者であとは全員非正規労働者とのことでした。そして、1時保育と言う短期で緊急性のある子どもをあづかるシステムでの定員が15名。
このシステムがあると保育士をきちんと確保できるのですが、小泉政府のもとで出来高払いとなり、せっかくのシステムが根付いていないとのことです。そうした中で、この保育園では15名枠を維持したとのことでした。
その結果、2004年度の厚木市での一時保育事業で利用者は延べ3834人、そのうち1485人(全体の39%)が、この保育園「ViVi」の利用者で、このシステムをきちんと維持すればもっと利用者がいるはずとのことです。
そこで、この利用者の利用理由について調査したところ、週3日以内の就労形態の母親が1100人で71,1%、緊急が123人で7,9%、私的理由が324人で20,9%でした。就労3日以内というのは、普通の定員に入れる就労形態が週4日以上との関連です。
つまり、働く母親、特に母子家庭においては、週3日と言う非正規労働者が、圧倒的で、子育てとの関係で週3日以内というスタイルが一般的ということになります。となると、こうした実態を踏まえての子育て支援策が必要になるとのことです。
県議会で母子家庭での児童扶養手当に関する決議は上がりませんでしたが、労働実態調査をキチンと把握していく必要があります。この保育園として「1時保育から見た働き方の課題」として、以下のまとめをしています。
課題:1時保育利用者の71%が週3日以内就労、一時保育受け入れが少ないため、無理に4日以上就労せざるを得ない人もいる、週1日から3日以内で働き、子育てする働き方は選びにくい。
子育てしながら働く美しい生き方モデル:週4日以上就労の保育園利用基準を、週1日でも可能にしたい、父親も母親も子育てしながら働ける「子育て支援策」が必要、勿論この働き方を可能にする社会保障制度も当然必要。
| 2005年12月21日(水) |
楽しく「きよしとこの夜」 |
200名近い方々に集まっていただきました。 第20回「きよしとこの夜」、パワーがあふれていました。
「ケントス」という会場での開催に参加者から「松谷さんがこういうところでパーティをやるんだね」と驚きの声が結構多かったようです。ましてや生バンドで踊りまくってしまった私に対しての「えー!」の反応も何人からも出ていました。
もともと、踊ることは大好きです。
60年代生バンドの全ての曲に「みんな新曲に聞こえます」の若いスタッフの声に「ウーン、なるほど」、私達はオヤジ世代だ、を実感させられました。
金田さんとのトークセッションでは、民主党前原さんの最近の言動への評価や憲法改正問題に対する考え方、国土交通委員会内での姉葉設計、総研などの捉え方など、いろんな点で刺激を受けました。
いずれにしても楽しい時間をすごさせていただきました。今日の企画を準備してくれた関係者に感謝です。そして、年末の忙しい時期に参加していただいた一人一人に皆さんに感謝です。明日から、また頑張ります。
12月県議会が終わりました。本会議においては、常任委員会委員長質問、そして反対討論という形で、終了後、静岡県富士山世界文化遺産登録推進議員連盟設立総会、浙江省海外視察打ち合わせ会議、選挙区等調査特別委員会が続けざまにあり、びっしり1日会議でした。
いつものことながら、自らの非力さを反省する議会最終日です。議会運営委員会では、「利害関係人」問題は、第三者機関としての収用委員会委員の選任と一坪地主という関係においては「利害関係」が発生しないという議会議事課長の説明で収まりました。
質疑と討論では、議員提案第7号の「静岡県民の豊かな暮らしを支える食と農の基本条例」についてもっときちんと問題提起できればよかったなーと思っています。全国で13あるというこの趣旨の条例の中で静岡県のものがどのレベルにあるのか、大いに議論が必要です。
さて明日は、第20回「きよしとこの夜」という恒例の年末企画が開催されます。応援していただいて下さる方々による集まりで、本当にありがたいものです。ゲストに民主党衆議院議員の金田誠一さんが来て下さいます。私は、金田議員を、国会の中の「良心」と呼ばせてもらっています。
事務局のメンバーがいろんな楽しみ企画も準備してくれているようです。この日記を読んでいる方でも参加希望の方は是非、ご連絡ください。
尚、討論と質疑は速報コーナーにてアップします。
| 2005年12月19日(月) |
一坪地主は利害関係人? |
明日は、県議会最終日。今議会では、反対議案は、収用委員会委員選任の人事案件、もりづくり県民税条例、賛成議案は、教育関係の請願と議員提案の食と農の基本条例です。反対討論を準備中です。
ところが、民主党・無所属クラブの議会運営委員の小長井議員から「松谷さん、あした反対討論するでしょ!だけど収用委員会委員の討論は、松谷さんが一坪地主なので利害関係人と言うことで議決に参加できないのではないか、という自民党委員の意見があり、明日までに議会事務局が調査する事になっているよ」との連絡。
どなたかわかりませんが、とても信じられません。どうして一坪地主が収用委員会委員の選任で反対する事が利害関係人の発言になるのか、よくわかりません。そもそも議論は、そのことの意見からの展開と言うより、反対討論の時間についての議論からのようです。
収用委員会に静岡空港の採決申請すら提案されていない段階で、申請は確実かもしれませんが、この段階で私の反対討論する事自体が、利害関係人だからと議会ルールに反すると言う主張には、何か、意図的なものを感じます。どうしてこのような主張が、議会運営委員会という所でなされるのか、不思議です。
明日、はっきりしますが、仮に利害関係人としても、議員としての静岡空港問題での議会発言をその事で封じようとするのは、私の「ひがみ」なのか、何か、1年生議員、一人会派ということへの「いやがらせ」というような側面を感じさせられてしまうのです。そんなことはないと思いますが、驚きました。
| 2005年12月18日(日) |
大きな勘違い、前原民主党 |
2日間の民主党大会が終了しました。各新聞社の社説見出しを見てみました。 読売新聞―”抵抗勢力”との戦いはこれからだ 毎日新聞ー揺さぶりの次が大事だ 日経新聞ー前原氏は指導力を発揮せよ 産経新聞ー代表支え政権党に脱皮せよ 朝日新聞ーここはしっかり論争を 中日新聞ー社説なしで、蒲島郁夫東大教授とのインタビュー「対案より批判を」 静岡新聞ー社説なしで、一般記事、「民主も女性比例枠」
いずれもがアメリカでの集団的自衛権行使と憲法9条改正、中国脅威論発言、及び、自民党との大連立99、9%なし発言を巡っての民主党内議論の状況に対する評価が述べられています。読売、産経、日経は基本的には前原氏支持です。静岡新聞を除く全社一致しているのは、前原民主党の前途多難の状況認識です。
様子を見ていると自民党内郵政民営化を巡る小泉首相のリーダー手法をそのまま憲法改正問題に真似ているようです。本来、対決軸にまずアドバルーンを打ち上げるべき必要性があるのに、党内運営スタイルや外交政策が小泉政権と同じスタンスでは、衆議院選挙で民主党に期待した有権者にとって、魅力がまるでありません。
「官から民へ」にかわる「公を役割を担う市民参画型分権社会」論のレベルでは、何を対決軸にしたいのか見えてきません。これでは、やはり、0、01%の大連立の方に関心が向きます。そして、その可能性は、選挙制度改革問題での部分的政策一致政権か公明党はずし憲法改正政権樹立のタイミングと言うことで具体性があるわけです。
しかし、それは民主党自滅の道か分裂の道ではないかと思います。前原民主党が、自民党との対抗軸を作り出せないなら、来年の党大会までに新しい指導体制を作ることを前原批判グループの選択肢にすべきではないかと思わざるを得ません。私としては、この際、民主党は分裂した方がいいのかもしれないと思ってしまうほどに前原氏にあきれています。
| 2005年12月17日(土) |
森林(もり)づくり県民税条例の可否 |
12月議会に森林(もり)づくり県民条例が提案されています。静岡県の森林面積約50万haのうち約40万haが民間所有で、その中の12,000haを対象に一年間8億4000万円、10年で84億円で整備しようとするものです。整備内容は外部評価委員会で毎年検証されます。
整備条件は、民間所有者の整備困難性、災害防止の緊急性、水源涵養など公益性の3つの条件を備えていることと、林道から200m以上はなれている場所で、個人所有者の利害に結びつくことのないように森林所有者と最低10年間の協定を結びます。協定が反故にされるときは所有者にペナルティが課されます。
ある意味で目的税で、2月議会に基金条例が示され、事業内容が提案されます。私自身、環境森林農水委員会で、森づくり100年の計委員会での議論を踏まえ、戦略的方向性については支持の立場で臨んできました。更に、知事選挙・吉田知事候補のマニュフェストでは、この条例を実施の方向で示してきました。
この流れからするなら賛成と言う事になります。が、9月5日、11月29日からの空港の強制測量であの緑豊かな森林が力づくで取上げられ破壊される様を目の当たりにした時、この条例の目的を疑わしくなるのは有権者として当然のことです。今日も環境グループの食事会があり様々な意見が出されました。
趣旨は良く分かるけれども、本当にこの税金は森林の保護に使われるのか、空港であんな事をしていて、そもそも今の税金の範囲内でやれることではないか、県民税均等割りに400円と言うけど、誰と誰に課税されるのか、これからの地方分権の時代の中で、この増税をきっかけにドンドン増税目的税が出てくるのではないか。
厳しい批判の声が出されました。時期的に三位一体改革、国における増税を考えると、世論的にはなかなか納得得られる状況ではありません。ただ、一方で、課税自主権と森林保護と言う問題で納税者に対する説明責任をキチンと果たせる自治能力も求められます。20日に結論を出さないと行けません。ご意見をお待ちします。
※※ 条例の中身は、静岡県ホームページの環境森林部のコーナーに説明されています。http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/moridukuri/index.html
1 新税の名称 「森林(もり)づくり県民税」
2 税の目的 森林は、土砂災害の防止、水源のかん養などの公益的な機能を有しており、これらの「森の力」は、すべての県民が享受しています。しかしながら、近年、社会的、経済的な要因等により森林の荒廃が進行しつつあることから、今後、様々な影響が懸念されます。荒廃した森林を再生し、良好な森林環境を保全していくために新たな施策を行う必要があることから、この財源に充てるため、新税を導入します。
3 税の概要 現行の県民税均等割の額に一定額を上乗せする、県民税均等割超過課税方式を採用します。
納税義務者 1月1日現在で県内に住所等を有する個人
県内に事業所等を有する法人等 税率 個人:年 400円(個人県民税均等割1,000円に400円を上乗せ)
法人等:年1,000円〜40,000円(法人県民税均等割の税率に5%を上乗せ) 徴収方法 個人:市町が市町村民税と合わせて賦課徴収し、県に払込み
法人:県に申告納付 施行時期等 平成18年4月1日から施行
個人:平成18年度分の個人県民税から適用
法人等:平成18年4月1日以後に開始する事業年度に係る法人県民税から適用 課税期間 平成18年度からの5年間とし、5年後に見直しをします。
※荒廃森林の再生事業の全体計画は10年間
議会の休会日ですが、20日の討論の為に議会控室にずーっといました。疲れて、今日は、イタリー亭に食事兼ワインに出かけました。偶然にも、静岡では既に有名な「食と農のかけ橋・静岡」代表の西澤秀雄さんが、なんとハムの大きな塊を包丁で切りながら皆さんに分けているではありませんか。
今日は、「13の月の暦の会」の例会兼忘年会が開催されていたようで、西澤さんはハム担当ゲストのようでした。たまたま、偶然にご一緒させてもらいました。何故か、私もハムを頂くハメになり、ひときれ、ひときれ、味わって食べました。普通のハムは3日間くらいの熟成だそうです。
このハムがとにかく、おいしいんです。一ヶ月熟成させているハムとの事で、西澤さんが生産者と加工業者とそして食べる場所までアレンジされている、一度食べてみて欲しいハムです。というわけで、議会での疲れを癒して貰ったイタリー亭でした。
「13の月の会」では、名前を占ってもらいました。さっそく、来月の例会にはずうずうしくも参加してみようかと思っています。宇宙の自然を楽しめる楽しい夜となりました。
| 2005年12月15日(木) |
採択されなかった母子家庭・児童扶養手当に関する意見書 |
社団法人静岡県母子寡婦福祉連合会は、12月議会に向け13,791名の署名を集めて、以下に示す趣旨の意見書の提出を求める陳情を行っていました。が、13日の意見書検討小委員会では全会派の一致を見る事が出来ず、意見書提案は、見送られました。13,791名もの皆さんの声が議会に反映されなかったことはとても残念です。
今回の意見書は、会派としての意見書提出に至らず、民主党・無所属クラブの賛同を得て一人会派「市民の風」としての提案という経過がありました。因みに賛同会派は、民主党・無所属、KEN-MIN、共産党、平成21でした。反対会派は、自民党、公明党でした。 他の意見書は最終日に採決されます。
※※
児童扶養手当に関する意見書(案)
無所属(松谷 清)
児童扶養手当は、母子家庭等の子どもの健やかな養育のために必要な支援である。国は、離婚の急増など母子家庭等をめぐる諸状況の変化を踏まえて、2003年4月に児童扶養手当法を改正し、受給期間が5年又は支給要件に該当したときから7年を超える場合、政令により手当の額の2分の1に相当する額を超えない額を支給しないとした。 厚生労働省の2003年11月の調査によると、母子世帯の末子の平均年齢は4.8歳で、5年後は小学校中学年ごろに当たり、成長に伴う食費、教育費増等が重なる時期となり、経済的支援が特に必要な時期である。 本県においては、昨年、母子家庭等就業・自立支援センターを設置し、母子家庭等の就業による自立支援の推進に努めているところであるが、立ち上げ後間もないことや昨今の厳しい社会経済情勢などからその成果は顕著にはあらわれてはいない。 よって国においては、今後の就労状況や就労支援等の実施状況を踏まえた上で、児童扶養手当の受給5年後の減額措置の緩和や、就労支援策のより一層の充実を図るよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
| 2005年12月14日(水) |
太田川ダム建設、住民団体との話し合いの準備進む |
今日は企業委員会。事業再評価委員会の「住民に対する情報提供や説明を引き続き行い、県民と直接意見交換を行うことなどにより、事業に対する理解をより得られるよう努めること」についてどのように対応するかの質問に対して、県は話し合いを行うことで、その期日や方法について内部協議に入っているとのことでした。
住民団体の側からすれば歓迎すべきことです。進め方については、中部電力がプルサーマルをテーマに行った賛成派、反対派のパネリストを含んだシンポジウム方式や、住民団体が求める計画のあり方についてすべてシュミレーションとして計算をすることも強く要望しました。「検討するとの」答弁を得ました。
今後に期待です。
※※ 質問項目 「1」第175号議案の長期継続契約に関しての条例について
「2」太田川ダム建設事業再評価委員会の結果について 1、10月28日事業再評価委員会での住民との話し合いの経過についての委員長質に答弁しなかった理由について 2、再評価委員会での5つの配慮事項のうち「住民に対する情報提供や説明を引き続き行い、県民と直接意見交換を行うことなどにより、事業に対する理解をより得られるよう努めること」についての対について。
「3」最大給水量の取り方 1、前委員会での住民団体が指摘している計画水量と実績との乖離についての技監の主張の誤りについて 2、地球温暖化で、東京大学気候システム研究センターが発表した「50年後の日本では、真夏日が1年のうち100日が越える」との予測から計画給水量増加分の必要性について
「4」水価の考え方 1、太田川系の水価計算100円計算根拠について 2、住民団体が中遠系で平成20(08年)でトン当たり20円と算出していることについて 3、平成17(05年)から平成25(2013年)の間の中遠系で147億円、湖北・湖西系で43億円、太田川系で134億円と建設改良費をもとにした料金45円の算定根拠について
「5」馬込川の掃流水水利権の転用について 「6」工事の遅れと新たな財政負担について 「7」企業局の中期的見通しの内容について
今日の商工労働委員会での質問項目です。 「1」 指定管理者制度について 「2」 労働金庫の簿外口座について 「3」 障害者就労支援について 「4」 母子家庭就労支援について 「5」 10月の商工労働委員会視察を受けて―工業技術センターについて 「6」 大型店立地問題についてー静岡市のイオン 「7」 TMOについて 「8」 政令市と県の単独助成事業について
労働金庫問題は前回からの続きですが、情報公開や連合静岡との事実関係を巡っては、とにかく「国が非公開の姿勢」「労働金庫の営業情報」として、一切を「答えられない」「法律に基づいて監督・指導していく」の一点張りでした。請求資料に対しては、今年の4月労働金庫の記者会見資料を提出するのみでした。
私の主張は、今年の4月の労働金庫記者会見資料には、簿外口座の肝心な情報が公表されておらず、このことについては監督権限を持つ県として正確な情報をマスコミに提供するよう勧告する、簿外口座からの連合静岡への労働運動強化資金は、少なくも関係者は何らかの制裁処分を受けていることを鑑みて、受け取った当時の会長・事務局長はその額を労働金庫に返還することを勧告する、というものです。
障害者の雇用促進に関する法律に基づく身体・知的・精神障害者への就業・生活支援センターについて質問しました。精神障害者来年4月から精神障害者も1,8%の雇用率にカウントされる事になりますが、県には「精神障害者就業支援のノウハウ」が蓄積されていない現状の中でどのような対応策が可能か、また、雇用率に精神障害者が加えられることで職場が奪い合いになるようなことは避けなければならない、県自身の雇用率の数値目標のレベルアップをおこなうべきではないのか、などです。
今日は、真冬並の寒さとのこと、実家の両親に電話をかけたら朝から雪が降り続けているとのことでした。皆様も風邪などひかぬよう栄養補給と休養を十分にとって頂きたいと思います。
さて、政令市になった静岡市が静岡県を介せずに直接国への要望が出来るようになったことから、静岡市選出の県議会議員に対して国への要望内容を説明する会合が今日9:30から県庁で開催されました。静岡市からは静岡市市長、議長、助役、総務局長などが参加しました。
13の要望事項の説明はすぐに終わりました。本題は、政令市になった静岡市に対する県の単独助成行政サービスが次から次にはずされていくが、静岡市民も県民税を納めているのであるから、広域的な行政サービスは引き続き措置すべきであると考えている、ついては静岡市選出の議員からの県行政への働きかけをしてもらいたいとの、内容でした。
政令市と県の関係は全国どこでも同じ問題を抱えており、特に政令市になったばかりの埼玉市、千葉市など同様で、県内でも浜松市と静岡市二つが同じ問題に直面します。議会の定数問題でも、政令市だから県議会議員は少なくてもいいはずだという主張が政令市以外の選出議員から声高に叫ばれています。政令市市民の県民税が削減されるのならその主張も道理がありますが、私は定数削減に反対です。
市からの説明は、 1、政令市移行に伴って75の県単独助成事業が静岡市が独自に実施する事になっているが、母子家庭医療費助成、重度障害者(児)医療費助成、乳幼児医療費助成は、移行後3年間は県の2分の1から3分の1に引き下げて継続する、大規模地震対策等総合支援事業は継続する、と経過措置が取られている。 2、移行後、次の4つの新県単独助成事業が創設されているが、政令市がはずされているが、他の自治体同様に助成すべきである。
として、具体的にこれまでの議論で 1、地震対策として資本金1億円以上の企業に超過課税がかけられているが、今は高規格道路財源になっている、今年4月以降県道高規格道路は政令市だからと静岡市に移管されているが、本来、静岡市からの超過課税分の2分の1は高規格道路財源として静岡市に戻すべきと主張し、やっと実現している。
2、県として乳幼児医療無料化で年齢の引き上げて行政サービスの水準は上がったが、所得制限を導入したので、県としての支出は同額。ところが直接市民と接触する静岡市など基礎自治体は所得制限の導入は行政サービスの切り下げになり、今までどおり助成をしている、そのことで静岡市の支出は約6億円から10億円に増大している。
3、地震対策で木造住宅の耐震化補助を静岡県としてやっているが、直接、住民に補助できないので基礎自治体が窓口になる、窓口である自治体も補助負担しないと県の補助を受ける事が出来ないという状態があるがこうしたことも解消すべきである。
そして、三位一体改革で権限委譲しても財源がこないと都道府県は国に様々な批判をしているが、同じ構図が県と政令市、自治体との間に存在している、こうした問題を是非とも静岡市選出県議会議員に検討してもらいたい、とのことです。
久しぶりに公的な席で市長や議長にお会いすることができました。はやり、静岡市選出議員故に市長の言い分はよく分かります。因みに静岡市から納税されている県民税は140億円ほどとのこと、この税金がどこに使われているか、確かにキチンとチェックが必要です。法人事業税を入れたらもっと納税されている事になります。
京都市での塾の大学生講師が小学生6年生の生徒を殺害する事件に言葉もありません。どうしてこんな事が起こるんでしょうか。
12月6日の地域政策研究所主催の団塊の世代とフリーター・ニート世代が語るシリーズの第3回目の詩人で新聞記者の黒川純さんのミーティング、すごさを感じました。その中で「希望」についての玄田有史さんの言葉を紹介していただきました。
「失望してみなければ見えないやりがいがある。希望と失望に変わるプロセスのなかで、個人の思考や行動が変わり、ひいては個人と社会の関係に修正が生じることもある。その結果として、希望を持つという行為やそこから派生するプロセスが、希望を持たなかった場合に得られなかった、より高次の充足を実現する確率を高めていくことになるのだ。その意味で、良き失望を経験するためにこそ、希望が必要となる。希望は求めれば求めるほど逃げていく。しかし、希望を求めなければ、強い充実も得られない。その意味で、希望は常に逆説的なものである」
しかし、今の時代、希望とは何か、という根本的な問いが私達に課せられているような気がします。
| 2005年12月10日(土) |
障害者自立支援法を学ぶ |
静岡ピアセンター主催の『障害者の地域生活と自立支援法」をテーマとした講演会に参加しました。あれほどの障害者団体が反対をした法律だけにどのように当事者が受けとめているのか関心がありました。
講師の東洋大学教授の北野誠一さんさんのお話がとてもわかりやすく、といっても十分に理解できたわけではありませんが、勉強になりました。簡単に言えば介護保険制度8割、支援費制度2割が取り入れられた法律とのことで、介護保険制度での79、障害者自立支援での29のチェック項目で全国一律の障害者程度を6区分をサービス量を定めるとのことです。
ただ、介護保険制度と違うのは、6段階によって基準費用が決まってくるが、市町村にかなりの裁量権が認められており、今後はこの中身をどのようにレベルアップさせるかが大きな課題とのことでした。来年の4月から10月にかけて個別訪問が始まり、障害程度区分が決められていくとのことでした。
二部の座談会では当事者3人からの問題提起をがおこなわれ、不安と同時に支援費制度の後退をなんとしても食い止めようという熱意が伝わってきました。やはり、当事者の声を聞くことが一番大事なことと実感しました。
| 2005年12月09日(金) |
自民党の賛成討論は議会を活性化させるか? |
今日の一般質問は、植田徹議員、吉川雄二議員、野澤義雄議員、森竹次郎議員でした。植田議員の富士山信仰を語って観光資源・富士山との直通を構想した静岡空港新幹線駅待望論の展開。吉川議員は漫談調で右翼の立場、真珠湾攻撃支持、「朝鮮人、支那人」発言には閉口します。「歴史を直視すべし」と思わずヤジ。ただ、人間的には割りと親しく肩を叩いてくる方で、今日の質問で「伝統的保守主義者」で「中央集権的国家主義者」という事がよく分かりました。郵政民営化はアメリカの圧力と反対論。
野澤議員の質問は、静岡市同様の都市部と過疎地域をごちゃまぜの浜松市の政令市と農業問題、職員給与の適正化、フランスの事件を引き合いに出しての多文化共生問題など。聞いていて好感が持てます。森議員は、下田という伊豆半島という場所的立場から,地方の道路予算はまだまだ必要であるとして道路特定財源の一般財源化反対の立場からの主張で大変わかりやすかった、です。
一般質問終了後は、決算議案への討論。共産党の梶野完治議員と私が反対討論で、自民党の田島秀雄議員が賛成討論。実は、先月の給与条例の臨時議会でも杉山盛雄議員が賛成討論を行っています。自民党は、これからは、議案に賛成討論を行う事を日常化しようとしているようです。そうすると、平成21、公明党、ken-min、民主党・無所属など各会派がどうするかになります。
意外と議会が活性化するきっかけになるかもしれません。最終日は議員提案の食と農の基本条例案がありますので各会派賛成討論をやると思います。今日の私の反対討論は、10分程度の内容ですが、意外に準備に時間がかかります。討論内容は速報にアップしておきます。
| 2005年12月08日(木) |
知事、浜岡問題で高圧的な答弁 |
今日の代表・一般質問で花井征二議員と小長井由雄議員がそれぞれ中部電力のプルサーマル問題や安全協定問題について質問しましたが、何故か、知事の答弁は極めて高圧的でした。いわゆる野党系議員への対応でしばしば怒るパターンです。
答弁の趣旨は、 1、原発問題は極めて専門的知識が必要で、だからアドバイザーの意見を聞く。アドバイザーは国の安全審査でクリアされれば問題ないといっている。 2、私は国に対して不信感は持っていない。本来、国の権限問題なんだから国にやらせるのが筋だ。 3、そのためには県も準備をしなければならないが、県で安全性チェックを言い出して安全だといって何か起きたら責任を取れるのか。 4、安全協定に事前了承条項がなくても信頼関係があるから大丈夫だ。
原子力アドバイザーに推進、反対、中立の観点からの専門的知識を持っている人がいるのか、トイレなきマンションと言われる原子力発電所の構造的矛盾をどのように認識するか、安全性に疑問を持つ住民に対する中部電力の対応に関してどのように認識するか、最低限の情報の共有という点で県が果たす役割をどのように認識するか、です。
これまでの住民グループの動きがあったればこそ、11月19日の中部電力主催の討論会がありました。佐賀県のように、今度は県が公開討論会を提案すべきです。知事は「地元から要望があれば、国に伝える」とあくまで県が主催することに拒否の姿勢を示しています。石川知事は、一見、開明的そぶりを見せますが、結局、住民の側に歩み寄ろうとしない官僚的姿勢に終始してしまいます。
明日の知事が異例の議案(指定管理者制度に関しての)の撤回をします。質問するかどうか検討中です。 ※※明日の一般質問 質問順序 1 質問者 植田 徹
1 静岡空港と富士山観光の振興について (1)新幹線新駅の設置 (2)国道469号の整備の見込み (3)富士山ろくにおけるコンベンション誘致 2 岳南地域の市町合併について 3 原油高に伴う中小企業への金融支援策について
質問順位 2 質問者 吉川 雄二
1 我が国の構造改革について 2 我が国経済の実態について 3 地方分権について 4 静岡県国民保護計画について (1)知事不在時の指揮命令権 (2)国と県との責務優先の考え方 (3)避難誘導のあり方 (4)先行法令との整合性 5 本県の歴史教科書について 6 義務教育と国庫負担金制度について
質問順位 3 質問者 野澤 義雄
1 県と政令指定都市について (1)関係と役割分担 (2)任意の権限移譲の道筋 (3)人的な支援と県職員の定数管理 (4)政令指定都市の農業振興と農地の保全 (5)浜松市の政令指定都市移行に伴う警察体制 2 職員給与の適正化について 3 多文化共生について 4 里親への支援について
質問順位 4 質問者 森 竹治郎
1 道路特定財源の確保について 2 伊豆地域における道路整備について (1)伊豆縦貫自動車道の整備 (2)伊豆スカイラインの東伊豆町への連結 3 伊豆半島への海と空のアクセスについて (1)海上交通 (2)伊豆のコミューター空港構想 4 静岡県の水産振興について (1)沿岸漁業の振興 (2)燃油価格の高騰対策
| 2005年12月07日(水) |
知事、総務省の集中改革プランの定員削減4,6%に怒る |
今日の代表質問は、公明党・蓮池章平議員とken-min森元なお子議員。総務省が年度内に集中行革プランの提出を各自治体に求めているのですが、その中で職員数の4、6%カットを指標にあげています。4,6%は県職員全体で言うと1900人。
このことについて蓮池議員が知事の考えを問いただしました。「既に改革をやってきた所とそうでない所があるのに、(そのような一律の指標で行革を押しつけるのは)真の改革の意欲を失わせるものだ。健全体質の体脂肪の人に更に絞れといったら病気になってしまう」と総務省に怒りの声。
しかし、空港反対派の立場に立てば、知事の行革のそもそも対象が間違っている、本来の行革とは住民の声を聞いて必要な所に必要な人員を配置するもの、空港建設局を空港部に、3室を4室に、収用委員会事務局設置で、年度途中に大事な人材を空港に集中していること事態が問題だ、になります。
森本議員に三位一体改革について問われて「元々分権のための財源と権限移譲のはずなのに、今回の政府・与党合意というのにはがっかりする、あきれておるというのが実体です」と、これまた怒りのポーズ、でした。一方、今回の質問の中で森元議員は空港反対という公約を微妙ないい方で修正をされたように聞こえました。
※※ 明日の代表質問・一般質問 質問順序 1 質問者 花井 征二
1 「三位一体の改革」の評価と県財政の見通しについて 2 地震防災対策と建築行政について (1)木造住宅耐震化の促進 (2)耐震強度偽装問題 3 浜岡原発のプルサーマル計画について 4 静岡空港について (1)空港用地の取得 (2)空港運営会社 (3)リージョナル航空 (4)国際空港化 5 アスベスト対策について 6 国民健康保険について 7 介護保険について 8 大型店進出とまちづくりについて 9 土木行政について (1)静岡、清水海岸の侵食対策 (2)清水港の市民への開放
質問順位 2 質問者 山村 利男
1 県の地球温暖化防止対策について 2 茶の振興対策について (1)茶園の適正施肥 (2)高校生のお茶学習 3 農業関係試験研究機関の充実強化について 4 第二東名自動車道の災害時における活用について 5 まちづくり交付金について 6 県立静岡がんセンターの県民への医療サービスの提供について 7 県立美術館の運営方針について
質問順位 3 質問者 小長井 由雄
1 静岡県のもりづくりについて (1)もりづくり県民税 (2)林業活性化のための今後の取り組み 2 浜岡原発について (1)安全協定 (2)プルサーマルの安全性 (3)公開討論会 3 新型インフルエンザについて 4 耐震強度偽造問題について
質問順位 4 質問者 佐野 康輔
1 環境教育の推進について 2 文化、芸術の振興について 3 地域で支える少子化対策について 4 県債管理の新たな指標について 5 今後の静岡空港事業の推進方針について 6 農業構造改革の加速化について
| 2005年12月06日(火) |
予測された知事の09年3月開港宣言パフォーマンス |
今日も空港現地で測量監視活動、議会では代表質問、ならばと私は新静岡センター前で街頭演説を行いました。昨日に続いて大変寒い朝でした。今日の本会議の自民党の代表質問が、空港お膝元選出の大石哲司議員だけに、知事の答弁姿が思い浮かび演説にも熱が入りました。(明日は南口でやります)
街頭演説を終えて、9時過ぎに地権者の大井寿生さんに電話を入れると、県は測量終了宣言、12時に記者会見とのこと。なるほど、今日の本会議前に測量を終わらせると言う「想定内」の事態がおきたわけです。本来なら、きのうで終了し、空港運営会社発表に間に合わせたかったのかもしれません。
本会議では、大石議員の開港への決意を問われ、知事は「何がなんでも09年3月開港する、不動の決意です。それは用地獲得が大前提になります。9月の敷地内の測量、11月29日から12日予定の敷地外の測量、これもつい今日の朝、測量が終了したと言う報告を聞いています。円満解決に向けての話合いも引き続き努力します。09年にまにあうよう万全を期していくつもりです」。これも「想定内」。
現地では、県の12時の記者会見後に茶畑での記者会見、そして16:15県庁にて大井寿生さん、中村英一さんらで記者会見、知事室に抗議の申し入れを行いました。本来地権者の大井寿生さんが知事室にのりこんで抗議文を渡すのは、反対闘争が始まって始めての事です。
これで土地収用委員会への採決申請に向けた測量・物件調査が終わった事になります。次の闘いの舞台は来年5月以降の収用委員会です。昨日の空港運営会社の1月設立が国土交通省に向けた予算獲得の圧力との事ですから、依然として予算面では決して明るくはありません。
私たちも国土交通省・財務省への圧力かけていく必要があります。来年早々にも韓国、香港、台湾航空会社にキャンペーン活動や本体工事談合問題の追及や民主党はじめ国会での野党への働きかけによる空港整備特別会計のチェックなど5月までの間にやっておかなければならない事が沢山あります。
※※明日の代表質問
質問順序 1
質問者 蓮池 章平
1 知事の政治姿勢について (1)改革を支える人材の育成、登用 (2)暮らし満足度の実現と予算編成方針 2 行財政改革について (1)集中改革プランと職員定数削減 (2)事業仕分け (3)外郭団体の改革 3 電子県庁の構築と活用について (1)電子申請の利用率向上 (2)マルチペイメントネットワークの導入推進 (3)ユビキタスネット社会への対応 4 耐震強度偽造問題への対応について 5 静岡空港の海外戦略について 6 文化芸術振興の推進について (1)総合窓口の設置 (2)映像文化の振興 7 もりづくり県民税について 8 発達障害者への支援について (1)関係機関との連携強化 (2)発達障害者手帳の交付と就労支援 (3)教育現場での対応 9 健康福祉行政について (1)県立3病院の経営改革 (2)後発医薬品の利用促進 10 2007年ユニバーサル技能五輪国際大会について 11 食育の推進について 12 家庭教育の充実について 13 高齢者等の交通事故防止について
質問順位 2 質問者 森元 なお子
1 知事の政治姿勢について (1)三位一体の改革 (2)官と民の役割の見直し (3)耐震強度偽造問題 2 平成18年度当初予算編成に向けた取り組みについて 3 浜名湖ガーデンパークについて 4 静岡空港について 5 少子化対策について (1)男女共同参画の推進と子育て環境の充実 (2)子育て支援 6 BSE問題について 7 もりづくり県民税について 8 県立病院の経営について 9 障害者支援について 10 磐田バイパスの渋滞緩和に向けた取り組みについて 11 生きる力の養成と総合的な学習の時間の今後について
今日の茶畑の睨み合いは、寒さと突風、空にいろんなものが飛び交う中での攻防戦であったようです。土曜日の不意をつかれる形で大半の測量が終わると言うある意味での負けが、今日の一進一退の睨み合いで、精神的にも物理的にもほぼ互角になりました。明日は、もっと大部隊を引き連れてくる事を宣言して15:30に測量を終えたとの事です。決着は引き伸ばされました。
明日からの県議会本会議前にどうしても反対派を押さえつけたかった谷空港部長、小松現地事務所長、岩崎管理対策室長。反対地権者らの本当の意味での抵抗の意思の強さを実感したと思います。勿論、闘いには必ず勝ち・負けがあり、小さな局面、大きな局面、戦略的防御・対峙・攻勢、どこの段階に私達が存在しているのか、何を勝ちとしているのか、負けとしているのか、そこが問題です。
しかし、何故この空港の強制測量が全国ニュースにならないのでしょうか。既成事実の重みでしょうか。それ押し返すパワーが弱いのでしょうか。人間の気持ちを揺さぶる何かが不足しているのでしょうか。空港反対運動の改めての普遍的意味が問われているように思います。その答えは18年間闘ってきた地権者の中にあります。それを見つけ出す時、闘いは新たな段階に突入します。
今日、議会セミナーが開催されましたが、空港現地での闘いが続く中、もりづくり県民税条例案が議論になりました。目的税は理解するが、空港や太田川ダムで自然を破壊していおいて、「アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものではないのか」との強い批判が出されました。20日までしっかり考えます。
※※明日の代表質問 質問順序 1 質問者 大石 哲司
1 平成18年度当初予算について (1)税収見通し (2)予算編成 2 試験研究体制について 3 静岡空港について (1)開港への知事の決意 (2)利便性向上への取り組み (3)空港を生かした地域振興計画 4 建築物の構造計算書偽造問題について 5 浜岡原発のプルサーマル計画への対応について 6 今後の観光振興ビジョンについて 7 悪質訪問販売への対策について 8 森林の保全について (1)もりづくり県民税 (2)今後の森林・林業施策の展開 9 医療行政について (1)今後の自治体病院のあり方に対する県の考え (2)県立病院の運営 (3)新型インフルエンザ対策 10 国内外からの企業誘致について 11 茶業改革への県の強いリーダーシップについて 12 大井川の流況改善に対する取り組みについて 13 県営都市公園の指定管理者選定について 14 教育行政について (1)未来を担う青少年教育についての基本的なスタンス (2)中学校1年生支援プログラム 15 警察署再編整備計画について
質問順位 2 質問者 原 文雄
1 平成18年度当初予算編成について 2 荒廃森林再生のための新税の導入について 3 静岡空港について (1)空港を活用した地域振興の取り組み (2)静岡空港のPR活動 (3)開港に向けたスケジュール 4 市町村合併について 5 国際観光の推進について 6 富士山の世界文化遺産登録に向けた取り組みについて 7 今後の障害者保健福祉施策の推進について 8 中小企業の振興について 9 鳥インフルエンザの防疫対策について 10 公共工事の品質確保の促進について 11 沼津の鉄道高架と東部拠点都市づくりについて 12 義務教育のあり方について 13 警察署の新設と統廃合について
朝の6:30頃からぞくぞくと集まり始めた地権者はじめ共有地権者・トラスト所有者、今日の35条調査が中止されている事は、朝刊で知りつつも、明日からどうするか、と。曇り空で意外と暖かい朝でした。
きのうの痛手に、心配していましたが、私の杞憂だったようです。驚くほどに、みんな元気でした。笑いが渦巻いていました。実は、三角地点でのトラストを守りきれなかった、悔しさに涙が湧いてきていました。
何故、涙が。一つは全力をつくして結果としての測量反対と言うより、抵抗も十分に展開できずにという悔しさ。そしてもう一つは、権力の意思の前に屈服させられる悔しさ。それが既成事実化する日常。ほくそそえんでいる強制執行者達の顔。
法律、多数決の陰に隠れる個人個人の意思。公権力に一体化する事で地権者らの顔が見えなくなっているその姿。勿論、私自身が目の前に現れている県職員や警備関係職員、測量班社員の本当の顔を見る事が出来ているのか、と自問自答しつつ。
しかし、この悔しさも今日の朝のミーティングで吹き飛びました。あくまでも屈する事のない意思。そこに集う仲間。共有される連帯感。歴史が敗北と言う既成事実の積み重ねであると言う現実に正面から向き合い、それを覆す事ができると言う希望が存在する、これが、一番大切な事と感じました。
明日からの闘いは準備されています。静岡空港建設事業を必ず中止させると。
| 2005年12月03日(土) |
三角地点での測量、物件調査押し切られる |
現地についた時には、三角地点ではほぼ測量、物件調査が終わりつつありました。ヤツシロランでは、植物調査のみが行われました。ビニールシート覆った茶畑も90%測量が終わっていました。反対派の現地行動参加者が予定したより少なかった為、あっという間の出来事だったようです。
午後は、午前中の攻防で残っていたもう一つの茶畑でした。直接的なぶつかり合いは避け、測量そのものをさせない冷静な闘いを繰り広げられました。極めて単純で、測量器の遠方の確認地点が見えないようにするだけの抵抗行動です。何とか、午後はしのぎきりました。明日は、再度のそして最終的な抵抗の闘いになります。
9月の教訓からすると夜明けと共に測量にはいる事が予測されます。朝、6:30にまでに現地入りを要請されます。参加可能の方は是非ご参加ください。本当に県のやり方には悲しさを含んだ怒りが湧いてきます。この気持ちをどのように議会で表現したらいいのか、12月9日に決算議案に反対討論を行いますのでそこでぶちまけたいと思います。
それにしても、岩崎富夫管理対策室長の驚くべき発言を聞きました。私が遅れて茶畑につくとたまたま入り口が測量の確認地点の杭が打たれていてそこに私が立ちました。測量ができないと判断したのか、岩崎室長が私の前にやってきて、「測量を妨害するんですか。このままそこにいるなら立件しますよ」と脅かし文句。「立件できるなら、どうぞ。あなたとは話たくもない」と応対しました。
その後、茶畑内で再び室長と出会いましたので「岩崎さん、立件といいましたが、あなたはいつから警察権力を行使出きるようになったんですか」「そんな事は一切言っていない。私だって公務員だからそんな事はわかっています」と。あきれました。自分の発言にすら責任を持たない方が直接の現場指揮をやっているんですから。
※※朝の段階の書きこみです。 今日は議会の準備をと仕事をはじめていたら、空港現地より緊急情報。三角地点の防護柵内に測量隊が大量に浸入、ヤツシロランの谷では自然保護団体に何の説明もないままに測量の開始、茶畑では、下の茶畑で測量が進められているとの事です。
不当、違法な強制測量ですが、柿歯建築設計事務所をとりまく耐震強度問題、広島市に告ぐ今市市での小学生殺害事件、そして、大きな問題ではアジアでの外交の失敗による孤立、憲法改正と戦前の日・独・伊同盟時代に似た雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。
とにかく現地に行ってきます。
| 2005年12月02日(金) |
所有者の意見聴取もしない抜き打ち伐除申請 |
きのう測量班とのやり取りの中で偶然に分かった小松現地事務所長命の通称205高地・三角地点周辺の伐除申請と島田市の許可書、直ちに今日の11時に記者会見を行い、15階の空港部に抗議文と申し入れを行いました。参加者は、県民の会事務局長の桜井さんら3名でした。申し入れ文書は下記にアップしています。
記者会見をやっている最中、ヤツシロラン生息地域で赤道と反対側の法面での35条調査が行われていました。記者会見でも、申し入時でもそのことを指摘し抗議を表明しました。そのあと、電話で現場にいた藤田副本部長にも直接抗議しました。オオタカ調査会の粘り強い抗議が繰り広げられましたが、測量は続行されたようです。
全体としては、三角地点、及び茶畑、狭いヤツシロラン生息区域には35条調査は入っていませんが、物件調査はどんどん進んでいるようです。しかし、地権者はじめ駆けつけている共有地権者やトラストメンバーは、いたるところで測量班にできるだけの抵抗を継続しています。
※※申し入れ文書
静岡県知事 石川嘉延様 2005年12月2日 静岡県空港部長 谷和美様 静岡空港現地事務所長 小松幸雄様
障害物の伐除申請に関わる抗議と申し入れ 空港に反対する共有地権者会 代表 伊沢ヨシエ 今井恒雄 大井寿生
静岡県は、小松幸雄静岡空港建設事務所長命で11月29日三角地点周辺の黒ビニールで覆われた柵等の伐除申請を行いました。そして、島田市長は同30日に許可を行いました。ところがこの申請は、静岡県が土地収用対象地内の茶畑、竹林に対して行なった通常の伐除申請(土地収用法14条第1項)とは異なり、特例である14条3項を使って申請しております(「本項は、障害物の伐除に関する特例を定めたものである【小高剛著 『土地収用法』】」)。
土地収用法14条1項では、土地所有者からの意見聴取を行うものとされています(「障害物の所有者及び占有者に、あらかじめ、意見を述べる機会を与えなければならない」)。しかし、特例である14条3項では「事後に通知しなければならない」とされているだけです。土地所有者からの意見聴取を行わない、このような県のやり方に住民無視の姿勢を感ずると共に、強く抗議するものです。
そして、法的手続において多くの疑念があります。 土地収用法35条に基づく土地の立ち入りに比べて、14条での障害物の伐除は、侵害の程度の高い行為として位置付けられています。そのため、 1、 国又は地方公共団体が起業者である場合にも許可が必要である。 2、 占有者のみならず、障害物又は土地の所有者をも手続きの当事者としている。 3、 許可に際して、これらの者に事前に意見陳述が付与さるべきこととしている。 4、 起業者のみならず、その命を受けた者または委任を受けた者も許可を受ける 事ができる。とされています【小澤道一編 『逐条解説 土地収用法』】。
こうした事を考慮するならば、今回の14条3項による伐除申請は極めて不自然と言わざるを得ません。以下の問題について、茶畑、竹林、三角地点周辺での伐除作業の始まる前に、文書にて回答する事を要請するものであります。
1、 茶畑での伐除申請は29日の測量開始以前に行われているが、三角地点周辺の伐除申請が、測量が始まった29日の申請であることの理由を明らかにして頂きたい。
2、 三角地点周辺が、14条1項でなく14条3項での申請であるのは何故であるのか、その理由を明らかにして頂きたい。
3、 14条3項は、「比較的侵害の低い行為については、1項及び2項の事前手続きの履践が困難である場合に簡易な手続きをとりうる」【『逐条解説 土地収用法』】)ものとして定められている。茶畑と三角地点の障害物は形状、機能において何ら変わるところがないと理解されるが、何故三角地点では侵害の程度が低いと判断するに至っているのか、その理由を明らかにして頂きたい。
4、 三角地点周辺は、茶畑同様に所有者、占有者が判明している。それにも関わらず、各人に意見紹介を行わないのは14条の原則に反している事は明らかである(「所有者及び占有者が判明している場合には、各人に意見の有無、意見内容を紹介するのが原則である。」【『逐条解説 土地収用法』】)。その原則を外しているのは、如何なる理由があるのか明らかにして頂きたい。
5、 14条3項は、「あらかじめ所有者及び占有者の同意を得ることが困難であり、 「障害物の現状を著しく損なわない場合においては、(略)、障害物を伐除することができる」と定めている。「あらかじめ所有者及び占有者の同意を得ることが困難」という適用要件が、どのように成立していると判断されたのか、明らかにして頂きたい。
6、 14条3項の適用要件には、� 崗祿科�の現状を著しく損なわない」、�◆崚效呂領�入りに伴う障害物伐除に限定される」ことなどがある【『逐条解説 土地収用法』】。� ↓△亡悗靴董�伐除作業の工程及び範囲において、具体的にどのように担保されていると判断されたのか、明らかにして頂きたい。
以上
| 2005年12月01日(木) |
県知事に抗議の申し入れ |
今日から県議会がはじまりました。知事の所信表明演説の前に空港はいらない静岡県民の会としての抗議と申し入れを行いました。9:00から県庁前で参加者10名による抗議集会を行い9:45から知事室で出野勉知事公室長に抗議文と申入れを行いました。
現地では、朝から抵抗・抗議・監視活動が継続して行われ1日が終わったようです。くちばしでの睨み合いは突破されましたが、オオタカ営巣木とヤツシロランの区域では県の動きはなかったとのことです。茶畑、205高地もそのままですが、周辺で物件調査がすすめられていて参加者により抗議活動が続けられたとの事です。
議会では知事が所信表明演説を行いましたが、静岡空港については結構長く1ページを費やしています。当然、測量を始めた事を報告していますが、そのあとに「今回の現地調査完了後におきましても、様々な機会を捉え、話し合いによる円満解決に向けて最大限の努力を重ねて参りたいと思います」と述べています。
当然ながら大きな声で「現地で直ちに地権者と話合うべき」と発言。
今日は、本会議の後に議員研修会、選挙対策特別委員会が開催されました。定数削減は国政調査暫定値発表後に。飛び地問題の5地区のうち3地区は合意となりました。が、1票の格差問題をどうするかの課題が残されました。
そうこうしている内に、現地からの205高地周辺の静岡県から伐除申請が提出されたとの事で緊急に明日11:00から記者会見を行う事になりました。議会で動きがとれず、現地の進捗状況が気にかかります。
※※申し入れ書
石川嘉延静岡県知事 様 2005年12月1日
静岡空港第二次強制測量に対する緊急の抗議と申し入れ
空港はいらない静岡県民の会
今日からはじまる12月県議会を前に私達は、11月29日から始まった静岡空港第二次強制測量に怒りをこめて緊急の抗議を行います。地権者はじめ多くの住民が現地で県知事との直接対話を求めて監視・抗議活動を続けています。知事は県議会での所信表明の場で、この抗議と現地での対話要求について自らの見解を明らかにすることを求めます。 この第二次強制測量と強制収用が、静岡空港建設事業と同様に、多くの県民から疑問を投げかけられていることは、今夏の県知事選挙においてマスコミが行なった複数のアンケート結果でも明らかになっていることです。
第二次測量の初日において、本来地権者である大井寿生さんが下記(※1)にある申し入れを行ないました。「すべての職員・作業員の身分証票(※2)を測量前に確認できるように対応してもらいたい」という大井さんの要求に対して、谷空港部長は法的根拠もキチンと説明せずに、身分証票提示は各々の調査地点で行うとして拒否しました。 しかし、この要求は土地収用法15条で保障されている地権者の正当な権利に基づくものです。これを一方的に拒否するということは、まさに、大井さんが主張するところの「全員の身分証を提示しないと言うのは、人の家にやってきて玄関で挨拶するのが礼儀なのに、玄関で挨拶しているうちに、裏口が空いているからと勝手に家に入りこんでしまうようなものではないのか」という指摘を裏付ける行為です。
また、谷部長が約束した「各々の調査地点での身分証票提示」についても、地権者や利害関係人が収用委員会審議に備えて写真やビデオで記録を取ろうとしたことに対して、一方的に拒否する姿勢を示しています。その一方で、静岡県は第一次強制測量においても、今回の第二次強制測量においても、収用委員会審議の資料を作るという名目で、「肖像権の侵害に当たるので止めるように」という地権者らの抗議を無視して、ビデオ撮影を一方的に行なうという、極めて理不尽な対応を繰り返しています。さらに、強制測量の現場責任者が伐除許可証(※2)を持たずに立ち入ろうとしている事実も確認されています。
※1 申し入れ文書 静岡県を起業者とする静岡空港整備事業において行われる土地収用法第35条に基づく調査に対して、下記土地の所有者として土地収用法35条第3項の規定によって同調査の際に準用するとされる、土地収用法第15条第3項の規定に基づき同第1項に定められた身分の証票の提示を、下記土地に立ち入ろうとする県職員及び調査員、記録員等の委託業者のすべてに対して請求する。 これより下記土地に立ち入ろうとするすべての者は、土地所有者大井寿生に対して定められた身分証票の提示を行うこと。この請求による身分証票の提示を行わずに行われた立ち入り及び調査は、土地収用法第35条による調査の適正な執行の要件を満たさない不当なものとみなす。 2005年11月29日 土地所有者 大井寿生
※2 土地収用法第15条 第1項 第11条第3項の規定によって他人の占有する土地に立ち入ろうとする者は、その身分を示す証票を携帯しなければならない。 第2項 前条の規定によって障害物を伐除しようとする者は、その身分を示す証票及び都道府県知事の許可証を携帯しなければならない。 第3項 前二項に規定する証票又は許可証は、土地又は障害物の所有者、占有者その 他の利害関係人の請求があったときは、示さなければならない。
第二次測量2日目には、マスコミ関係者が少ないことをいいことに、初日と打って変わった強権的な対応を県は取っています。オオタカの営巣木がある谷に群生するヤツシロランについては、発見した地元の自然保護団体から11月25日にいくつかの要請を受けていました。しかし、静岡県はそれらを無視して初日に県独自の判断で植物調査を一部で強行し、現地において抗議を受けたために作業を中断しました。そして、2日目に住民団体との話し合いを約束していたにもかかわらず、その一方で植物調査と35条調査という名目でヤツシロランの生息地域への立ち入りを強行しました。その結果、ヤツシロランは至る所で踏み荒らされ、取り返しのつかない事態が発生しています。 しかも、県が「専門家」と主張する判定員2名の指示の元に行われたマーキング作業では、複数の見落としがあり、そのことが住民団体のメンバーによって発見されるという事態も発生しました。自然保護団体が発見したヤツシロランを、公費を使った植物調査で確認することが出来ないという、まさしく調査の専門性を疑わせるに足る事態が引き起こされているのです。
さらに、現場において自然保護団体から「ここにはヤツシロランがあるので赤道での調査を中止して欲しい」との要請を受けていたにもかかわらず、その直後に測量班がその地帯を踏み荒らすという、全く信じられない作業指揮が現場では行なわれています。また、谷から上がってきた判定員らしき人間に身分証票の提示を求めたところ、証票の提示を行なわぬままその場を逃げ去るという、土地収用法15条違反かつ谷部長の約束を反故にする行為も行なわれています。 このような状況では、関連する法律を遵守した適正かつ適法な作業が行われるとは、到底考えられないため、下記の要望と、それに対する回答を、早急に文書にてなされるよう申し入れるものです。 1、 地権者・大井寿生さんが請求した申し入れを受け入れること。 2、 上記1を拒否する場合は、その法律的根拠を文書にて明示すること。 3、 35条調査にかかわる全ての関係者の身分証票提示の際に、写真撮影及びビデオ撮影をすること認めること。 4、 上記3を拒否する場合は、その理由を文書にて明示すること。 5、 初日に伐除の許可証を持たずに測量に関わった者への事実関係の確認と、そのことへの見解を示すこと。 6、 地権者及び利害関係人が収用委員会審議資料作成のために、調査関係者の身分証票提示の際に写真撮影及びビデオ撮影することを認めること。 7、 上記6を拒否する場合は、その理由を文書にて明示すること。 8、 ヤツシロランの調査へのアドバイスを行なった専門家の氏名と、その専門家が現地調査を行なっていた場合は、その期日、同行した県職員名を明らかにすること。 9、 ヤツシロランの判定員の名前と、その専門家としての経歴、肩書きを明らかにすること。この植物調査について委託契約をしていた場合は、その内容を明らかにすること。 10、初日(10ヶ所)と2日目にヤツシロランの存在地点をマーキングした場所を地図において明確にして自然保護団体に教えること。 11、ヤツシロランの同定の調査方法を明らかにすること。 12、このヤツシロランに関して、環境部自然保護室と協議をしなかった理由と、その後の協議内容を明らかにすること。 13、ヤツシロランに関する、今後の県としての調査方法、保護対策を明らかにすること。 14、13の内容を元に自然保護団体との話合いを行うこと。 15、そのことの合意が行われるまで植物調査および35条調査は中断すること。 16、谷から上がってきた際に、身分証票の提示を求められたにもかかわらず、提示もせずに逃げた関係者の特定と、身分証票提示を行わなかった理由を明らかにすること。 以上
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