日曜日は自分と家族の秋冬服を買いに出掛けた。
なんだかんだと言って沢山必要なのは娘の物。私達夫婦にとって初めての子供なのど、友人や知人から戴いたお下がりなども着せてはいるものの、シーズン毎に新しい服がいる。理想を言うなら頭の先から足の先まで、自分好みの服を着せたいところなのだけど、お財布と相談しているとそうも言っていられず。1度でいいから百貨店で心おきなく娘の服を買ってみたいなぁ……などと思いつつ、ほどほどのところで手を打った。
夫のパジャマや私の秋服も少し買った。夏の終わりに「そろそろお洒落にも力を入れたい」と思っていたのだけれど、実際買い物に出てみると、娘がいるとそうゆっくり選んでいられないのが辛いところ。通販だとゆっくり選べるのだけど、生地やなんかが分からないのが難点。この秋の服は実際に選んで買ったものと、通販のものが半分ずつになってしまった。娘がもう少し成長したら、買い物ももう少し楽になるのだろうけれど、それまでは「ほどほど」のところで手を打ってやり過ごすのだと思う。
買い物は超特急で済ませた後は娘のお楽しみタイム。ショッピングモールの子供コーナーで遊んだり、普段は行かないちょっと面白い遊具のある公園で遊んだり。なんだかんだ言って、週末に出掛けると娘中心で行動することになってしまう。大人の用事と娘の遊びを両立させると、すっかりくたびれ果ててしまったので、帰りに奮発してケーキを買って帰った。娘にはプリンを。
土曜日に整骨院で鍼を打ってもらったと言うのに、日曜日に頑張り過ぎたのが悪かったのか、腰痛が再び悪化してしまった。動いている時は全然気付かなかったのに、夜になったとたん笑っても痛い状態に。無理したつもりは無かったのだけどなぁ。
そんなこんなで今日は1日腰をいたわりつつ家事育児。自転車は辛いので買い物はベビーカー。激しい遊びも遠慮したいので娘の好きな公園への遠征は見送って、近所の児童公園でお茶を濁した。昨日の夜よりはマシになった気がする。明日はもっと良くなっていることを願いたい。
腰痛が悪化したのは不覚だったけれど、秋冬に備えて「取りあえず」の物を揃えることが出来て満足している。寒さは暑さと違って「うっかり」がそのまま風邪に繋がったりするものなぁ。インフルエンザの予防接種の予約もしちゃったりして、少しずつ秋冬の準備が進んでいく。
寒いのは嫌いだけれど、こうやって「備える」時間は嫌いじゃない。
明日はあまり気温が上がらないとのこと。場合によっては今シーズン初の長袖着用になるかも。自分も含めて家族が体調を崩さないように気をつけたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
いつの頃からか夜、食事や入浴、後片付け等の用事を済ませてから寝るまでの時間に、夫と2人でちょっとしたお菓子をつまんだり何か飲んだりするのが習慣化している。
私はそれを密かに「大人のお楽しみ時間」と呼んでいる。もちろん夫の帰りが物凄く遅かったり、どちらかが疲れ過ぎていて「一刻も早く寝たい」と言う状態の時は流れてしまうこともあるけれど、お菓子が無かったり短時間だったりしても出来るだけ、その時間だけは作るように心掛けている。
最近「大人のお楽しみ時間」にあたたかい飲み物を飲むようになった。
ついこの間までは冷やした麦茶だったり、冷たい珈琲や紅茶を飲んでいたのだけれど、朝晩肌寒くなってくると、あたたかい飲み物が恋しくなってくるらしい。肌寒い晩に、あたたかい飲み物を飲むと、ほんの少しだけ元気になるような気がする。
今週も何かと忙しかったし、腰痛が酷くて大変だったけれど、昨日あたりから腰痛が少しマシになってきた。くしゃみをしても腰に響くし、前屈することさえままならない……という状況からは、なんとか脱出した。週の半ばに整骨院で鍼を打ってもらったのと、娘を抱っこする時の姿勢等に気を付けるようにしたのが良かったのだと思う。寒くなると腰痛が悪化しやすいので、これからはもっと気を付けるようにしたい。
今日も今日とて腰痛&娘の遊びの付き合いでクタクタなのだけど、寝る前にあたたかい飲み物を飲んで元気をチャージしようと思う。娘も夫も大事だけれど、自分自身もいたわりつつ、元気に秋を過ごしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
2009年09月09日(水) |
後戻り出来ないこと。 |
今日は娘を保育園の一時保育に預けてハローワークへ行ってきた。
娘をお願いしている保育所では「何時間お願いします」という預け方ではなく、保育園児と同じ時間に登園して同じ時間に帰る(早朝・延長は無い)と言うもの。その分、同じ年の保育園児のいるクラスに入れてもらって一緒に遊ばせてもらえる。今日は夕方から行かねばならない手続きだったのだけど、娘は9時に保育園。なので娘を預けてから1人の時間がやたらと長かった。
娘がいないなんて滅多にないチャンスなので、ハローワークへ行くまでは整骨院へ行って鍼を打ってもらったり、娘がいたら落ち着いて出来ないような場所を掃除したりして過ごした。娘がいない…ってだけで仕事がやたらと早く進むのだけど、なんだか寂しくて仕方が無かった。お昼ご飯も自分1人のために作る気にはなれなくて、娘がいたら絶対に食べないカップ焼きそばをボソボソ食べた。「たまには、カップ麺を食べたい」と常々思っていたのに、ちっとも美味しくなかった。
有吉佐和子の小説の中で、我が子は自分で育てるしかないね…というようなことを女友達が語り合う場面で「今さら、腹の中に戻す訳にもいかんしなぁ」と言うようなセリフが出てくる。娘を産む前にはサラリと流していたけれど、今なら激しく同意できる。
子供って産んじゃったら後戻りは出来ないのだ。
娘を産む前、夫は夜勤があったり休日が人と違ったりする勤務体制だったので、結婚してからも「1人の時間」はけっこうあった。その時は「やったぁ」とばかりに、1人の時間を満喫していたのに、今の私にはそれが出来ない。1人になっても、どこか娘のことが心の隅に引っかかるのだ。
娘が成長して放っておいても平気な年頃になったとしても、その気持ちは続くのではないかと思う。今ほど心配ではないかも知れないけれど、娘のことを気にしない…とはならないように思う。「子を持って知る親心」って、こういう事なのだろうか……と思ったりした。
ちなみに娘は保育園に預ける時は大泣きしていけれど、帰りに渡された保育メモによると随分慣れてきたようなことが書いてあった。あと何回かお願いしなければならないので、この調子で慣れてもらいたいところだ。前回同様、娘も私も心身共草臥れる1日だった。こういう事にも母娘で慣れていきたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
来月の11日に2歳を迎える娘は、最近「タンパク質系のおかず」が大好きだ。
娘は1歳で断乳をするまで離乳食をほとんど食べてくれなくて、食べる事に関しては平均よりもずっと遅め。しかし最近は食べることに興味を持つようになってきたらしく、今まで食べさせるのに苦労していた肉や魚を喜んで食べるようになった。娘には毎回「これはモーモー牛さんのお肉よ」とか「これはトリさんのお肉よ」などと、食べる時に必ず解説するようにしている。
その影響で娘は好物の鳥肉料理を見ると「チッチ」と言うようになった。
鳥肉を食べさせる時に「チッチのお肉よ」と言った覚えはない。「鳥さんのお肉よ」とは教えただけだ。しかし娘は片言しか喋れないので、仕方がないのかも知れない。が、鳥肉料理が出るたびに「チッチ♪」と言われるのは、ちょっとキツイ。
鳥肉料理は鳥を屠った末に作られているという事くらい、頭ではちゃんと理解している。しかし「鳥」という単語を聞いて「食」を連想する時、頭に浮かぶのはせいぜい、スーパーでパック詰めにされた鶏肉くらいのもので、空を飛ぶ鳥や、リアルなニワトリを連想することはまずない。
鳥肉料理を食べさせる時、娘の口から「チッチ」と言う言葉が出るたびに、スズメやハトが飛んでいる姿がチラついてしまって、どうにもやり切れない気持ちに襲われてしまう。だが、よくよく考えてみれば「食べる」って事は、そういう事なのだ。動物にしても植物にしても、生命を奪って自らの生命を繋いでいる。普段は考えないようにしているだけのこと。
娘が鳥肉料理を見て「チッチ」と言うようになって「ちゃんと作って、ちゃんと食べなきゃいけないんだなぁ」と強く思うようになった。当たり前のことなのだろうけれど、今まで実感として感じることは無かったのだ。
毎日、何某かの物を食べて元気に過ごせるっのって、嬉しくもありがたい事なのだなぁ。毎日の生活の中で、始終殊勝な気持ちを持ち続けるのは無理だけれど、せめて「ちゃんと作って、ちゃんと食べる」姿勢は持ち続けたいものだと思う。美味しく食べられることに感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
昨日は家族で天王寺公園へ行ってきた。
私は土曜日から腰痛が悪化していてクシャミをしても痛い状態。それなのに娘は先週末、保育園の一時保育に預けた余波が続いていて超甘えたモード。夫は「俺とY(娘の名)とで出掛けようか?」と言ってくれたのだけど娘は「お母さんと離れると死ぬ!」と言う勢いなのでそれは断念。とは言うものの、元気者の娘を家に閉じ込めておく訳にもいかないので、娘を放牧して、娘の面倒は夫に見てもらい、私はベンチで休みつつ無理しない……ってことでお出掛けすることに。
天王寺公園はタイ・フェスティバルという催しで珍しく大賑わいだった。娘
は賑やかな屋台を珍しそうに覗いてみたり、広場でハトを追いかけたりして残暑厳しい中、ご機嫌で遊んでいた。タイ料理の屋台も気になったのだけど、私達は人混みを避け、美術館の側にある日本庭園へと避難した。
天王寺公園内にある日本庭園、慶沢園は私と夫のお気に入りの場所。大阪市内とは思えないほど、しっとりと趣のある日本庭園。今日は池のほとりにある東屋でお弁当を食べることに。娘は池にいる鯉や亀を見ながら、パクパクお弁当を食べた。娘はよほど気分が良かったらしく、いつもの娘では考えられないくらいの量を食べていた。
とかく大人は「子供にはこの良さは分からないね」なんてことを思いがちだけど、娘を見ているとそうでもないような気がする。地味な日本庭園の東屋なんて、子供にはツマラナイだろうと思っていたけれど、東屋から見える景色や、薄暗い東屋に差し込んでくる優しい光や、涼しい風の気持ち良さは娘も理解していたように思う。それはそれは楽しそうに、気持ちよさそうにしていたのだ。
お弁当を食べた後は、少しだけ散歩して帰宅した。せっかく出てきたのだから、あちこち行きたいような気もしたのだけど、無理をして私の腰痛が悪化しても困るので、帰宅してからは家族でお昼寝。
公園を散策して、お弁当を食べて帰ってきただけなのだけど、心身共にリフレッシュ出来たように思う。もっとも腰痛の具合はイマイチ。腰痛が酷くなってから体重が落ちた。たぶん痛いので余計な力を使っているからじゃないかなぁ…と1人勝手に思っている。腰痛がこれ以上悪化しないことを切に祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
美術館横にある大きな銀杏の木と東屋から見た風景。秋になってら、また訪れたいなぁ……と思う。
今日、娘が保育園で一時保育デビューした。
私は昨日からずっとソワソワしていた。娘は甘えん坊で、夫と2人で出掛けても「お母さんが恋しくなった」と泣いて帰ってくることがある。そんな娘が保育園で過ごせるのだろうか? 給食はちゃんと食べられるだろうか? と、あれこれ心配してはヤキモキしていた。娘には昨夜から何度となく保育園へ行くことを説明した。娘は園庭開放などの行事で保育園が大好きになっているので、不安がるよりもむしろ「万歳♪」と言うようなノリだったけれど、それでも私の心配は尽きなかった。
当日。午前9時に娘を保育園へ連れて行った。別れの時はきっと泣くだろうから覚悟しておこう……と思っていたのだけれど、娘は私にバイバイすると、保育士さんに手を引かれてアッサリと教室へ入って行った。ホッっとするやら寂しいやら。後ろ髪を引かれつつ保育園を後にして、ハローワークへ向かった。
ハローワークは独身時代にお世話になったことがあるのだけれど、当時からすると手続きがずっと面倒になっていて驚いた。不況のせいか人が多いのにも吃驚。帰宅したのは午後1時前。簡単に昼食(娘がいたら食べられないカップヌードルを食べた)を済ませて、夕食の支度や買い物など。3時半のお迎え開始時間ジャストに保育園へ行った。
教室をのぞくと娘は玩具で遊んでいるようだった。が、私の姿を見つけたとたん、ワーワー泣きながら走ってきた。思わず私も泣きそうになってしまったけれど「会いたかったよ。お利口だったね」と娘を褒めつつ抱っこした。保育士さんの話によると、娘は私がいないと知ったとたん、泣きまくりだったとのこと。給食もオヤツもあまり食べなかったらしい。保育士さんにお礼を言って、事務所で次の予約をして帰宅した。
ハローワーク通いはしばらく続くので、娘には保育園に慣れてもらうしかないのだけれど、慣れてくれるのだろうか? 残念ながら娘をハローワークに連れて行くことは出来ないので、嫌でもなんでも慣れてもらうしかないのだが。
娘が保育園で不安や心細さと闘っていたのかと思うと胸が痛むが、私も実は寂しかった。娘のいない時間を楽しく満喫出来るかと思っていたけれど、なんだか忘れ物をしたような心もとなさがずっと付いてまわっていた。娘には可哀想だったけれど親も子も良い経験だったと思う。娘と長時間離れてみて、「私はもう母親なんだなぁ」ということを改めて実感した。こういう小さな親離れ・子離れを積み重ねて、娘はいつか私の手元を巣立っていくのだろうなぁ。
色々と考えさせられたし、心身共に草臥れた1日だった。娘も私もお疲れ様! 週末はゆっくり過ごしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
明日、娘を保育園の一時保育に預けることになった。
雇用保険の手続きに行くのだけれど、その間娘を見てくれる人がいないのだ。簡単な手続きなら子連れでも良いとのことだが説明会は時間がかかるので連れて行く訳にはいかない。本当なら近くに住んでいる母に預けたいところなのだけど、母は足が悪く「寝んねの赤ちゃんならともかく、今のY(娘の名)を預かるのは無理」とのこと。娘は外遊び命の体育会系女子なので、長時間おばあちゃんと家の中で大人しくしているなんて無理な相談なのだ。
保育園へは園庭開放等の行事でお世話になっていて娘は保育園が大好き。しかし、長時間私と離れた事が無く、しかも突然他人の中に放り込まれて大丈夫なのかと心配でならない。諸先輩方の体験談を聞くと「案外大丈夫だよ」とのこと。親は何かと心配だが、子供は案外しっかりしている……ってことだろうか?
実は今、ちょっと娘のことで悩んでいることがある。
一時保育での娘の反応いかんでは来年の春から娘を保育園に預けて社会復帰しようかな……と思っているのだ。生活に困っているとか、私が家でじっとしていられないとか、そう言う理由ではなく「娘をお友達と思い切り遊ばせてやりたい」と言う気持ちからだ。
私達家族が住んでいる地域は子供が少なくて小学校は2クラスしかない。娘の世代はどれくらいの人数がいるのか知らないけれど、公園などに行っても同じ年頃の子供と会うのは至難の業。普段はかなり年上の子達に遊んでもらっているのだけれど、彼らも学校や習い事が忙しくて「いつも」と言う訳にはいかない。
子によっては小さいうちは友達と遊ぶよりも母親とひっついている方が幸せというタイプの子もいるが、娘は外に出て友達と遊びたいタイプ。毎日、色々な公園に通ったり、育児支援に出かけてみたり、ママ友の輪を作ってみたりと努力を重ねているが、娘は友達への好奇心と情熱を持て余し気味。兄弟でもいれば一緒に遊べるのだろうけれど、娘は1人っ子なので逃げ場無し。
娘が生まれた時は「女の子だし幼稚園に入るまでのんびり過ごそう。公立の2年保育で充分。手作りオヤツを作ったり、お絵かきしたり絵本を読んだり…楽しみだなぁ」なんて夢見ていた。手作りオヤツやお絵かきや絵本は実現しているが、娘はどちらかと言うよりも家で遊ぶよりも外で遊ぶ方が好きな社交家タイプ。本音を言うと、あまり早くから手放したくないのだけれど、娘を見ているとお友達の沢山いる場所で遊ばせてあげる方がいいのかなぁ……と思ったりする。
その辺のことも踏まえて明日は一時保育に初挑戦してこようと思う。午後9時に預けて、お迎えは3時半からスタートとのこと。離れて過ごす6時間半、娘と私は何を思って過ごすのだろう。恐くもあり楽しみでもある。何にせよ、明日はドキドキだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ・
2009年09月02日(水) |
虫取り網…ではなく。 |
今日はホームセンターへ虫取り網を買いに行ってきた。
来月2歳になる娘は近所のお兄ちゃん達と遊ぶのが大好き。最年少ながら、せっせと彼らの後をついて走り、出来ないながらも真似っこしている。そんな娘は最近、虫取り網にご執心。今までも近所のお兄ちゃん達に触らせてもらっていたのだけれど、虫取り網への情熱は高まる一方。もう借り物では満足できなくなってしまった。
彼らの母親に「虫取り網ってどこに売っているの?」と尋ねてみたところ、最盛期は最寄のスーパーの2階でも売っていたけれど、夏休みが終わると撤去されてしまったとのこと。ペットショップか、もしくはホームセンターなら大丈夫だとか。そんな訳で朝一番にホームセンターへ行ってみた。ところが……虫取り網は既に売り切れていて、魚取り網しかなかった。しかし娘は魚取り網を見て大喜び。仕方がないので魚取り網を買って帰ってきた。
当然ながら娘は帰宅するやいなや、魚取り網を持って公園へ向かった。しかし……魚取り網は虫取り網よりもずっと重くてガッシリしている。娘はズルズル利と魚取り網を引きずって公園まで行き、トンボや蝶々を相手に格闘していた。もちろん1歳児に捕まってくれる昆虫がいるはずもない。それどころか娘は買ったばかりの魚取り網に大きな穴を作る始末。まぁ、それでも娘が喜んでいたので、それはそれで良しとする。
親馬鹿ではあるけれど娘が大きな魚取り網と格闘している姿は、なんとも可愛らしくてその姿を見られただけでも「買って良かった」と思ってしまった。
夕方、娘は再び虫取り網…もとい、魚取り網を持って公園へ。娘が虫取りに飽きた隙に、私が網でトンボを取った。娘は虫に興味があるくせに自分の手で掴むのは怖いらしく、近くで見るものの手を出そうとはしなかった。トンボは観察後、空に放した。
今、穴の空いた魚取り網は玄関の傘立てに立て掛けている。娘には今シーズン、魚取り網で我慢してもらって、来年ちゃんとした虫取り網を買ってあげようと思っている。とりあえず娘は魚取り網でも満足しているようなので、しばらくはトンボや蝶々を追いかける日々が続きそうだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は自宅の屋根の修理をしてもらった。
お願いしたのは父方の親戚。父の従兄の息子で、小さい頃は親戚の集まりでよく遊んだ間柄のオニイチャン。もっとも、当時オニイチャンだった彼は、今は立派なオジサンで、彼の父親とそっくりな姿形になっていた。
修理をお願いしたのは1階の屋根。修理と言ってもペンキを塗ってもらうだけだったので、1日で完了する作業。屋根自体の張替えも考えていたのだけれど「今はこれで充分じゃないか」とのこと。もっとも我が家は築40年近くの家なので、今後はあちこち修理をしなければならない箇所が出てくるだろうし、そう遠くない将来に大がかりな改装が必要になるだろうけれど「だからこそ、今はこれで我慢しといた方がいいと思う」とのこと。
そんなこんなで朝からなんとなくバタバタしている。。
9月に入ったとは言うものの、お昼間はまだまだ暑い。オニイチャンが外食派なら構わないのだけれど、お弁当持参なら家に入って食べてもらおうかと声をかけたら、オニイチャンはすでに食事を始めていて「車を動かさないといけない場合があるから車で食べます」とのこと。そんなこんなのやりとりをしていて、チラリと見えたオニイチャンのお弁当はすごく美味しそうだった。オカズがギュウギュウに詰め込まれていて、ご飯の間にはオカカが仕込んであった。オニイチャンの奥さんは、オニイチャンのことが大好きなんだろうなぁ……と、微笑ましくなった。
誰かが誰かのために作ったお弁当って、どうしてあんなに美味しそうに見えるんだろう?
それほど凝ってなくても、豪華なオカズが入っていなくても、誰かに作ってもらったお弁当は美味しい。ボリュームひとつにしても、オカズの詰め方ひとつにしても、食べてくれる人のことを思いながら作られているからだろうか。
夫は仕事の都合もあってお弁当を持って行っていない。なので私が家族のために作るお弁当は行楽弁当ばかり。だけど、いずれ娘がお弁当を持って行くようになると思うので、その時は豪華でなくても美味しいお弁当を持たせてやりたいと思う。
涼しくなってきたことだし、またお弁当を持って遊びに行きたくなってしまった。お弁当は食べるのも好きだけど作るのも好きだ。誰かが作ってくれたお弁当って、冷えて少し固くなっていても美味しいよね……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。