今日は友人のお嬢様からお題をいただきました。

よく、恋は求めるもの、愛は与えるものと申します。
恋に落ちた後、徐々に愛に変わっていくのが
通常のパターンですが、そこだけを言葉で抜き出せば

恋は状態
愛は行為

という、至ってシンプルな構図になるのでは。
でもそれだけで片付けられないのが人間の感情というもの。
「自分は相手に恋しているから、
向こうが自分を好きでいてくれるだけで幸せ」とか、
「自分のは愛だから与えていられれば幸せ」とか、
そんな風に満足できる人が一体どれだけいるのかと。

そして、愛というのは家族愛、友愛、ペット愛etc、
広い意味でも対応する単語でもある。
でも家族に恋はしないし（それじゃ近親相○だよ）
ペットに恋もしない（それじゃ獣　以下略）
つまり、
恋は妄想
愛は現実

それ故、
恋は自分の幸せを願い、
愛は相手の幸せを願う。

上記はかなり極端な表現ではありますが、
突き詰めていけば根底はそういうことなのかも。

ならば、「恋が愛に変わるとき」とは、
やはり感情だけで突っ走っていたトコロから
信頼が生まれてくる時なのではないかな。
信じることが出来るから、
受け取って貰えることを知っているから、
安心して「与える」コトが出来る。

そして、
恋とは、相手の全てを許せること。
愛とは、相手に厳しくなれること。

信頼関係があればこそ、間違いを正したり、
一緒に歩いていくための方向性を示せるわけで。
恋に信頼と安心が少しずつ乗っかって愛になる、
とワタクシは思います。
ま、コレを簡単に言えば
「恋という字は下心、愛という字は真心」
と身も蓋もないモノになりますが（笑）

最近お題を出されることがあったので、自分的お答えをば。

ワタクシは自分が惚れ込んだ相手に対し、
追いかけて追いかけてお付き合いまで持って行く、
ということが大半でした。

いざ付き合いだしてみると、
向こうが冷淡で上位にいるときは夢中なのですが
こちらを向いた途端冷めてしまったり（ヒド

そうなると、今まで気にならなかったことが急に目障りになる。
必死で追いかけている間なら許せる些細なことが、
不愉快になって文句をつけはじめ喧嘩になったり。

今までのツレがこういう行動をした瞬間、
"キモイ"と思ってしまったことを羅列すると、
１,食べモノを口に入れる前に匂いをかぐ（おまへは犬か）
２,クサイ台詞で愛を熱弁（おまへはどこの劇団員だ）
３,Ｇ兼Vo.:「君の為に作った曲だよ」（イラネ）
　　ドラマー：どこででもリズムを刻む（貧乏ゆすり？）
　　　BASSEST:「コレをボクだと思って」とピックをよこす
　　　　　　　（こんな薄っぺらい人間なのね、おまへは）
４，BARで粋がって変なカクテル注文（なんだその毒々しいピンクの液体）
５，女友達にまで嫉妬（頭悪いんじゃないのか？）
６，更に嫉妬して怒った時の顔が…（普段綺麗だとよりブ（以下略））
７，我が身の不運を同情してほしげに語る（で、どうしてほしいの？）
８，俺は仕事ができると遠回しに言いたげ（カネになってないけどね）
９，下まつげが長すぎ（銭形ですか？）
10，細いからってレディースジーンズをはいてきた（ラインがキモ…）

惚れている間はオールオッケーなんですよ。
爪水虫に薬を塗る仕草さえ愛おしかったもの（笑）
まさに「眼がバターになっている」状態。

それが、飽き始めると些細なことさえ目障りに。
そして、そうなったら俺の中では終わってしまっている。
いざ別れ話がもつれ、相手が縋ってきたりすると
内心「うっとおしいなぁ」と思ってたりするし。

「手に入るまでって、恋愛はゲームじゃないんだから」
とは耳がクサれて醗酵してどぶろくになるほど言われましたが、
こうなったら俺にはもう持ち直せません。
恋愛体力は短距離爆走タイプで持続力がないからね。

と言うわけでお題の「恋人が恋人ではなくなる時」は
俺にとっては「些細なことが目につき始めた時」です。

用事を終わらせて、上野で朝５時までやっている中国田舎料理の
お店にＭ氏を誘って羊肉串を食べにいく。
急遽ライブ友達でもあるＧＨＲさんもお誘いした。

やはりここの羊肉串は中国の味で懐かし旨い。
自分で香辛料ふりふり焼いて３人で20本ほど食す。
鶏心串も追加、Ｍ氏は興味津々で牛血管串も。
飲料はビール、それから竹葉青酒（竹の葉を漬けた中国黄酒）
GHRさんは体調のせいで酒を控えていたのですが、
それでも久々なのでいろんな話で盛り上がる。
そうか〜、もう初めて会ってから８年にもなるのね〜。
お互い「もう恋なんてしない」だの「年下はダメ」だの
言っていたのに、今ではどの口が言ったんだ？状態である。

坂野が来たかったのに来られなかった為、
「一緒にイクって言ってたのに、先走りおって」
と恨み言メールを送ってきた。

Ｍ氏は半分オヤスミ、ちょっとモノ言いたげだった。
「酔ったフリしただけだ」というが、ちょっとほろ酔い（苦笑）

GHRさんの相棒におみやげまで持たせ、大盤振る舞いで店を出る。
が、帰路で唐突にＭ氏が「ボンゾ行く！ラーメン食べる」と言い出した。

…あんだけ食ったのに。

まぁまだわしも呑めるから、とボンゾに向かうと、
店には岩野さんがいらしていた。
で、お仕事が来月までだと聞いて何故か
「それでいいのか！」
とエキサイトするワタクシ（多分自分の不満に重ねてる）
それを尻目にＭ氏は「岩野さんが居たから餃子と焼酎〜♪」
と何故かご機嫌な様子、ラーメンはどうした。

１時前にもう遅いから帰ろうと会計すると俄然ゴネはじめる（笑）
「ラーメン食べてない」
店を出てからも、
「電車乗って帰ろうよ」
「やだ。ラーメン食べてない」
「ぜって喰えないって、じゃあtaxiで」
「歩いて帰る〜、ラーメン食べてない」
歩いている道中も
「ラーメン食べなかった」

…そんなにラーメン食べたかったのか。

雨ばっかりだし、最近めっきり寒くなってきましたですな。
そろそろ衣替えしなきゃな〜、なんて思っているのですが、
なかなか時間もなく…

秋になると思い出す、お気に入りのシャツがあります。
ハーレーの白いシャツで、大きくて、
丁度今の季節ぐらいにＴシャツの上に着るのに最適でした。
しかし、いつどこで無くなってしまったのか…

ワタクシは確か、友人と呑んでいたのです。
で、いつも通りベロベロになってなお、
そのままＴさん（元○ッ○のドラマー）の店へ乱入。
微かな記憶でＨさん（Co●c●バンドのG）とＧリコさん、
ＣＣＪさん（ベーシスト）がいたような？
まぁメンツで解るように、時間はかなり深夜（つぅか早朝？）。

しばらくしてふと気が付けば、白シャツは椅子の上で
まるで人里離れた山間部に一人で自給自足して
暮らしているお婆さんの如く皺クチャな状態に。

…それが彼女を見た最後の記憶でした。
その後、彼女の消息は途絶え、誰もその姿を見た者はいない。
消えた白シャツの秘密！！
空白の数日、アリバイを崩せ！
恐怖のミステリー！きょうふのみそしる！！
ってなもんですよ（意味分からん）

その後探したけど店にもなかったんだよな〜、
まじで何処行っちゃったんだろ。

因みにその店で、コートを座って脱皮のように脱ぎ、
その形のまま呑んでいて何も言わずに帰ってしまい、
Ｔさんにめっちゃ心配をかけたことも。
（「まるで消えて無くなったようにコートだけ座ってたし、
拉致られたかと、慌てて追いかけたんだよ！」って言われた。
ついでにＪ兄貴にもしょっちゅう心配をかけていたらしい。
全国の某バンドファンの方々、今更ですがスイマセン）

その頃に比べたら、呑み方は少しは成長した？…よね？（汗）

にあ めるくれ！ HP「第8病棟」