ウ タ こ と ば
2005年05月28日(土)
そこに描くのは 青くて深い海の色
白い雫を散らして 赤い線を何本も引く
涙は言葉にならない言葉 沈黙は言葉にならない心
耳に届かないのならば 描いて
そうすれば伝わるのか どうやって私は伝えたいのか
なにを感じて欲しいのか なにをわかって欲しいのか それもわからない
言葉など 無くなってしまえばいい
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2005年05月06日(金)
水を踏む音が 傘を叩く雫の音が 大観衆の拍手に聴こえた
賛美は私のためにあり 立ってる全ての場所は舞台 観客は誰もいなくても 遠くで聴こえる歓声は きっと
堅い殻に閉じこもって 扉を叩くその音も 無視して耳を塞いだ
非難は私だけに注がれ 立っている全ての場所は法廷 味方は誰もいなくても 心で響いてる声は きっと
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2005年05月05日(木)
同情の言葉は 粉雪の様
慰めの言葉は 淡雪の様
ただ側にいてくれる
その沈黙は
明日に芽吹く 種の様
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