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■ 徒労の試験
昨日は小田和正のライブで弾けて結局帰宅したのは午前1時。 今日は試験(しかも部屋を7時には出てないとまずい)なのになんも勉強もしてないし。 そんなこんなで睡眠時間は4時間を切りながらも「せっかく願書提出したしもったいないから行こ」と自分を宥めながら会場の東京農業大学へ。 最寄り駅が小田急の千歳某になるのですが1度も行ったことがないので駅からバスに乗ったほうがいいのか歩いたほうがいいのかわかりません。 まぁ、1時間くらいまえなら受験者でバスが込んでてても大丈夫だろ、と思ったのですが微妙に本数が少ない。 でも、知らない道ですしタクシーなど使えるブルジョワでもないので大人しく待つ。
実際にバスに乗ってみれば近かったものの下調べはしといたほうがいいなぁと。次回から地図持参でもしときます。
午前中は教養。 眠いし暑いし本命の試験じゃないしのやる気の無さで3時間のなんと苦痛なことか。試験慣れというよりこれなら家でだらだらしてたほうが精神安定上よさそうな気がします。
午後は専門試験。 ここではたと気づく。あれ?おぎそん、この受験区分で受験だっけ?ともうやる気なさ爆発です。 そっかー、この受験区分なんだーと思ってもわかる問題がマークシート方式なのに全然ありません。ホントに。 これで3時間30分も過ごすの?と途方にくれます。 正直な話、途中退室でもして(つまり適当に解答欄を埋めて)寝ようと思いました。 でも、途中退室をおぎそんより先にした輩がいまして。
なーんだ先を越されちゃった←この観点がおかしいんですけど
と思ってだらだらと。 なんつーか先を越されたのでその途中退室の意欲さえも奪われました。 まぁ、その頃にはすこしうつらうつらしてて微妙に寝ていたのですが。
例えば。 教育環境学で
{NO. 24}カリキュラムの社会学的研究に関する記述として最も妥当なものはなにか。
1.ヤング(Young,M.F.D.)はデュルケムの流れを汲む構造―機能主義の系譜を継承・発展させ、カリキュラムへの外在的統制に注目する巨視的社会学の立場から、カリキュラムの類型化を図った。そのため、彼は、「新しい教育社会学」の提唱者とされる。
2.バーンスティン(Bernstein,B.B.)は、人を社会化し、潜在的に統制する構造をコードとしてとらえ、類別(classification)と枠づけ(framing)という2つのコードが、カリキュラム、教授法及び教育評価の3つの伝達体系を条件づける原理として働いていると指摘した。
3.マートン(Merton,R.K.)は、教室の中で生起する日常的事象を「ありのままの姿」で観察し、教室での生活が、それ自体、「隠れたカリキュラム」として、生徒の社会化に不可避の影響を与えていると指摘した。そのため、彼は、潜在的カリキュラムの第一発見者とされる。 4.ブルデュー(Bourdieu,P.)は社会的再生産論の立場から、カリキュラムを文化的覇権(hegemony)をめぐる階級対立の問題と結び付けて検討し、活発なイデオロギー批判を通して、学校で隠蔽される様々な不平等の構造解明を試みた。
5.パーソンズ(Parsons,T.)は、構造的パラダイムに基づいて、個人が能動的な行為主体となってカリキュラムをコントロールする過程を究明することに努めるとともに、相互作用論の立場からカリキュラムによる内在的統制に注目する微視的社会学を提唱した。
とかなんて言われても困るんですよ。(ちなみに正答は2です。) おぎそんが知っているのはパーソンズだけ。 しかもそれを聞いたのは社会学概論ですからすでに4年ほど前のことになります。 誰がどんなことをいってるのかを知らないうえにたぶん、名前をとりかえてあるんでしょうね。いってることはおそらく正しいのでしょう。 なに言ってるんだかわかりませんけど。
問題は欲しいし途中退室も先を越されたので仕方なく時間潰しの為に選択科目でもなんとなくわかりそうなほかの科目に手をつけてみます。 「教育経営学」とか「教育方法論」とかあったのでなんとなく解いてみました。結果はすべて×。選択しなくてよかったです。なんとなくあってると思ったんですけど・・・・。
まぁ、苦痛の試験が終わったので本命にむけてお勉強をしなきゃ。
2003年05月05日(月)
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