◇日記◇
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寒い。
昨夜は、2時近くになって外で酔っ払いが騒ぎ出した。
警察が来た。
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行く場所が、ひとつ減るような あるいは、変わるような そんな気がする。
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ここのところ(といっても、ここ2年くらいという意味だが)
非常によくなっていた不安発作であったが、
今年の秋は、不安と恐怖にまみれて過ごした。
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最近、心が折れる、という表現をよく聞く。
可塑性のなさを強調した表現かと思っていたが
そうでもない、と気がついた。
折れた木も、芽吹くし 折れた骨は、くっつくし。
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最近、幸田文、青木玉、を集中的に読んでいる。
露伴は、まだ。
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年をとると、物忘れをするようになるのは、ま、いいとして
絶対に、忘れているという事実を認めないのはなぜなんだろう…。
昨日は、ある靴店で「10年以上前にここで買って…」と話したら
「そんなタイプのもの、ウチでは扱ったことありません」と。
がんとして認めない。
忘れていたとしても、もう少し柔らかなものいいはできないものか
と思いつつ、とぼとぼと帰宅。
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日髪日化粧、という言葉がある。
本来的には、経済的豊かさを現した言葉かもしれないが、
いまの私は、そのことのできる精神的安定を想像してしまう。
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私が自分の非を認めることができないのは、なぜ。
自分に非はないと思っているのは、なぜ。
誤解された、と感じても
誤解されたままでいいと思ってしまうのは
なぜ。
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私に必要なものはすべて与えられている、と思えたらどんなにいいか。
孤独には慣れている。
でも、さげすまれるのには、慣れていない。
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結婚してすぐのこと。
ねこぞーが、ベーチェット病であると判明し
すでに片目は視力を失い、もう一方の目の視力も失いかねないという状態
だったときがあった。
私は、その頃知り合った年上の女性に、こうなんです、と言ってみた。
母親に甘えるようなつもりで言ってみた。
彼女の答えは凄まじかった。
自分の夫なんて、いつ心臓が止まるかわからないから カードを持ち歩いている、いつ死ぬかわからない それに比べたら、失明なんてどうってことないでしょ
今でも、彼女のことを考えると、なぜか胸が痛む。
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1ヶ月ほど前である。
私が、友達の異性関係についてキビシイことを言ったら、友達は怒った。
すぐに、ごめん、と謝った。
でも、許してはくれなかった。
一昨日、事務手続きについて、これでいいか、と問い合わせてきたから
許してくれたのか、と喜んで、少し訂正案を出した。
そしたら、また、怒った。
私の意見を求めていないなら、聞くなよ、と思ったけれど
いまは、ただひたすら、悲しい。
友達のなかの、決して触れてはいけないものに
私が触れてしまったのだろうね。
それは友達にとって、許せないことだったのだろうね。
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いろんなことが起きて
それに慣れたり、考えたりするのに
とても時間がかかってしまった。
そして、そうこうしているうちに
もう、次のことが起きてきている。
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