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■ 違うんだ。
そのことで泣いたんじゃないよ。
もう、ちゃんと整理ついてる。
体はもう綺麗にならない。
でも、心があるなら、いい。
汚れは、初めてのあの時にもう落ちなくなっているんだから。
今更、そんな事思わないよ。
だから、私が泣いたのはね・・・?
あなたのこと、なんだよ。
好きだから欲しい。
欲しいから好きだ。
あなたへの気持ちがわからなくなってきてる。
「愛してる」って言えるのに、
わずかな戸惑いがそれに嘘を含ませる。
何がしたいのか。
何を望んでいるのか。
何が、欲しいのか。
すべて、満たされない。と―――
わかっていて、それでも「欲しい」と思うのは、
・・・違う?
どうすれば、私は楽になれるの。
それは、私にしか出せない答えなのに。
あなたに、何かを言って欲しいよ。
何度も、同じ事を言われているのに。
それでも、ダメだから望んだのに。
「ねぇ、私は何がしたいの?」
やればできる、なんて嘘だ。
頑張れば何とかなる、なんて嘘だ。
出来ないことの方が多いじゃないか。
頑張ったってなんにもならないじゃないか。
『世の中は希望に満ち溢れている』
もう、言えないね。
知ってしまったから。
残ったのは、絶望と、涙だけ。
だから言ったのに。
「この世はそんなに綺麗じゃないよ」
それでも、手をさし伸べて欲しいの?
2003年01月17日(金)
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