空虚。
しずく。

■■■
■■
■ 舐めたい。

この間から無性に死体が見たい。
私はogrishよりrottenの方が好きだ。
英語にはあまり自信はないけれど、その分、楽しい。

毎朝PCを立ち上げる度に、チェックしているのだけれど、
"彼女"のような写真にはなかなか巡り合えない。

一方でなんともいえない不快感を感じているのに、
飛び散った脳味噌を舐めてみたい、と思うのだ。
まるで白子の様。口の中でとろけていくような…
それはとても美味そうに、見えるのだ。
そして、とても興奮する。あまりにも脆い、それに。
ああ、思い出すだけでなんだか気持ちいい。
口の中にその味が広がるようだ。

でも、とても残念。
あの写真は男の人だった。
女の子なら、もっと気持ちよかったのに。

2005年04月29日(金)

■■■
■■
■ 黙祷。

我ながら偽善だと、思う。
感傷に浸ることほど、おこがましい事はないと。
わかっているはずなのに、心がちっとも晴れない。

尼崎駅を通過する瞬間、目を伏せた。
別にその場所が見えるわけでなかったけれど。
何故だか、そうしたかった。

事故が起こってからずっと、身体が重かった。
何故だか焦燥感が消えなかった。
けれど、今日はそれがなくなっている。
全てのご遺体が搬出され、身元も確認されたから、だろうか…
…身体に影響があるなんて珍しいと、思った。

もし、あの土地に慰霊碑が建てられるのなら、
あの人には黙って、一人で花を手向けに行こうと思う。
別に何の関係もないけれど。
私にそんな資格などないけれど。
何故だか、そうしたいと、強く、思った。


2005年04月28日(木)

■■■
■■
■ 尼崎の電車脱線事故。

ああ、珍しいな…最初は、そう思った。
悲痛な声とメールを送ってきた彼女が、
なんだか理解出来ないように思えた。

私は別段何も思っていなかったが、
彼女にとっては大切な事なのだと思い、
一日中テレビやラジオやインターネットで情報を集め、
新たな情報が発表されるたびに彼女に連絡していた。

きっかけは、一枚の写真だったのかもしれない。
ああ、私の中にはまだこんな感情が残っていたのか。
そのことに対して、とても、驚いた。
そして、それを不謹慎だと思える心も、残っていた。

マンションに絡みついている車両が二両目だ、
と気付いた瞬間、背筋に悪寒が走った。
「…一両目は?」
思わず呟いていた。

言葉で言い表せないほどに捻じ曲がった三両目の写真。
見慣れた、乗り慣れた、その車両の風景に。言葉を無くした。

あの路線を使った事は、数えるほどしかなかった。
…それでも、見覚えのある場所、列車が、…

涙は出ないし、ほんの僅かだったけれど。
…そんな事を思うこと自体が、おこがましいのかもしれないけれど。
久しぶりに、思い、祈った。

生存者の早期救助を。亡くなられた方々の冥福を。

彼女は帰り道、尼崎駅で黙祷を捧げたらしい。
私も、今度彼女の元へ向かうときにはそうするつもりでいる。

結局他人事かもしれない。
心からの思いではないかもしれない。
それでも、私の中に浮かんだこの感情は、
…大切に、したいと思った。

亡くなられた方々のご冥福を、お祈り申し上げます。

2005年04月26日(火)

■■■
■■
■ 根底。

とても、苦しい。
…どうにか、なってしまいそうだ。
壊れてしまいたい。こんなに苦しいのはもう、嫌だ。

愕然とする。何も思えないことに。
いつから、こうなってしまったのだろう。
すべてが消えてしまった。
何も思えない。何も浮かばない。何も感じない。
以前は違っていたのに。あれは、拒絶していただけだったのに。
だから、今回も。すぐに戻るものだと、思っていたのに。

「正常」な反応がわからない。
…見付からないから、面倒くさい。
だけど、それを受け入れてしまえば、
私はもっと、何も浮かべられなくなる。
演技すら、出来なくなってしまう。

…いつも、気付くのは、こう、なってからだ。
遅すぎるのに、もう、どうしようもないのに。
どうしていつも、私は繰り返してしまうんだ。
自分を責めても、ただ、むなしいだけ。
責める、ことで必死に自分を引き出そうとしているだけ。
そして客観的を装って事実を述べても、
そのどれもが中身の伴わない軽い言葉にしか聞こえない事実が。
また…私を絶望させていく。

眠れない。涙が出ない。
感情がわからない。笑えない。
「ない」ことばかりは、もう嫌なのに。
「ある」ものが出て来ない。
確かに存在していたはずなのに。
…いつまで、存在していたのだろう。
記憶はどんどん薄れていく。
昨日はなにをしたのだろう。
今日は、約束を交わした?
どんどん、虚ろになっていく。

気付けば、終わることばかり考えていて。
けれど、生きたい「はず」だから、と納得させて。
死ぬ事も生きることも面倒くさくなったら、
ほら、すぐ食欲は失せて。

…身体まで、壊れてしまったみたいだ。
このままじゃ、まずいのに。
このままじゃ、ダメなのに。

本当にもう、どうしようもない。
ダメだと思うばかりで、何も出来ない。
私が弱いのか?
もっと、強く?どこまで?

…疲れて、いるのかな…
ああ、それももう、思えない。

2005年04月24日(日)

■■■
■■
■ DOLLS。

胃が痛い。
ひどく、イライラする。
何もかもが、耳障りに感じる。
不快だ。口を開けば感繰りばかり。
わかってる、そうしたのは私だ。
わかってる、でも。
…ずっと言われ続ける事も、わかってる。
でも。でも。
…でも、何だ。
それが、罰じゃないのか。
逃げる事は、許せないんじゃないのか。

ああ、その口を塞ぎたい。
入れ物だけを手にしてしまいたい。
最低だ、私。

…いつものことだよ。わかってる。
…いつもじゃないのは、私だ。
笑って流せない。余裕がない。

愛する人に信じて貰えないのは、本当につらい。

2005年04月23日(土)

■■■
■■
■ まいったな…

昨夜は、眠れたのだろうか。
久しぶりの外泊。酒のせいで、ぼんやりとした頭。
そのまま夢中で求め合って、眠りに落ちた。
と、思っていた。
でも、違っていた、のだろうか?
…気付けば、目を開けていた。
今は何時だろうか?隣であの人が眠っている。
…私は、眠った、のか?
わからない。ただ、ここにいた。
乱れた着衣を直し、ずれた布団をあの人にかけなおした。
…私、は?今まで、なにを?
『まいったな…』
悟られぬよう、呟く。

帰り道。珍しく睡魔が襲った。
目を閉じてみる。…眠れなかった。
意識だけが滑り落ちそうになったけれど、すぐに戻った。

そして、今。
まったく睡眠欲が湧かない。
「まいったな…」
自嘲して、呟く。

眠りたい。眠りたい。眠りたい。
眠りたい。眠りたい。眠りたい。

狂ったように、それだけを思う。
…疲れが取れない。眠りたい。
どうすれば、どうすれば…いい?

「なさけね…」
呟いて、…また、笑った。

2005年04月17日(日)

■■■
■■
■ リライト。

…いつから、こうなってしまったのか。
大したことじゃない、と思い続けた結果なのだろうか。
そして、もう、その事に対してすら、何も、抱けない。

涙が出てきた。
だけど、何のための涙なのかがわからない。
気持ち悪い。バラバラに切り離されてしまったみたいだ。
理由がない。わからない。何故?どうして。
探ることが出来ない。わからない。探り方が、わからない。

…どうしたら、元通りに笑える?
どうしたら、素直に何かを感じられる?
どうしたら、眠れる?夢を、見ないですむ?

気持ち悪い。
ああ、音が…
うるさい…

別になんの障害もないじゃないか。
今まで通り、うわべだけの感情を浮かべていれば。
…生きていけるじゃないか。死なないじゃないか。
これ以上、何を、求めるって、いうんだ?…

…つらい。何がつらいのかわからない、つらい。
でも、どうする事も出来ない。
向き合いたくても、私がわからない。私がいない。
あの頃の、ついこの間までの私がいない
戻れると、信じてた。願ってた。描いてた。
嘘つき。…でも、もう病めやしない。

ため息を、ひとつ。諦めたように、目を伏せて。
だけど私の瞳は希望で輝いていなければいけないんだ…

だから、ここにだけすべてを記して。

さぁ、…大丈夫、いつもの、私。

2005年04月15日(金)

■■■
■■
■ アロマキャンドル。

洗い立ての髪に、匂いが移らぬ様、
取り出しかけた煙草をケースに戻す。
代わりといっては何だけれど、
大して効果の無いアロマキャンドルに火を灯した。

また、夢を見た。けれど、今日はもう憶えていない。
前日どんなに眠っていなくとも、深夜になっても眠くならない。
外に出た時に瞬間的な眠気に襲われる事はあっても、
…緊張し続けている体は、絶対に眠りになど落ちない。
だけど、もう辛くなくなってきたから、大丈夫だ。

久しぶりに、冷酒を飲むことにしてみた。
お酒を飲むと、少し、だけ解放された気になる。
仄かに感じている性欲も、少し、引き出せるだろうか。

…珍しい事も、あるもんだ。
傷つけて、欲しい。だなんて。
壊したいわけでも、壊れたいわけでもないのに。


2005年04月13日(水)

■■■
■■
■ 夢と欲求。

夢を見た。また、バトル・ロワイアルの。
この間と違って、私は、殺人者だった。
見知った顔はいなかったけれど、
聞いたことのある名の人達だった。
最初は、怖かったはずなのに。
銃を手に入れてからは、楽だった。
おもしろいほどに、よく当たった。
銃が弾切れを起こしたので、
誰かが持っていたらしいダーツの矢で殺した。
額に突き立てた感触がまだ、残っている気がする。
…あっけなかった。あっという間に、生き残っていた。
そして家族と笑い合っていた。多額の現金を得て。

瞳が覚めて少し、まどろみ、笑って、起きた。


欲求がちゃんと伝わっていないのかと思う。
…約束を大切に守っているのに、何故あなたは誘うのだろう。

…欲が戻るのは、もうしばらくかかりそうだ。

2005年04月12日(火)

■■■
■■
■ 鳥の詩。

あれ程、嫌っていたはずなのに。
いとも簡単に依存してしまえるのか…
と、少し、笑って、みる。

部屋に入ってすぐ、それとわかる臭い。
右手に染み付いた、大嫌いな臭い。
けれど、依存して、しまう。

窓辺で一人、紫煙を燻らせて。
真っ暗な闇に、目をやって、呟く。
「…何も、残ってない」

信じていた。それが、全てだった。
甘かったのは、私だ。
一度失くしたものを取り戻すのは、容易では無いと。
わかって、いたはずなのに。

酒と、煙草が、「私」を蝕んで。
…ああ、壊れていく。壊していく。

救いが、どこにあったのかすら、もう、わからない。

2005年04月07日(木)

■■■
■■
■ 取りあえず。

…とても、嬉しいことのはずだった。
元の自分に、戻れるのだと、信じていた。
何の根拠も、なかったのに。

左薬指に戻った指輪を見ても、何も浮かばなかった。
ただ、「終われないんだな」と思った。
私が吐いた「好きだ」も「愛してる」も、
真実だ、と信じているけれど。
何ひとつ、変わる事は、なかった。

私の心は、空っぽのまま。
上部を滑る言葉を真実だと信じて。
嘘のように、吐き続ける。

眠れない夜は、いつまで続くのだろう。

2005年04月04日(月)

■■■
■■
■ 分離。

ひどく、空虚だと思った。
酒を飲んでもいないのに、ぼやけている。
焦点の合わない眼が、落ち着きなく部屋を彷徨う。

久しぶりに、性欲を感じた。
久しぶりに、する気になったので、してみた。
そして、気持ち悪さの正体に、気付いた。
身体の感覚だけが、抜け落ちていた。
いくら快楽を得ようとしても、身体がそうならない。
これで、眠れない事にも少し納得がいった。
ならば…強く願えば、変わるだろうか?
今は、まだ、無理だろうけれど。
これから、少しずつでも慣らしていけば…

今日も、夢を覚えていた。
…バトル・ロワイアルだった。
殺す側にも、殺される側にも回った。
私の意識だけが夢の中の人物に同調していた。
…殺される瞬間、脳は混沌としたマーブルを描いた。
ひどく、気分が悪かった。

眠りたい。安息が欲しい。
けれど、それはまだ、叶わぬ願い。

酒を飲んでも飛ばぬ意識は、
今日も夢を描き出し、私を、覚醒させる。
…目が、醒めた、その瞬間に感じるそれは、絶望、だ。

助けが欲しい。
でも、私にはもう、呼べる名がない。
…それに。助けの呼び方も、忘れてしまった。

2005年04月02日(土)

■■■
■■
■ 心の行方。

もう詮索すら、しなくなった。
どうあがいても、不調はなおらない。

久しぶりに、見た夢は、また私を覚醒させて。
枕元の携帯に表示されるのは、午前四時、の無機質な文字。
私は少しだけ、笑みをつくって、息を吐く。
「また…」
そう唇からすべり落として、目を閉じる。
眠れないから、仕方ない。眠りたいけど、仕方ない。
だから、休めるように、目を閉じる。
せめて少しでも、この緊張が消えることを願って。

だけれど、それは無駄で。
今日もまた、私の身体は強張ったまま、朝を迎える。
目をあければ、すぐに覚醒する意識。休めない、身体。
それが、辛い、と思っている今も、
もう少しすれば、日常、へと変わっていく。
だから、それまでの辛抱。

そして、期日を過ぎたら…私は、終われるのだ。
だから、それまでの辛抱。

何もかもが、無意味だと感じて。
悔いは、なんだか残らない気がして。
このままいつでも、いいか、と思っている。
何も残さず、消えてしまえるのだ、と。

そう思っている時だけ、
私は笑っているのだ、と、信じて、いる。

2005年04月01日(金)
≪ ≫ 初日 最新 INDEX MAIL HOME


My追加