凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2008年07月08日(火) 七夕会

地域自治会主催の七夕会があった。
子ども会役員は早朝から公民館でせっせとみやげの団子作り。
婦人会だか敬老会だかのご夫人方の指示の元、ひたすら団子を丸めて茹でてを繰り返し。

「いいなー私もお手伝いに行きたい」とアイはうらやましがったが、そんな生易しいもんじゃないって。

団子作りが終わると会場へ子ども達の世話に。
子ども会に入会していない子どもも当然いるので人数倍、さらに倍って感じ。

思い思いに短冊に願いを書いたり、飾りを作ったりしたのを笹につけてやる。
「もっと上がいい〜!」と訴えられても私の身長じゃ無理。

最後、自治会長さんがお話。
「今日皆さん願い事を書いたけど、願い事は書くだけじゃかなわないよ。その願い事がかなうように努力しなければいけません」
ううむ。まったくもってその通りだなぁ。
願い事言えば良いってもんじゃないよね。
願い事はようは決意表明というか、目標設定で、それに近づけるように努力しないと、お願いしたから後はよろしくね、じゃ都合よすぎるよね。
他力本願にも程がある。
世の中そんな甘い話はないって事だ。

七夕会が終わってから帰宅するやいなや、ダッシュで子ども達を習い事へ連れて行く。
時間がアイの時間とアユムの時間が一時間毎の一時間置きなので、結局三時間そこに居なきゃいけない。

帰宅すると夕方。夕飯の用意をする頃はヘトヘト。

この間、夫は何をしていたかというと、朝は寝ていた。
七夕会への集合時間はちゃんと目立つ場所にプリントを置いて、タイマーもセットして、「この時間だから、このアラームがなったら集合場所にアユムと行ってね」とアイに説明していたにもかかわらず、同じ集合住宅のママさんが「今朝アイちゃんが集合時間何時ですかって聞きに来たよ」と教えてくれた。
夫は何をしていたのか。

パソコンショップに連れて行って欲しい、というので、習い事の帰りになら、と話したら、教室があるショッピングモールまで一緒に車に乗ってきて、そのまま本屋で立ち読み。
ついでに買い物を…と思い、「夕飯何にする?」と聞くと「簡単なのでいいよ」で終わる。
帰りにパソコンショップに連れて行ったら帰宅後パソコンにかかりきり。

朝から一日中動きっぱなしのこちらのフォローをする気まったくなしのいつもどおりの自分の世界篭もりっきり男。

それでも七夕なので、「子ども達の飾りつけ手伝ってやって」と言っておいた。

夜、ベランダに出しておいた笹に結び付けてあった短冊には夫の字で「おかあさんがいつもにこにこ元気でいますように」と書いてあった。


昼間の七夕会での言葉を思い出し、そう思うんだったらあんたが少しは努力をしろよ、と余計むかついた。
まったく、どこまで他力本願なんだろうこの男。
世界は自分の為に動いているので自分は動く必要ないと思い込んでいるよな。


2008年07月02日(水)

いや、勿論悪いのは私だ。
アユムをほっといて一人昼寝してしまった私の怠惰さのせいだ。

でもでも、その日はアイの小学校の参観で、梅雨の中休みだかの晴天というか猛暑で、炎天下の校庭で汗をダラダラ流しながら、暑さと紫外線と戦いつつ、校庭で群れて騒いで暴れまくる小学生達の参観という名の監視役をやって猛烈に疲れていたのだ。

参観と言っても通常の参観日ではなくて、保護者の皆様でご協力できる方がいらっしゃれば是非、という自由意志の参観で、いつものごとく無視しようと思っていたら、アイが「おかあさん来て」ときかなくて。

通常の参観も苦痛なのに、なんで自由参観に好き好んでいかなきゃいけないんだ…と渋りつつも、アイの気持ちを考えたら(どういう気持ちかわからないけれど)仕方なく重い足を運んだわけで。

そして前記のごとく、暑さとジリジリ焦げ付くような紫外線と戦いつつ子ども達の監視をし、何人かの保護者の人と当たり障りの無い話をしつつなんとかやりすごし。
幸い二人程、懇談会で顔なじみの人がいたのでかなり助かったけれど、何が嫌かってこの当たり障りの無い世間話を無難にこなす、というのが一番の苦痛なのだ。
でもその世間話をする相手を見つけるのもかなり辛く、かといって周囲が楽しそうに話しているのに一人ぽつんといるのも思いっきり辛い。
結局何をどうしようと協調性のない私にとっては参観は辛い修行の時間なのだ。
でも修行だから耐えなきゃね、と訳の分からない事を己に言い聞かせつつ、なんとか終えて自宅に帰りついた時はもうアユムのお迎えの時間。
力尽きてヘロヘロになりながら、なんとかアユムを連れ帰り、着替えとおやつをすませると、「ごめん、アイが帰ってくるまでちょっとお昼寝させて」と爆睡してしまった。


「ただいまー」というアユムの声で飛び起きた私。
ただいまって。あんたどこに行ってたというの!!!
聞くと、退屈だったので、キックボードに乗って一人で近所の公園まで行ったそうだ。
誰も居なかったので帰ってきたけれど、●ちゃんのお母さんにあったから、一緒にオハナシしてきた、との事。
!!!!昼下がりの公園って小学生が帰ってくるまでの間はエアポケットのように人がいないのに!!
居るのはそれこそベンチでタバコすって寝そべっているおじさんくらいなのに!!!
そんなところに五歳児が一人で!!!!しかも道路も渡って!!!!キックボードで!!!!

五歳児とはいえ、アユムは体格がいいので小学生にしか見られない。
だって身長すでに115cm。体重20kg。アイが小2の時のサイズだ。
なのに中身は五歳児だから、いくらでもかどわかせるってもので。
しかもその公園、ナイフを持った不審者が出たとかいう情報を今日小学校で聞いてきたばかりだったのに!!!

もう腰が抜ける思いでした。

いや、私が悪いんですけどね。
昼寝してる間に子どもが行方不明にでもなったらとんでもない馬鹿親です。はい。
でも今日はもう心底身も心も小学校で疲れ果ててしまっていたんでどうしようもなかったんです。
言い訳ですねはい。すみません。

とりあえず、アユムには「お友達(全員小1)は宿題すませてからしか遊べないから、四時前に公園に行っても誰もいないの。公園に行く時はピンポンしてお友達呼んでから、お友達と一緒にでないと行っちゃダメ。一人で行くと知らない人に遠いところに連れて行かれてお家に帰って来れなくなるからね!」と言い聞かせました。

それと、アユムが帰ってきてからは、何があっても寝てはいけない、と自分に言い聞かせました。はい。
それが基本っていうか、常識なんだよね。猛省。嘆息。





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