凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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今年もあと何日だ。 考えてみたらアイの妊娠と共に仕事を辞めてはや十年。 専業主婦歴十年ってなんの職歴にもなりゃしないわけで。 今年はすっかり引きこもり主婦している。
去年は幼稚園のバザー役員で、色んな園行事にそれなりに参加してお手伝いしてきたけど。 今年の子ども会役員は幼稚園とはかなり違うのでとまどうというかストレス。 何が違うって母親の年齢&母親歴が違うから。 子ども会の親はたくましいというか、癖があるというか。 幼稚園ママはまだ主婦歴も母親歴も一桁って人が多いので、初々しいし、結構一生懸命やる感じ。 子ども会はママというよりおかんと言う感じ。 上の子は高校生とか社会人なんておかんも山ほどいるわけで、そこに母親歴一桁の私なんか、なんというか、対等になんか無理って感じ。 「だってたかが子ども会じゃんーそこまでやらなくてもいいんじゃ?めんどくさいしこっちも忙しいのよねー」って感じの人が多く、またそれは正論なんだろうなぁと思うし。 でも一応役割はあるからそれはちゃんと果たさないと!といっぱいいっぱいになってしまう私はそういうおかんと時々温度差のギャップで浮きまくり、相手を不快にさせてしまう事も多々あるようで。 「そこまでしなくていいじゃん」とかあきれたように「よくそんなこと気がつくねぇ」とか言われて。 気がつかなくてもどうって事ないのかもしれない。
この前は地域との集合時間が三十分早くて、子ども会だけ三十分早いのって何故ですか?と会長に確認したけど「別に早い分は良いんじゃない」の一言でそのままスルー。 結局子ども会だけ三十分無駄に集合場所で時間をつぶす事になったけど、考えようによっちゃソレくらいどうって事ないのかもしれない。 今月はクリスマス会の準備があるけれど、例年ならもうケーキと昼食の発注先を決めて、もう出欠のプリントを出している時期だけど、今年は今週末に話し合いましょうって事になってまだ何も決まっていない。 ケーキの注文は早めにしないとお店では忙しい時期だから断わられる事が多いそうなのに。 でも皆さんそんなの知ってるんだろうから、私が1人で「あの、去年はもうこの時期は」なんて言い出すとまたうざがられるだけだろうし。 ケーキを断わられたってそんなのたいしたことないからどうにでもなるんだろうし。 子ども会だもの。しかも今年一年だけやればもう来年は関係ないんだし。 ケーキが駄目ならお菓子だっていいわけよねきっと。
そう言い聞かせるのがストレス。 去年はこうだったから、今年もこうしたほうが、と思うのは私だけで、去年はこうだったみたいだけど、今年はコレで良いじゃん、という周囲とのズレがしんどい。
そんなこんなで引きこもり。 もう誰とどう話せばいいのかわからなくて。 地域の人と会って「あ、子ども会にそういえばお願いがあるんだ」とか言われると物凄く困るし、向こうは子ども会役員として顔を覚えていても、会員その他大勢の人の顔なんかこっちは全然覚えていないし。 誰だっけ、と思いながら愛想笑いしたり、会話の糸口探したりするのがもう苦痛で。 同じような理由で園行事や学校参観も苦手。 もう顔が覚えられないの。 誰だったっけ、と探りながらどうでもいい話を繋げて話すのがしんどいの。 そうやって苦労して話して引かれるのが辛いの。 人と話すのがキライなの。
もう外に出たくない。 誰とも話したくない。
でも昨日は学級参観、今日は園のミカン狩り、あさっては園の参観日で金曜日は園の習い事のお迎え。 二学期も終わるから行事が多く、ずっと学校や園に顔を出さなきゃいけない。 先生やお母さん達と無難に会話し、子ども達の様子を聞いて、
がんばらなきゃ。がんばらなきゃ。 引きこもりたいなんて甘えた事言ってるんじゃない自分。
管理人さんに立ち話ついでにアイの事を愚痴らせてもらった。
「アイちゃんに子育て手伝ってもらわなかった?」と聞かれ、アユムが生まれた頃、夫が心を病んだり単身赴任でいなかったりで、子育てに今以上無関心状態だったので、夫はあてにならない、これからはアイに手伝ってもらおう、とアイに能力以上の手伝いを強いてしまったかもしれない、とは思っていた。
「それも原因かも」と言われる。 「うちの上の娘がそうだったから」と。
子どもは子どもとしてちゃんと扱ってあげないと、子どもを大人と同じに扱ってしまうと、子どもは自分を殺して必死でその通りふるまおうとしてしまう。 結果、親に甘えたりない気持ちはずっと残ってしまうのだ、と。
アイが怒りっぽいのは私への甘え不足なのかぁ。 なんか違う気もするけど、そんな気もするし。 子育てに正解はないからなぁ。
「アイちゃんを最近抱きしめている?」と聞かれる。 いや、もう四年生だし、そろそろそういうの嫌がるかなぁと思って、殆ど抱き締めたりスキンシップはしていない。 だって、私自身、親に抱きしめられた記憶はないもの。
小学校一年生位の時、母に手を繋いでもらって歌を歌った記憶はある。 一回だけ。 成人してから母にその事を聞くと、母が学校の担任から「子どもさんとスキンシップが足りないのでは」とアドバイスされ、実践した日の事だろう、との事だった。 手を繋いでもらった事だけを強烈に覚えている位だから、抱きしめてもらった事なんかなかったんだろう。 でも、そうか。子どもって抱きしめてやるものなんだ。
「子どもって言葉で色々言うより、抱きしめるのが一番親の愛を感じるし、安心するんだよ」との事。 そっか。 でもそれってどんな駄目男と何度も別れようと思っても、セックスしちゃうとまた別れづらくなってズルズル続く駄目な恋愛とどう違うんだろう。 アイがそんな駄目女になったら困る。 あれも子供時代の親とのスキンシップと関係するんだろうか。 ちなみに私はスキンシップもセックスも大嫌い。 抱きつくのはいいけど抱きつかれるのは嫌い。 子どもに抱きつかれるのも前からならいいけど後ろからだと我が子でもちょっと寒気がする。 足りない愛情を求めるのなら、私は誰彼構わずスキンシップを求める人間になりそうだけど。 駄目だ。自分を基準に考えると混乱するばかり。
でも他人の育児経験から基づく参考意見は為になる。 特に管理人さんの場合、子どもさんは皆成人しているから、こうしたらこう育ったケースという育児見本としてとても参考になる。
「小学生のうちは膝に乗せて抱きしめてあげなさい」との事。 うぅん。膝の上は私が恥ずかしくて出来ない。(←なんだそれ)
とりあえず、アイをアユムと同じ位には抱きしめてやろう。 「もう恥ずかしいから良いよ」と本人が言う日まで。
暁
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