凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

もくじ前の日次の日


2012年04月22日(日)

この時期はどこもPTA役員関係で頭が痛い人が多いと思う。
で、ご他聞にもれず、私も、委員を引き受けてしまった。

だって、委員決めの懇談会、出席者6人って!
そのうち半数が経験者って!
消去法で引き受けざるを得なくなってしまったわけで。
「どうですか?」と担任から笑顔で一人ひとりに聞かれて(って3人だけど)断われなかった小心者。
結局三人とも委員引き受けちゃったし。

「懇談会に出るからよー」と他のママには言われてしまった。
曰く、懇談会は欠席して、当日かかってくる知らない番号からの
電話には出ない、というのが委員逃れのテクニック…というのは、
小学校の時に学んだはずだったのに。
中学もそうだったか。

いや、百歩譲って委員はいいとして、更にその中で委員長と副委員長、いわゆる役員選出があるのが怖いのだ。
ヒラの委員は言われたとおり動けばなんとかなるんだけど
三役になると、指示を出す立場で、それはあまりにも大変というか
それってやっぱり器ってのがあって、誰しもが出来る役職ではないと思う。
だって小学校のPTA役員やっている人って、中学でも「やりたい」って委員立候補する人いるんだもの。
あぁいうのをやるのが好きで、実際やりこなせる人って世の中にいるんだから
そういう人にやってほしい…
人間としてのキャパが日々の生活でいっぱいいっぱいの自分には
人の為に人の上に立って動くってのは絶対に無理…と思っている段階で
もう駄目な人間。

そんなこんなで担任に「委員はやむをえず引き受けたけど、
役員は絶対無理です」と電話で話したら、
「委員を引き受けてもらっただけで良いですよ」とあっさり承知された。

そっかー懇談会に出たばっかりに委員を引き受けざるを得ない状況になってしまったうえに、
役員までとなったら、誰も懇談会に出なくなるもんなぁ。

ってか、委員を引き受けていいけど、懇談会は欠席って人もいたわけだから、
そういう人の中で役員を引き受けてくれそうな人を学校も事前調査で把握してるから、
しぶしぶ引き受けた素人に無理強いはしないって事なのかな?

真偽の程は分からないけれど、
「なんでもとりあえず言ってみるもんだ」というのは学んだ。


ちょっと一安心。
初めての中学のPTA委員。
さて、どうなるやら…

って、それより夫がすでに来月で退社する気配。
私も早くパート探さないと
生活の基盤が危ういのに学校の委員なんて悠長な事言ってる場合じゃない今年度。
あぁまた片頭痛再発。


2012年04月11日(水)

新学期。

アイもアユムも「新しいクラスはどう?」と聞くと「ふつー」という。
「何も変わらない」と。

何も変わらない日常が続くのは、一般的に有難い事なんだけど
アイの場合、変わらない事は、どうなのだろう?
でも部活は「辞めない」というし、例の友達も
部活の大勢で遊んだ時は
適度な距離を置いてなんとかやれたとかで
本人、必死で前向きに頑張っていこうと考えている様子。

いじらしいというか、痛々しいというか。

小学校の時の女の担任が、アイがクラスで置かれている状況をやっと把握した時
「強い子です」と泣きながら誉めて励ましてくれた事があったけど。

確かに、聞くと「小学校の頃よりマシ」と言うけど。


強くなった、というのか
「どうせ何をしても嫌われるんだ」と自分で自分を見放した感も受けるんだけど。


「高校になったら周囲が変わるから。中学までは義務教育だから色んな子がいるけど、高校は価値観なり将来の目標なり学力なりが近い方向の子が集まる所なので、中学より過ごしやすいから」と今は話している。

小学校の頃は「中学になると周囲が大人になるから変わる」と話して聞かせていたけど、それはどうだったんだろう。
中学になったら「高校になったら」と言っている私は、嘘をついて成り行きに任せて何の手も打たないでいる卑怯な大人なんだろうか。
必死で耐えている間、アイはどんなモノを得て、どんなモノを失っているんだろう。
私は、アイの人生の中の大事な時期で、取り返しのつかない事をしているんだろうか。

それでもアイは、クラスの自己紹介一覧を見ながら、「この子と友達になろうかな」と前向きに呟いている。
差し伸べた手を振り払われ続けているアイ。
それでも毎日ちゃんと登校して行くアイ。


親として、どうしたらいいんだろう。





My追加