凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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連休前半終了。
思ったとおり、引きこもりの三日間だった。 あぁストレス。 だって家にだらだらぐたぐたしている人達に 三度三度飯を作ってあげなきゃいけないのがどれだけストレスか。
せめて食べたいものでも言えばいいものを 「なんでもいい」と丸投げして何一つ考えようとしない。 ましてや「食べに行こうか」と提案する事など100%無い。 動物園の動物へ餌をやるような気分。
せめてもの気分転換に、子ども達を連れて市民プールへ。 スイミングに燃えているアユムの上達振りをアイに見てもらおうと思って。
アユムは張り切ってアイにバタフライを披露。 しかし傍から見ていてもなんかおぼれているような泳ぎ。 でもかなづちの私からみると、3泳法泳げるだけで二人ともすごいと思う。 お金と時間と手間隙をかけた甲斐があったというもの。 でも本人達は自分ひとりの力で泳げるようになった気分なんだろうな。 子どもってそんなもんだ。
見ると休日家族サービスのお父さん達が多い。 当然か。 熱心に背泳ぎを我が子に教えている人。 背中にしがみつく複数の我が子を振り落としたり一緒にもぐったりして遊んでいる人。 あぁいう父親だったら、高いお金かけてスイミング習わせなくても 休日に徹底的に教えてくれるんだろうなぁ。 少なくとも、過去の彼達は、皆スポーツマンだったから 今頃休日は野球なりなんなり我が子に教えているんだろうなぁ。 なんて、また過去を振り返る。
犬も三日飼えば情がうつると聞いた。 一緒に暮らせば、イヤでも夫婦になっていくんだと思っていた若い頃。 結婚15年で離婚した人が職場にいて、15年暮らしても別れるんだという事実に驚いた若い頃。
今なら、あの頃の自分がどんなに考えが甘かったか分かる。 15年一緒にいようと20年一緒にいようと嫌なものはイヤで、変わることはないんだ。
結婚して休日がこんなに憂鬱になるなんて夢にも思わなかった。
G.W.が始まる。 けど、うちは子ども達も夫もカレンダーどおりなので 大型連休といった感じでもない。 アイにいたっては、連休も部活だし。 いつものだらだらと引きこもりの休日になりそう。
それではアユムが可哀相。 せめて近くの公園にでも連れて行ってあげなきゃ。 そう思うけど、休日の近くの公園って、父親との親子連れが多い。 そうだよねぇ よそのご主人はたまの休日に子どもの遊び相手したりしてくれるんだよなぁ。 一家で外食に出かけたりするんだよねぇ。
(以下、愚痴29行削除)
実家から「連休は泊まりにおいで」と義姉さんがメールをくれた。 気を使ってもらって有難い。本当に有難う。 でも、里帰りするにも先立つものがない。 ガソリン代も痛いし高速代にお土産代に宿泊費代わりに親に渡すお小遣いも。 経済的に余裕が無いという事は、すべてにおいて余裕が無くなる。
普通の休日だけでも、朝から晩まで引きこもりの夫と、 どこか遊びに連れて行かなきゃ、と子ども達の相手でうんざりなのに 連休となると、何をどうしてやればいいのか。
これで平日パート勤め始めたら 休日も家族サービスで自分が休める日なんかなくなるんだよなぁ。 去年のパート勤めでそれがストレスだった。 去年より今年の方が家計は逼迫しているのに パート探しにいまいち熱心になれないのはそこがあるから。 家族サービスを、夫婦で分担してくれない。 私がすべて一人でやらなきゃいけないつまらなさ。
休日に出かけるという発想がない夫に外出の相談は出来ない。 自分ですべて下調べしてだいたい見当をつけて話すしかない。 「●●に子どもを連れて行こうかと思うんだけど」 「別にいいけど俺お金ないよ」 夫の言葉はそれだけで終わる。 あとは全部私が決断準備手配運転何もかも。
「●●行きたいね」 「いいねぇ調べてみようか」 独身の頃付き合ってた人達とはそう言って相談して決めるのが楽しかった。 男の人は皆そうなんだと思っていた。
過去を振り返っても仕方ないか。
夫はさっそく今日別会社の面接に行くとか言いやがった。 そんなの当日の出勤前に言うって。 相変わらず自分のペースで生きている。 前回みたく、辞めてから探されるよりましか。 あの時も「言ってたっけ?五月いっぱいで仕事辞めるって」って 五月に言われたんだった。 この時期になると辞めたくなるのか? まぁもういいや。 前回みたく、鬱の同僚に感化されて自分も鬱気味になって カウンセリング行かれるよりまし。 ただ、前回より確実に歳を取っている分 再就職はかなり難しいというか、もう無いんじゃない?って思うんだけど。
思うけど、言うとまたなんか責任転嫁されるから黙っている。 あぁ公務員の彼と結婚すれば良かった。
過去を振り返りたくもなる。
暁
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