凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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アイ、英検合格しました。 はーやれやれ。
二次試験は本人も自信がなかったそうで(それまでの試験は自信があったのか?)安心しておりました。
幼稚園から英語教室に通い始めて8年あまり。 総額百万近くかかってます。(遠い目)
こんなに金かけてなんかこの子の役に立つのか?とか うちの姪も甥も英語教室なんかいかなくても 高校卒業時には英検2級取ったけどなぁ このひゃくまん近くかけた試験も あと3年もすれば周りが学校の授業だけで追いついて あっというまに無駄金になってしまうのかなぁとか あれこれ思うところはありますが アイを英語教室に通わせるというのは夫の希望だったので まぁいいか、という事で。
アユムに関しては夫はそれほど英語教育に前向きじゃないんだよな。 同じ我が子なのに。
しかし、通知表。 二人とも散々でした。 特にアユム。 「がんばりましょう」がついてたし! 初めて見た!「がんばりましょう」がついてる通知表!! アイに関しては5が一つも無かった! 一年の一学期は五教科中3つは5だったのに!! これは下がりすぎでしょう!!
ってどうすればいいのかなー アユムに関しては、英語なんか習う以前に国語と算数どうにかしろって感じなんだけど。 アイは………とりあえず短期の夏期講習申し込んだ。 がっつりやる塾のは家計的に無理だったので。 これで二学期も下がってたら本気でネット禁止令出さないと。 でもそれだとアイの逃げ場所が無くなるんだろうしなぁ。
あれやこれやで悲喜こもごも?の夏休み。 アイは連日部活でヘロヘロです。
ワイドショーは連日自殺した中二の件を報道している。 アイはネットでその中学のサイトや炎上した書き込みやら 色々見てあれこれ思うところがある様子。
そんな話をしていたら、アイが「私もいじめにあってた時は死のうと思った」と言ってきた。 小学校の頃か。 中学は「小学校よりまし」と言ってたから、相変わらずではあるけれど、 小学校ほど頻繁ではないというか、本人応えていないって事か。
「でも、死んだら、いじめたヤツらが喜ぶだけだって思ったから止めた」と言った。
そう、あてつけに自殺しても、いじめた側は全然自責の念に駆られないのが昨今。 いじめた側が強者、いじめられた側は弱者。 死んだら、弱者が強者に淘汰されただけ。 いじめの加害者と被害者の図式はそうなっている。 狂った世の中。
「死なないで。何があっても生きて。 死んだら、それは負けだから。いじめられて悔しかったら、生き抜いて。 死んだら、相手の思うツボ。 なんでそんなクズの為に自分が死ななきゃいけないのか。 しっかり成長して、自立して、経済力もあって、社会的にも一人前の大人になって。 それが、いじめた相手への、復讐なのだから」
説得力があるかわからない。 アイも納得しているのかわからない。 でも、わたしは、そう思って、アイを育てている。
アイが成長して、あの時の担任達に会う事があれば 「あの頃うちの子いじめが辛くて自殺を考えていていたんですよ 思いとどまってくれて本当に良かった (あんた達もそうでしょ、クラスの生徒が自殺したら、あんた達の教師生活がどうなってたか。何も力になってくれなかったあんた達に見切りをつけて一人耐えていた我が子は本当に誇りに思うわ。感謝しなさいよ)」と言える日が来たら。
「もう死のうって思ってないからお母さん誤解しないでね泣かないでね」と言われた。
なんか、どういえばいいのかわからない。 過去形である事に安心すればいいのか これもサインの一つであるととらえて警戒していかなきゃいけないのか。
アイが死んだら、私も生きてる意味なくなるなぁ。 アユムがいるか。 でも生きてる意味が半分になるなぁ。
暁
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