皇帝の日記
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2004年01月08日(木) 一人時差

夜二時までに寝てないと、肌が悪くなるらしい。
じゃあ時差のある国に行ったら、みんな肌が荒れるのか。
そんなはずはない。
でも気になる。

成長期に地球の裏に移住した人は夜睡眠中に分泌される成長ホルモンが出なくて背が伸びないのか。
そんなはずもない。

髪は毎日数百本抜けるが、数百本はえてくるので問題ない。
本当にそうだとしたら、髪の長さに限界点が出てくるのではないか。
だって抜ける毛は長いが、生えてくる毛は短いのだ。

世の中の様々な疑問。

でも口に出すと面倒くさい子扱いされるだろうから黙ってたりとかする。
かわいくない子供だった(追憶)。


2004年01月06日(火) 夜目と州都目

駅で嫁っぽい人と姑っぽい人が戦っていた。

嫁「隠れて私の悪口言わなくてもいいじゃないですか」
姑「誰があんたの悪口なんか言うかい。頼まれてもいないのに、めんどくさい。百円くれるなら言ってやっても良いよ」

この会話をどう見るべきか。
姑は結局嫁の悪口を言っていないのだとしたら、疑心暗鬼の嫁はいかがなものかと思う。
それをたしなめるために、姑はこのような言い方をしたのかもしれない。
しかし悪口を言いそうな姑ではある。

百円程度で身内の悪口を言える、というところがポイントか。


2004年01月05日(月) 新年会

新年会でごわした。
高校の同級生、久々に集ったわけなんですが。
皆老けたね。
もう誰も居酒屋で免許書だせって言われないもんね。

大体言われたのは「今日本にいたんだ」とか「就職する気なの?」とか「一生学生かと思った」とか。
おれはピーターパンではありません。

ネバーランドに住みたいけどね。
もう飛べないのさ・・・。


2004年01月03日(土) 明けました

おめでたくはないのです。
喪中なので。
しかしアメリカン人に喪中の説明をしたのに、ちっともわかってくれなかった。
もういい。
HAPPY、HAPPY。

さて、今年の抱負なんか考えなきゃいけない。
去年は韓国語を学ぶ、だった。
今ハングルは全部読めるし、簡単な挨拶もできる。
「週末夫婦」なんて、いつ使うんだかわかんないような単語も言える。

今年はどうかな、韓国語はとりあえず夏休みにでも短気留学したい。
そいで、もちろん就職決めときたい。

やりたいことは一杯宣言しておいた方が、かなう数が増えるんだって。
じゃあ宝くじも当てたい。
ハワイで隠居したい。
アイディア商品をヒットさせて特許とりたい。
背が伸びますように。

いかん、これでは七夕。


2003年12月31日(水) 来年もよろしくお願いしますー。

さて、今年一杯本当にサイトの改装しなかったッス。
やべえ。
まだテキサスにいるって雰囲気のまんま来ちゃったよ。
それもありだ。

来年は年女!
私の誕生年は甲子申なので、私が腰巻に「申」と書いて誰かにプレゼントすると、その人は一生健脚で、寝たきりにならないとか言う話。
一枚五千円とかでパンツ売ろうかと思った。

今年を振り返ってみると、トータルでは大変な年だったと思う。
オフィシャルな手続きとかの問題も色々あったし。
ビザとかね。
あと、検定試験で本当に受験生な感じで、あんまり遊びにもいけなかった。
下半期はアルコールすらすっかり抜けてたし。
忙しかったんだなー。
なんと半年で5キロ落ちました。
この小さな身体のどこからそんなに取れるのと言うくらい。
肌も荒れたさ。
でも笑い飛ばせる余裕は失いたくないっす。
階段からも落ちたな、そういえば。
温かく見守ってくれた家族も大変だったと思います。
来年もよろしく(嫌なよろしくだ)

年明けにレポート提出が七件あって、来年ものっけから忙しい予感だけど、風水師によると二月からの運気は上々だそう。
そして今年の八月がもっとも運気の下がった時期だったんだって。
あれが最悪だというのなら、結構平気だ。私の人生。

皆様良いお年を〜。


2003年12月30日(火) 清貧

研究室で助手とか研究員をしている人は、親元でない場合本気出して清貧だと思う。

風呂にも入れないし、髪も切れない。
洗濯だって満足にできないのだ。

そんな酸っぱい香りの方々に囲まれている職場では、寒い冬も、夏に比べたら相当ましだと思うようにしている。

今日は年末だったので(かどうか知らないが)暖房が切られていた。
それがこれから大学から追い出される、しがない研究室に対する嫌がらせだとしても、マイナスにとらえない柔軟な心がけが大切。

今の仕事環境で耐えることができるのだから、けっこうどこ行っても私は平気だと思います。


2003年12月29日(月) 年末

いま特に書くことないんですが。

アパレル関係者の話を聞いたところ、G●P商品の原価は噂では10%だとか。
だからアウトレットで信じられない値段で出てても、原価割れはほとんど起こらないらしい。
世界展開の強み。

どっかの国で売れなくなったものも、地球の裏で売れる。
だから残り物の心配もあまりない。

エゴからエコへ。


2003年12月24日(水) 口八丁

皇帝ガンガン面接してきました。
一日4,5個の面接って、このフォーラム結構タフなスケジュール。
ここは口八丁の皇帝。
二社の面接にあっさり通ってみた。
この先の段階に進んだ時に、ボロが出てくるんだろうな、と思っている。

面接官「あなたは面接の時、会社の何を見ていますか?」
(皇帝の心の声「はい、主に面接官のほくろの数を数えています。何故か皆さん目じりにほくろがございます」)
皇帝「その会社で働いている方々の、表情を見ています」

面接官「あなたの希望している職種に必要なものは何だと思いますか?三つ挙げてください」
(皇帝心の声「三つですか。一つにまかりませんか?」)
皇帝「はい、一つ目は〜〜〜で、それがもっとも求められていることだと思います(と言いながら二個目を必死で考えてる)」

面接官「最後に何かこちら側に質問はございますか?」
(皇帝心の声「何故あなたの左右の耳は形が違うんですか?」)
皇帝「御社での、女性の育児休暇の実際の利用率と、休暇後の職場への復帰率は現在どの程度でしょうか?」

言いたいことが言えない。
社会人になるのって辛いなあ。


2003年12月21日(日) 何故かうそ臭い

英語で履歴書かいてます(いつまで・・・)
そして色々アピールポイントを書き出してみたのですが、

Awarded 2001 Chinese government Scholarship for Academic excellence.

だの

Sound knowledge of American culture with one year of in-country experience.

だの。
けして嘘ではないのに、何故か英語にするとうそ臭いです。
excellenceとかがうそ臭いのでしょうか。

手を叩いて笑う人くらいうそ臭い。


2003年12月19日(金) 情熱

韓国語の先生がDVDを持ってきた。
韓国人の感受性を文化と共に知ってほしい。
そう思った先生が、選りすぐった三本のミュージックビデオを紹介してくれると言う。

一本目は時代劇風。
宮廷奥深くに暮らす皇后を、東の敵国の軍が追いつめて、刺し殺す。
皇后は最後、毅然として死ぬのだ。
さらに、皇后に密かに思いを寄せていた男性も、銃殺される。
バシバシ銃を撃ちまくり、手裏剣まで投げてあたりは血の海。
最後のシーンは焼かれる皇后を大写し。
思いっきり燃えてます。

二本目はJSA風。
兵士が北の敵国の兵に追われ、彼の国の果てで味方の裏切りにあう。
愛していた女が二重スパイで、毒をあおって白目むいて死ぬ。
世話役の女の子のおじいさんを誤って撃ち殺してしまう。
その後同国の兵士と同士討ちになる。
何も知らない世話役の北の少女は、ただ彼の死を悲しむのであった。
白い雪景色には赤い液体が容赦なく振りまかれる映像。

三本目は典型的(と先生はおっさった)恋愛もの。
結婚して仲むつまじい二人。妻に横恋慕する夫の友人。だが、夫はある日西の国の技師のミスから、飛行機事故で妻の目の前で墜落死してしまう。
嘆き悲しむ妻を温かく見守る、夫の友人。
そんなある日、夫の友人の見ている前で、妻は夫の形見の飛行機を運転し、わざと墜落して夫の後を追うのであった。

それら全ては、可憐なる恋愛ミュージックのプロモーション映像だ。
先生は感激して目を潤ませながら「皆さん、韓国人の感受性というか、感情と言うものを理解していただけたでしょうか」とおっさるんですが、
生徒たち呆然。

理解しました。
激しい人々だという事を。
あと、東西南北敵国なんだな、と思った。
そのうえ自国にはスパイまで。
心休まる時がない。


皇帝