皇帝の日記
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近頃フランス語に興味がある。 というか、ヨーロッパに行きたい。 今まで闇雲にフランス人を毛嫌いしてきたが、実際にかの地にいって、何がどのように嫌いなのか、具体的な形にして、客体化して捉えたい。
あの「ジュ」という生唾たまったみたいな音が嫌いなのか。 それともやたらチャリンコに乗るところが嫌いなのか。 いやいや、英語が話せるくせにわざとフランス語を使うところが癪に障るのか。 高飛車に文明をひけらかすくせに、実際には飯がまずいところが駄目なのか。
・・・結構すでに具体的だ。
ありえないようなお手紙を、リクナビを通じていただきました。 コピペします。↓ あ、一応企業名とかは伏字にしますが。 むしろ社名を公開して笑ってやりたい気満々。
こんにちは!×××の××ですヨ。 大分忙しくなってきてるかなあ??もう2月の予定も結構埋まってたりして・・・(汗)
長らくお待たせしちゃったけど、×××の説明会の日程が決まったので、お知らせするね! コレで、3月中旬までの分だけど・・・ほぼ2/3にあたるんだ。ちなみに、大阪・名古屋ではもう少し開催の予定があるけど・・・もし日程の都合がつくなら、ぜひ今回の説明会に予約してくれたらうれしいヨ。
■■■説明会について■■■ 時間は1時間半。約30分の時間を使って、×××の作って来た××サンプルや、それらを使った××各社の××を見たり触ったり・・・クイズなども交えながら「×××の行っている事業」について体感してもらいます! その後は目玉の「1時間座談会」!6〜7名の学生さんとスタッフ1人が輪になって1時間好きに質問をぶつけられる時間。毎年非常に好評を得ていて、肩肘張らず「会社を感じられる時間」になってるヨ!(基本的に2名以上のスタッフが参加するので、好きにテーブルもうつれるヨ。)
■■■ご注意■■■ 完全予約制としているので、予約しているのに席がない、ということは絶対ないヨ!小人数での座談会を企画しているので、1回あたりの参加人数が少ないんですヨ。 そのかわり・・・・「予約したのにキャンセルしないで無断欠席」が非常にキツイので、参加できなくなっちゃったときは、必ず事前に「ちょっと一言」で教えてくださいね。×××を知りたいと思ってくれるたくさんの学生さんのためにも、「人としての配慮」をお願いします!(一度キャンセルしても、その後になんら禍根(笑)を残すことはないです。無断欠席はご勘弁を!) ちなみに、日程変更はできうる限り相談にのりますヨ。あきらめずに、まずは××まで相談してくださいね。
■■■職種について■■■ ここにお知らせするのは、「営業職・事務職」向け説明会ですヨ。このほかには「技術職向け」も開催するんだけど・・・・基本的に文科系の方は「営業職・事務職」の方をご案内しているんだ。 もし、「いや、技術職の説明会に出たいヨ!」という場合には、「ちょっと一言」で教えてくださいナ。ちゃんと「技術職」のお知らせを送るね。
■■■予約方法■■■ すごく簡単。 この「ちょっと一言」に日時を書いて送ってください。席を押さえて、返事を送るヨ。これだけで、後は当日来るだけ。(笑)
前置きが長くなったけど・・・・それじゃ日程のお知らせ。(笑)
↑以上コピーペーストしてみました。 だからさ、こっちだって会社見てんだっつってんだろ。 しかしここまで徹底して痛々しいと、かえって好感度UPだろうか。 いや、それはないな(即) 特に最後の「それじゃ日程のお知らせ。(笑)」がいい味出してますね。 何が「(笑)」なのか。 どこが彼の笑いのツボなのか。 面白いから何回か「ちょっと一言」に質問メールを出して、返事を心待ちにしております。 全ての返事がこんな文体ですヨ。ちなみに(笑)
時間があったら説明会にも行ってみたいです。 人事が皆このテンションだったらどうしよう。 ドキドキ。
ジャンズィイーの「初恋が来た道」という映画を見た。 グリーンディステニーが撮影される前の、彼女の一番初めの映画だ。 お金がかかってないし、非常にいい映画だった。 わだかまりもなく、さっぱりしている。
でも彼女はアクション女優だ。 やたらめったら女の子が山道を走り回るシーンが多いのだが、走っている時の彼女はまるで長距離ランナー。 太腿を高く上げて、上体も安定している。 初恋は猛ダッシュでかけてくる。
さて就活。 こないだ試験を受けた会社から、不合格通知がきていた。 筆記試験しか受けてない上に、その筆記は確実に満点だった。 だって一個も間違えなかったんだから。 でも落とされると言う事は、年齢か性別、もしくはその両方の相乗効果で落とされたな、と思った。 でなきゃ学部が気に入らなかったか。 まあ、そういうこともあるさ。 と思っていたら、夜中に電話かかってきました。 コンピュータのミスで、合格してるのに不合格通知が配布されたんだとか。
おかしな会社かもしれない。 会社は学生を試験していると思っているかもしれないが、学生だって会社を見比べてるんだってことを忘れちゃいけないと思う。 就職難だからっていいかげんなことをしてはいけません。
| 2004年02月05日(木) |
TOEICが食べたい |
昨日WEB上で就職試験を受けた。 世の中は便利になっているが、家族から見たら一日中パソコンに向かっているオタクにすぎないな。 ついでだからTOEICの申し込みもWEBでした。 とっても便利だ。 でもって振込みはお近くのロッピーにて。
ロッピーというのはLOPPY(スペルあってる?)。 ローソンの店頭から、いろんな機関にガンガンお金が振り込めちゃうという便利なシステムで、主に劇場チケットとか各種検定とか旅行交通機関の料金が振り込める。 皇帝は前二回のTOEICをこのロッピーで振り込んでいるので、今回も無論、慣れたこのシステムを採用。 学校の途中にもローソンはあるので、時間がなくても、郵便局より並ばずに素早く送金可能の憎い奴。
ところが今回に限ってロッピー君の調子が悪い。 ロッピー君は普通のATMくらいの大きさのマシンなんだけど、これが言う事を聞いてくれない。 仕方ないので店員に「すいませーん。TOEICの振込みをしたいんですけど」と聞いてみると、出てきた店員は、いかにも「ヤンキーです」「元番でした」という感じのお姉さん。 「はあ?振り込めないの?画面でないの?」 ととってもタメ語が似合います。 でも親切。 ちゃんと死力をつくしてロッピーを叩きながら説得してくれました。 しかし努力の甲斐もなくロッピー君は沈黙。 「店チョー!なんか英語の試験のお金払いたいんだってー」 とお姉さんに呼ばれて登場の店長は、なんだか目が開いてるんだか閉まってるんだか良くわからない、ぼんやりしたおじさん。 「といっく?なんだそりゃ」 と、おじさんグダグダしている。 『見た目は悪いですが、皮をむいて食べると甘くて美味しいのです』とか言いたかったけど皇帝も沈黙。 お姉さんがロッピーを蹴りながら「なんか変な英語の試験だって」と説明。 ・・・いや、「変な」はいらないだろう。
結局そのロッピー君は完璧に壊れていることが判明。 別のローソンに行ったとも。 それにしても、柄は悪いけど素敵な店員さんSだった(ような気がする)。 また今度肉まんでも買いに行こう。
新しく開通の渋谷⇔元町中華街のみなとみらい線のデザインはいかがなものかと思うよ。 外見はともかく、内装が。 椅子硬いし。
なんというか、ほのかなブルー基調の紫。 横浜だから、波とか海とかをイメージして、大体の建造物は造られる。 みなとみらい線のマークも外装も波間や海をイメージして作られている。 なだらかなウェーブや、港町の色んなシンボルマークがちりばめられて。
でも内装は紫。 なんというか、汚染なイメージ。 一見美しく見える、太陽に照らされた眩しい青い海。 一皮むけば海岸沿いの鉄鋼会社工場の汚染により紫。
そういう社会的メッセージの篭められたものなのか。 ならばよし。
えー、皇帝は五年前に大学に入って以来、学部の授業より、大学が抱え込んでいる語学研究所の方に力を注いできました。 そっちのビルヂングの先生方とのほうが、仲がいいです。 帰国後は運良くというか偶然というか、この部署で働く機会にも恵まれ、正に我が青春そのもののような、そんな愛着のある研究所なのですよ。 その語学研究所がなくなります。 大学が、儲からないからこの部門をそっくり丸ごとリストラしたのです。 確かに採算の合わない経営だったのかもしれません。 でも、学生にとっては非常に価値のある機関だったと思います。
普通、教育学部に教員免許取得単位を取りに行く時ぐらいにしか、よその学部と交わることってないじゃないですか。 特に皇帝の学校はマンモス校だもんだから、住み分けも結構進んでる。 文学部なんか離れ小島みたい。 学部を超えた学術的交流のできるステーションとしての役割が、語学研究所にはあったわけだ。 そして、国際部も同じビルに入っていたから、その空間は日本であって日本でない。 不思議な場所だったのですよ。 様々な言語が飛び交って、周りからは「外人ビル」と言われていたような。 日本人も日本語を話さない。 そんな場所。
多少日本人離れした強い自己主張でも許してもらえる。 とても居心地が良かったわけです。 皇帝的には。 そんな愛すべき語研の最後の授業を昨日受けてきました。 胸が痛みますね。 何かが終わるというのは悲しいことです。 ずっと皇帝の中国語を見てきた先生や、「初級以前の英語」などで面倒を見てもらったことなど、思い出がいっぱいです。 このデパートメントがなくなることで、うちの大学の価値は半減だといって過言ではないでしょう。
とまあ、ちょっとセンチになった昨日から明けて、今日は勤め先の先生の最終講義。 皇帝の身長くらいの花束を大量に頂きまして、お持ち帰りを各々命ぜられ、まるでバズーカ砲を抱えるようにして帰ってきました。 今猫がその花を食べてます。 諸行無常の響き。
東横線、横浜⇔桜木町間廃線にともない、マニアが写真取ったり乗ったりの混雑にここ二日間振り回されてたり。
ちょっとメランコリーに丁寧語使用してみました。
期限の切れた保証書とか、いつまでも持ってる人。
財布の中のレシート捨てろよ。
こないだ家を出たら、向こう隣の家の工事をしている職人さんたちが道端で話をしていた。
「××(聞き損ねた)から来たんだよ、俺」 「北海道の右隣ですよね?」 「あ、そうそう」
え? 右隣? 右ってどっち?? つか隣って・・・。
北を上にして地図と向かい合って右だったら結構遠いな。
今日はTOEICを受けに行ったついでに、久々に外に出たので歩いてみようと思った。 白楽から横浜へ。 いや、無理だったけど。 東白楽までは歩いたさ。 そんで、そっから電車で横浜へ。
本屋で本を買ったりした。 やっぱりたまに本屋行って新しい本見ないと駄目だね。 図書館と古本屋とはまた違うわけさ。
さて、そんなわけで本屋。 「ITと呼ばれた子」が出たときに、心理学畑の人と 「この本を研究目的以外で読む人は単なるサドか変態だ」 と言ってたんだけど、今日見たら100万部突破だそうな。 日本の未来が心配。
SLEEPという写真集が好みだったから欲しかったけど、ちょうど洋書フェアをやってて、ついついアン・ライスの新刊を買ってしまってすっからかんに。 うーぬ。 しかも英語で京極堂並みの厚さ。 そしてハヤカワ文庫並みの字の小ささ。 絶対途中で挫折する。 ああ、翻訳版を待てば良かった。 多分値段も半分だ。
皇帝

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