皇帝の日記
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化粧品て片付かない。 基礎化粧品以外の化粧品を使い切ったことがない。 そんなわけで、心を鬼にして、同色系のものは古い順に捨て、試供品は捨て、使わないものは捨て。 一杯捨ててみたものの、まだまだ、十個の顔が十年くらい塗ってられるくらいの量がある。 はてさてどうしたもんか。
捨てる技術を学びに行こうか。 その前に捨てるか。
| 2004年05月14日(金) |
我輩って言ってる人見たことない |
もうそろそろ、就職活動に見切りをつけたいと思っている。 今週までばたばた選考が残っていたが、来週からほぼ最終選考のみになってくるから、嫌でも終わるわけだが。
それにしても、志望度の落ちまくる会社から、また選考の知らせが届いている。 その文面が「一次選考通過いたしました」 三次選考だよ。 間違えるなよ。 頼むよ。 これ以上脱力させないでくれよ。
さて、水天宮の方にある会社の面接に行った時。 待合室で会った女の子が「私、駅の前の神社に合格祈願に行ったんですぅ」と言ってた。 いいけど。 安産の神様だよね。
神様って、管轄外だとどれだけご利益を発揮してくれるもんなんだろう、と思った。 それともその子は安産になるかもしれないけど。
フランス文学ってポルノだ。 というふうに、昔フラ語の教授が呟いていた。 読む前からそう信じて疑っていなかったが、つい先日フランスの古典文学に触れる機会があって、色々見たら、やっぱりポルノだった。 日本語の解説には「格調高いフランス語で綴られた・・」とか書いてある。
格調高いポルノ。
高級娼婦くらいにわけのわからないステータスだ。
就職活動を同じくやっている皆さんコンニチハ。 誓約書は提出しても10月までは法的拘束力が発生しないので、とりあえず出しておけ。 と言われて本当に出しましたが。 飲み会とかに呼ばれて、断わるかもしれないと思いつつ行くのは胃に悪いな、と思ったりした。 一寸の良心。
顔直視できないだろうな。
皇帝は暑いのが全然平気なので、高いほうの気温に関してはあんまり話題に上らない。 昨日北海道から来た人が、今は桜の季節だといっていたのが印象的でした。
皇帝の足の形はおかしい。 おかしいというか、指が扇形に広がっている。 したがって、パンプスなどはあまりはかないほうがいい。
で、たまに足にフィットする革靴なんか見つけちゃうと、捨てられない。 捨てられないで、もう六年以上履きつづけているローファーがある。 こないだ靴底が駄目になったので、修理に出したら、修理のおじさんがものすごい気合をいれて直してくれたものだから、綺麗になってしまった。 なってしまってかまわないのだが、今朝方、靴箱に並んだ時に、どの靴だったかわからなくなり、捜すのに手間取った。 ちょっと爪先が擦れてボロいのも味だと思っている。
ロシア文学に出てくる貧しい役人っぽい。
選考が進むたんびに、志望度の落ちる会社ってどうだろう。 でも、向こうからは次ぎ来い次ぎ来いと言われて、結局面接に行くのに。 行けばまた、志望度が落ちてしまう。 で、今日もまた行って、また志望度が以前より落ちたんだけど。
なんなんだかな。 もう5回も呼ばれて行っている。 次は最終面接だし。 益々志望度が落ちるんだろうか。
どうでもいいけど選考は三回以内にしてください。
こないだ面接の前に、待合室で一緒になったこと話し込んだりした。 その子の第一志望は広告業界で、いかに自分がその業界に行きたいのかを熱く語ってくれた。 夢を語る時の学生は輝いている。 で、全然関係ない糸偏業界の面接だったんだけど。
面接中、彼女はいかに糸偏関係を愛しているのかを熱く語っていた。 熱い・・・。 まあどうせ相手も、何%内定蹴るかなあ、とか考えながら面接してんだから。 お互い様だぜ。
より迫真の演技ができたもん勝ち。
こないだ、子供用教材の会社に行った。 面接の待合室に、積み木とかおもちゃが沢山展示してあった。 そんな魅惑の部屋にいながら、学生たちはみな緊張の面持ちで気をつけして待っている。 皇帝は年寄りなので、立っているのが辛くなり、その辺に座り込んでディスプレイ用の積み木で遊び始めた。
僕はもう大人だから、積み木でも相当上手に遊べます。 巨大なお城を作ったり、恐竜や宇宙船を作って、童心に帰って遊んだ。 いや、童心というより、本気で熱中してた。 遊びなんかじゃない。 真剣だ。 スーツも邪魔だと言わんばかりに。
そのうちに受付のお姉さんがやってきて、「今度は何作るんですかー?」とか聞きに来たり。 散々色んなものを床一杯作り倒した挙句、名前を呼ばれたので、片付けずに面接に直行。 帰りに片付けようと思っていたのに、出口は違うところから出されて、結局まんま帰った。 ・・・完成させたかった・・・月のお城・・・。
それにしても、山ほど人がいたのに、遊んでるのは皇帝だけ。 なんで皆遊ばなかったんだろう。 あのおもちゃたちは、暇つぶしに置かれていたんじゃなかったんだろうか。 まあ、他の子が積み木に手を出したら、僕は本気で怒って追い返しただろうけど。
受かりましたが。 何か。
ゴールデンながら、ちっともゴールデンじゃない休暇な皇帝。 つーか、大手ほど休日に試験をやりたがるのはどういった作用なのか。 そして、そういうところは大抵会場を東京大学にしたがるのはなぜなのか。 ついでに東大のトイレが汚いのはいかがしたものか。
さて、こないだ大学付属の高校の校長と会って飲んだ。 朝礼の話になったりした。 彼は朝礼の時間を三十秒以上一分以内と決めているそうな。 僕は教育現場についてはからっきし知識がないんですが。 知識はないなりに、短すぎやしないかと思いました。 彼は朝礼のある日は、早起きなので朝礼は嫌いだと言っていた。 嫌いさはその短さからすでに伺える。
やらなきゃいいのに。 そこまで思い切りはよくないのか。
えびボクサーという映画をレンタルDVDで見た。
海老。 なんかの手違いで7フィートにまででかくなってしまった海老が、ボクサーになってTVに出演する話だ。
海老。 そんだけ。
ボクサーが海老である、というただそれだけのモチベーションで、映画を作ってしまったうっかりさんがイギリスにいたらしい。
D級映画でしたよ。
映画よりも、おまけでついていた6本分くらいの新作映画情報がことごとくD級ホラー映画で、そっちの方が面白かった。 新作情報というのはせいぜい一本につき2〜3分しかない。 D級映画の中身なんか、そのくらいに凝縮して丁度いいのだ。 一本借りて、7本分の映画が見れた。
お得だ。
皇帝

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