皇帝の日記
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| 2004年07月20日(火) |
垢から生まれた垢太郎 |
風呂に入る前に体重測定して、風呂場で入念に垢をこすって、上がってからもう一度体重量ったら、一キロ減。
垢。
黒い垢よりも、白い垢がたくさん出た。
皮?
ドリュー・バリモアの「エバー・アフター」を見た。 シンデレラ物語だ。 バリモアの顔が嫌いなので、何で借りちゃったのか、自分でも良くわからない。 なんか、王子様の顔も、ストーリーも大概なので、見なくても良いです。 つか、あんな人の話を聞こうとしない王子様と、結婚なんかしたくない・・・。 自分のことばっかり、やな男だ。 フランス人として恥ずかしいくらいに、社交性の無い王子だった。
レポート、終わるかなあ・・・どきどき。
レポート、なんとなく目処が立ちそうなところで、明日でかける。 ああ、今日中になんとかしないと。
さて、映画も寝る前の習慣になってしまったので、見ている。 というか、見ながら、歯を磨くのだ。 毎晩習慣にしているので、そのうちパブロフ犬みたいに、映画を見たら涎が出て、歯を磨く体勢に入るかもしれない。
それはともかく。 「マーラー」という映画を見た。 マーラーは、作曲家のマーラーさん。 この映画は、ミニシアターでこっそり放送されていたものをDVD化した作品。 で、アバンギャルドなのだ。 アバンギャルドという言葉自体が、すでにアバンギャルドではない、とロシア文化の先生がのたまわっていた。 何がアバンギャルドなのか、難しいところだが、非現実的なというか、アホみたいな、というか、露出度の高い幻想というか、そういうシーンが盛り沢山なら、アバンギャルドだ。 前衛だ。 だったら「マルコビッチの穴」もアバンギャルドなんだろうか。 どうだろうか。
真面目にやっている。 音響音声学のレポートを書かなければならないのだが、課題が良くわからなかった。
分節的解説と、超分節的解説を、音声波形(30秒)に対してせよ。 ついでにIPA記号を用いて、トランスクリプションを作れ。
よくわかんないので、教員室に質問に行ったが、教授の言う事がもう宇宙人語的で理解できなかった。 これではいかん。 というか、もう卒業しなければ。 こんなところで躓いてはいかんのです。
散々悩み、音声波形をデータ化してFDにぶち込むまではできたんだけど、所要時間3時間半。 もうだめ。 解説つけられない。 IPAはわかるけど、どんだけ時間かかるんだよ。 こら。 でも卒業したい。
ふと、皇帝に悪が囁きかけるのでした。
「あなたはどこでお仕事をしているの?」 「はい、悪魔様。私は音声学の民間研究室で働いております」 「誰と働いているの?」 「はい、音声学のスペシャリストが、同僚にわんさかです」
はい。 明日、早起きして仕事場に押しかけます。 グットナイト☆
・国名は子音の使用を4つまでとする。 ・拗音の使用を2つまでとする。
・国旗の色は三色までとする。 ・モチーフは10ストローク以内で書けるものを原則とし、できる限り幾何学模様を使う。 ・左右対称にされたし。
・民族はできる限り仲良くし、ギリギリまで独立しない。
こないだのサッカーのセルビア・モンテネグロ戦を見ていて思ったことでした。
「恋に落ちたシェークスピア」を見た。 衣装が秀逸。
さて、思えば思うほど「アマデウス」はお菓子映画だ。 もう、オープニングからサリエリの従者がクリームたっぷりのお菓子に顔を突っ込んでいる。 思えば、初めてモーツアルトに会ったシーンでも、サリエリはお菓子を摘み食いしていた。 美味しそうだ。
昨日、教室に文庫本を置いて帰ってしまった。
皇帝の学校は学生が貧乏なことで有名なので、本なんか拾われたら、即行で神田の古本屋街に売られて、酒代になってしまうのではないだろうか、と思って、諦めていた。 今日遺失物届けに行ったら、夜守衛さんが拾って、届けていてくれた。 でも、保管所が何故かびしょぬれで、本もぐっしょりだった。 他にも、辞書や教科書などの落し物が山盛りだったが、全部濡れていた。
管理能力に問題があるのではないだろうか。
皺になった本は読みやすいが、古本屋には売れない。
「ドクトル・ジバゴ」を見た。 原作はロシアの本で、発禁処分を受けていたものの、海外での評価が高くてノーベル賞を取ったとかなんとか。 ジバゴという医者の一生を描いた、暗くて寒そうなロシアの物語だ。
ロシアが大変だった時代の話。 それはわかるんだが、人一人の一生に降り掛かるにしては、豊富すぎる内容だった。 血の粛清に巻き込まれたり、独ソ戦に従軍したり、パルチザンに誘拐されたり、実家が労働者に解放されたり、嫁が国外追放になったりする。 時代背景オンパレードで、詰め込みすぎ。 この時代、こういうことが有ったらしい、という全てを、ジバゴの人生に詰めてしまった。 それが映像化すると、もっと不自然で盛り沢山な印象になる。 歴史の勉強もできて、受験生にやさしい内容でした。
さて、映画ってのは、見終わってしばらくしても、まだ感想が出てくることがある。 そういう映画は良い映画だと思う。 どうでも良い感想が湧き上がってきたとしても、それが印象に残ったのだということなわけで。 なんの思い出にもならない映画よりはいい。
以前紹介した「アマデウス」だが、この映画はモーツアルトのことを描いた映画でもあり、サリエリのことを描いた映画でもある。 と同時に、サリエリさんちに、いかに珍しくて美味しい、イタリアのお菓子があったか、という映画でもある。 思い出すのは、サリエリのおうちにあるお菓子ばかり。 特に、モーツアルトの嫁が食べさせてもらってた、マカロンみたいなお菓子が美味しそうだった。
新ジャンルお菓子映画。
ゴッドファーザーの第三章を見た。 コッポラーの娘の口元があまりにも気に入らないので、感情移入の難しい映画だ。 で、この娘に一目ぼれするなんてありえない、という意地の悪い視点から見てみると、色々意地の悪いことを言いたくなる。
親分の娘だから、従兄は近づいた。 でも、どうやら継承権と娘は関係ないという事がわかった。 だったら別れよう、と思って別れた。 はっきりと、「君より権力を選んだ」という意味で「僕の選択だ」と言っている。 その上、従兄は自分が恨まれたくないもんだから「父上を恨まないように」などと逃げている。 オペラの最中に、従兄が肩を揉んでいるのは、「でも、君さえ良かったらこれからも仲良くしようよ。俺のこと好きなんだろう?」という意味にしか見えない。
以上のようなことがわからなかったために、コッポラーの娘は、従兄の思うとおりに父上のせいで、従兄が別れ話を持ち出したと信じてしまった。 お嬢様ってちょろいもんだ。
試験に向けて勉強します。
ジェームス・ディーン「理由なき反抗」をみた。 どういう理由があるのか、死んだ友達の履いていた靴が、直前のシーンでは赤い靴下を履いている方から脱げたものだったのに(左右で赤と青の、ちぐはぐの靴下を履いていた)、靴がアップになるシーンでは逆になっていた。 あーあ。 漫画とかで、鏡を見たときに顔の傷が反対になっているような。 そんな初歩的失敗。
今、レポートに追われている。 ロミオとジュリエットとか、ウエストサイド物語で頭が一杯だ。 でも今は、映画の製作年とか、ネットで簡単に調べられるので楽だ。
変なロミオを見つけた。 http://www2g.biglobe.ne.jp/~gomma/ameisaku.html
お祝いメール、ありがとうござる〜。 結構騒ぎまくって就活してたから、相談に乗ってくれた皆様ありがとうめぐりを今してるとこです。
ところで、試験と重なってるのを言い訳に、まだ内定断わりにいけてない。 わー。 そうこうしているうちに、又お食事会のお知らせがきてしまった。 わー。 内定断わりたいー。 けど呼び出されたら(つか、呼び出される)めんどくさいー。 韓国から帰った後、九月にしようかな・・・。 もう・・・。
「ドン・キホーテ」を見た。 これだけ沢山の映画を見てきて、皇帝が確実に今言えることが一つだけある。 それは、
二時間以内に終わる映画は良い映画
だ。 一時間半がベストだね。 大作でもないのに三時間は、極刑に値する暴挙。
皇帝

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