皇帝の日記
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2004年07月20日(火) 垢から生まれた垢太郎

風呂に入る前に体重測定して、風呂場で入念に垢をこすって、上がってからもう一度体重量ったら、一キロ減。

垢。

黒い垢よりも、白い垢がたくさん出た。

皮?


2004年07月19日(月) シンデレラ

ドリュー・バリモアの「エバー・アフター」を見た。
シンデレラ物語だ。
バリモアの顔が嫌いなので、何で借りちゃったのか、自分でも良くわからない。
なんか、王子様の顔も、ストーリーも大概なので、見なくても良いです。
つか、あんな人の話を聞こうとしない王子様と、結婚なんかしたくない・・・。
自分のことばっかり、やな男だ。
フランス人として恥ずかしいくらいに、社交性の無い王子だった。

レポート、終わるかなあ・・・どきどき。


2004年07月18日(日) 映画も見てる

レポート、なんとなく目処が立ちそうなところで、明日でかける。
ああ、今日中になんとかしないと。

さて、映画も寝る前の習慣になってしまったので、見ている。
というか、見ながら、歯を磨くのだ。
毎晩習慣にしているので、そのうちパブロフ犬みたいに、映画を見たら涎が出て、歯を磨く体勢に入るかもしれない。

それはともかく。
「マーラー」という映画を見た。
マーラーは、作曲家のマーラーさん。
この映画は、ミニシアターでこっそり放送されていたものをDVD化した作品。
で、アバンギャルドなのだ。
アバンギャルドという言葉自体が、すでにアバンギャルドではない、とロシア文化の先生がのたまわっていた。
何がアバンギャルドなのか、難しいところだが、非現実的なというか、アホみたいな、というか、露出度の高い幻想というか、そういうシーンが盛り沢山なら、アバンギャルドだ。
前衛だ。
だったら「マルコビッチの穴」もアバンギャルドなんだろうか。
どうだろうか。


2004年07月17日(土) レポートとか

真面目にやっている。
音響音声学のレポートを書かなければならないのだが、課題が良くわからなかった。

分節的解説と、超分節的解説を、音声波形(30秒)に対してせよ。
ついでにIPA記号を用いて、トランスクリプションを作れ。

よくわかんないので、教員室に質問に行ったが、教授の言う事がもう宇宙人語的で理解できなかった。
これではいかん。
というか、もう卒業しなければ。
こんなところで躓いてはいかんのです。

散々悩み、音声波形をデータ化してFDにぶち込むまではできたんだけど、所要時間3時間半。
もうだめ。
解説つけられない。
IPAはわかるけど、どんだけ時間かかるんだよ。
こら。
でも卒業したい。

ふと、皇帝に悪が囁きかけるのでした。

「あなたはどこでお仕事をしているの?」
「はい、悪魔様。私は音声学の民間研究室で働いております」
「誰と働いているの?」
「はい、音声学のスペシャリストが、同僚にわんさかです」

はい。
明日、早起きして仕事場に押しかけます。
グットナイト☆


2004年07月15日(木) ナショナリズム

・国名は子音の使用を4つまでとする。
・拗音の使用を2つまでとする。

・国旗の色は三色までとする。
・モチーフは10ストローク以内で書けるものを原則とし、できる限り幾何学模様を使う。
・左右対称にされたし。

・民族はできる限り仲良くし、ギリギリまで独立しない。

こないだのサッカーのセルビア・モンテネグロ戦を見ていて思ったことでした。


「恋に落ちたシェークスピア」を見た。
衣装が秀逸。

さて、思えば思うほど「アマデウス」はお菓子映画だ。
もう、オープニングからサリエリの従者がクリームたっぷりのお菓子に顔を突っ込んでいる。
思えば、初めてモーツアルトに会ったシーンでも、サリエリはお菓子を摘み食いしていた。
美味しそうだ。


2004年07月13日(火)

昨日、教室に文庫本を置いて帰ってしまった。

皇帝の学校は学生が貧乏なことで有名なので、本なんか拾われたら、即行で神田の古本屋街に売られて、酒代になってしまうのではないだろうか、と思って、諦めていた。
今日遺失物届けに行ったら、夜守衛さんが拾って、届けていてくれた。
でも、保管所が何故かびしょぬれで、本もぐっしょりだった。
他にも、辞書や教科書などの落し物が山盛りだったが、全部濡れていた。

管理能力に問題があるのではないだろうか。

皺になった本は読みやすいが、古本屋には売れない。


2004年07月12日(月) ジバゴ

「ドクトル・ジバゴ」を見た。
原作はロシアの本で、発禁処分を受けていたものの、海外での評価が高くてノーベル賞を取ったとかなんとか。
ジバゴという医者の一生を描いた、暗くて寒そうなロシアの物語だ。

ロシアが大変だった時代の話。
それはわかるんだが、人一人の一生に降り掛かるにしては、豊富すぎる内容だった。
血の粛清に巻き込まれたり、独ソ戦に従軍したり、パルチザンに誘拐されたり、実家が労働者に解放されたり、嫁が国外追放になったりする。
時代背景オンパレードで、詰め込みすぎ。
この時代、こういうことが有ったらしい、という全てを、ジバゴの人生に詰めてしまった。
それが映像化すると、もっと不自然で盛り沢山な印象になる。
歴史の勉強もできて、受験生にやさしい内容でした。

さて、映画ってのは、見終わってしばらくしても、まだ感想が出てくることがある。
そういう映画は良い映画だと思う。
どうでも良い感想が湧き上がってきたとしても、それが印象に残ったのだということなわけで。
なんの思い出にもならない映画よりはいい。

以前紹介した「アマデウス」だが、この映画はモーツアルトのことを描いた映画でもあり、サリエリのことを描いた映画でもある。
と同時に、サリエリさんちに、いかに珍しくて美味しい、イタリアのお菓子があったか、という映画でもある。
思い出すのは、サリエリのおうちにあるお菓子ばかり。
特に、モーツアルトの嫁が食べさせてもらってた、マカロンみたいなお菓子が美味しそうだった。

新ジャンルお菓子映画。


2004年07月10日(土) 神父

ゴッドファーザーの第三章を見た。
コッポラーの娘の口元があまりにも気に入らないので、感情移入の難しい映画だ。
で、この娘に一目ぼれするなんてありえない、という意地の悪い視点から見てみると、色々意地の悪いことを言いたくなる。

親分の娘だから、従兄は近づいた。
でも、どうやら継承権と娘は関係ないという事がわかった。
だったら別れよう、と思って別れた。
はっきりと、「君より権力を選んだ」という意味で「僕の選択だ」と言っている。
その上、従兄は自分が恨まれたくないもんだから「父上を恨まないように」などと逃げている。
オペラの最中に、従兄が肩を揉んでいるのは、「でも、君さえ良かったらこれからも仲良くしようよ。俺のこと好きなんだろう?」という意味にしか見えない。

以上のようなことがわからなかったために、コッポラーの娘は、従兄の思うとおりに父上のせいで、従兄が別れ話を持ち出したと信じてしまった。
お嬢様ってちょろいもんだ。

試験に向けて勉強します。


2004年07月08日(木) 理由があって

ジェームス・ディーン「理由なき反抗」をみた。
どういう理由があるのか、死んだ友達の履いていた靴が、直前のシーンでは赤い靴下を履いている方から脱げたものだったのに(左右で赤と青の、ちぐはぐの靴下を履いていた)、靴がアップになるシーンでは逆になっていた。
あーあ。
漫画とかで、鏡を見たときに顔の傷が反対になっているような。
そんな初歩的失敗。

今、レポートに追われている。
ロミオとジュリエットとか、ウエストサイド物語で頭が一杯だ。
でも今は、映画の製作年とか、ネットで簡単に調べられるので楽だ。

変なロミオを見つけた。
http://www2g.biglobe.ne.jp/~gomma/ameisaku.html


2004年07月07日(水) お祝い

お祝いメール、ありがとうござる〜。
結構騒ぎまくって就活してたから、相談に乗ってくれた皆様ありがとうめぐりを今してるとこです。

ところで、試験と重なってるのを言い訳に、まだ内定断わりにいけてない。
わー。
そうこうしているうちに、又お食事会のお知らせがきてしまった。
わー。
内定断わりたいー。
けど呼び出されたら(つか、呼び出される)めんどくさいー。
韓国から帰った後、九月にしようかな・・・。
もう・・・。

「ドン・キホーテ」を見た。
これだけ沢山の映画を見てきて、皇帝が確実に今言えることが一つだけある。
それは、

二時間以内に終わる映画は良い映画

だ。
一時間半がベストだね。
大作でもないのに三時間は、極刑に値する暴挙。


皇帝