皇帝の日記
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会社の皇帝の机の真後ろには、鉄柱がある。 ゲージュツカの考えた建造物なので、随所に罠みたいなおかしい箇所があるのだが、この鉄柱がまさにそれだ。 15cm×15cmくらいの柱で、黒く塗られている。
で、椅子を勢い良くぐるっとまわして振り返ると、もろ膝が激突する距離にある。 後ろ手に物を拾えば、頭がぶつかる。
痣だらけだ。
皇帝の会社の人は、みんな月の頭に先月の報告書を書いて、ネットに流して見せ合ったりしている。 義務なので。
で、皇帝も五月分を書くことになり、なんとなーく他の人の書いたものなどを参考に覗いてみたりしたのだが、皆おんなじ様なことを書いている。 このままコピペしても、ばれないんじゃないか。 よからぬことを考えながら、先輩に「これ、読んでますか?」と聞いた所、新人の時に、自分が初めて書かなければならないので参考に読んだ、という返事だった。
じゃあ誰も見てないんだ。
でも一応、それらしいことを書いておいた。 それじゃあつまらないので、文頭の一文字を集めると「ぶちようのけち」となるようにしておいた。
誰も読まないし、誰も気がつかない。
今日せっかく休みだったが、疲れすぎて眠り倒していた。 明日は月曜。 そして土曜日も別に休みではない。 ふうん。
ところで、仕事のできる人が別の事業部に出て行ってしまう。 そして、仕事のできないことで有名な人が入ってくる。 大丈夫なのかそれ。
忙しかった。 セールの販売応援に借り出されていたのだ。 眠いので眠る。
明日晴れだと良いですね。
| 2005年05月31日(火) |
やっぱり、よくわかりません |
先輩。あなたのセンスが・・・。
なんか、キラキラ光るピンクのシャツ(フリル付き)の下に、黒いスパンコールのパンツ。
どちらのアイテムも、10000近くかそれ以上のもんだと思うんだけど。
あなた、どうしてその組み合わせ・・・。
皇帝は一応アパレルメーカーに勤めている。 おしゃれな業界かと思いきや、おしゃれ冒険に果敢に挑戦するものの集まりなので、社員の服装はすごいことになりがちだ。 三年後くらいにはやるかもしれない、近未来的な色合いとコーディネートの人が多い。
特に、大物デザイナーほどえらいダサい格好で現れたりする。
あと、そういう人は野放しにしておくと、市場から切り離された商品を作りがちなので、注意が必要だ。
いつもより一時間早い電車に乗ったら、やけにすいていた。 じゃあいつも一時間早く出たらどうだろうか。
一時間早く出て、どっかでお茶をする。 一時間早く会社に着いて、仕事をする。 一時間早く出て、一駅前で降りて歩く。
などなど。 たぶん一時間早く公園に行って、ごろ寝だ。
さて、上司がみょ〜〜〜〜〜〜なズボン(けして素敵ではないが、高そう)をはいていた。 その上に、みょ〜〜〜〜〜〜〜〜なランニングシャツ(けして素敵ではない上に、安そう)を着ていて。
「こんな高そうなパンツを、こんな安っぽくダサく着こなす人、あなた初めて・・・」
と思いながら見つめていたら、サボってると思われ(いえ、さぼってますけど)たらしく 「なあに?(普通の口調で)」 と言わた。 よからぬことを考えていたために、妙に慌てて。 「いや、なんでもないです!怒らないでください!」 と、余計な事を口走りました。 すいません。
怒られるようなこと考えてました。
この時期になると、毎回言っているような気がするが、区役所の年金課のお兄さんはオカマだ。 毎年手続きに行くたびに、今年も元気にオカマをしているのか、気になって見てみる。
今日も元気に働いてらした。 区民権を得られているようで、よかった。
安心して年金を追納できる。
美容室に予約の電話を入れたら、10分くらい保留にされた。 むっとしたが、自分が会社で電話をとって、あわあわしているうちに、10分くらいは平気で経過しているよな、と思い、心が広くなった。
福は元気です。
皇帝

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