皇帝の日記
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朝晩秋っぽくなってまいりました。 とはいえ、まだ夜中に暑くて寝苦しいときもある。
で、眠りながらクーラーのリモコンに手を伸ばして、手探りでスイッチを入れる。 手探りで、眠っているときの温度はやや高めに設定しなおさなければ、と思い、上がりの矢印を探す。
ところが、リモコンが逆向きでおいてあったので、下げてしまった。 25度くらいに。
風邪は引かなかったが、足がむくんだ。
温度設定は事前に確認してね。 と、消費者金融みたいなことを言ってみる。
そういえば、近頃風邪を引いていない。 またバカになったのか。 そうか。
ちっとも仕事に身が入らないまま、移動して一月が過ぎてしまった。 辞める辞めると念じているせいか、まったくもって我ながらなっていない。 必要最低限以上、する気にならないのだ。
これではいけない、と思うのだよ。 仮にも、冬のボーナスまでちゃっかりもらおうとたくらんでいるのだから。 そんなわけで、明日の月曜日、ためしにガッツり仕事をしてみようかと思う。 で、それでも気持ちが切り替わらなかったら、退職を早めてもいい。
鬼気迫っているのか、だらだらしているのか、我ながら良くわからない決意だ。
いくら沢山仕事しても、三回続くとうまくいえない言葉。
市場調査。
商標登録証明書。
| 2006年08月27日(日) |
服飾雑貨というジャンル |
ファッションのマーケティングというのは、四六時中、できるものだ。 店を覗くことももちろんだが、その辺を歩いている人々の観察をするだけでもいい。
ハンドバッグを見てみよう。 人の持っているバッグの形、大きさ、果ては何を荷物として持っていて、それを運ぶためには、何が必要なのか。 最近では、はやり始めたi-PODのために、各ブランドがこぞってケースを発売したりした。
おじさんのバッグは、特別である。 そもそもおじさんは、あまりバッグにこだわらない。 スーツに合うとか合わないとか、あんまり考えた風がない。 同じカバンを、数十年も使い続けることもある。 それもそれで、男らしくていいだろう。 時に、何ももたずに、スポーツ新聞片手に、お尻のポケットに財布を入れてるだけ、ということもある。 それでも別に、運びたいものが運びきれるなら、問題はないのである。 アパレルメーカーとしては、ポケットに入るサイズの財布を売ればいいのである。
そんなわけで、その日も皇帝は電車の中で、人の荷物を観察していた。 一人のスーツのおじさんが、何も持たずに座って、眠っていた。 そして最寄り駅に着くと、立ち上がり、背に手を回した。 お尻のポケットに、定期券が入っているに違いない、そう思った。 だがおじさんは、スーツに隠すように、ズボンのベルトに挟みこんで、A4のファイルを背中に持っていたのだ。
人の物の運び方は、進化している。
携帯の機種はツー○ー。
こないだから時々、「a○に契約を変えませんか?」というメールが届く。
・・・・・・・・○ーカーから。
どんだけやる気がないんですか。
会社がつぶれそうなのには、わけがある。 8年以上勤務が、8月から11月にかけ、大量に退社するのだ。
集団退社テロは、これが社史上三度目。 三度目ともなれば、慣れたものだが、間と部署が悪い。 基幹がほとんど抜けてしまう。
普通、二回も過去に同じことが起こっていたら、対策なり改善なりあったらいいんだが。
水は10年前から入っていた。 船は沈み行く一方。
あたい、12月ごろ退社予定なつもりなので、今回の一斉蜂起に名前を連ねちゃうんじゃないかと、どきどき。
ぶっちゃけ会社つぶれそう。 失業保険のためにも、自ら進んでつぶれていただきたい。
さて、こないだ香港人の社員から携帯メールが来た。
「今日は本当に暑いんですよね。もう頭痛がしてきた気がします。今駅のホームで座ってるんですよね。私本当に暑いの苦手なんですよ。まっすぐ病院行きますよね。今日会社休みます。ありがとう」
がんばって、丁寧な口調の中にも、親しみをこめた「ね」を使っているのが心憎い。 文末のありがとうは、ベストりガードなんだろうな、と推測されるが。
暑い日は会社休みます。
ちと遠いですが、朝霞の花火大会に行ってきた。 期待していなかったせいか、よろしかったです。 あまり混雑していなくて、良い場所で見れて、しかも電車もほとんどこまなかった。
さて、こないだ見た三作の映画を簡単に。 オープニングはパイレーツが面白く、 中盤はブレイブが面白く、 ラストはゲドが速い展開でよかったような。
でも全体的に見て、ゲドはあんまりにあんまり。 物語のすべてを台詞に頼っていて、たいそうわずらわしかった。 あと、オープニングのドラゴンが、ポケモンぽかった。
ブレイブは、なんとなく、よかったね、という感じで終わりましたが、あれでいいのかな。 子供向けだから、良いのか。 あああ、でもラストが、ラストがやっぱり鬱陶しい。
パイレーツはジョニーにビバ。 次回作にも期待で。
もう立派な社会人といえる年ではあるが、あえて反社会的な行動をしてみようと思った。
手始めに、会社を一日休んで、どれだけ映画館に篭っていられるか、試してみた。
結果は、3作です。 人間の映画限界は、3作でした。
家のテレビでだらだら見る分には、もう2作くらいいけそうだが。 映画のスクリーンと音響では、得る情報が多すぎて、神経がまいってしまう。
食事に出るなどのロスも考え、時間の綱渡り的にプログラムを組んだので、見たのは「ゲド戦記」→「ブレイブストーリー」→「パイレーツオブカリビアン」。 映画の感想はまた今度。 座り続けてお尻が痛い。
結局もう半年ほど在留で仕事することになったが、かなり辞める気満々だったせいか、あまり仕事仕事する気になれない。 色々と新しく学ばなければならないのだが。
貿易の基本セミナーとかに派遣してもらえるらしい。 お金もらって勉強できてラッキー。
ところで、海外事業と経理関係と業務統括は同じ階にいるのだが。 経理の人って静かだ。 そもそも、ほぼ30代アッパーで、皇帝が最年少なので、大人な雰囲気(?)なのだ。 おやつの時間だというのに、誰も騒ごうとしない。 粛々と、机の中から各々取り出して、もそもそ食べている。 なんということだ。 営業も企画も、おやつの時間は、お菓子ばら撒き大会だというのに。 そのうえ、秘書課の人がお茶まで入れてきてくれる。 でも誰も自らお茶に手を伸ばそうとしない。 持ってきてくれるのを、待っているのだ。
なんだかよくわからないけど、外国に来た気分。 プチカルチャーショック?
皇帝

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