皇帝の日記
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2007年04月11日(水) |
ダイエット計画・ネクストステージ |
最近ジャバさんの体重の減少が、ストップしてしまった。 まだ200を切っていないというのに、体重が安定してしまったのだ。 三食しっかり食べ過ぎているのか。
しかし、食べることが何より好きな人に、食事制限は悲しい。 いや、もう押しとどめることなど、不可能だ。 ついでに、皇帝の体重も、結局渡米当初と同じ数値に安定してしまった。 これはいかん。 なにかが足りない。
いや、薄々、何が足りないかは、わかっていたのだが、それを口に出す勇気が、中々無かった文科系。 そう、運動が足りないのです。
わかってますよ。 ぷーぷーぷー。
そんなわけで、お互いが嫌いな運動を、いかにして取り入れていくかが、新しい第一歩を踏み出せるかどうかなわけだ。 ぷひぷひ。
とりあえず、一日15分ほど、ストレッチ運動をしてみることにした。 別につらくないので、なんとなく、適当に時間が空いたときに実践してみた。 ジャバさんには、すぐに効果が現れ、二週間ほどで4ポンド落ちた(しかし、ある日突然ドスンと落ちるのは何故・・・)。 皇帝は微動だにせず。 何故。
ついでながら、一日30分ほどのお散歩も加えてみた。 うちの近所は治安がいいので、歩いても大丈夫。 ただし、ハイウエイが高架になっている、下の部分は歩かないほうが良いでしょう。
滞在も後わずかだが、一体どこまでいけるのか。 帰国したら、元の木阿弥になるのだろうか。 間違いない。
に行ってみた。
恐竜の骨とか、貴重な野生動物の剥製とかある。 貴重な動物の子供を剥製に。 それは良いのか。
建物が古くて、古いのは良いのだが、水周りが汚いのが気になった。 良いのか。 なら良い。
巨大深海魚のアルコール漬けとかは、迫力のコレクション。
鳥類の研究をしていた博士は、かつてプリングルスのカップを使って、鳥の体重測定をしていたらしく、プリングルスのカップを利用した体重計が展示してあり、鳥の剥製よりも「プリングルスはこんなパッケージだったのか」ということの方に、注目が集まっていた。
宝石の展示があったのだが、何故か宝石なのに照明の寿命が切れているという、致命傷。 プレートには「××カラットの巨大オパール」とか書いてあるのに、肝心の物が暗闇の中。
トイレの乱れといい、電球が切れていることといい、全体的に埃っぽいことといい、管理ができていません感が満々。
恐竜や古代動物の骨の展示以外は、なんだかいまいち、一言申し上げたい博物館だった。 大昔のナマケモノには驚いた。 熊くらいでかいナマケモノ。
何も決まっていない結婚式ながら、ブライドメイドを友達が引き受けてくれました。 皆、恋に仕事に家庭に、忙しい中引き受けてくれたのです。 なむなむ。
ブライドメイドというのは、式の準備で悩めるブライド(花嫁)とともに、悩んだり、導いたりする役目の人たちで、式のときには、メイドたちはおそろいのドレスを着て、花嫁のそばにひっつき、化粧が崩れたら速やかに教えてあげたり、ひっくり返りそうになったら支えたりするのだ。
とにかく、ブライドメイドだけはすばやく決めるように言われたので、国内3名、現地2名でお願いしたのだ。 式の日付すら決まっていないというのに、どんな頼み方だ。 皆それぞれ生活があるので、特に日本の方には申し訳ないと思いつつ、OKしてもらったので、とても良かった。
と、一瞬安心していたのだが、問題はビザのことで、これはまたまったくなんにも解決していない。 式の当日、家族とブライドメイドだけで、花嫁は移民局にいます、ということになりかねない。
あーあーあー。
誕生日がちょうど、ナショナル・ホリデーでした。 街はにわかに活気付き、ほんのり祭気分。 皆、何も知らずに私の誕生を祝うがいい。
さて、毎日つけていたら、だんだん指輪がゆるくなってきた。 どうやら、指輪をもらった直後、泳いだり飛行機で飛んだりしたために、指がむくんでいたらしい。 違和感のないまますごしていたら、ややあって指が細くなってしまったのだ。 危険だ。
そんなわけで、お店にサイズを直してもらうことになった。 一月以内なので、無料でお直ししてくれる。 また、ふられた場合には、引き取ってくれたりするらしいよ。
ついでなので、近所のミキ○トに、ブローチの洗浄を頼みに行った。 もらい物なのだが、金属部分が変色しているので。 20〜30ドルで、修理に出してくれるという。 一回日本に送って、直して、送り返してもらう、というのだ。 あ、じゃあ今度日本に帰るから、その時日本のお店に持っていこうか、と言ったら、駄目だという。 日本で修理に出すと、アメリカよりずっと時間がかかるというのだ。
どんなトリックだ。
シチューを煮込んでいるところだ。
気がつけば、日本では皇帝の誕生日。 ということは、明日が現地の誕生日ではないか。 ケーキを食べなければ。
こちらの人の「おいしいケーキ」とは、重くて、ずっしりしたもののことを指す。 日本人としては、軽くてふんわり、上品な甘さのものが、やはり好ましいわけですよ。
そんな話をしていたら、ジャバさんが、結婚式のケーキは、まずくなければならない、と言い出した。 なぜなら、一番上の部分を残しておいて、一年後に二人で食べるから、だそうだ。
一年も冷凍庫に入れっぱなしだという。
わー邪魔だ。 保存中に、豚肉の汁でも垂れたら、どうしてくれるんだ。
しかも、やっぱりまずいんだ・・・。
さて、ハワイ、カウアイ篇は終了しました。 後から聞き出したところによると、プロポーズまでの道のりは、大変険しいものだったらしい。
まず、指輪を選びに二人で出かけたとき、ジャバさんは、すでに気に入った指輪を見つけていた。 それを旅行の前に買いに行きたかったのだが、期末試験に入ってしまい、なかなか取りにいけなかった。 テストの合間に、ようやく店に取りに行ったら、皇帝のサイズ4・75の枠がなかった。 取り寄せてもらって、急いで石を付け替えてもらう。
付け替えてもらっている間、ハワイで着るTシャツをGAPに買いに行ったりしていたが、GAPの買い物袋を提げて帰ってきたら、「テスト中に何をしているか」と皇帝に怒られた。
ハワイでプロポーズしたかったのだが、しょっぱな、皇帝がイヤリングを海に落として落ち込んでいたので、見送る。 キャンドル・ディナーのロマンチックな雰囲気で渡そうかと身構えていたが、カニの食べ放題で、二人とも手が蟹汁まみれに汚染されており、見送る。 翌日、やけに動き回るアクティビティだったので、見送る。 南海岸のレストランのビーチで、夕日を見ながら渡そうと、ケースをポッケに、ずっと構えていたのに、アザラシが登場し、このままではプローポーズを思い出すたびにアザラシになってしまう、いや、アザラシは違うだろう、というわけで、見送る。 翌日、北の灯台で、海を見ながらプロポーズ、と思っていたら、閉館していて見送る。 翌日、シダの洞窟でプロポーズだ、と思っていたが、閉鎖、見送る。 夜、椰子の林でプロポーズだ、と思ったら、蚊がいすぎて見送る。
もう駄目だ、と絶望していたら、最終日の朝、セールスの電話が朝の6時に鳴った。 時差3時間なので、セールスさんは9時のつもりでかけたらしい。 失敬な、と思ったが、外を見たら、空が朝焼けだ。 今しかない!
という長い葛藤と変遷を経て、ジャバさんは無事にプロポーズしたのでした。 おつかれさまでした。
昨日からジャバさんの左目にモノモライができてしまい、ウインクのできないジャバさんは、目が開けられなくなってしまった。 その上、家の前に駐車していた車に、何者かが車を擦って行き、朝から保険会社と電話で格闘している。 来週、ジャバパパママにご報告に行こうかと思っていたのに、助手席のドアが微妙にゆがんでいて、乗れなくはないんですけどー・・・という状態だ。 うーむ。 ああ、そもそも目が治らなかったら、運転できないじゃないか。
さて、ハワイでやたら鳥に出遭ったので、カウアイ野鳥ハンドブックみたいのを買ったのだが。 日本語のものがなかったので、英語版にした。 写真で、旅行中目撃した鳥を探して、プロフィールを読むのだ。
このガイドブック、けっこうひどい。 内容がひどいのではなく、ひどい紹介のされ方だ。
ホテルでよく目撃した、茶色っぽいかわいい小鳥は「レストランなどでよく見かける、つまらない鳥」とか書かれている。 「Boring」とは!!
さらに、頭が赤くて、なんて珍しいんだ!と興奮していた鳥は「つまらない鳥。この鳥に餌をやるのは、汚染を広げるようなもの」とか書かれている。 「Pollution」手厳しい!!
もっと調べると、シックなモノトーン柄がかっこいい!と思っていた鳥は「残飯を漁っている、つまらない鳥。ヨーロッパでは『ゴキブリ雀』と呼ばれている。ハワイでは、チェーン店に出没することから『ハンバーガー雀』と呼ばれている」 「Cockroach」!! もしこの鳥が思春期の女の子なら、もう立ち直れない罵りっぷりだ。
何故、筆者は「つまらない」と私見を連発するのか。
ハワイに戻ることがあったら、鳥達に言ってやりたい。 つまならくない、君達は珍しいよ、と。
ハワイで右肩を日焼けしたむねを書いたが・・・。
今朝ノースリーブを着てみたら、肩の皮がむけていた。 普通にうっすらむけて、肌色がマダラになっただけなのだが、黄色人種の日焼けをまじまじと見たことのないジャバさんが、 「大変だ!皮が取れてる!!毒蜘蛛に刺された!!?」 と大騒ぎして、危うくERに行きそうになった。
焦げるんですよ、私。
常に休暇中なので、休みなのか何なのかわからないが、ジャバさんが休暇中なので、休暇中としよう。
さて、今度翻訳の仕事をするスタジオで、CGアートのワークショップが開催されていた。 招待されたので、ぶらぶら参加してみた。 本来120ドルくらい参加費がかかるらしいが、招待客のIDを下げて、ぶらぶら侵入。 ソフトとか、専門用語がわかるかな〜と思って聞きに行ったのだが、なんとかなりそうで、ほっとした。
しかし、10:00〜19:00の長い講義で、途中で集中力が切れた。 16:00くらいから、死んだ魚の目をして座っていたが、映画ポスターのCGアートをしている人が講義に来ていて、皇帝の大好きなアーティストだったので、ちょっと元気になった。 まあなんとかなるでしょう。
ハワイ篇更新中。
過去も書いているけど、今日も色々したので。
映画を見に行った。 なんとかいう、新しいシステムを使っている映画館で、スクリーンが世界最大の大きさ。 音響はスクリーンの全面から出るようになっており、ちょっと自分が画面の中に入ってしまったかのように見えるとのこと。
いや、自分はあくまで画面の外なのだが。
「300」を、そのスクリーンで見る。 通常より3ドルほど高くなるのだが、それほど価値のある映画でもなかったように思う。 残念。 漫画が原作で、とても忠実に作られているらしい。 シン・シティと同じだ。 雰囲気まで同じだ。 スターの出演が少ない分、「300」の方がインパクトが薄いか。 黒ビキニパンツで駆け回るボロミアがいた気がする。
それから、ディズニーの3Dアニメを見る。 眼鏡をかけてみると、画面が飛び出て見えるやつ。 こちらも残念ながら、映画(名前を忘れてしまった・・・・)全体が煩雑で、途中で飽きてしまった。 はじめと最後は面白かったので、よし。 肝心の3Dが生かされるシーンがないのが惜しい。 そして、一時間半も3Dを見ていると、途中で脳が勝手に映像を2Dに置き換えようとするので、結局3Dじゃなかったような気になってしまった。
やはり自分はあくまで画面の外にいるんだなーと思った。
皇帝

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