皇帝の日記
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2007年06月21日(木) 沖縄4

昨日帰りの国道沿いに「琉球村」という看板を見つけていた。
ホテルに比較的近いし、伝統的な村を見る為だけに、またちゅら海やおきなわワールドまで運転するのも大変(島のほぼ西の真ん中にホテルがあるので、どちらも一時間ぐらいかかる)なので、琉球村をチョイス。
あと、昨日の韓国料理屋で、琉球村で使えるクーポンをもらったのだ。
クーポンに踊らされる旅。

琉球村に到着すると、やはり修学旅行生たちの山と遭遇。
もう逃げられない、あきらめよう。
実は、昨日から沖縄は梅雨明けしたらしく、雲ひとつない晴天。
午前中だというのに、殺人的暑さ。
そして、村の中では、村民(の役の人)に、強制的にエイサーを踊らされる。

いえ、私は別に、踊ったりするの苦じゃないんですけどね。
ジャバさんって、思いっきり金髪の外人なので、こういうアトラクションで目をつけられる率、ほぼ100パーセントなのだ。
そして、東京のカフェでは必ず窓際に座らされ、上海の道路では花売りの子供に囲まれるのである。

沖縄といえば、ハブ。
ハブショー。
しかし、何とか法により、数年前からハブとマングースの決闘は、みれないことになっている。
でもって、3Dで見れるのだ。
このように→http://www.ryukyumura.co.jp/02_habu/p02.html
3D自体は、実に他愛もないもんで、なんとも言えないが、「ハブの攻撃能力実演」というのが、バーのところでチラ見えしているおじいちゃんの、独特の語り口調が良く、楽しい。
ハブオイルが蚊刺されに良く効くと、おじいちゃんが豪語するので、買ってしまった。
昨夜韓国料理屋で蚊に刺され倒したので、付けてみる。
即効性は有ったかどうかわからないが、一週間たった頃には、全く痕が残らず消えたので、オイルとしては上々なんでないでしょうか。

ハブショーの間は冷房が効いていたのだが、外がやはり殺人的に暑い。
あー暑い暑い、と思いながら、鯉の餌を自動販売機で購入して、池に撒くと、ありえない量の鯉が、うぞうぞ寄ってきた。

暑い・・・。
しかし村民はへっちゃらそうだ。
暑くないのか。
そうか、まだ6月だしね。
暑い・・・。

ぼーっとなってきたので、黒糖を買って帰る。
本日は、ホテルのビーチで遊ぼうと思っていたのだ。
しかしその前に、昨夜酔っ払いながら聞いた、バーのマスターお勧めのタコス屋に行こうということになった。
酔っ払いの情報なので、もちろんたどり着けなかった。
どこにもたどり着けないままに、山道をさまよい、西海岸に居たのに、いつの間にか東海岸を走り、山を越え谷を超え。
「もういい、最初に出遭った食堂・・・」と言ってみたが、その時我々は、人の気配すらない(ウソ、基地はあった)山奥に居た。
あー・・・。

結局、ナビを見ながらホテルに戻り、近所のコンビニでタコライスを購入。
パクつきながら、ビーチに繰り出す。
昼のビーチは修学旅行生に占領されていた。
では、と、ホテルにくっついている、アトラクションを見てみる。
高校生にはできない、贅沢な遊びをしようというのだ。
ひひひ。

16:00〜のグラスボートを予約、更に、18:30〜のサンセットクルーズも予約。
他にも水中散歩やダイビングなど、面白そうなメニューが目白押しだったが、とりあえず時間の制約があるので、その二つだけ。
時間までビーチで遊ぶために、ペダルボートを30分レンタルする。

ペダルボートとは、水上自転車のようなもんで、池の白鳥ボートと同じく、こぎこぎして水上を移動するのだ。
水に触れない遊び。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・暑い・・・。
こぎこぎこぎ。
遊泳禁止区域まで乗り出せるのが魅力だが、水に入れない海って、けっこう魅力がないことを、5分で発見した。
そして、ジャバさんには申し訳ないが、皇帝はペダルに足が届かないので、ジャバさんが一人でこぎまくる。
頭から湯気が出そうな日差し。

と、浜で高校生が怒られている。
なんか守れなかったとかで、海で泳ぐの禁止、とか先生に言われている。
こんな青い海まで出てきて、怒る仕事の先生って大変だ。
しかし何をしたか知らないが、一生に一度の修学旅行、泳がせばいいじゃないか・・・先生・・・。

とか何とか思いながら、25分くらいでペダルボートを返しに行く。
すると、高校生達はスイカ割りを始めていた。
でも、悪いことをしたらしい、首謀のグループは、まだ説教されていた。
あの子らの修学旅行の思いでは、浜で怒られた、だ。

で、高校生も海から上がったので、遊泳区で泳いで見る。
晴れているので、海は底まで見渡せる。
ちゅら海水族館で、毒の生物は予習したので、やたら針の長いウニ等には近付かない。

グラスボートは、他の乗客がおらず、船長さんと我々だけ。
シャコ貝やニモ、大きな魚がうようよと沖合いに居る。
船長さんが食パンを撒くと、うじょうじょっと魚が寄ってくる。
この日はこういう魚を見るのは二回目だ・・・。

ホテルへ戻り、時間が半端に余ったので、向かいのガラス屋に行ってみて、帰りにホテル付属のエステで、マッサージの予約をする。

夕方、サンセットクルーズに参加する。
ビールのサービスがあったので、ぐびぐび飲む。
ぐびぐび。

ホテルに戻り、和食の食堂に入ってみる。
沖縄ブランドの豚肉を、しゃぶしゃぶで食べ比べることにしようと言いながら。
琉美豚とかアグーとかを、もりもり食べる。
もりもり。
米に良くあうおいしさ。
ついでに、青くてピンクの線が入っている、ネオンな色彩の魚、イラブチャーをお造りでいただく。
見た目に目をつぶれば、固い身がおいしい魚だ。

食べ終わってから、初日に使い損ねたクーポンを出してみると、なんと4000円お得になった。
チーン。
あんなに食べまくって1500円とわ。
このホテルは大丈夫か。

申し訳ないので、更にロビーのライブを見た後、バーで泡盛ぐびぐび飲んで、エステへ。
初日の指圧と違い、もみもみと気持ちいいマッサージ。
すると、隣の部屋から、ジャバさんの大イビキが聞こえてきた。
寝てしまったらしい。
ホテル内でよかった。


2007年06月20日(水) 沖縄3

朝方、ジャバさんがのろのろ準備をしている間、もう一回クーポンの類を見ていたら、昨夜のバーで割引クーポンが使えたことを発見し、なんだか悔しい気持ちになった。
クーポンって、幸せになるためのエッセンスじゃないのか。
損してないのに損した気分。

本日はジャバさんたっての希望で、ガラスを吹きに行く。
ガラス工房を目的地に設定して、出発。
一時間ほどで、南沖縄に到着。
ガラス体験コーナーでは、職人さんの指示とともに、自分の選んだ色のガラスを吹き、コップを作ることができるのだ。

対になるように、二人とも同じ水色のガラスをつけてもらう。
赤く燃えたガラスを筒の先に付けてもらって、コップの型みたいなとこにあてながら、思い切り吹く。
それから、左手で筒を回しながら、コップの飲み口になる部分を右手の金棒で均すのだ。

皇帝は、自慢ではないが、こういう小技みたいのが、大得意だ。
プー、クルクルクル。
と、売り物のように立派な薄いガラスのコップが出来上がる。
しかも軽い。

そしてジャバさんは、手先が大きいせいか、あまり小さなことをするのが、全く得意ではない。
クルクル回すところが、カタカタ回っている。
もちろん仕上がりも、飲み口がカタカタガクガクしている。
そして重い。

でも良いのだ。
彼にとって、何かが上手に完成することは、大事なことではない。
それを体験したことに、意味があるのだ。
既製品ではけして手に入れることのできない、分厚いコップを造り、とても満足気だった。

ちなみに、ガラスは冷えるまで時間がかかるので、後に黒猫で家に送ってもらう仕組み。

体験系に興が乗ったので、同じ施設内で、ガラスアクセサリーを作成することにする。

ジャバさんは、トンボ玉を自分で造るコース。
皇帝は、すでにあるちゅら玉(琉球ガラスのビーズみたいなもの)を選び、革紐で組んで、アクセサリーを作るコース。

何度も言うが、皇帝は、そういうことが圧倒的に非常に得意なので、編み技などを駆使して、売り物よりもゴージャスなネックレスを完成させる。
(ちなみに、編みのイメージは、こんな感じ→http://item.rakuten.co.jp/riverflow/10059/)

隣のトンボ玉コーナーでは、指導のお姉さんがジャバさんと格闘している。
がんばれ(主にお姉さん)。

やがて、ジャバさんが工房から出てきて、お昼ご飯を所望。
トンボ玉が冷えるまで、一時間ぐらいかかるのだ。
車で出かけて、あえてナビをつけず、「最初に出会えた食堂が、運命の食堂だ」とか、わけのわからないことを言いながら、闇雲にサトウキビ畑を突っ走る。
適当に走っていたら、袋小路っぽい郵便局にぶち当たり、その向かいに、「三姉妹」という食堂を発見。
なんだか年季の入った店構え。
今まで、食事運はほとんど良くないこの旅行。
嫌な予感がする。

具志川・・・そういえば、仕事をしていたとき、具志川にもお得意先のお店があって、時々注文があった。
一体誰が、この広大な自然の中で、うちの機能的でない商品を身につけていたのか。
というか、そんなファッションショップ、売り場はどこにあるのだろう・・・もっと国道側か・・・。

とか考えていても腹が減るだけなので、さっさと注文する。
沖縄そば定食と、三姉妹定食。











うまい。








これはうまい。
特にラフテーが絶品だ。
煮物が悶絶するうまさだ。
うまくてお勧めなので、リンクもはっておこう。
http://www.k3.dion.ne.jp/~sansimai/
えい。
この下の、「喜屋武について」というとこをクリックしていただけると、どんなロケーションなのかわかると思う。
ああおいしかった。

若貴兄弟の手形入り色紙もあったので、手を当ててみると、ジャバさんの方が大きかった。
この手先では、小さなシーサーの口なんか、開いてようが閉じていようが、そんなことは些細なことだ。

満腹になったので、前述の郵便局でお金を引き出してから、ガラス工房へ帰る。
郵便局誰も居なかった。
ご飯か。
ならば仕方がない。

さて、ジャバさんのトンボ玉は、お姉さんの努力により、なんとか形になっていた。
それを使って、ネックレスを作るのだが、ジャバさんにできるのは紐に通すくらい。
しかし、ジャバさんは皇帝が先に作っていた編み編みのネックレスが良いと言うので、作り方を教えながら、二人で編んで・・・・みたのだが、無理だと思った・・・。
なぜなら、ジャバさんの指先で紐をつまんだら、ビーズまでもが覆い隠されてしまい、細工をするどころではないのだ。
しかしじっくり取り組めば、編み編みもできるかもしれない。
と、激励しながら、何とか簡単なバージョンで編みネックレス完成。
長かった・・・。

さて、近所にひめゆりの塔があるので、行ってみる。
修学旅行生でまんぱんなひめゆり。
献花して、一通り見学して、ホテルに戻る。
沖縄戦というのは、まず戦争したことに怒って、沖縄全てを巻き込んだことに怒って、降伏しないで犠牲を増やしたことに怒って、と、過去に怒るところが一杯なのだ。
とても旅行中楽しい気分になれるところではない。
でも、何度も思い出さないと、人間は学ばないので、原爆ドーム同様、訪れることに意味があると思う。

帰り道、国道沿いで電気屋を探し、コジマを見つけたので、アダプター変換器を買い、ホテルのビーチへ直行。

オフシーズンの上、夕方だったので、親子連れ一組以外いないビーチ。
小一時間泳ぎまわる。

ホテルの前に韓国焼肉があったので、行ってみたが、オフシーズンのため客がいない。
しかし窓が開いている。
なので、蚊が入ってくるのだが、他に餌がないので、皇帝に集中して飛んでくる。
とてもじゃないけど食事を楽しんでなど居られず、飛び出てくると、その隣に一杯飲み屋が。
蚊取り線香を炊いてもらって、蚊取りネットをもらい、泡盛のカクテルを飲んで、看板犬のチワワの小次郎さんと遊び、でろでろになって、ホテルに戻って眠る。


2007年06月19日(火) 沖縄2

ホテルの朝ごはんは、バイキング。
もりもり食べて、コーヒーを飲んで、席をたつ。

昨日皇帝に無駄に怒られてこりたのか、ジャバさんがついに国際免許を持って、運転。
ナビの目的地を、ちゅら海水族館へあわせて、出発する。
ちゅら海は人気スポットなので、どのクーポン冊子を見ても、割引が見つけられない。
クーポンって、有ったのに使わなかったりするのを、発見したときの悔しさったら、もうないじゃないですか。
例え100円200円でも、クーポンって使い損なうと悔しい。

ってなことを考えていると、道のところどころに、「ちゅら海水族館割引入場券販売中」とかいう旗が出ている。
コンビニやダイビング教室などの窓口で売っているらしい。
ダイビング屋さんの駐車場に停めて、チケットを買いに行くと、160円引きのチケットを売ってくれる。
二人で320円お得。

さて、走行しているうちに、雨が降ってきて、やがて大雨に。
それが、半端ナイ降りぶりで、水族館の駐車場に着いてなお、外に出ることができない激しさ。
少し車内で待ってみたのだが、一向にやむ気配がないので、猛ダッシュで走り出てみる・・・・・・・・・。





これからは、思い出すのも書くのも悲しいのだが・・・・・・・。
はあ。

この時皇帝は、ハワイでジャバさんに買ってもらった、貝のネックレス、シェルレイをしていたのだ。
んで、走っていたら、するっと首から抜けてしまった。
抜けてしまっただけなら良かったのだが、駐車場だったので、落ちたところを、後続車にひかれてしまったのだ。

はあ。
はああ。

悲しすぎる。
悲しすぎるが、とにかくハンカチにネックレスを回収し、濡れない所まで走っていき、傘を買う。
すでに全身ずぶぬれだが、何故人間は傘を欲しがるのか。

館内に入ると、冷房が寒いので、あらかじめ持っていたセーターを着て、ぶらぶら周る。
水族館は、大変クオリティが高く、清潔で規模も大きい、申し分ないものだった。
サメの大きいのを見たが、その大きさでも、まだ子供のサイズだと言うから、もっと大きくなるはず。

屋内展示を全部見終わって、外に出ると、なんと雨が上がった。
がびーん。
強烈な日差し。
傘を日傘代わりにして、屋外のイルカショーと、クジラショーを見て、海亀の水槽とマナティーの水槽を、地下から覗く。
皇帝的には、マナティーが今回の生物では一押し。
大きいし、愛嬌があるし。
水槽の中を、ぐるぐる自転公転しながら泳いでいるのが良かった。

水族館内のレストランで、沖縄料理バイキングをした。
昨日の沖縄料理よりもおいしく、特にサーターアンダギーが香ばしく、食べやすかったので、もりもり食べる。

しかし日差しがきつい。
雨が降っても困るが、晴れると観光が厳しいくらいに暑い。

さて、水族館の付いている施設内に、色々な施設がくっついており、けっこう時間をかけて巡ったので、すでに夕方。
今からできる観光はーと地図とクーポンを見ていると、ちょっとだけ離れたところに、シーサー造りを体験できる琉球窯という所が有るらしいということがわかったので、ナビに入力して走り出す。

そして、いまだに原因がわからないのだが、ナビがその瞬間だけ、とても嘘つきになり、何故か何度設定しても、目的地周辺施設を設定しても、しつこく那覇市内のどっかを目的地に変えてしまうという、不思議なことを繰り返し始め、結局、最終受付17:00に、間に合わないかもしれないという事態になってきた。
肉眼で地図を確認すれば、国道でほんの15分の距離にあるはずなのに、何故かウソを付き続けるナビ。

窯に電話をすると、「ちゅら海から?すぐですよー」と言ってくれるのだが、どうしてもナビはわかってくれない。
けっきょく、ジャバさんが地図を見ながら移動。
山っぽいところを通っていったのだが、ビッツなので、上り坂で力が出ない。
いつも排気量の多い、燃費の悪そうなスポーツカーに乗っているジャバさんは、ハンドルを叩きながら「ガンバレーガンバレー」と言うのだが、がんばるはずもなく。

のろのろのろのろ行くと、山っぽいところの真ん中に、琉球釜発見。
受付5分過ぎていたけど、快く招き入れてくれて、しかもクーポンも使わせてくれた。
ありがとうございます。
しかも、シーサー体験は60分、と書いてあるのに、二人ともディテールにこだわりすぎて、結局120分かかっていた。
店の片づけを始める指導の人。
しかし、一向に手を休める気配のないジャバさん。

皇帝は先に終え、必要な書類をジャバさんの分まで書き込む。
シーサーを粘土で作ると、店の人が乾かし、焼いて仕上げをしてくれるのだが、大体完成まで一ヶ月くらいかかるのだ。
だもんで、一ヵ月後、黒猫で届けてくれる用に、書類を書く。
他の人のものと間違って送られてこないように、自分のシーサーの特長とかを書いておくのだ。

で、ジャバさんのシーサーの特徴を書こうと思ったら、なんかおかしい。
一生懸命作っているのだが、何かが違う。
シーサーというものは、二体で一組。
一方の口が開いていて、一方の口が閉まっているものなのだが、ジャバさんは、作り始めるときに「俺口の開いてるやつ作る」と言って作り出したのに、シーサーの口に、歯や牙をつめているうちに、すっかり口が閉じてしまっている。
・・・。
まあいいや。

そんなわけで、来月うちには口の閉じたシーサーが二体来るのだ。

ホテルへ戻る途中の国道で、ソーキそばを食べて、ホテルで一休みしてから、一階のバーで泡盛の飲み比べをして寝る。


2007年06月18日(月) 沖縄1

前日成田から我が家に来ていたジャバさんと、羽田へ。
福はジャバさんが怖くて、一度も食卓へ来なかったていたらく。

大雨の那覇に着いてから、レンタカーを取りに、モノレールでおもろまち駅というとこまで出て行く。
けっこう遠いのだが、モノレール代はレンタカー会社が出してくれる。
そして、只より高いものは無い。
なんとおもろまち駅には、罠があったのだ。

駅にDFS、免税店がくっついている。
車を取りに来て、買い物させられるとは。
とりあえず化粧品を買って、ジャバさんに引きずられながらビルから出る。

ナビが付いているので、初めての土地でも迷子にならずにすむわけなのだが、なんとジャバさんが、右ハンドルになれるまで、とかいって、運転を拒否。
雨の中、ペーパーの皇帝がノタノタ運転する。
しかも高速なんて、教習のとき以来、全く乗っていない。
ついでに、実は沖縄の道というのは、石灰かなんかが入っていて、本土よりも滑りやすいとかなんとか。
怖い怖い。

あとナビって、あの独特の言い回しとか、慣れるまで難しい。
『直進方向』ってなんだ。
そしてよく間違える。
『斜め左方向です』とか言われても、斜めも左もないときがある。
あああああああああ。
とパニックになっているところに、「チョクシン?チョクシンってどういう意味?どういう漢字書くの?」とか聞いてくるジャバさんに、パニック2倍。
あああああああああ。

地名も難しい。
『次、料金所を出て、ハエバル方面』
え??
道路標識には、ローマ字も表記されているので、じっくり読めば「南風原」がハエバルなことはわかるのだが、パニックしているのにとっさに読めない。
そこへジャバさんが「ミナミ、カゼハラー。ワラ?オダワラー。ワラ!ワラ!」とか、独り言を言い出すので、ハンドルを握る手が、どんどん硬直していく。
そこへきて、「60キロは後ろの車がぶつかるんだよ」とか、指摘されると、冷静ではいられない。
いられないじゃないですか。
もう。

なんだかんだ言いながら、一時間ほどでホテルに到着。
色んなクーポンをもらう。
事前にJTBからも色んなクーポンをもらっていたので、もうクーポン長者。
ホテルのレストランで、夕飯只券をもらったので、一階の洋食を食べに行ったが、それはいまいちな味わいだった。
そして、修学旅行生がたくさん歩き回っている。
うろうろ。

食後、雨がやんだので、ホテルのビーチへ出て行くと、ちょうど日が沈む頃合で、パシパシと写真を撮る。
ハワイよりも、砂が柔らかく、ビーチは歩きやすい。
水も透明で綺麗だ。

クーポンを見ていると、本日ネーネーズのライブの入場料が無料ということなので、ざくざくと車に乗って、また那覇へ戻っていく。
あー怖い怖い。
途中、一方通行の罠にかかったりしたので、10分ほど遅れてしまったが、ライブは中々楽しかった。
しかし、出される沖縄料理は、どうも本土の新鮮ではない沖縄料理の水準からみたとしても、お世辞にもおいしいとは言えないもので、残り20分のライブを見て、とっとと帰る。

夜の高速は、それはそれは恐ろしく怖かった。
地元の人があまり使わない、有料道路を選んだら、照明もまばらで、どんどんスピードが落ちていく。

あまり怖かったので、ホテルに戻ったら、すっかり肩ががちがちにこってしまい、指圧のおばちゃんに、部屋に来てもらう。
しかし、この指圧おばちゃん、ものすごい痛い。
「痛い痛い」と訴えても、「痛くないと効かん」と厳しく言われ、ちっとも加減してくれないのだ。
そして、沖縄語でなにやら叱咤激励されるのだが、何を言われているのかわからない。

初日はけっこう疲れる旅だった。


2007年06月17日(日) 収支のバランス

を大切に。

去年の収入を元に、住民税を徴収されている皇帝。
今月ちょびっと売り場に立った金額が、そのまま税金に。
ついでに年金もまとめて振り込んだので、思いっきりマイナス。

「あのころ国民年金に数百円を納めるのは、大変だった」
と、怒っている人の気持ちがよくわかる。

仕事をしているとき、多少貯金していて良かった。
これから仕事を変えたり辞めたりしようとたくらんでる人は、とにかく三か月分くらいはためとかないと、だ。

明日、コンビニから住民税を振り込もうと思うが、顔が白戸三平風になること請け合い。


2007年06月16日(土) 都心へ

花嫁のドレスを見に行った。
どれもとても綺麗で、良い感じ。
しかし最大の問題がひとつ。
それは

どれも同じに見える。

ということ。
この中から、どれか選べといわれても、大変困るのだ。
どれも白いし。
ドレスが選べないなら、きっとベールも手袋も選べないだろう。

旦那を選んだところで力尽きている。


2007年06月14日(木) ほげー

店よりも
自分の部屋を
掃除したい

掃除を「そーじ」と発音して、575。

クジラを見たくて、南極にまで行ってしまった、クジラ愛好家のジャバさん。
でも休暇は日本とノルウェーに行く。

クジラは大きくて、あごがしゃくれていて、かわいいと思うが、あの体に付いてるイボ(イソギンチャク?)はどうにかならんかね。

あのイボを自己処理できたら、私もクジラを知的な動物と認めよう。


2007年06月12日(火) 暇な店員

本日の売り場は、立って眠れるほど暇だった。
まず入れ物自体の集客がなかったので、接客しようにも人が居ない有様。
暇な時の売り子が、一体何をしているのか、ここに暴こうと思う。

基本は掃除。
売り場の棚の埃を、満遍なく払い。
商品の表面を拭き、または粘着テープでころころし。
ガラスをマイペットで神経質に拭き取り。
床をウェットのワイパーでぬぐいまくり。
更に乾拭き。
これを、二時間に一回くらい繰り返す。

その合間に、配置換え。
商品がより良く、もしくは昨日と違うように見えるように、売り場内での商品の位置を、マイナーチェンジする。
一通り動かしまくると、どこからともなく埃がやってくるので、また掃除。

時々在庫チェック。
客が居ないのに、在庫を把握している意味があるのかないのかわからないが、店頭に出ている以外のものを、どんだけ持ってるか覚えておくと、販売に有利なときもある。
(販売する客が居れば)

それだけしても、まだ時間が有り余っているので、ストレッチ、ヨガをする。
ただ立っていると勿体無いので、柔軟体操などを心がけ、ダイエット。
これまた埃が舞うので、掃除で〆。

でもまだ時間が有るので、たまたま電話をかけてきた本社の人間と長話。
皇帝が店に立っていると聞いて、面白がって工場の人やら経理の人やらも電話をかけてくるので、応対。

向かいの店舗の人も暇そうなのだが、顔が光浦靖子に似ているので観察。

大体そんな感じで時間をつぶします。


2007年06月11日(月) ザーサイ

ザーサイを小松菜と豚肉と一緒に炒めると、おいしい。

さて週末は、ただの化膿止めの薬の副作用により、寝込んでいた。
しかもこの化膿止め、化膿してない身には不要だったのではないかと疑い中。
もう飲み終わったから良いけど・・・ぶつぶつ。

そんなわけで一日中ごろごろしていたので、書くことがない。

強いて言えば、冒頭の小松菜を調理した話なのだが、最近小松菜の茎ばかり余っている皇帝宅。
なぜなら葉の部分が、ペットの陸ガメの餌になっているからだ。
亀に葉っぱの部分をちぎってあげてしまうと、茎が残る。

醤油で炒めるか、塩で炒めるか、味噌で炒めるか、茹でるしかないのだが、ザーサイで炒めてもおいしいですよ。

今日一日かかって、それしか言うことがない。

あ、そうだ。
アメリカの結婚式で女性が白黒服が着れないということを書いたが、他にタブーはないか、とけっこう聞かれたりしたので。
あの、写真取るとき、あらゆるシチュエーションでピースサイン出すのは、国際的にはあんまり認められてないです。

参考になったでしょうか。


2007年06月09日(土) モーパッサン

脂肪の塊かのう・・・。
病院とか調べてもらっちゃった。
ありがとうございます。
とりあえず、化膿止めが効いたら、悪いものじゃないと思うけど、どうかなあ。

ジャバさんが、新聞に結婚の広告を載せるけど、とか言い出したので、あわてて止めた。
冠婚葬祭は新聞に載せたりする風習があるらしい。

謹んでおやめ。


皇帝