皇帝の日記
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2007年10月24日(水) 大きな

運動らしい運動を生まれてこの方したことのない皇帝。
その筋力は、波間を漂うワカメ並。
その皇帝が、生まれて初めて筋力トレーニングをしているのだ。

人類にとって小さな一歩でも、個人的に大きな一歩です。

まだ4回しかジムに通っていないのに、もう効果が現れ始めている。
どんだけすごいかというと、電車の座席に座って、脚を閉じていられるのだ!
すごい。

全然すごくない?
じゃあ、えーとえーと、ポテトチップスの袋を、ばーんってならないで開けられるのだ!
すごい。


2007年10月20日(土) ぼくわ

菊名で乗り換えのとき、切符を失くしがちだ。
何故なら、私鉄とJRの間に、一旦切符を入れて、また受け取る式の改札があるからだ。
あそこで切符を入れて、そのまま受け取らないで通過してしまうことが、本当にもう、きっと一般の方には信じられないくらい頻繁に、皇帝にはあるのだ。(ばーかばーか)

そして、切符を失くしたことに、最寄り駅の改札で気がつくのだ。
最寄り駅の駅員は、殺人的に人が悪いので、激しく叱責され、もう一回お金を払わなければならない。
「失くしたあ?」(イライラしている上司の口調で)

皆さん、切符を失くす人は確かに悪いのです。
切符を確認することが、駅員さんの大事な仕事のひとつです。
反省しています。
でもあんまりひどく感じ悪く怒られると、反省する気持ちが、2.5秒立ち止まります。

んで、昨日、渋谷駅改札を出る際に、やっぱり菊名で切符を失くしたことに気がついてしまった。
ぐはあ。
こんちくしょう、怒るなら怒りやがれ。
失くしちゃいけないけど、もう失くしちゃったんだもんね!
と、ぶりぶりしながら駅員さんのとこに行ったら
「あ、今度から気をつけてくださいね」(やさしい口調)
「どうぞ、お通りください」(丁寧な口調)
と言われた。

すいませんでした。
こんなに素直に悪いことをしたと、猛烈に思ったことはない。

その帰り、菊名で「切符を失くしちゃいけない」と緊張するあまり、切符を改札から受け取るタイミングが、一瞬間が空いてしまった。
そしたらなんと、改札機が切符を飲み込んでしまったのだ。(のろま)
切符返して!!
と泣けど叫べど返ってこない。(当然)

駅員さん、すいません。
切符取られちゃいました・・・。
とおずおず申告したら、菊名の駅員さん、いまだかつて無いスムーズな対応で、改札マシーンを開けて、切符を一緒に探してくれた。

すいませんすいません。
ぼくわえきいんさんのしごとのじゃまおしました。

ジャイアンにやさしくされた。


2007年10月18日(木) 一人っ子

我が家に唯一残った子供であるところの、猫の福が、わがままになっている。
両親が甘やかしているのだ。
泣き喚いたり、走り回ったり、水をこぼしたり、やりたい放題だ。

だが福は皇帝を恐れているので(別にいじめた記憶は無いが)、帰国後はややおとなしい。
これからもっとおとなしくなるはずだ。

なぜなら、福はジャバさんが本当に苦手だから。
来週ジャバさんが来たら、福の天下は終わる。
カーテンの陰に隠れて出てこないだろう。

でもきっとジャバさんがでかい声で話して、どたどた歩いて、お茶をこぼしたりすることだろう。

福と同じレベルかー。


2007年10月17日(水) ガタガタしてみる

やはり無理しないと心配なので、今日は乗っているだけで痩せるという噂の、10分/500円脂肪燃焼マシーンを利用してみた。

ガクガクする板の上に乗って、揺すられるという仕組み。
揺れてるうちに、脂肪が分解されるのだ!(本気か?)
効果の程は不明だが、乗っているうちに4分くらいでわき腹がものすごく痛くなってしまった。
無理しちゃいかんので、途中で椅子に座って、脚だけブルブルしてみる。

無理しようとしていたのに、無理は禁物。
いや、よく頑張ったよ、自分。

ゲルマニウム温浴の回数券も購入したので、これからしばらく、
脂肪分解→ジムで運動→ゲルマニウム
というメニューで痩せてみよう。

お金をかけて痩せてみよう強化月間。
果たしてどう出るのか。


2007年10月16日(火) ジム

お金を払って水を買うなんてどうかしている。
バカみたいだ。
と、小学生のときは思っていたが、すっかり普通の事として定着し、夏の暑い盛りには、毎日のように水分補給と称して水を買うようになってしまった。

水の次は空気だ。
今日は酸素バーというのに行って、酸素を買った。
これはやってみて尚、アホみたいだと思っている。
鼻のチューブが滑稽だからだろうか。
それとも、酸素がけして美味しいものではないからだろうか。

ついでに、何でお金出して運動しなきゃならんのだ、と公言していたのに、ついにジムに通うことにした。
とりあえず二ヶ月位通う。
「無理をしない運動」というのが売りのジムだったのだが、本当に無理しないで痩せるのだろうか。
無理したほうが良いのではないか。

多くの方が、7日間入隊して無理した結果、重軽傷を負っているようなので、無理は禁物かもしれない。
でも心配だ。
無理せずにこの腹は引っ込むのか。

二ヵ月後乞うご期待。


2007年10月15日(月)

ただいま・・・。

帰ってきたら、実家のインターネットの接続が改善されていたので、もっと動画サイトとか見やすくなりました。

ゆえあって、今回はビジネスクラスで戻ってきたけれど、最も良い利点は、飛行機からものすごく早く降りれる。
そして、入国審査に一番乗りできる。
更に、荷物が一番先に出てくる。
という点で、帰国後の手続きが実にスムーズなのだ。

乗り込むときも、LAXの荷物手続きがプライオリティでやってもらえるので、面倒なセキュリティーチェックが、素早く済む。

座席広い。
皇帝が二人乗れるくらい広い。
椅子をフラットにして寝て、起きたらものすごく小さく丸まって眠っていた。
使ったスペースはエコノミー分。


2007年10月13日(土) もう帰らねば

ならないというのに、全く準備してない。
パソコンも荷物に入れてないよ、ほら。と更新。

昨日意義がどうとか書いたが、「意義」という単語を中国語で習ったとき、発音が「イーイー」(4声4声)で、発音練習する教室の皆は、ショッカーみたいだった。
帰国したらすぐ、そんな上海留学の、プチ同窓会がある。
皆さん色んな事情があるので、まとまった同窓会というのはあんまなくて、小規模なグループごとに、集まったり集まらなかったりしているのだ。
今回は、現在関東附近に居て、授業が中ほどのクラスで、比較的良く出席していた人達という感じの集まり。

帰国直後の日程なので、間違えなく時差ぼけだ。
ぐう。


2007年10月12日(金) 文系です

子供の頃、歯医者になりたかった。
何故なら虫歯が沢山あったからだ。

別に特に歯磨きを怠ったとか、親が監督していなかったというわけではなく、歯が根本的に弱かったのだ。
今でも弱い。
上の六歳臼歯など、生えた時から微妙に色が白濁し、歯の表面にあるはずのなんかの層が無いらしいのだ。
なんてやる気の無い歯だ。
だったら生えてこなくてもいい。
参加することに意義がある、みたいな歯はいらない。

ながらくこんな有様なので、シーラントをかけたり、フッ素を塗ったり、様々な手段で歯を守ってきたのだが、
去年は、何もしていないのに、突然前歯の裏に亀裂が入り、瞬く間にそこから虫歯になった。

毎日歯磨き粉無しでせっせと数十分も磨きこんで、デンタルフロスをして、歯茎のために歯間ブラシをかけ、仕上げにサッと歯磨き粉有りで磨き・・・。
歯磨きしながら30分番組を見終わる程気をつけていたというのに、割れるとはどういうことだ。
根性無しにも程がある。

何故今怒りが爆発しているかというと、左下奥歯がなんだか不安定なのだ。
歯茎が一時腫れていたので、きっと目に見えないところがどうにかなっているのだろう。
国際電話で、帰国後歯医者に予約を入れた。

ただのビタミン不足で歯茎が腫れているだけだと良いなあ・・・。


2007年10月11日(木) 準備とか

帰国の準備を全くしていないのんびり屋の皇帝。

今月頭から、サンタバーバラのロブスターが解禁になっているので、食べに行った。
素材自体はOKだが、こちらの海老はいつも焼きすぎだ。
なんだか身が固い。

結婚式の準備もしていかなければならないので、式を挙げるときに、神父のような役をやる人の面接をしてきた。
無宗教式をするので、なんかの役人なのだが、別にひょうきんな声をしていなければ、なんでもいい。
というか、こんなことまで選ばなければならないのか。
日本みたいに松竹梅のセット価格に全部入っていればいいのに。

ついでに、レセプションの料理のメニューの書体も決めてきた。
だからどうでもいーっつーのに。
後、皆様が座る椅子の色も決めた。
本当に三ヶ月留守にして、ちゃんと終わるんだろうか。

それから、存在自体は薄々感じていた、LAとサンタバーバラの間にある、プレミア・アウトレットに寄ってみた。
日本の御殿場のアウトレット(チェーン店)で、割引クーポンをもらったので、それを使って買い物〜と張り切ったが、疲れていたので、一軒で帰る。
ジャバさんのブーツが、10パーセント引きで買えただけだ。


2007年10月10日(水) 歌劇

先週末またオペラを見に行っていたのだが、演目は「イェヌーファ」英語でジェニファー。
チェコのお話。
マイナーな感じのする演目だと思ったけど、結構色んなところで上演されているようなので、オペラ好きには有名な話なんじゃろうか。

村社会で、思いっきり抑圧された女性が主人公なので、まだそういう記憶の残る日本では歓迎されないだろうなーという気がする。
特に、前半彼女の顔をナイフで切りつけた男が、後半「私は彼女を傷つけたことは一度もない!」とか断言しちゃう。
たぶん、作者も矛盾に気がつかないくらいに、彼女自身の気持ちなんてどうでも良いんだろうなーという雰囲気。
まああんまり受けないだろーなー・・・。
上海電子台とかで昼間に放送しているドラマっぽかったっす。

オペラの女性は、古典だから何らかの形で抑圧されているわけなんだけれど、椿姫の方がよっぽど根性が座っていて、私は好きです。

これから年末に向け、「ドン・ジョバンニ」とか「ラ・ボエーム」とか上演が始まる。
でも帰るので見れない。


皇帝