皇帝の日記
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ついにあきらめて、荷物をまとめ始めた。 まとめるのも大変だが、着いた先で荷物を広げなきゃならないことを考えると、それだけで暴れたくなるので、考えないでおこう。
なんとかスーツケース(大)と、小さなバッグにまとめようと試みていたが、人類の限界が三次元である限り、不可能に終わった。 あきらめてパッキンを組み立てたら、あれよあれよとスペースが埋まっていく。 1つのパッキンが埋まったところで、新たにスーツケースを埋め始めたら、これまた(略
でもぎりぎりまで詰めたんだけど・・・。 寝ようと思ってふと、ちゃんちゃんこを詰めてないことに気がつき、更にあきらめました。 もう一個パッキンを組み立てて、ちゃんちゃんこと、ついでにミシュランみたいなダウンを入れたら、それも見る間に満タンに・・・。
本当のあきらめは、物を捨てていくことだと思うのだが。 人間いつ潮時をしるのでしょーねー(捨てられない。
いくら寝ても眠い。
茶碗を買った。 LAでも買ったのだが、茶碗なのに、軽くどんぶりくらいの大きさだったのだ。 いくらよそっても少なく見えてしまうので、日本の普通のお茶碗を買うことにしたのだ。 あと、マグカップもでかすぎて、軽く水筒くらい入ってしまうので、湯飲みも仕入れた。 加減が大事。
さて、ルームメイトだった、ジャバさんの幼馴染が、サンタバーバラで仕事をするので、引っ越してしまった。 代わりに、幼馴染の使っていた部屋には、一階に住んでいるサラリーマン華僑のお姉ちゃんが入ることになった。
このお姉ちゃん、デザイナーをしている。 もともと、Jキャメロンの秘蔵っ子で、映画に出てくる変な生き物のデザインをしたりしていたが、最近Rロドリゲスに引っこ抜かれて、変な武器のデザインをしている。 フリーになったので、時々ディズニーの変な動物のデザインもしていて、ぬいぐるみをよくもらう。 美術の著作も二冊ある。 皇帝より二歳若い。
と、とっても映画界で活躍しているのに、映画に興味がないのか、Rロドリゲスに電話をもらった時、相手が誰だかわからなかった。 ほんで、皇帝に 「ロバートって音楽家(←違う)に電話をかけなおさないといけないんだけど、なんて呼んだらいい?ロブ?ボブ?」 とか言ってた。 ボビーって呼んでって言われたら、呼んだらいいと思う。
躁病なので、常に落ち着かず、車に乗せると、後部座席で暴れる。 細いが、全身が筋肉質で、暴れだすと三次元で動く。 空中でとんぼ返りとかする。
我が家のモデルと友達なので、よく恋愛相談や仕事相談をしたりしているが、集中力がないのか、話が途中で終わったり、飛んだり、諦めたりする。
子供の時から猫が好きで、猫にあこがれている(著書より)が、何故か金魚を飼っている。 「猫の代わり」というが、哺乳類と魚類は色々勝手が違うと思うのだが。 その金魚も、オランダシシガシラ系の、不気味な奇形で、頭が重すぎて腹を上にして漂っているので、見る人に誤解を招く。
一階のサラリーマンとは、姉一人弟一人の兄弟だが、弟の誕生日を忘れがち。 時々、弟の存在すら忘れがちで、うちに遊びに来ておきながら、「あれ?なんでここに?」とか言う。(彼は住んでるんですよ、お姉さん・・・) この同居を期に、もうちょっと仲良くなったらいいと思う。
眼鏡を買った。 なんと6年ぶりくらいに新しい眼鏡だ。
6年前、ジャバさんが上海で落として割った眼鏡。 その代わりに、セルフレームのを買ってもらったっきり、ずーっと代えてなかったのだ。 もちろん中国製だった。 視力検査も中国。
皇帝は近視が0・02くらいで(桁間違ってないよ)、そのうえ強度の乱視。 そんな複雑な視力矯正を、大雑把な中国仕事で十分できているはずもなく(失礼)。
いや、何って、6年の技術進歩を差し引いたとしても、日本製の素晴らしさって。 レンズは薄いし軽いし歪まないし、鼻あて痛くないし。
皆さん眼鏡は時々代えましょう。
地球が暖かくなってきてるって、あれほど言っているのに、ガソリン代値下げ!とか言い出した政治家と有権者のばかー!! 寝言は寝てから言え!!
めずらしく社会派の皇帝です。 世界征服する前に、地球がなくなったら困る。
炊飯器を新調した。 米がうまいので、いくらでも食べられる。 ここにきて、ダイエット最大の危機。
じぇしーじぇーむず暗殺。 途中で眠って、終了30分前に起きたけど、特に問題なかった。 眠って、起きたら暗殺されてたらいいなーと思ったけど、中々死なないんだ、これが。 ぶらぴがすっかりオジサンになってて、そこんとこどうなのさ・・・。
ジャバさんが赤子だった頃。 生まれつき耳が悪かったので、なんちゃらっつー手術をしたらしい。 看護婦さんが、赤子のジャバさんを抱えあげようとして手を伸ばしたら、ジャバさんの会心の一撃(蹴り)が、看護婦の顎にヒットしてしまったそうな(日本昔話風に)。 そしてなんと、看護婦さんの顎の骨が砕けたんじゃそうな。
恐ろしい。
私が看護婦なら、絶対ジャバさんの名を忘れない。 そして、ジャバさんの姓は、アメリカでも大変珍しいのだ。
結婚式の記事を、果たして新聞に載せても良いのだろうか。 私が看護婦だったらば、すぐさま仕返しに行く。 ・・・と思うのだが、どうなんだろう。 赤子に暴行された人は、どうやって気持ちの整理をつけるのだろうか。
ハリウッドの脚本家がストライキをずーっとしているのだが、日本ではあんまり取り上げられてない。 でも影響力は大変なもんのはず。
海外ドラマの2009年輸入が、止まってしまうかもしれないから、BSとかの放送スケジュールもどうにかなっちゃいそうだし、レンタル屋さんも困るだろうに。 さらに、2009年の映画屋は、制作したくてもできないかもしれないのだ。 スタジオに所属してない映画関係者は軒並み失業。 デザイナーとかは、別の業種で同じ仕事を続けられるかもしれないけど、スタントとか爆破屋は他の仕事がない。 CG技術はゲーム会社になだれ込んで、きっと買い叩かれちゃうんだ。
大体脚本の確保がしっかりしてないから、シリーズものが途中でへんてこりんなことになっちゃったりするのが、最近多い(X男とかL○STとか)。 へんてこになっても放っておく脚本家もあれだし、そのまま作っちゃう映画屋もあれだし。
これを機会に、色々考え直して欲しい、問題の多い映画屋さん達なのでした。
今年初映画館がAVPって・・・。 二作目になるこれ、一作目と比べてみても、最後のプレ出たーのかっこよさを演出するためだけに、二時間費やしてるとしか思えない。 今回の見所は、「ドントコイヤー!胸貸してやるー!」なプレ出たーさん。 ああ素敵。
そういえば、うちのルームメイトのお姉さんが、ここのスタジオで働いているため、製作中から結構呑みネタとかで話を聞いていたのだが。 実は映画製作は守秘義務みたいのがあるから、スタッフが漏らすと契約違反なのだ。 でも結局色んな情報がだだ漏れなハリウッド。 何故ならスタッフのかなりの人が、フリーで流動しているからだ。
まあそんな理由以外に、酔うと何でもしゃべっちゃう人が結構いるんだけど。
ラザニアを作って食べた。 なんか生焼けだったよ・・・マンマのパスタ・・・。
そういえば、良く聞かれますが、国籍は変えないことになってます。 日本人のままでいると、良い事が色々ある。 日本に三ヶ月以上滞在できるし。 子供が望めば、日本国籍をあげられるし。
色々ある、とか言いながら、あんま良い事なかった。
住民税は、転出届を出してしまえば払わなくて済む。 でもたぶん国民年金は払わないといけない。
あんま得なことないですね。 世知辛いのう。
祖母がジャバさんにお年玉をくれたので、電話してその旨伝えたら。 「おばあちゃんに、どうやって仕返ししたら良いですか?」 と聞かれた。
お返しね。
皇帝

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