皇帝の日記
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直面する現実問題が煩雑すぎて、美容に逃げる。 弁護士三人も立てないと結婚できないってどういうことだ。 裁判大国米国。
さて、フケというと、不潔にしていると出る印象があるが、それだけではない。 頭皮が炎症を起こして、剥がれ落ちてしまうのが原因の場合が多いので、あまりひどいときには皮膚科の検診をお勧めする。 剥がれ落ちた皮は、結果として不潔になるかもしれないが、嫌わないであげて欲しい。
ところで、美容と言えば、皇帝が命をかけているネイルアート。 OPIとかORLYは、元はと言えばカリフォルニア発信のネイルプロダクトなので、当然なのかもしれないが、どうもアメリカにいるほうが、持ちが格段に良い気がする。 湿気の問題だと思っているのだが、日本ではネイル(ポリッシュ)がすぐにひび割れたり、剥がれ落ちたりしているのに、こちらでは一週間半は軽く重ね塗り無しでいける。 水仕事だって、ちゃんとしているのに。 湯船に浸かる頻度の問題なのか。 良くわからないが、カリフォルニアに来たら、ネイルアートが格段に楽。
そういえば、シャワーヘッドが目詰まりして壊れて、水の出が悪くなっていたので、買い換えた。 ついでだから、日本みたいにホースがくっついていて、手で持って浴びられるタイプにした。 そしたら湯船の掃除が楽チンに。 これでお風呂にガンガン浸かれるわ〜。 あとは、お風呂の栓の水漏れをなんとかしないと。
乾燥しているので、顔面の皮膚がボロボロしてきた。 もう一皮くらいむけると、落ち着くのだ。 いつも、何回か脱皮する。 ナチュラルピーリング。
蟻塚になった洗濯物を片付け終わったら、大量に残された片っぽだけの靴下に、途方にくれる。
さて、カサカサチリチリの髪に、フケ症の頭皮を持つ皇帝は、シャンプー選びがとっても急務。 日本では唯一、椿油シャンプーが髪をつるつるにしながら、頭皮も荒れなくてナイスだったのだが。 http://www.oshimatsubaki.co.jp/ これを探すまでに、長いシャンプー難民生活を送っていたのだ。 日本から持っていったシャンプーも使い切ったので、アメリカのシャンプーを開拓しなければならなくなった。
髪にはパンテーンでOKなのだが、それだと頭皮が荒れてしまう。 ほんで、日本にいたときに、友達がAVEDAの試供品をくれたのを思い出した。 http://www.aveda.co.jp/ ハリウッドまで行って買ってきた。 使ってみたら、アメリカの水(硬水)にもあって、中々の使い心地。 しかし高い。 椿油の倍位する。 めそめそ。
あと、3ヶ月ほったらかしだったファンデーションのスポンジが、怪しい配色に変化していたので、スポンジ買いにサンタモニカまで行ってきた。
それにしても何故、アメリカの綿棒は、コットンの巻きがゆるいのでしょう。 空中分解する。
インターネットの接続状況が、恐ろしく悪い。 繋がったり繋がらなかったり。 10年前の日本か。
ネットが出来ないので、労働に従事したりしていた。 3ヶ月間ジャバさんが家事をしていたので、色々とんでもないことになっているのを、主に掃除したり掃除したり掃除したり掃除したりしたのだ。
まず、洗濯物。 「溜め込まないで洗う」ように言っていたので、洗うまでは出来たが、洗ったものをあらゆるところに積んである。 積むなら一箇所に積んでおけばいいものを、部屋中のあらゆるところに蟻塚にしているのが憎い。
風呂場。 「排水溝を詰まらせるな」と言っておいたので、吸い込まれるところは綺麗だが、シャワーヘッドが何故か壊れて、水がちょろちょろ出ている。 買い換え! どうやったらこんな器用な壊し方ができるのか・・・。
ゴミ。 「分別するんだよ」と言ったので、分別したまま積んである。 ああ。
言ったことはやっているとゆーのがわかるだけに、微妙に怒られるポイントを外しているのですか。 そうですか。 でも怒るよ。
昨日はイタリア人が作る、ラザニアのパーティーでした。 サイドメニュー一切無しで、トレー(大)5枚分のラザニアを、ワインとフォークを持って、ガチ食い。 エレガントに着飾ったご婦人が貪り食うトマトソース。
2008年02月01日(金) |
トリスタンとイゾルデ |
オペラの「トリスタンとイゾルデ」を見に行ってきた。
ワーグナーはヤバイ。 と噂には聞いていたが、想像を絶するとはこのこと。 同じことを延々と歌い続け、ちっとも話が進まない上に、長いという伝説。 この目でしっかり拝ませてもらったぜ!
第一幕、戦で負傷したトリスタンを看護したイゾルデが、恋に落ちる。
それだけで二時間。 二時間ですよ!奥さん!
第二幕、隠れて逢引をする二人が、王に見つかって、トリスタン殺される。
それだけで一時間。 一時間ですよ!旦那さん!
第三幕は、力尽きたジャバママが退場したがったので見れなかったが、殺されたトリスタンの後をイゾルデが追う。
それだけで一時間半。 全部で四時間半ですよー!! あああああ。 19:00に始まって、休憩を挟んで、0:00まで。 ああああああああ。
あと、イゾルデがトリスタンの二倍はあろうかという巨女で、脳内でロマンティックに変換するのが大変だった。
**************** お友達へ iphone買いました。 どうやら電話でネットが出来るらしいですが、仕組みが良くわかりません。 日本語使えるのをダウンロードしたら、携帯でgooメールが見れるらしいので、よろしく〜。 しかしいつ使いこなせるようになるやら。
まだ時差ぼけが激しくて、何かできる時間に起きれてません。 ごめんよメール返信・・・。 あと、西院にも連絡取れてない(業務連絡
これが旅行なら、無理にでも起きて頑張るのに、住むと思うと、何にもないから良いか〜ってな感じで、ずるずると起きれない。 昼間寝ちゃう。 ぐー。
とかいいながら、移民の弁護士に連絡したり、財産(そんなものない)関係の弁護士に連絡したり。 ジムに入会したり。 そんなことをしていたら、今日が終わる頃には、2月4日に入籍するまでに追い詰められた。 まさに、「追い詰められた」って感じで、もう遅らせられない!さっさとしろ!というような・・・。 まあ複雑な法律の事情でそんなことに。
節分だ。
今までにないくらいに、通関のおじさんが厳しくてびびったけど、無事到着。 なんか、二年くらいまで遡りながら、「この時は何故に渡米した?」とか聞かれまくった。 どきどきどきどき。 そうだよ、そんなに何回もアメリカに何をしに来るんだよ、この人は・・。 でも入国できたからよし。
いつも、ゲートのすぐ外にいるジャバさんが、何故かなかなか見当たらない。 おろろ〜。 公衆電話を使おうと思ったら、ドルは全部スーツケースの中。 がびーん。 泥棒に襲われないように、警備員さんの前でスーツケースを開けて、ドルを出して、テレフォンカードを買って、電話を・・・。 ああ!この電話のタイプ、知らない! おろろろろ。
警備員さんが3人くらい固まっていたのを見つけて、電話のかけ方を聞きにいったら。 なんと、そのうち一人がジャバさんだった。 紛らわしい、黒のジャケット(ワッペン付きで警備員っぽい)を着ていたのだ。 あと、なんとなんと、皇帝が留守の間に、輪郭が変わるくらいダイエットをしたので、誰だかわかんなかったのだ。 どんだけー。
メールの返事とか、追っかけしていきまふね。
あ、日付変わってる。 二重更新じゃわ。
ひらめが手紙を運んでくれて、ちょっと良い話みたいになってますが。 風船をやたらに飛ばすと、海がめが飲み込んで死ぬので、全国の先生は、けして生徒に手紙を飛ばさせないでください。
てなことを言いたかった。 先生って時々色々気がつかないよねー。
近所のTUTAY○さん、本当に探しているものが見つからない。 見直したいと思っていた×メン2を「すいません、どうしても見つからないのです」とレジの人に探してもらおうとした。
ら、「SFの棚に有ります」と言われたが、もうSFの棚を見たのだ。 「すいません、どうしても見つからないのです」と、もう一回言ってみた。 「ついてきてください」って言われたよ。 持ってきてくれるんじゃ、ないんだ・・・。 (普通持ってきてくれる。連れて行かれたのは初めて。しかも階段登ったよ)。 よく場所を覚えて、もう聞くなってことっすか・・・。
ほんで、「人気作品」の棚に、3は有った。 でも見たいのは2。 「近未来SF」の棚にも、3は有った。
店員さんも、きょろきょろうろうろ。 一応、親切かなーと思いながら「バットマンはここですよ」と、類似品がありそうな棚を私が、私が、私が!(しつこい)教えてあげると、そのあたりを探し始める店員。 その棚は「ファンタジーSF」という。
結局、「ファンタジーSF」には、バットマンとゴーストライダーと銀河ヒッチハイクガイドは有ったが、×メン1,2はなかった。
「近未来SF」の棚の、3の下の下の段に入っていた。
見つかってたまるか。
「バットマンはファンタジーで、×メンは近未来なんですか?」 「そうです(きっぱり)」 「ヘルボーイはファンタジーなんですか?」 「近未来です(きっぱり)」
私はカルシュウムが足りないのか。
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友達にお知らせ
携帯解約しましたので、パソメールになります。 スカイプは、どうしたことか一回データが落ちてしまったので、アメリカに着いたらどうにかします。 MSNメッセンジャーは続行です。
荷物をつめまくり、諦めてゴミになったいろいろを、ゴミ袋につめまくり。 ようやくクロゼットの半分が空になったよ(えー。 机の上も、ちびっと綺麗になったけど、中身はまだ詰まっているよ・・・。
だんだん無気力感に襲われる。 一体あれだけの荷物が、どうやってあのスペースに収まっていたのか、良くわからない。 あーLAに着いたら、収納しなきゃあ。
でもジャバさんによれば、家を借りてる契約では、来年の7月までしか今のとこにいないかも知れないとのこと。
じゃあもう、パッキン開けないで置こうかな・・・(じゃあ捨てろ。
どうも最近自分が阿呆な気がしてならないので、数学をしてみようと思った。
なんで数学かと言うと、この世で最も遠いところにある、光も届かぬ星のような存在だからだ(文系っぽく)。
皇帝は数学の試験で、一桁の点数を獲得すると言う誉があったほどのあれだ。
大人の数学、みたいな教科書が一杯本屋に有って、選びたい放題だった。 しかし、「大人は、もう一回数学をやっている」「だから、思い出せばいい」という理論に則った内容なので、説明が足りない。 つーか、何の前触れもなく、急に図形とか表とか出てきちゃうので、駄目だ。 もう全く何も受け付けない。
かといって、数読とかインド式とか脳トレとかは軟派でよろしくない。 頭を使っていない気がする。
そして、最終的に選ばれたのが「とってもやさしい数学(中学1年)」だ。 そんなにも基礎に立ち返ってみた。 「とても」ではなく「とっても」だ。 しかも中学1年。 入念だ。
億が一にも、眠れる数学の才能が目覚めたら、ウケるんじゃないかと。 そんで、映画に出てくる数学者みたいに、すごい発見をするのだ。
数学で何が発見できるのか、よくわからないが(え)。
皇帝

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