皇帝の日記
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サンタバーバラのホテルで、結婚式に出てくる食事を味見しに行って来た。
リハーサルディナーは、 カクテルアワー(おつまみとカクテルを立食で)→メキシカン で、ほぼ決まり。
結婚式は、 カクテルアワー(式からレセプションに移る間のインターバル立食) それから席について 前菜→サラダ→メイン→デザート→ウエディングケーキ。
全て一皿の量が半端ない。 特にデザートの後で、ケーキざます。
ケーキは、どっぷりアイシングが約5ミリ幅でみっしり乗っておりますが。 健全な日本女児は、アイシングをフォークで剥がしてからお召し上がりください。
式で食べるコース料理を味見したのだが、それぞれ二種ずつなので、おなか一杯で動けないくらいに。 美味しい・・・けど苦しい・・・。
更に、ジャバさんの実家に行ったら、ちょうどコックさんの面接中で、皇帝も試験官として参戦。 苦しい・・・。 食べてから全く動けないことに。
ジャバ父と母は、健康管理のために、週5日、昼夜と栄養のことがわかるコックさんを雇うかどうか、考えているところ。
しかし、そのコックさんがすでに不健康に太っているのは、どうしたことか。
ああ、それから、結婚式の食事では、トマトアレルギーとか、比較的わかりやすい食品アレルギーの場合は、コックさんが抜いてくれるので、事前にわかれば安心です。 砂糖を摂れない人が、少なからずおりますので、これも、各人ソースとかから抜いてくれるそうです。 あと、皇帝の友達は下戸が多いので、アイスティーとかレモネードを用意してもらうことになってますだ。 各自オーダーすることできますよ。
フィッティングに行かなければならないのに、ジャバさんが風邪でダウンしているので、任せて安心(?)ハイヤーを頼んでみた。
何が今一番心配事かって言うと(今って言うか、かなり前からずーっと心配・・・) 結婚式に来てくれる友達が、公共バスなどで自力でサンタバーバラまでたどり着けず、LAの友達が飛行場まで迎えにいけなかった場合、どうしたら!!ということが。 ずーっと頭の中で、ぐるぐる。 案ずるより産むがやすし。 きっと、タイミングが会わない人は、タクシー使って来てもらうとか、そういうことになってしまうのだろうな・・・はあああドキドキ(小心者)。
はっきり言って、ロスのタクシーは運転が乱暴。 運転手も乱暴。 そして、かなりの確立でマシンが古く、後部座席の乗り心地最悪。 降りる時、日本人には馴染みのない、チップを払わないといけない。 そんなんに、大事なゲストを乗せていいのだろうか、いや、いくない。
とか考えていたので、モデルがいつも使っているという、ちょっといいマシンを使うという、メキシカン系のハイヤーを半日ためしに使ってみる。 しかも、普通のタクシーよりやや安い。
朝一で家まで迎えに来てもらって、1時間くらい遠くにお住まいの、ヘアメイクアーチストを拾って、そっから30分の、ビバヒルのドレス屋さんへ。
フィッティングしたら、前回より胸板が引き締まったので、チューブがずり落ちたよ! あと、日本で母と、花嫁ちゃん用の下着(コルセットみたいな)を買ったので、それが余計な肉をつぶして、更にサイズダウン。 やったぜ母ちゃん!! というわけで、ピンで詰め詰め。
3種類のお勧めベールの中から、ちょっとアンティーク風な、キラキラした短いベールをチョイス。 長いベールも、あこがれたけどね。 ほら、皇帝寸詰まりだからさあ・・・。 あと、屋外で式だから、長くて引きずると汚いかもしれないし、レセプションの時、付けてられない。
ほんでもって、ヘアアーチストと相談の上、ベールをとめるところにくっつける、キラキラ付きのヘアピースを購入。 大げさすぎず、小さめで良いですよ。
まだピンがくっついているけど、本番のイメージがほぼ完成。 アクセサリーも、母親から借りたパールネックレスと、買ってもらったパールピアスで決定。 something borrowと、something oldをこれで達成できるし。
ちゃらーん。 後もう一回4月にフィッティングしたら、花嫁は完成だ。
運転手には一時間ばっかり外で待ってもらって、そいから、ドレス屋からヘアアーチストの家→皇帝の家と送り返してもらって、200ドル。
安いのか高いのか。 いや、フツーのタクシーより安いけど。 何回LAX→SBを使うか、が問題ね。
良い車(日本のタクシー並み)で、運転手は愛想が良くて、天気の話も出来るし、黙ってるのもOKで、お買い得、と言えなくもない。 でもゲストはそれぞれスーツケース持ってくるから、一度に2人が限界ですかね。 荷物が小さければ3人。 うーん。 こっちで運転できる友達を総動員して、時間差で迎えにいってもらって、プラスハイヤーかな。
つか、一度公共バスも皇帝が使ってみて、使い心地を試すべきか。 列車(アムトラック)も、使ってみるべきなのか。 実際に使ったら、自信を持って友達にお勧めできるではないだろうか。 どうだろうか。 やっぱり迷子になるだろうか。
帰りは、結婚式の次の日、朝便と昼便に別れて、ホテルからバスをレンタルすることにしました。 バスだったら荷物ガンガン入るし。
あと、うっかり皇帝と血を分けてしまった肉親は、ホテルが違うとこにあるので、また別になってしまうのですよ。 すいません。 父と相談して、色々決めます。ぐるぐる。
2008年02月27日(水) |
電話がならない法律事務所 |
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30626448 お友達に教えてもらい申した。 どちらかというと、加害者について良く知りたい人は、こんなんが良いかも。
あと、メールで3人の方から、「アメリカではゲップができないって、出ちゃったらどうする??」と聞かれましたが。 出ちゃったら、口元を優雅に覆って、頬を赤らめ、そっと「エクスキューズミー」と言うのが、紳士淑女のたしなみらしいですよ。
更に、うち2人が「ハンカチで鼻をかむ西洋人の方が信じられない」というコメント。 なんだ、皆考えてること一緒だ。 アメリカ人にちゃんとインタブーしてみたよ。 「紙で鼻をかんだら、環境破壊じゃないの?」と逆に聞かれましたよ。 江戸を席巻した手鼻が、次世代マナーか。 リサイクルムーブメント。 おばあちゃんの知恵袋。 常識もリサイクル。 そういえば、祖父は書き損じの半紙で鼻をかんでいたが。 未来を見つめていたのか、おじいちゃん。
そいと、到着にばらつきがあるようですが、招待状一波はぱらぱら着いているそう。 そして、良くわからない、というコメントもちらほら。 すいませんねえ・・・アメリカの招待状と日本のは、ちと方法が違うらしいので。 更に、色々同封したために、よりわからない感じに・・・。
同封の小さいカードと封筒は、返信用ですよ〜。 切手がついてない人は、申し訳ないから(なんせ抽選だし←おーい)メールで返信してくだされ〜。 大きい封筒に返信用切手のついてる人は、3月末までにアレルギー食品等のアンケートを返信してくだされ〜。 あと、古代語を使っててわかりにくいそうなので、一応訳を。
大きいほうのカードには。 「あなたはとても素晴らしいお方なので、よかったら結婚式に来てください」 とか書いてある。 小さいカードには。 「親切にもお返事は4月18日までにヨロシクです。(あなたのお名前)Yes or No」 とか書いてあります。 小さい封筒に印刷してあるのは、うちの住所。
The honour of your presence is requested.....って、誰も今使わない英語だ。 フォーマルな文章を使わなきゃいけなかったんで、一番日本人に理解されそうなのを選び申した。 だって、これ以外のフォーマル文って「皇帝の母と、ジャバ母の命により、二人は結婚する」とかになっちゃってて、もらった方も「どういうこと??」となりそう・・・。
そうそう、ジャバさんは帰って来てすぐさまサンフランシスコ風邪を発症し、喉の痛みを訴えて眠っている。 今週はドレスのフィッティングと、ヘアスタイリストとミーティングと、レストランの試食と、ケーキ試食をして、移民局にアプリケーションを出さなければならないのに。
そうそう、移民系法律事務所が忙しいのか、電話線が切れてるのか、全く連絡がつかない。 もう手数料振り込んだんだから、しっかりしてくれ〜。
http://watch.impress.co.jp/game%2Fdocs/20080219/gdc_01.htm ジャバさんが行ってた出張。 楽しそうね。
デザイナーの運動量に付き合って、ジムで走りまくったり。 海に飛び込もうとするデザイナーを止めようと、海岸を駆けずり回ったり。 Wiiでボウリング祭をしたり。 などしているうちに、入社当時の体重になっていた。 ダイエット成功の秘訣? 走り回ることですかねえ・・・。
これで、かろうじて「結婚前に花嫁は激痩せする」という都市伝説に合致してことになるでしょうか。 激ったって、「6パンド減った!」って言っても、キロに換算したら3キロ程度だった。 単位の罠。
そういえば、ジャバさんが帰ってきたので、Wiiの「クッキングママ」というソフトで、「アメリカン・スクランブルエッグ!」と紹介されていた、蟹入り(かに玉?)の卵炒めを作ってあげたら、全然アメリカンじゃないって言われた。 ファンシー過ぎるらしい。 もし、アメリカの家庭で、朝から蟹入りのスクランブルエッグが出てきたら、「誰かの誕生日だっけ?」とかなってしまうらしい。
蟹はスペシャル・オケージョン。 祝いの席は甲殻類で。
http://truthsoflife.com/TrueCausesMentalSickness.aspx 糖分を少しばっかり控えたら、気持ちが落ち着いてくるのではないでしょうか。 とかデザイナーに言ってみた。 こういうのは、原因も結果も人により千差万別なので、一概にこれが正しいとは言えないなれど。 一日一枚ハーシーズのチョコレートバーを食べて、コップの半分まで蜂蜜入れたお茶を3杯飲むのは、いくらアメリカ人とはいえ、許容範囲外ではないかと・・・。
在庫のチョコレートは、手の届かない戸棚にしまわれました。 素直で良い子じゃ。 砂糖断ちが効くと良いねえ。
ラーメン屋に行ったら、お店の前に無料健康診断のテントが出ていた。 薬局主催らしい。 家のない人とかでも、診察してくれるとのこと。 会社を辞めて以来、まともに病院に行っていない皇帝。 ここは診察の受けどころでしょう。
ということで並んでみたのだが。 あまりに列が長いので、血圧測ったところで、他の検査は断念。 血糖値も診て貰いたかった。 血圧は126/73。 健康。 薬局で使える25ドルのカードも貰ってしまった。 コンタクトの保存液が3本買える。 採算取れるのか、人事ながら心配だ。
メキシコからの出稼ぎの人が多いから、書類はスペイン語と英語の二カ国語。 スタッフもバイリンガル。 その上ラーメン屋の前だから、日本人が足を止める確率も高く。 テント内はアメリカ人の気配が全くなかった。
そういえば、ロスは東洋人が人口の30%を占めるが、ダラス、オクラホマは5%。 こないだタルサに行ったとき、急に自分が外人になった気分がしたものだ。 アジア人25%OFF。
今週の和み系 http://jp.youtube.com/watch?v=FzRH3iTQPrk 母驚きすぎ。
結婚式ギフトに、鼻毛切り(紳士用)を落札してくださった方、ありがとうございます。 ジャバさんと皇帝の身長差は、約30cm。 鼻の穴の中が良く見えてしまうのです。 別に特別鼻毛を生やしているわけでもないのに、しょっちゅう皇帝の鼻チェックが入って、ジャバさんもうんざりのところ。 デリバリーは5月だから、それまで鼻毛を蓄えておこう。
さて、DV彼のその後。 別れたいと言っているのに、また花束を贈ったり、電話攻撃を繰り返したり。 すっかり彼女も混乱気味。 しつこいのう。
DVする側も、実はDVをされていた経験があったりするもんで。 どうも、DV彼は母親がアル○で、幼少時から彼を無視したり、突然猫かわいがりしたり、と思ったら、路上に放置してきたりを繰り返していたとか。 でも、それと同じことを彼女にしているということには、気がつかない。 というか、そもそも自分がDVされていたってことにすら気がついていない。
という連鎖に気がついた彼女も、更に同情により脳内が混乱して、デパートで突然泣き始める彼を持て余している感じ。 二人でカウンセリングに行ってみてはいかがでしょうか。 どうなんでしょうか。
そういえば、骨の折れたデザイナーは、医者から保険の問題によりたらい回しにされ、まだ手術を受けていない。 今問題になっている、アメリカの医療保険の実態が突きつけられている。 骨折れてるのに、保険が利かないってどういうことだ。
「痛い痛い」 と言いながら、受付を走り回ったのがいけなかったのでしょうか。 一応気をつけてみていたのに、皇帝の手をすり抜け、病院の階段を一段飛ばしで駆け上って行ったのがいけなかったのでしょうか。
なんで骨折れてるのに走れるのだ。 人間びっくりショー。
ジムでガンガン泳いだ皇帝。 前世は河童か。
さて、躁病のデザイナーが、先のジャバさんの誕生日パーティーではしゃぎすぎて、足の甲の骨を折ってしまった。 命がけだな。
「痛い痛い」と言いながら、なおもプールサイドを駆け回ったため、骨が外に飛び出てしまい(皮からは飛び出てない)、それを治してもらわなければならなくなった。 ぐいぐい押して、元の位置に戻して、固定する。
行きは車だが、病院の帰りはもしかしたらタクシーを拾わなければならない。(効き脚だし) しかして、まともに運転手に指示ができるだろうか。
心配なので、一応ついて行こうと思う。 こんな時にかぎって、他のルームメイトは留守。
責任重大だわ。 とりあえず、今も病院に行く興奮からか、階段を駆け下りたり駆け上ったりしている。 止めるべきか。
ジムで懸垂にはまっている皇帝。 やはり前世は猿だったか。
さて、よく「私は人の言うことなんか気にしないの。好きなファッションをするの」と言う人が居ますが。 これは「人の言うことを気にしない」人が言うのではなく、そういう強い人になりたいとか、かようにファッションを楽しみたい人が言うもんである。 もしくは、「人を見た目で判断するんじゃない」というメッセージ性を持っているか。 意外に社会派の発言だったりする。
でも、あんまり後から「あの人、私の服装を見て態度を変えた」とか「軽蔑された」とか思うようなら、それはストレスになるので、是非TPOを考えた服装と行動をお勧めします。 だってどんな理屈をこねようと、多くの人は服装(外見)で判断するものだから。 主張のためにストレス抱えたら、意味ない。
何故こんな話を始めたかというと、それは「本物」に出会ってしまったからだ。
フィリピン系の彼女の名はキャサリン。 パーティーにブラとパンツで来たつわものだ。 当然、皆白い目。 セクシーではなく、アジア人特有の寸胴体型なので、風呂上りの子供がはしゃいでいる、みたいな格好。 男の子に近づくたびに、「洋服着るか、あっちいけ」とか言われても、全く気にしない。 ポテトをほおばりながら、ゲップ(ゲップは米国では大罪)、お尻を掻く。 この時は、パーティーでプッツンしたのかと思っていたが、その後何度あっても、実におかしな洋服を着ている。 ヒッピー風ではなくヒッピー。 ビクトリアン風ではなくビクトリアン。 映画館にトレパン。 そして行動も常に脈絡がない。
全く気にしている風もない。 なんと思われてるかなんか、はなから眼中にない。 これが本物。 この人こそ、「人にどう言われても気にしない」という台詞を吐くにふさわしい。
でも吐かないけど。 だって本当に気にしてないから。
せっかく逃げてきたのに、自殺をほのめかすメールと、愛情たっぷりのラブレターと、巨大な花束を玄関先に置いてかれて、彼女はDV彼のところに出かけていったとさ。 100億ドルかけてもいいけど、あいつ自殺なんかしてないぜ。 人の心に駆け引きを使う奴ってサイテー。
さて、招待状がぽつぽつ到着しているようで、とてもほっとしています。 何故なら、住所の英語表記に、大いに疑問が残っていたから。 番地が先??部屋番号は????みたいな。
そして、何回も「えあめーる!えあめーる!」と連呼しているのに、Airの判子を押してくれない、へっぽこ郵便局員にやきもきさせられていた。 もし船便だったら、3週間くらいかかる。
では、これから留守番の新妻は、バスに乗って靴下を買いに、サンタモニカまで行って来ます。 ついでに浜辺を散歩して、減量に努めます。 勤勉。
皇帝

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