皇帝の日記
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エイリアン妻は、どんな病気を運んでいるかわからないので、血液検査と予防接種をしないといけないのだ。
弁護士は「多くても4種、普通は2種で済むから」とか言っていたのに。
のに。
まあ、予防接種は3本で済んだけどね。 血液検査で一発プラス。 あーぎりぎり4本だな〜、と思っていたら、そう、もうおなじみの、皇帝トリビア。
皇帝の血管は細い上に深いとこにある。
若い看護師が思いっきりミスしてくれて、べテラン看護師登場。 ぶっとい針で採血してくれた。
左3発、右2発。 合計五回も針を打ちました。
よぼよぼ。 これから予防接種受けないといけない人は、予防接種履歴のわかる書類を日本から持って行きましょう。 いくつか免除されるらしいので。
実は昨日から一時間時差が代わっております。 サマータイムになりました。
サマータイムになったら、皆で家中の時計を一時間ずつずらさなければならない。 でも皇帝の家は、おおらかなジャバさんが去年から時計をいじってないので、デフォルトでサマータイムだった。 車の時計すらサマータイム。
一時間ずれたくらいで慌てるんじゃねえ!! 二時間昼寝して待ちゃあ、一時間おつりが来らあ!!
ということでしょうか。 しかし今まで時間がずれているのに気がつかなかった。 はやく仕事でもせな。
今朝起きたら、喉風邪になっていた。 久々。
そんなわけで、朝からダラダラ過ごしているのだが、どうも不便なことがわかった。 ジャバさん、財布と一緒に運転免許も落としたので、車が使えないのだ。 車がないと、何も出来ないアメリカ。
薬飲んでダラダラしていたら、ジャバさんが味噌汁を作ってくれた。 ありがたいのだが、乾燥しいたけを乾燥したまま入れてある。 噛みごたえ満点。
「しゃちょう」((C)村上隆)が巡る、LAXからSBの旅。 http://outdoor.geocities.jp/aimccorkell/shacho.html
撮影はジャバさん。 「しゃちょう」は、こないだLAの美術館で、村上隆が特別展示をしていたときに買ってきた。 六本木ヒルズの公式キャラクターとして活躍中の「しゃちょう」。 http://www.macmuseumshop.com/category/index.php?cat=102 かわいさのドグマ。
今日はジャバさんのお仕事の関係者とパーティー。 バーベキューパーティー。 肉焼くしかパーティーの選択肢がないのか。
結局、電車ではなくバスを利用して、LAX(ロス国際空港)からSB(サンタバーバラ)まで行ってみた。 バスは思ったより簡単に乗れて、簡単に降りれて、簡単にダブルツリーホテルまで行けてしまった。 こんなに簡単だなんて、なんか騙されてるんじゃないか。
と思ったら、ジャバさんがまた財布を落として、やはりそう簡単にはいかないぞ、と天にいる誰かさんに言われているかのようでした。
ジャバさんが財布をなくすと言えば、最近では横浜YCATと、ノルウエーが記憶に新しいでしょうか。 記録更新中。
こんど、写真入でバスの利用法を結婚式のホームページにアップします。 ジャバさんは銀行に電話をかけて、カードを止めたりするのに忙しそうなので、皇帝がやる。 外国のHPメーカーは使いにくいから、YAHOOあたりで無料サーバー借りて作るよ。 こんなところでこんな能力が役立ってよかった。 タグで(超簡単な)ページ作れます。 就職に役立つだろうか・・・。
さて、今週のつっこみどころ。 http://www.youtube.com/watch?v=ZA1NoOOoaNw (音が出ますが、是非音を出してください) もう、踊りだとか音楽だとか、標高が高そうだとか、そんな些細なことはつっこまなくていい。 ただ歌詞だけをつっこんでほしい。
ジャバさんが、皇帝の永住権のために書いている書類が、「エイリアンな配偶者のために」って名前だった(英語だけど)。 某キャメロンのせいで、化け物の名前になってしまったけれど、ALIENは形容詞「外国人の」「なじみがない」「外来の」という意味もある。 まあ「地球外の」とか「宇宙人」という意味もあるけど。
あたしエイリアン。 もしくは外来妻。
エイリアンは、明日LAXからSBまで、電車を使って行ってみることにした。 あえて予約無しで乗り込む。 日本からのゲストが、予約無しで突然電車の切符を買って、SBまで行けるのかどうか、試してガッテン。
なんだか心配して、色々やって大変、みたいに聞こえてしまうかもしれませんが。 日本から友達を傍若無人に呼んで、しかも来てくれるんだから、出来る限りやれることはやっておきたい。 そしてそれは私の喜びです(英文風)。
さて、リハーサルディナーで生演奏してくれるバンド。 http://www.bluemoontalent.com/luna-gitana.html この真ん中の、いかにもリーダーっぽそうなヴァイオリンのおじさん、実はオプション。 ヴァイオリンを入れると、300ドルも高くなるので、入れるかどうか検討中。 前にライブを見た時は、ヴァイオリンのおじさんはいなかった。 でも特に問題はなかった。 良い演奏でした。 じゃあやっぱり要らないか。 どうかな。 得意な演目はジプシーキング。 やっぱりヴァイオリン要らないか。
移民弁護士のところに行っていた。
結局いろんなことが交差して、日記に書きとめたことも、順番としては正しくなかったり。 正しい国際結婚の順番(?)を書いてみる。 色んな順番で出来るから、必ずしもこの通りやらないと結婚できないってことではないけど。 やりそこなうと困ること満載なので、参考になれば。
東京では10%の人が国際結婚だそうで。 とりあえず、相手がアメリカ人で、アメリカで生活する場合。
1)結婚しよう、と当人同士が決意する。 2)各自の親戚に、結婚する旨を伝える。(反対されてる場合は、ぐちゃぐちゃ理由を言うより、「愛してるから」の一言で乗り切りましょう) 3)後でもめそうな財産がある場合には、弁護士を雇い、婚前契約書(必ず結婚する前にサイン)を作る。 4)各自に弁護士を雇い、弁護士2名本人達立会人の計5人で婚前契約書にサインする。 5)立会人を友達に頼んで、役所でとりあえず結婚する(結婚する様を友達に克明に撮影してもらうこと)。 6)すぐさまジョイント・アカウント(共有口座)を作る。 7)結婚してしまったら、その日のうちに(もしくはその前でも良いから、とにかく早く)移民弁護士を雇い、永住権を申請する。 8)日本領事館などで、日本の戸籍を書き換えてもらう。
だいたいこんな感じ。
あんまり親戚に結婚を反対されるようなら、ちょっと立ち止まって考えてみるのも良いけど、立ち止まっているうちにビザ切れで送り返されちゃうから気をつけて。
結婚の立会人は外国人でもOK。 赤の他人でもOK。 だから、役所の前で偶然であった、家のない人にサインしてもらっても、大丈夫。 写真を撮ってもらうのは、後で永住権申請の時に役立つから。
共通口座も、持っていると後で永住権申請の時に、二人で家庭を築いている証明になるので必要。
婚前契約の弁護士は、契約書を作らない人は要らないけど、移民弁護士だけはいたほうがいいと思う。 自分で申請して、なんか間違えると、1年以上アメリカから動けなくなったりするから。
日本の戸籍も、結婚してから3ヶ月以内くらいに、書き換えたら良い。 でないと、いつまでも結婚してないことになって、大分経ってから書き換えると、役所に怒られてしまう。
仕事ビザとか婚約者ビザでアメリカに入ってきた人は、また別なことになるらしいので、やっぱり移民弁護士に相談したほうが楽。
ジャバさんから「日本人はネットで遊んでばっかりで、あんまりお金儲けしようとしないね〜なんで?」と言われたので、色々原因を考えてみた。 (日本だって、色々ネットでお金儲けはしているが。アメリカは、比較的ビジネスマンが商売の利益のためにサイトを作ったり、利用するほうも経済的利益を得ようとする傾向がもっと強い)
火薬を発見した後、ダイナマイトを作ったヨーロッパ人と、花火を沢山作った日本人では、ちょっと発明に対する取り組み方が、違うんじゃないでしょうか。 とか。 歯車を使う技術は有るんだけど、作るものが黒船じゃなくてからくり人形だったり。 http://jp.youtube.com/watch?v=U6fHhSQNSQY (音出る)
新しい花火を打ち上げて、皆で「すげー!」って言ってた人達にシンパシーを感じる。 携帯電話の技術が、遊びに特化していても、全然不思議に思わないね。
21世紀に日本が目指す、国際的位置はこれだ。 高度な技術で遊んでる国、日本。
アメリカで大ヒットしている枕 http://www.engadget.com/2007/06/27/brookstone-kicks-out-anti-snoring-sona-pillow/
枕の下に、腕を通すスペースが有って、横向きに楽々眠れるのだ。 そこまでして横向きに眠りたいのか、とか言うのではなく、なんとこれで、イビキが止まる!とのこと。 ただし、イビキの原因が人によって違うので、効く効かないは個人差がある(のに返品不可なので注意)。
イビキどころか、息まで時々止まっているジャバさんに、プレゼントしてあげた。 そしたら、なんと全くイビキをかかないで、すかすか眠っていた。 朝は、ぱっちりと目を覚まし、「すごく良く眠れた」とのこと。
枕にしては高かったので、効いてよかった。 でも人間工学に基づいて設定された高さが、毎日ちょっとづつ潰れていくので、一年後くらいに買い替えが必要。 睡眠の質には代えられないが・・・。
さて、毎日結婚式のことであれですが。 宿泊について。
皇帝に頼むと、皆一緒にウエスト・イン(まだ未定)に。 イベントごとにバスの送迎を頼むし、友達と一緒に泊まれるので安心。 内装も取り替えたばかりだから、新しくて綺麗。 16日にLAXに来る人が多いので、夕方ごろLAXからこのホテルまでバスを出す予定。 それ以外の日に到着の人は、LAの友達が迎えに行ってくれるはず(はず・・) 帰りは19日にホテルから、朝と昼にLAXまでバス出します。 朝一(6時とか)のLAX便を取っても、たぶん間に合いませんので、昼以降の便をお勧め。 良いことずくめっぽいこのホテル、ルームサービスはピザの宅配。
ちょっとだけ、お金に余裕がある人、個人的にホテルをとるなら、お勧めはダブル・ツリー・リゾート。 http://doubletree1.hilton.com/en_US/dt/index.do;jsessionid=0LVEDODBKFXXSCSGBIW222Q 安心高級。 電車の駅の目の前なので、LAXからアムトラックで来れてしまう。 その後、イベント事へはタクシーが便利。 帰りもアムトラックで解決。 ホテルのフロントでチケット予約。
もっとお金に余裕のある人は、式のあるフォーシーズンズをお勧め。 ゴルフもサーフィンも出来る、リゾートホテル。 スパなどを優雅に楽しみながら、この際行きも帰りも観光も、タクシーを呼んでしまいましょう。 タクシーでは腰痛が悪化してしまうあなたは、リムジンを呼ぶのもあり。
お嫁ちゃんとブライドメイドは、固まってどっかのホテルにいる予定ですが、どこだかまだ決まってません。 経費節約のために、ジャバさんの実家にいるかもしれない。
ジャバさんはグルームメンと一緒に、ジャバさんの実家の馬小屋に泊まるらしい。 馬小屋に・・・男6人で・・・。
お祝いのカードとかメールとか、ありがとうございます。 おめでとうと言っていただけると、異人さんに連れられて行っちゃった、ちょっと寂しい感じが、なくなります。 あたいは幸せもんです。 昨日は母方の従兄弟の子供(4歳くらい)から、お雛様の絵を送ってもらって、不覚にもウルウルした皇帝でした。
そして、いまだにダラダラと、招待状を自分のゲストに出していないジャバさんは、昨日から風邪をぶり返し、熱を出して眠っています。 鬼嫁としては、ペンを握らせて、無理やり書かせるべきでしょうか。 住所のラベリングは代わりにやれるけどさ、メッセージは代わりにできないし、そもそも英語が書けないやい。
情報サイト(招待状のどっかにアドレスが潜んでいますよ)に、ブライドメイドの写真出揃いました。 仕事の都合や写真の都合で、今後差し替えがあるかもしれないですが、これでひとまず完了。 メイドオブオーナー(親玉)を先頭に、後は背の順(セレモニーは背の順だから)。 しかし、ジャンルがバラバラ過ぎて、ジャングルダンスな介添人の皆様。
サンタ、モヒカン、ゴスロリ、フツー、躁。
サンタ:クリスマスパーティーで撮影されたため。図らずも緑のサテンドレスと赤のサンタ帽が、よりクリスマスな色彩に。皇帝とは13歳からのお付き合い。人格、ユーモア、頭脳、どうしても追いつけない、私の憧れ。
モヒカン:モデルの現役時代、広告に使われたもの。引退を宣言したために、事務所から色々いちゃもんが付き、唯一使えたのが、モヒカン。偶然サンタと同じポーズに。いつも上機嫌な、頼れる姉さん。
ゴスロリ:学部の同窓。「ロリータのアイテムを、日常服に落とし込む会」(会員2名)の活動中撮影。第53回会合のテーマは、「ヘッドドレスをロックに着こなす」でした。会合では、ファッションとフェミニズムとジェンダーを、専門的に専門家が分析する。硬派な会員募集中。
フツー:デジカメとスキャナーがなかったのと、光源の少ない室内で写メしたために、実にフツーなことに。偶然ゴスロリと同じポーズに。心優しい同期で同僚。仕事中なんど癒されたことか。
躁:大概こんなテンション。著作はインターネットで買うことが出来ます。常に元気。ぬいぐるみのデザインもしている。 ついでに、スケッチ・シアターでフィーチャーされてたときの記事。 http://www.sketchtheatre.com/?page_id=23
今週の癒し担当。 お手玉するいたち。 http://jp.youtube.com/watch?v=bN9zBfuz9m0&feature=related 何が彼を駆り立てているのか。 楽しいのか?楽しいのか? そうか。
皇帝

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