皇帝の日記
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無事良い式を挙げることができました。 どんな素晴らしい式でも、友達や家族がいなければ、成功しないのでございます。 イベントは参加する人が作るんだな、としみじみ思いました。
来てくれた方、来れなかったけどお祝いの言葉をくれた方、ありがとうございます!
まだまだ友達が来ているので、しばらくツアーガイドをしていて、なかなかオンラインになりませんが、落ち着いたら改めてお礼参り(?)に行くぜ!
友達が遊びにくるのがすごい楽しみ過ぎたらしく、昨日の夜、皆を出迎えてる夢を見た。 起こり得そうな会話を、夢の中でしばらく交わした後、「げへへ。。。」と実際に眠りながら笑っている声で目がさめた。 ジャバさんが隣で、薄目開けて見てた。 せめて新妻、もっとかわいく「うふふ」とか笑えば良いものを。
早く遊びに来てください。 部屋が散らかる前に(そっちか!)。
花嫁は結婚式の前にスパやエステに通うらしい。 とゆーことを聞いたのは、つい先週のこと。 ジャバさんが慌てて、日曜日にサンタバーバラフォーシーズンズのスパに予約をしてくれたので、行ってきた。
式の直前は、肌に異常が起きると困るから、エステとかしちゃいけないらしい。 だから最後の週末チャンスだったのだな。
そして、昨日の日曜日と言えば、母の日。 ジャバママも予約を入れて、二人で行ってきたのだった。
ふだん、そんなにスパに来る人がいないのか、設備自体が2人から4人程度の収容力しかない感じ。 でもって、母の日にスパをプレゼントする人が多いのか、混んでいた。
体中塩でもまれて、顔をクリームでもまれた。 結果、手も足も顎も、目に見えて細くなったが、今朝また元に戻っていた。
やっぱり直前にやらないと、無意味なんじゃないのか。 でも直前は禁止。
罠みたいだ。
明日からお客さんが来たり出たり来たり出たりするので、更新乱れます。
部屋のお片づけ中。 いや、じりじり片付けてはいたのだが、あちこちにはみ出た物を押し込むだけで、根本的に片付いたような片付いてないような・・・。 ジャバさんにいたっては、箪笥に入らない服をまとめて実家に置きにいったりしている。 真に片付いたとは言えないな、それは。
ともあれ、なんとかスペースが出来てきたので、今までとにかく置くだけだった家具などを、「格好良く配置する」というレベルにまできた。 まあ、格好良い配置を模索するわけだが。 それが中々格好良くならない。
いや、そもそも家具のテイストが、ジャバさんの好きな東洋アンティークの箪笥、前の住人が置いていったIKEAのプラスチック箪笥、なんか子供用らしい、絵の描いてある箪笥、など、幅広く乱れているので、どうしても格好良くならないのだ。
テレビがどこにも入らず、けっきょくアンティーク棚に斜めに入っている。 画面を正面から見れない罠。
兄夫婦にもらった、北欧デザインの紙のランタンは、今までベットの足側に垂らしていたが、頭側に垂らしたら、主電気を消す前の非常灯としても使えるようになった。
配置換えして成功したのは、ランタンだけ。
ドラえもんの片付けラッカー並み。
普通、結婚式の準備はカップルの女性側が熱心らしく、それはアメリカでも一緒。 お嫁さんが、あれがいいこれがいいと言いながら、積極的に走り回るらしい。 でも皇帝は英語が出来ない。 なので、通常お嫁さんがやることを、ほとんどジャバさんがやってきた。 リストを作ったり、シャンペングラスを揃えたり、細かいところまで仕事中もやっていた(それは駄目だろう)。 仕事をしながら、式の準備なんて大変だったと思うのだが、あまり文句を言われたことはない。
でもさすがに疲れてきたらしく、ジャバ鼻の横に大きなできものが出来てしまった。 申し訳ないのう、と思いながら、せめて頑張って食事を作ったら、食べながらしみじみと、 「幸せはご飯の中にあるんだよね・・・」 とか、青い鳥を探し始めていた。
迷惑をかけるのう・・・。
まあまだ一週間あるので、少しのんびりしようかと思う。
ジャバさんが、いつも予定のぎりぎりまで何もしない人なので、それは個人的なものなのかと思っていたが、どうやら国民性らしい。 というのも、プランナーもパティシエもバンドも、土壇場になってから、突然働き出すのだ。 ・・・何故もっと前に動かないのか・・・。 今更クッションの色が合わないから、アイボリーにしようとか、ケーキの装飾を増やそうとか、オープニングはバック(バッハのことらしい)に変更とか。 何故二ヶ月前に言わないのか。 何故二週間前なのか。
そして、ジャバさんの友達も、二ヶ月前にホテルの予約をしていればディスカウントできたのに。 そもそも高級リゾート地だから、200ドル以下の部屋は見つけにくいし、すぐに予約が埋まってしまうのだ。 今更予約入れようとして、安い部屋がない!とかパニックになっている。 君たち・・・。
まだ見ぬ夫の友達たちよ。 類友なのか。
そんなお友達に、ジャバさん 「テントと寝袋持ってくれば、山に泊まれるよ」 とか言っている。 しかも、 「ナイスアイディアだね!」 とか友達も言っている。 いいのか。 いいならいいさ。 テントの中でスーツに着替えるのか。
そんなわけだから、リハーサルディナー会場に、テントが設営されていても、皆さんあまり気にしないように。
チョコシェイクを台所で作っていたら、うっかりシェーカーの蓋が開いてしまい、激しく飛散させた皇帝です。 朝からブルー。 パジャマすらチョコ色に染まる。
今日は天気がいいので布団干し。 そういえば、アメリカ人は布団を干さない。 埃がつくと思っているのか。 理由は不明だが、布団干してる人どころか、洗濯物を外で干している人も見かけない。 こんなに乾燥しているんだから、洗濯物乾き放題なのに。
たまにデリケートな衣類を家の中で陰干しするが、ものの一時間でぱりぱりに乾く。
まあそんなわけなので、結婚式に来る人は顔面クリームをお忘れなく。 間違いなくぱさぱさになれます。
そんなわけで、毎日ちゃんと会社に通っているジャバさん。 10時始業なので、朝9時には出て行く。 夜は結構遅くて、毎日10時くらいに帰ってくる。 日本では10時帰宅など当たり前だが、9時5時のアメリカでは珍しい。
さて、昨日は曇りだった。 太陽が出ないと、気温が著しく下がってしまうカリフォルニア。 肌寒いですね〜、と思いながら、太陽も出てないことだし、庭を三時間近くかけて掃除。 大量の落ち葉が道路側に吹きだまっており、それを回収するだけで一仕事だったのだ。
そうこうしているうちに、夕方7時。 日没は近頃8時なので、まだまだ明るい中、ジャバさんが早めに帰ってきた。 やけに早いですね〜と言うと、 「だって、今日は天気悪いから、皆帰っちゃったの」 とか言う。
ええええええええええ!!? 天気悪いって!??? 太陽出てないだけじゃん?????
「太陽ないと仕事できないからね」 えええええええええええええ?????????? 仕事って、IT関係なのに!?
カリフォルニアトリビア。 曇り休業。
そうか、どうりで昨日はお手伝いさんも30分遅刻してきた(そして、時間どーりに帰る)。
そろそろ結婚式なので、色々準備している。 家に友達が泊まるので、布団を干したり、ペットボトルの水を買ってきたり。
ジャバさんとはファーストダンスの練習を、寝る前と出かける前に一回ずつ。 振付師の人が、頑張ってくれてしまったので、色んなパターンがあり、とりあえず動きの順番を覚えるのが精一杯。
更に、日本ではありえないことだと思うのだが、ホテルの人がメニューを紛失したり、式を挙げる人が式場を忘れたり(ちゃんと手帳に書いておこうよ・・)。
そして、ジャバさんは仕事をしているので、家にいない。 皇帝も頑張って英語で電話に出たり、メールを書いたりしているのに、時々業者が意味わからなくなって、ジャバさんの職場に電話かけたりしているのだ。
しっかりしてくれ、プランナー。
2008年05月06日(火) |
バチュレットパーティー |
独身最後の女の子だらけのパーティーが開催されていた週末。 こちらで友達を作る機会等なかったものの、5人ものニューフレンズが、自腹を切って参戦してくれた。 子持ちはベビーシッターを雇ってまで。 ありがたや。
各自、めいいっぱい「女の子らしい」と思うものを持ち寄り、死ぬほど女の子らしい週末を満喫するという趣向で催された。 大量の紙袋を車に詰め込み、二台でパームスプリングに出発。 パームスプリングでは、ホテルではなく、建築雑誌に毎回乗るような、リゾートハウスに宿泊。 プール、ジャグジー、BBQセットなどが備え付け。
食事は、三食プロのコック(ルームメイトね)が用意してくれ、プールサイドでゴロゴロしながら、カクテルやアイスティーを傾け、カードゲームをしながら、ネイルやトリートメントをする。
基本的にルームメイト+αなので、しょっちゅう近況報告をし合っているも、さらにダラダラ話しまくる。 これぞ女の子ナイト。
一般に男女平等論が勧められて、女性の社会進出をうたいながら、女性の男性化が求められ続けた私の世代は、女の子っぽいことをするのに、多少抵抗感がある。
しかし、やはり女の子は女の子を満喫する自由もなければなるまい。
普段男職場で、力仕事に従事しているコックさんも、手荒れのケアやフットバス、マッサージなどフルコースをして、「自分の手じゃないみたい♪」とうきうき。
皆で「私の彼の困ったところは・・・」などと話を回し、普段パートナーから得られない同意を得て、ストレスを発散し、帰路につく頃には、すっきりリラックスしていた。
さて、女の子が女の子ナイトを開催している間、置いていかれた男児達は、LAで男児ナイトを開催していた。 「男らしさ」を追求する、暗黒の男児ナイトとは、何をするのかというと。 ショットでアルコール耐久レース。 ハラペーニョいっき食い我慢大会。 吐く。 更にアルコール。 トイレから離れられずに、便器を抱えたまま就寝。
誰も褒めてくれないのに、何故苦行に身を投じるのか。 ついでに、そんな状況でまともに会話できていないはずなのに、狂乱の果てに、何故「俺、ようやくボブと知り合えた」とか言うのか。 その状況から、お互いの何が分かり合えるというのだ。 かようにも違うジェンダーの溝に、眩暈さえ覚える。
女の子ナイトでは最後「年に二回くらい、女の子ばっかりでこういう会を催しましょうね〜」と幕を閉じたのだが。 男児ナイトでは「月一で男だけで馬鹿騒ぎしようぜ!」で幕を閉じたらしい。
そういえば、女の子会話集で判明したこと。 男児例外なく、脱いだ後の服を何らかの形で散乱させていることが判明。 時々汚れたTシャツなどが、ベッドの隙間から発見される。 テリトリーを主張しているのか?
皇帝

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