皇帝の日記
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2008年09月11日(木) 世界の

昨夜ジャバ夫さんに電話したら、「今日は世界が終わるから、会社に行かない」とか言っていた。
http://www.swissinfo.ch/jpn/news_digest.html?siteSect=104&sid=9681384&cKey=1221059356000&ty=st
このことらしい。
朝起きた時に、世界がなかったら困るなあ、と思ったが、無事に目覚めて良かった。

更に今朝は、朝全く胃が重くなくさわやかに目覚め、その後も実に元気で(ほとんど床で寝てたけど)、夜10時まで元気だった。
それはまるで、筋肉増強ギプスを外されたかのように、くつろぎ別世界。
台所に立って、夕飯まで作ってしまった。
まあ、10時過ぎ頃にまたぐえーっとなったけど。

朝胃が重くないってのが、新鮮でした。

帰国荷物を、ほとんど郵便で、サンタバーバラに送った。
3箱出したが、もし自分が通常のコンディションだったら、2ないしは1箱で済ませたところ。
でも重い物持ってうろうろすると、転倒などのおそれがあるような気がするし。
結局飛行機はアップグレードはできないタイプのチケットだったから、その分郵便で贅沢しようかと。

嫁より先に届く荷物が3箱。
一応義母に連絡しておくか・・・。


2008年09月10日(水) カラス

やり残した事その2
歯医者に行ってきた。

歯磨きのできない娘を心配して、親父様が予約を入れてきてくれたのだが、治療中におえーっとなったらどうしよう、と気が気でなかった。
話し好きの先生なので、口開けさせたまま話し込んだりするので、危険なのだ。
でもなんとか歯垢除去まで頑張った。
ちゃんと磨けてないので、歯茎はやや腫れていたが、虫歯はまだできていなかった。

また一つ、ハードルを越えた気がする。
来週飛行機に乗るまでに、なんとかつわりフリーになりたい。

さて、何を勘違いしたのか、猫を育てているカラス。
http://jp.youtube.com/watch?v=1JiJzqXxgxo
そのうち、なんか子供の方が大きいって気がつくかな。


2008年09月09日(火) ぽぽぽにょ

外部からの刺激を、極力遮断し続けていたが、そろそろ帰国なので、やり残した事をしなければならない。
そんなわけで、崖の上のポニョを、おはるさんと観に行った。

お昼に待ち合わせだったが、ものすごく緊張して出かける。
なぜなら、この二ヶ月というもの、まともに外出していないのだ。
三回行った検診は、タクシーで行ってタクシーで帰ってきていたので、院内しか歩いていないし、その他は回覧板を届けに行ったくらい。
母のお見舞いは、父親の車に乗って行っていたし。

実は妊娠発覚直後に、一度電車で母の病院に行ったのだが、その時けっこうしんどく、誰も席を譲ってくれないし、それどころか、混んでると突き飛ばされたりするので、「お外は怖い」と思ってしまったのだ。

二ヶ月も歩いていないと、足は劇的になえる。
皇帝自慢のふくらはぎの筋肉が、すっかり無くなって、やけに細くなってしまっている。
歩くと、何故か足首に負荷がかかるのが、よくわかる。

まあ、そんなよぼよぼの状態で出かけたのだが、今日は比較的涼しく、ぽにょも優しい仕上がりで、あまりドキドキしないで観れたし。
良い外出でした。

ただ、二ヶ月の間に頭の回線がまともに働かなくなったらしく、話していても、トピックが途中でわかんなくなったり。
映画館でコーヒーをこぼしたり。
レストランで傘を忘れたり。
日傘だと思って持ってきたのが、雨傘だったり。
買い物も、買いたい物になかなかたどり着けなかったりした。
妊婦はぼーっとするというが、確かに。
今なら容易に迷子になれる。

あ、あと、ばかばかしいと言いながら、聴診器を買ってしまった。
赤ちゃんの音が聞けるのだ。
赤ちゃんの音だけなら、買わなかったかもしれないが、宣伝文句に「ペットの心音も聞ける」とか書いてあって、思わず。

昔から、福には心臓が二個有ると思っているのだが、確認しなければ。


2008年09月08日(月) 胎教とは

赤ちゃんがおなかに居るうちに、色々してあげるらしい。

世の胎教サイトは、商品を売り込むためのものが多く、実際の効果が疑わしい。
英語を聞かせたりするのが実際有効だとは全く思えないのだが、心地よい音楽くらいは聞いても良いと思う。
でも、聴診器とかで、直接腹に聞かせる方法は、意味が有るのだろうか。

とりあえず、胎教として母体のする事をまとめると、
リラックスする事
ストレスをためない事
穏やかに過ごす事
良く話しかける事
というようなふうだった。

つわりのない時は、基本的にリラックスしているし、ストレスのたまりそうな事は極力避けている。
ストレスのたまりそうな事=難解な手仕事とか。難しい本を読むとか。

穏やかに過ごすために、怖い映像の出そうなテレビ番組も、避けるようにしている。
最近は、内蔵が出そうな海外ドラマも見てない。
夏の間は、戦争の特番は何となくやり過ごしたり。
かわいい動物のテレビ番組とか見ていると、なんとなく良さそうだが、油断していると「大自然の厳しい掟」系の話が出てくるので、要注意だ。

別に残酷な映像を見たからといって、胎児に悪影響が有るとは思っていないが、なんとか危機一髪!噂の現場で修羅場!みたいなのを見ると、軽く緊張するので、わざわざ見ないようにしている。

よく見るようになったのは、幼児向けの教育番組。
皇帝は末っ子なので、自分より小さな子をあまり観察した事がないので。
番組に出ている、素人の子供の振る舞いを、観察しているのだ。
どのくらいの大きさで何歳児とかの、基本的情報も曖昧なので(特定の子供の成長を、じっくり見た事がない)、色々発見が有る。
あと、番組に挿入されている童謡を、できるだけ覚えて行ってあげようと思うのだ。
英語の童謡なんか、歌ってあげられないからさ。

まだお腹に頻繁に話しかけてはいない。
胎動が始まったら、もっと話しかけるようになりそうだが、今の所、用がないと話しかけない。
(用のある時:くしゃみのし過ぎで、腹がつっぱった時等)

そうそう、懐かしい童謡を調べていたら、こんなの出てきた。
http://jp.youtube.com/watch?v=Zo-tpI-BQRk&feature=related
マーボードーフー、なんて渋いんだ。
大人になってみても渋い。
そういえば、ちょうどこれがオンエアされてた頃、祖母がチャイナ風のパジャマを買ってくれたことなどを思い出した。

あと、記憶以上に怖かったのが
http://jp.youtube.com/watch?v=DQDe7SZcStE&feature=related
こえー!!!
何!?何かへのオマージュ!!?
子供の自分が、何を思ってこのアニメーションを見ていたのか、タイムマシンに乗って聞いてみたい。


2008年09月07日(日) あつー

外気温は変わらないのに、急に暑くなって、汗をかいたりする。
自分以外の何者かに、体を乗っ取られている感がする。
あついー。

てな事をブチブチ言っているが、実は全体的に元気そう。
あんまり体調不良的な事を言っているためか、実際に家にお見舞いにきてくれた人々は、「思ったより元気そうだった」と口を揃えて言うので、たぶん本当に元気なのでしょう。
妊娠前は、自律神経とかが結構自分の好みに働いてくれる人だったので、思い通りにならないと混乱してしまうのでしょう。

突然車酔いみたいになったり、暑かったり、眠かったり。
でもイライラしたり、動揺すると、胎教に悪そうなので、ぼーっとやり過ごそう。

胎教と言えば、近所に地獄のような一家が引っ越してきており、気になる。
朝から晩まで、母親が幼児もしくは夫を罵っているのだ。
あんまり筒抜けなので、窓でも開けてるのかと思ったが、閉まっているようなので、一体どんな音量なのか。

はじめの頃は、朝だけとか、一日一回だったのだが、段々頻繁になり、近頃では朝6:30頃に始まり、夕方学校帰りの子供を怒鳴り、夜10:00を過ぎても、夫を怒鳴っている。
休日は、ほぼ一日中。

毎朝そこのうちのお母さんに起こしてもらっているのだが、会った事はない。

ちなみに、真後ろとか真横とかではない。
ちょっと離れた近所だ。

一体どんな地獄絵図が繰り広げられているのか。


2008年09月06日(土) モールス

8月17日の日記に、男子ハンマー投げで、熊並みに興奮している選手が居る事を書いたが、どうやら薬のせいだったようで。
今度から、熊っぽく行動する人を見たら、薬だと思おう。

今日は急に気持ち悪くなったり、平気になったりする。
赤子が何か信号でも送っているのだろうか。

あと、父ちゃんがヘッドの小さい歯ブラシを買ってきてくれた。
おえっとなりにくいらしい。
そういえば、昨夜吐いた時には、内容物が寝る前に飲んだ紅茶だけだったので、むしろ爽快感が残った。
喉がさっぱりした。

この発見を何かに生かしたいが、特に何にも生きない気がする。
まあ、これから計画的に嘔吐する人は、覚えておいてください。
吐く前は、空腹にしてから紅茶を一杯。


2008年09月05日(金) うぐぐ

妊娠発覚後、ずっと気持ちも悪かったし、ピアスを着けていなかった。
昨日、久々に入れてみたら、左のピアスホールが、あと薄皮一枚!ってところで塞がっていた。
えいやっとばかりに無理に針を押し込んだら、入った。
が、今朝になって、カサブタっぽいのが穴から出てきた。
うぐぐ。
別に痛くないけど、最近ピアス着けてない人は、気をつけてください。

ところで、夕方になると相変わらずつわりが有る。
それが、寝る前に歯を磨く時がピークで、6割くらいの確率で吐いてしまう。
歯を磨くと吐いてしまう。
吐いてしまったら、歯を磨かなければならない。
無限ループの中に紛れ込んでしまったようだ。

胃液はいかにも歯に悪そうだし。

うぐぐぐ。


2008年09月04日(木) 布返して

結婚式の時に着たウエディングドレスが、ファッションショーの動画に出ていた。
http://www.lezu.com/index.htm
(コレクションの中の、ファッションショービデオに出ているけど、日本の古いPCだと、開きにくいよう)
着ているデザインは全く同じなのに、モデルさんが着ると、色々違う。
まず、体の長さが違う。

主に裾を短くつめてもらったのだが、余った布はくれなかった。
枕カバーが一枚作れるくらいは切ったと思うのだが。
体が短くて良かったのは、バッスル(後ろに引きずってるスカート)部分が、通常より長くなった事だろうか。

一番違うのは、モデルさんは尻が出ているという事だろうか。
ウエストがくびれた後、お尻でスカートがふんわり持ち上がっているのだ。

皇帝は、そのまま板を流れる水のように、まっすぐスカートが落ちているだけ。

チューブトップのドレスだったのだが、実はチューブトップのドレスは、胸の上で支えているのではないのだ。
ウエストで絞めて、腰にのせているのだ。
だから、きちんと採寸していれば、ずるっと脱げてしまうという事はない。
・・・理論上は。

しかして、腰の部分に支える凹凸がない場合、あばらの下辺りから、ぐいぐい締め付けて、土台を作る事になる。
そんなわけで、皇帝はコルセット二重(下着のコルセットと、ドレスに縫い付けてあるコルセット)という苦しみの中、食べて飲んで踊っていたのである。

頑張ったよ、おいら(しみじみ。

そうそう、卵巣の腫れは多くの人がお悩みのようなので、せっかく調べたから、もう一カ所。
こんなサイトも
http://www.tamagomama.net/contents/ransou.html
これは、安定期に入っても腫れが引かなかった場合のお悩み。


2008年09月02日(火) いんげんだもの

はっきり言って、通っている産婦人科の先生は、まともに病気の説明はできないし、そもそも話もしたくない感じで不機嫌だし、まあ色々かかわり合いたくない人だった。

今日も診察だったのだが、朝からなんとなく「憂鬱〜」な気持ちで病院へ。
すると、今日はなんだかスーツ姿のおっさん達が、診察室の前でうろうろうろうろ。
患者にアンケートを配っていた。
アンケートの内容は、ずばり「病院に満足しているか」「医師に満足しているか」的なもんで、項目別に細かく質問されている。

言いたい事は山ほど有るが。
まず、病名も病状も全く説明されないまま、突然「卵巣全摘」とか言って、人をビビらせた。(そして、次の検診で、あっさり前言撤回する)
セカンドオピニオンが欲しいし、何より日本で生むかもわからないので、書類がもらえるのか聞くと、「ここで産む気がないなら、診察なんかしてる余裕は無い」とカルテを乱暴に畳み、更に放り投げるジェスチャーをした。
横浜市の妊娠出産関係の制度に色々不満が有るらしく、患者に言っても仕方の無い文句を言う。
そもそも、質問にまともに答えてくれない。

等々。
じゃあ、出産予定の無い人の婦人科の病気は診ないのかよ!とつっこみたい。

そんな先生だったので、じゃあもうかからないかもしれないし、アンケートにつぶさに狼藉を記入してきてあげよう、と思ったのだが。
なんと、今日はアンケート効果か、気持ち悪いくらいに愛想がいい(比較的)。
聞いてもいないのに色々な情報をくれるし、つわりの説明までしてくれるし(前回はつわりの報告には無反応だった)。

毎回アンケートすれば良いのに。
母の病院では、毎回アンケートを提出していたが、やはり意識の高い病院だったのだろうか。
そして、そんなに必死で取り繕おうとする医者が気の毒になり、うっかり憐憫の情から、アンケートを提出しなかった。

明日からまた、先生は暴れはっちゃくに戻るのであろうか。
先生にかかっている妊婦の皆さん、やつの言う事は、話半分に聞き流してあげてください。

あ、ちなみに、病名すら教えてもらえなかった病気もどきは、こんなんだった。
http://www.ladys-home.ne.jp/faqsite/ans-files/FAQ-I/FAQ-I2.html
自分で調べた。

あと、赤ちゃんは前回から二週間しかたってないのに、急に成長して、人間型になっていた。
ちゃんと、頭と体がわかって、手足の様子も見えた。
あぐらで座っている。


2008年09月01日(月) 額に

額にもニキビ畑が発生し、化粧の匂いも嫌なので、汚い顔になっております。
髪の毛は、栄養が抜けたのかパサパサ。
そろそろ色々食べれるようになってきたので、栄養バランスなどを考えながら、まともな食生活に戻す努力をしなければ。

そういえば、つにマイカー購入計画を推進。
何というに、アメリカでは車が無いと、どこにも行けないというのが常識で、免許が取れる年齢になったら、皆が免許を取り、当たり前のように運転しているのだ。
皇帝も、ヒューストンでは運転していた。
運転できなきゃ、家から出れなかったから。

カリフォルニアでは、便利なバス停が目の前に有って、なまじちょっとの努力で移動できたもんだから、すっかり運転する気力を失っていたが、引っ越したり子供ができたら、車なしでは生活できない!ということになった。
子供の学校の送り迎えとか、病院行ったりとか、買い物とか、そろそろ自分でできないと困る。

ということを、義父母が心配してくれたらしく、結婚のお祝いに、車を買ってくれる事になったのだ。
車が無いと、義父母の家から勝手に出かけられないし(山の上だから)。
前回滞在中、日がな一日、何もしないでぼーっとしているのが、気の毒に見えたのでしょうか。

結婚前から、結婚のお祝い(記念品)を考えておくように、と言われていたのだが、中々思い浮かばず、保留にしていたのであった。
我らより前に結婚した義弟夫婦は、石像をもらったそうで・・・。
記念品といえば、そういう感じのものにしなければならないのだろうか、と悩んでいたのだ。
でも、石像はいらない。
それは僕が、アジア人だからだろうか。
「何が欲しい?」と聞かれるたびに、「軽い掃除機」とか「静かな洗濯機」とか答えていたので、義父母の方も、困っていたらしい。

まあ、ともかく、車をもらう事になったので、車種を選ばなければならない。
まだ見ぬ子供の将来が、灼熱の地球ではいかんな、と思うので、ここは環境に優しいプリウスを指名したい。
デザインがもったりしているとか、ピンクが無いとか、色々問題はあるが(私的に)、米ガソリン代も来年更に上がるらしいし。

日本でも人気のプリウス。
アメリカでは半年以上入荷待ちだそうなので、その間に義父母の車で運転の練習をさせてもらおうかと思っている。
近所のスーパーに行けるくらいのテクニックで良いの。

ちなみに、ジャバ夫さんの車は、今時マニュアルなので、皇帝は運転できない。


皇帝