皇帝の日記
目次もくもく|ぶらり過去旅|ぶらり未来旅
背中ペキペキ。
歩いていると痛みがマシなので、日曜日はジャバ夫さんとマリーナデルレイ散策。 家の前の道をまっすぐ歩いたら、思ったよりすぐに海に出たので、そのまま海沿いをぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶら。 なんと四時間ぐらい歩き回っていた。 歩いている間は平気だったのに、喫茶店に入って座った途端、背中痛。 家に戻ったらヒーターで温湿布。 はあ。
布が有るんだか無いんだかわからないような、ほとんど紐みたいなビキニばかり着ている西海岸の皆さんだが、今年はどうやら久々にワンピースの水着が流行ってるらしく、お店にも色んなデザインのワンピース水着が並んでいた。 今残念ながらワンピース水着は試着できないのだが、数ヶ月後には流行が終わっていたらどうしよう。 去年は全然ワンピースの水着が売っていなかったのだ。 試着なしで買っておくか? いや、そんなギャンブルはどうだろう。 いやしかし、と逡巡。
さて、仏壇のある生活二日目。 お線香をあげるにも、経験と訓練が必要であるという事がわかった。
まず、ジャバ夫さんにお線香のあげ方の基本を言っておいたのだが(宗派:皇帝派の場合) 1)あげたくなったらあげる。 2)ロウソクに火をつけて、そこへお線香を。 3)火は吹き消してはいけない。 それだけ。
火を吹き消してはいけないのは、仏様に向かって息を吹きかけるのは失礼だから。 と、信じて疑わなかったが、これ、違う。 いや、火を吹き消してはいかんのだ。 本当に。
ジャバ夫さんがお線香をあげるのを見ていたら、お線香の火を消すのが慣れてないので、なかなかできない。 ブンブン振っても、消えない・・・。 そうよね、息でふっと消せば簡単なのよね。 慣れれば一振りで消せると思うけど。
えいや!とようやく消す頃には、達成感で色んな事を忘れてしまったのだろう。 灰にお線香を立てて、手を合わせて、それからジャバ夫さん、うっかりふっとロウソクを吹き消してしまった! ああ!!
なんということでしょう。 香炉の灰が、ぼほわーっと舞い上がり、仏壇の中にもわわわわわ〜と幻想的な世界が。
そうか、確かに仏様に向かって息を吹きかけてはいけないな。 なるほどな、と思っていたら、ジャバ夫さんあわてていたのか、ぱっと仏壇に向かって手を伸ばし。 ああ!! 駄目だ!そのアクションはいかん!! と、止める間もなくお線香の先で手をじゅーっと焼いてしまった。 ぎゃー!
ああ。 そういえば、子供の頃何回かお線香で手を焼いたもんだ。
幼い頃から経験を積み重ねて、ようやくスムーズにお線香はあげられるのであった。
ジャバ夫さん、これに懲りないで、またお線香をあげてくださいね。
父から小さなお仏壇が送られてきた。 母の名前の入った、小さな位牌付きで。
南向きのジャバ夫さんのタンスの上を片付けて、いざ組み立てんとしたら、これが意外にも、何がなにやらわからないのだ。 祖母の家にお仏壇が有って、小さい頃から拝んでいる筈なのに。 なにこの座布団? なにこのコップ? どっちが上? どれが何を乗せる台? けっこう色んな事がうろ覚えなのだ。
結局、父に電話して組み立て方を聞いた。 お線香入れる筒に、花とか入れてしまっていた。 あと、お米入れる所にロウソク立てたり。 全部直して、ようやく拝める状態になった。
ジャバ夫さん、鈴をちーんと鳴らして、「小学校のクラスが始まる音だ!」。 ちなみに、小学校のクラスが始まる音を作るには、鈴の内側を、すばやくリンリンリンリンと鈴棒でかき回すのです。 お線香は数種類送ってくれたので、とりあえず一般的な白檀をあげて、なむなむする。 ジャバ夫さん、「京都の匂いになった」。 本物のご飯をあげるのが、なにか腑に落ちないらしく、しきりに「本当にご飯あげるの?ご飯腐る?ご飯堅くなっちゃうよ?」と、心配そうに仏飯器を持ったり置いたり持ったり置いたり。
確かに、「仏壇はこういうものだ」と思っているから、何とも不思議に思わないが、日本人以外の人が見たら、よっぽど変な物が満載。 色々説明してあげられたら良いのだけれど、細かい事が良くわからないので、今度調べてあげないと、と思った。
あと、俗名じゃなくなるのも、ジャバ夫さん的に納得できないらしい。 不思議が一杯。
アパートの共同ジャグジーにつかって、のんびり週刊誌なんかを読んでいたら、近所のおばさんに怒られてしまった。 「赤ちゃんがいるのに、何してるの!」ということで。 人肌よりやや暖かい程度のぬるま湯なのに。 10分くらいしか入ってないのに。 この程度で赤ちゃんが煮えてたら、日本の赤ちゃんは産まれる時ほとんど固茹でだ。 江戸っ子好みの42度の湯につかっていたら、ハードボイルドだ。
そんなわけで、ジャグジーで背中を暖めよう大作戦は中止。 温湿布が良いらしい、という情報から、ジャバ夫さんがホットパッドを買ってきてくれた。 ホットパッドは、電気式で暖まるホットカーペットと同じ作りで、コンセントを差し込んで使う。 肩には、マジックテープで貼付けられる。 これが結構効いたのか、今朝は難無く起き上がる事ができた(最近は「イタタタタ」のかけ声とともに起きていたが)。
お医者さんは「我慢できなかったら、タイレノールを飲んで」と言っていたが、やはりできる限り、西洋の薬は最後の手段にしたい。 と思っていたので、今日も温湿布で様子を見てみようと思う。 義母の話では、1970年代は「ベビーアスピリンを飲んで」と言われていたが、最近それが胎児に悪影響が有ると判明して、今はタイレノールなんだとか。 恐ろしい話じゃ。
ところで、ウリボウの愛らしい動画。 http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=QkFlf_1Xc1M 今は亡き猫、花ちゃんが歩く時に「ぶっぶっぶっぶ」と、このような音を出していたが、かわいかった。 とジャバ夫さんに言ったら、「それはなんかの病気だったんじゃないか?」と言われた。 その通り、肺の病気だった。 猫が豚みたいな音を出してたら、気をつけてください。 かわいいとか言っている場合ではない。
ルイジアナに嫁いだ子と、アンチアメリカ嫁の会を電話でしていて、色々な「なんで?」をぶつけあったりしていた。 ほんでもって、今回気になる「なんで?」は、
「なんでアメリカの家具はぶつかると痛いのか」
日本の家具の27倍は痛いと思う。 小指とかスネとかをぶつけたときね(当者比)。
使っている木材が違うのか?それとも角が鋭利なのか?家具がでか過ぎて、目測を誤ってぶつける度合いが強いのか? とにかく、うっかりぶつけると、とんでもないダメージ。
引っ越し直後、ベッドのコーナーに左膝下をぶつけたら、皮下がえぐれる程に穴が空いてしまった。 これは痛い! 自分のバカバカ。 絶対痕になっちゃうぜ。 と悶絶していたが、先週右下膝も同じ所にぶつけ、同じように穴が空いてしまった。 今は、ジャバ夫さんが、スポンジでベッドの角を封印したので、今後被害者は出ない筈。
また、ダイニングテーブルを移動させようとして、テーブルの足で左足指を踏んでしまったのだが、小指と薬指の爪がくだけて、バシー!と血豆になってしまった。 痛い! バカバカ自分。 これは3ヶ月は治らないぜ。
このように、アメリカ家具の周りでは、ついうっかりは許されないのである。 そういえば、友達の家でも、ベッドの木枠にふくらはぎを打ち付けて、広範囲に渡って痣の出た事があるが、鉄筋でも入ってるのか?というくらいに痛かった。 アメリカ家具の痛い謎。
でも、ジャバ夫さんに言わせると、皇帝の方が「弱えー」らしい。 アメリカ人は家具に負けないくらい強えーのか。
背中は、寝転がって腕をXジャンプの構え姿勢に固定しているか、立ち上がって二の腕を下にぶらぶらさせていると、痛みがない事が判明。 座っているのが一番痛い。 でも日中座らないわけにはいかないでしょう。
ゲームは寝ながらできるけど。 このままでは、妊娠後期の思い出は、プレステ3でパズルクエストをやりまくっただけになってしまう。 http://www.d3p.co.jp/p_quest/
このゲーム、パズルと落ち物と、ちょっぴりRPGの要素も含んでいて、いつまでも末永く遊べる。 パズル好きの義母には、たまらないゲームだろうな、と思い、ジャバ実家のプレステ3にもこっそりダウンロードしておいたが、ビンゴ。 電話したら、義父が「ゲームばっかりしてて、遊んでくれない」とすねていた。
我が家でも、はじめはジャバ夫さんが仕事から戻ったら対戦型にして楽しんでいたが、最近皇帝がやり込みすぎて、キャラクターのレベルがアップし過ぎ、戦闘力が不均衡になったので、一緒に楽しめなくなってしまった。 だって皇帝、一日中動けないから・・・。
さて、そんなパズルゲームにいそしむ義母だが、最近筋力トレーニングを始めた。 なんと、孫の世話をするために。
アメリカには元々里帰り出産と言う習慣は無く、産後は夫が一週間くらい仕事を休んで、妻をサポートするのが一般的。 通常一泊二日くらいで産院から出されてしまうので、母体は後産が終わったか終わらないかのうちに家に帰されて、寝てる以外何もできなかったりするのだ。 子供は実父母とも義父母とも、飛行機を使わなければならない程離れた所に住んでいるケースが多く、多胎とか、特別助けが必要な状況でない限り、手伝いにきてくれる事も稀。
そんなアメリカ事情を知らなかった皇帝は、「一人で面倒見るなんて無理無理、自分の実家が遠いから、夫の実家でお世話になりましょ」と、最初から頼る気満々で「サンタバーバラで産みます、よろしく!」とよろしくしてしまったのであった。 でもって、色んな所で話をしているうちに、どうも夫の実家で出産してお世話になるというのが、一般的ではない事に気がついたのであった。 (そもそも日本でも夫側の実家へ里帰り出産というのは、2%程度。妻実家で半数程度、残りは実母が通ってくれるのがほとんどだそうですよ) 今思えば、義父母はさぞびっくりしたことであろう。 え?東洋の習慣?というような。
そして、よろしくされてしまった義母は、面倒見の良いO型の血に火がつき、「頼られたからにはやらねば!」となったらしく、ベビーシートとおんぶ紐と乳母車を買い(サンタバーバラ用)、個人トレーナーを雇い、育児に備えて筋力を付け始めたのだ。 なんせ、まだ産まれてもいないのに、嫁が「肩が痛くて動けない〜」とか言っている頼りなさ。 グランマがやるしかない、と思ったようだ。 ありがたいことです。 なむなむ。
背中が痛いので、パソコンの前に15分以上座れない。 ああ〜痛い。 情報提供ありがとうございます。 わかったことは、
湿布薬はインドメタシンが配合されていると、胎児の心臓に良くない事が起こる。 鍼灸なら鍼の方が良い。 葛根湯が効くかもしれない。 40肩なら、動かさないと動かなくなる。 アメリカ人は、妊婦が風呂に入ると、赤ちゃんが煮えると信じている。
ということ。 これからちょっと、熱いシャワーを肩にかけてみようかと思っている。 動きがロボコップみたいになる。 はー。
ところで、ここ数日天気が悪い。 ともすれば、雨まで降っている。 カリフォルニアドライバーは雨になれていないので、曇り空でスピードが落ち、雨が降るとフラフラしはじめるのだ。 当然、ハイウエイは大渋滞。 一般道もかなり速度が落ちる。 信号が近づくと、青なのに徐行したりするのだ。
日頃の荒っぽい運転はどうしたのか、雨の日の車はまるで「大変だ!空からなんか落ちてくる!前が見えない!!」と言っているかのように、車線変更すらまともにできなくなってしまう。 そこへ来て、ロスの片側6車線以上のマンモスハイウエイ。 右往左往する低速の車達。 中には、ハイウエイ合流中に、一瞬停車してしまう者まで。 しっかりしろ!と励ましたくなるへっぴりっぷり。
南部一の悪天候を誇る、オクラホマ出身のジャバ夫さんは、雨なんか平気。 雹や牛が降ったくらいでビビっていては、竜巻から逃げる事などできない。 雪道や強風など、お茶の子さいさいなのだが。 なんせ、周りの車の次の行動がわからないので、自分だけスピードを上げるわけにはいかない。 水たまりに突入する前に、停まっちゃったりするのだから。
そんなわけで、雨の日の移動は、予定の倍くらい時間がかかってしまうのであった。 早く本当の春にならないかなー。
背中に鉄板が入っている。 というような痛み。
サプライズは、結婚一周年特別企画ということで、パサディナのランガムホテルに泊まりがけで、二日にわたるイベントだった。 ジャバ夫さんの仕掛けたサプライズは、
馬車に乗って王様気分 フレンチ創作料理フルコース バラの花びらベッド バラの花びらお風呂 翌日シャンパンブランチ
の5本。 頑張りましたね。
馬車は、交通渋滞で予約時間までにホテルにたどり着けず、キャンセル。 残念だったが、前日雨が降ったため、気温が下がりすぎていて、どのみち20分も風に当たってたら凍えてしまっただろう。 また気候が良い時に再挑戦したい。
フレンチはとてもデリシャスでしたが、背中が痛過ぎてまっすぐ座っていられず、ヨガのポーズをくねくねする妻。 腕をぶらぶらさせるたびに、何か用ですか?と聞きにくるウエイター。 すいません。
本当はバラの香りは妊婦はNGなのだが(早産を誘発する恐れのあるアロマ)、もう臨月間近だし、野暮な事は言うまい。 ところで、お風呂が背中の痛みに大正解! 血行が良くなったせいか、寝るまでの間、一時的に痛みが軽減された。
しかし、西洋の風呂釜はあさりので、いや浅いので、でっかい腹だけが水面にぽっかり浮かんで、孤島のよう。 バラの花びらというセクシーアイテムにも関わらず、笑いを誘う姿。
シャンパンブランチは、もちろんシャンパンは飲めないので、フレッシュオレンジジュースで。 ハムが美味しかった。
そして、またぶり返す背中の痛み。 うーん。 やっぱり風呂を焚くか・・・。
背中が痛過ぎて、明日が見えない。 というわけで、週末どっかのギャラリーのパーティーに呼ばれていたのもキャンセルして、ねろーんとカウチで伸びていたら、産科の先生から「元気?」と電話がかかっていた。 「肩が痛くて、背中が痛くて、動けません」と訴えてみた。
医者が言うには、 赤ちゃんが急激に大きくなっているので、背中の皮も総動員で伸びている。 当然、筋肉も引っ張られている。 肩こりは重たい赤ちゃんを運んでいるせいかもしれないが、背中の痛みはおそらく筋肉が伸びてるせいでしょう。 でも赤ちゃんが元気なら大丈夫。 とのこと。
いや、大丈夫じゃない。 赤ちゃんは大丈夫だが、私は大丈夫じゃない。
と思ったが、このお医者さんは、赤ちゃんを無事に産むための先生なのだから、赤ちゃんが大丈夫なら良いのだ。 どこが痛くても、鎮痛剤や消炎剤が飲めるわけでもないし、できる事は横になるだけか。
ジャバ夫さんがマッサージしてくれたけれど、一向に回復せず。 そういえば、パサディナに行くんだっけか・・・。
痛い。
あ、ベビザラスレジストリーは、どうやら日本のカードでは受付拒否されてしまうようです。 うーん。
アサリのホットケーキ(薄いホットケーキ)を作るために、今朝はフライパン4枚でガンガン焼きまくった。 2つ以上の事を同時にできない皇帝が、何の用が有ってフライパンを4枚以上持っているかと言うと、前のルームメイトが置いて行ったのです。 バシバシ焼いて、積み重ねておいて、ちび黒サンボのホットケーキみたいにしておけば、冷めない。 フライパンが余計にある家では、是非お試しあれ。
さて、薄々ここ数日腕が痛い気がしていたが、ついに右肩が凝りすぎて、上に挙らなくなってしまった。 祖母も母も若年50肩に悩まされていたが、こんなところで遺伝が!?とビクビクしている。
あと、心当たりが有るとすれば、この間アイロンボードを買ったのだが。 なんでアイロンボードが無かったかと言うと、元々ジャバ夫さんが独身時代に使っていたアイロンボードが、全く綿が入ってなくて、アイロンをかければかける程皺が寄る、酷い物だったので、短気をおこして、結婚してすぐ、えいやとばかりに捨ててしまったのだ。 すぐにお店で良いアイロンボードを見つけたのに、なんと、ジャバ夫さんの車はスポーツカーだったので、縦にしても横にしても車に入らず。 プリウスが来るまで、買えなかったのだ。
シワシワのシャツを溜めに溜め、先日ついにボードを手に入れたので、軽く20枚以上のシャツに、一気にアイロンをかけたのだ。 まさか、それが原因で、こんなに肩が痛いのでは。
肩と言うか、右側の背中の上半分に、鉄板が入っているような重さ。 がきーん!ばきーん!と音が聞こえそうだ。 こんな事で30肩になろうとは。 ああ痛い。 うーん。
ちなみに、ジャバ夫さんのシャツにアイロンをかけると、クリーニング代として一枚につき5ドルお小遣いをもらっている(勝手に)。 100ドル貯まったので、ジャバ夫さんの誕生日に、白いパーカーを買った。 ジャバ夫さん、ご飯をポロポロこぼすので、白い服、特にアウターを全く持っていなかったのだ。 でももう春だし。 ちょっとキザに白も良いんじゃないかと思って。
今朝早速、ホットケーキのシロップを垂らしてました。
よく母の夢を見る。
だいたいいつも同じ感じで、家か病院かで、そろそろ食事の時間で、何を食べたいか、母に聞いているところから、作って食べる所までの夢が大半。 病気で段々食べる量が減ってきて、味覚障害で食べられる物も減ってきていたから、何を食べるのかが、毎回苦労のしどころだったからじゃないかと思う。 その時は「食べたい」と思っても、実際にでき上がると、食べれなかったりするので、本人も悩みどころだったのではないだろうか。
日本を行ったり来たりしている時、ジャバ夫さんが、どんなに看病しても、最後に必ず「あの時ああしてあげたかった」とか思うから、できるだけの事をしてあげて、できない事はしなくていい、と一度だけ助言っぽい事を言っていた。
ジャバ夫さんは、かなり大人になってから同居の祖父を亡くしているが、闘病中の事は一度しか話した事がない。 義父は半年間毎日病院に通っていたそうだが、ジャバ夫さんは、自分ももっと頻繁に病院に行けば良かった、と時々思うらしい。
家族が病気になると、後悔はつき物ということ。 今は治療の幅が広がった分、選択肢に迷いが多いということも有るかもしれない。
母にもっとおいしい物を食べさせてあげたかったが、腕にもレパートリーにも限界があって、なかなか難しかった。 と、考えているので、食べてる夢ばかり見るんじゃないかと思う。
ちなみに、夢の中では皇帝は鉄人並みの腕前で、水餃子や堅焼きそばのあんかけなんかも、生地を練るところから、手際よくできてしまうのだ。 母の出すお題も「幕の内弁当」とか、無茶な物ばかり。 (実際には娘思いなので、「チャーハン」とか簡単な物しか言わなかったが) そのうち自分が納得したら、食べ物以外の夢も見るんじゃないかと思う。
それにしても、食べるという行為は、本当に大事な事。 人生の大半は食べる事だな、と時々思う。
皇帝

|