皇帝の日記
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何しても良いと言われたので、歯医者に行ってきた。
診察のできる医者は、本日居なかったので、クリーニングだけ。 アシスタントの人が、うふーっとしながら歯垢を取ってくれた。 結構痛かった。 そして、雑だった。
イサムが寝ているので、これから義母とパズルクエストで対戦しようと思う。 負けないよ。
お友達と親戚に業務連絡的なことですが。
その1:なんと先週から、i-phoneでスカイプが繋がるようになりました! これで国際電話も安くかけられるわけです。 でも使い方がまたいまいちわかっていないっぽいので、これから色々試してみます。 とりあえず今月携帯使用料を納めそこなったので、通常の通話はしばらく使えません(ばかー!)。
その2:お勧めされているフェイスブックの登録ですが、ミクシすらまともに使いこなせていないので、登録しても自分のページに閉じこもりそうで、考え中です。 ミクシも、誰かが見つけてくれるまで、渚のバルコニーで待っているだけなので、ロム専用になっています。 でも留学仲間からしてみると、フェイスブックの方が使い良いんでしょうねー・・・。 うーん。
その3:リクエストにお応えして、日本からも出産祝いが送れるレジストリーを、ぽちっと作りました。 結婚式のレジストリート同じく、メイシーズです。 でもレジストリーではなく、ウィッシュ・リストの形で登録してあります。 https://www.macys.com/ ここで、wish listで検索して、更に「皇帝の名前+新姓」で検索すると、ヒットします。 でもって、皇帝の名前をクリックすると、リストに飛びます。 (わかりにくい場合は、メールで直接リストに飛べるアドレスを送ります)
もっとシンプルにする方法がある気がするのですが、こんな感じに着地してしまいました。 メイシーズの方がベビザラすに比べるとグッズは少ないですが、その分選びやすかったです。 洋服はほとんど、6ヶ月以降に着られる大きめサイズになってますだ。
取り急ぎ、そんな感じです。
本日はイサムさんの一ヶ月検診。
8ポンド8オンス。 22インチ1/4。 と、ここでジャバ夫さんが生まれたときの大きさに追いついたことになる。
新生児の体を支えて立たせると、足を交互に出して、まるで歩いてるような動きをする。 原始歩行という。 小児科の先生は、イサムさんを立たせて、足をパタパタさせながら、そのまま体を後ろに運んで 「マイケルジャクソン。ふー!」 とか言って遊んでいた。 この人は毎回こうして遊んでいるんだろうな、と思った。 新生児が来るたびに。
こちらの医者は、なんだか精神が安定している気がする。 日本の医者みたいに、機嫌が良いとか悪いとか、患者が気に入るとか気に入らないとか、幼稚な感情にに左右されていない。 もっとプロフェッショナルな態度だ。 まあ今回はベテランの医者ばかりを選んだから、落ち着いているだけかもしれないが。
メールの返事が滞ってますが、ぽちぽち返信していきます。 ぽちぽち。
そんなわけで17歳の誕生日が今年もやってきましたー(しれっ) 時差があるので、いつもイベントは一日違い。
誕生日だけど、産婦人科に行ってきた。 回復しました、のお墨付きもらった。 もう何をしても良いらしい。
でもこの先生、妊娠中から「何をしても良いですよ」と言い続けていた。
「でも、トランポリンだけは駄目です」 とも言っていた。
なんでトランポリン。 特別聞いたわけでもないのに、なぜそんなマイナー種目が飛び出てくるのか。 過去の患者で、誰かトランポリンをした人がいるのだろうか。
「だって先生が何しても良いって言ったから」 って責められたのだろうか。
本日イサムさん誕生一ヶ月。 かわいいなーこんちくしょー、と言っている間に一ヶ月。 寝不足も一ヶ月。
見ようと思っていたDVDも、とぎれとぎれに40分しか再生できてない。 一ヶ月で40分。 イサムさんの出生証明のために、書かなきゃ行けない書類も山ほどあるのに、まだ一枚しか書けてない。
ミルクをあげて、おむつを替える以外のことが、すべて滞っている気がする。
そういえば、運転免許とらないといけないんじゃなかったか? 歯医者にも行かないと。
次の一月は、どうなることやら。
赤ちゃんはかわいくできてる。 かわいくなかったら、お母さんこんなに面倒見ないよ。
母乳にはきな粉を食べたら良い。
とアドバイスをもらったのだが、きな粉は売ってないなーと思っていた。 ふと、入院中にいただいた和菓子を思い出した。 落雁にきな粉が入っている場合があるらしい。 残念ながら成分の書かれたパッケージが無くなってしまったので、きな粉が入っているかどうかわからないが、きな粉が入っていると思い込んで食べている。
おかげさまで、やる気のないイサムさんを他所に、搾乳量は80-90ccをマーク。
ところで、そろそろ母が亡くなってから100日である。 丁度皇帝の誕生日が100日。
悲しいときや大変なときよりも、楽しいときやおめでたいときの方が、居ない人のことを思うとしんみりしますね。 おいしいもの見つけたときとか。
エイプリルフール。
ロスにいるジャバ夫さんにどんなホワイトライ(罪のない嘘)をつくべきか。 心配をかけるような嘘はいけないしなー。
というわけで、電話で 「イサムさんが言葉らしきものを言いました!ダダ(お父さん)って言ったよ!」 と言ったら、どうもその時会社の人たちと夕飯を食べていたらしく 「皆!俺の息子がダダって言ったって!!」 と大声で宣言。
ああ、「エイプリルフールだよ〜」と種明かしする暇もあればこそ。 すいません・・・と心の中で言いながら、一度電話を切ってしまった小心者。
次にジャバ夫さんが来るまでに、必死で仕込んだら「ダダ」って言うかなー。 いや、無理だろう。
五分後に電話をかけ直して、「エイプリールフールなんですけどー」と言ったら、ものすごくがっかりしていた。
・・・妻が比較的悪かったよ・・・。
でも、生後4週間の息子がしゃべると思うかね。
女性ならば気になる、産後の体型。
気にはなっていたけど、あえて気にしないで過ごしていたが、もう術後4週間経つので、そろそろまじめに向き合わなければならない。 産後、お腹が元の大きさに戻るのは6週間後と言われている。 つまり、「6週間後の体型−産前の体型=余分なお肉」ということでしょうか。 ああ。
今まで、傷口が痛いから〜とか言って、いつまでもマタニティーの服を着続けていたが、ついに全部お洗濯に出した。 もう普通の服に戻るのだ。 と、気合いを込めて。
今朝普通のズボンを履いてみたら、軒並み入らなかった。 唯一ジッパーが上がったのが、テキサスで購入した(物持ちが良いのです)、ギャップのサイズ1のパンツ。 ジッパーは上がったけれど、ホックが届かず。 がびーん。
頂き物の腹巻きをパンツにオンして、ホックが開いていることを巧みに隠してみた。 そうか、そのための腹巻きか・・・(違)。
そうそう、ジャバ夫さんが、誕生日にワンピースの水着を買ってくれた。 臨月の時、欲しいとか言っていたあの水着。 産前のサイズで、ペティートを。 せ、せめてスモールにしてくれても・・・。 いや、言うまい。 ちゃんとペティートに戻そうじゃないか。 できればあと二ヶ月くらいで。 もにょもにょ。
ところで今日はイサムさん、産まれて5週目に突入の日。 なんでもない日万歳。
皆出産苦労話に続き、母乳苦労話を持っている。 母乳が出なければ出ないで出そうとして困り、出たら出たで歩く哺乳瓶として困り。
出ないで困っている人より、出て困っている人の話を参考にしてみた。
ケース1:外出時、赤ちゃんの泣き声を聞いたら母乳が出て困った。 実験:イサムさんの泣き声を聞いてみる。 結果:可哀想なので、抱っこしたら泣き止んでしまった。
ケース2:お風呂に入っていたら、血行が良くなって母乳が出て、ミルク風呂になって困った。 実験:シャワーで暖まってみる。 結果:暖まった。
というわけで、搾乳量は60−70ccに増えたものの、母乳育児に移行する程の変化ではなかった。 良かったことと言えば、イサムさんの目にゴミが入ったのか、目やにがやけに出るので小児科に相談したところ、母乳で目を洗えと言われ、ボトルに採った母乳が役に立った。
そして、搾乳機の洗浄が毎回大変。 ジャバ夫さんが居るときは、洗ってもらっているが、自分で洗うとなると、30分搾乳→30分授乳→10分洗浄。 授乳前後の親子のコミュニケーションが全く取れず。 洗浄後、おむつ変えて、テロられて、テロの後始末をして、また搾乳、授乳、洗浄。
せめて直接授乳できたらなあ、と思いつつ。 これはこれでリズムになってきたから、それでも良いかな。 イサムさんは搾乳しているお母さんと、哺乳瓶の因果関係がわかっているのだろうか。
色んな人から洋服をもらって、日替わり着せ替えなイサムさん。 0−3ヶ月の服が驚く程沢山ある。
さて、日本からの頂き物と、アメリカからの頂き物。 比べてみると、過保護な日本と、過酷なアメリカが見えてくる。
まず、日本の肌着だが、タグが肌に直接あたらない所に付けられているのはもちろんのこと、更に細かな配慮が行き届きすぎて、なんと縫い目が全部外側に出ている。 なぜなら、縫い目が内側にあると、赤ちゃんのデリケートなお肌を傷つけてしまうからだ。
・・・・・そんな馬鹿な。
はじめは、縫い目が全部外だから、そういうロックなデザインなのかと思っていた。 でも日本の赤ちゃん雑誌を読んでいたら、「縫い目は外側にあるものを選んで」とか書いてあった。
・・・・・だって、いつか彼は縫い目が中にある服を着る日が来るわけでしょ。 ・・・・・。
で、アメリカの肌着がどうなっちゃってるかと言うと、なんと、前開きですら無い。 頭からかぶせるタイプがほとんど。 「ニューボーン」って書いてあるのに。 首が据わらないうちから、かぶせタイプ。
しかも、病院で初めて着せられる服が、頭からかぶせの、長袖だった。 その上、この袖のタイトなこと。 ジャバ夫さんは指が袖に入らず、着せ替えの度に、まだ起床できない皇帝が、電動ベッドをウイーンとあげて、腕を通してあげていた。 赤ちゃん泥棒対策に、病院支給以外の服は着せちゃいけないことになっていたので、もうどうしようもない。
おかげさまで、すっかり首の鍛えられたイサムさんは、1週間で左右にごろんと転がれた。
・・・・・でも着替えの度に泣かせてたよ。 ・・・・・。
お手伝いさんは、日本の肌着を洗うたびに、表裏逆にして畳んでくれるので、いつか説明しなきゃいけないなあ、と思っている。
皇帝

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