皇帝の日記
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そんなわけでストーリーボーディングのクラス。
先生の説明を聞きながら、時々メモを取っていた皇帝。 映画で本当に使われたスクリプト(台本)を見ながら、実際にストーリーボード(カメラワークの指示などを含む、絵入の台本みたいな物)を描いてみよう、という宿題が出た。 スクリプトが配られる。
と、突然、先生が何を言っているのか、全くわからなくなった。
え?
あれれ?
ちょっと待って??
と思っても、待ってくれるわけも無く、なんだかわからない話が続いて行く。
はーれー。 呆然とする皇帝。
15分程でふと気がついたが、先生はスクリプトを見ながら、説明をしている。 生徒は、スクリプトを読みながら、説明を聞いている。 皇帝は人の話を聞きながらスクリプト読む事が出来ない。
いや、スクリプトだけ見ていたとしても、辞書なしで読む事が出来ないのだ。 こう言ってはなんだが、皇帝は中高の英語の授業は眠り倒し、大学も英語の授業が少ない、という理由だけで選んだ人だ。 日本人の特徴である「会話2:読解8」ではなく、「会話9:読解1」である。 トイック点数内訳「聞き取り7:読解3」の女だ。 うーん。
授業はどんどん未知の領域に入って行き、このままでは迷子の子猫ちゃん。 二度と追いつくことはできないでしょう。 というところまで混乱して来た。
そこで、読解を完全に捨てた。 とりあえず、聞いた事を全部覚えて、後で辞書引きながらスクリプトを読んで、点と点を繋げよう。
そして、蜘蛛の巣の張った脳みその記憶容量を、突然呼び起こし、授業を丸暗記。 仕事辞めてから、一度も使われていない記憶野が、急に動かされて、筋肉がつりそうになっている。 頑張れ自分。
んで、授業後ジャバ夫さんからイサムさんを引き取り、家に帰ってから、授業を忘れる前にスクリプトを辞書を使って読み下す。 イサムさんにミルクをあげながら。 そして、ようやく点と点が線になって、宿題の意味が分かった。 ほー。
まさか、毎週これをやるんだろうか。 生涯教育か。
イサムさんが自主的に遊ぼうとしている様子がみられ、最近また一段と面白くなって来た。
さて、まだアイドル写真が大変な事になっている。 封筒はしょうもないので、「紙は伸びる」という適当な自分ルールを信じ、無理矢理アメリカの事務封筒に詰め込む。 糊付けをして閉じれば、当然中のカードが湾曲して、ややふっくらしている。 これが、他の郵便物にのされている間に、紙が伸びてちょうど良くなるんじゃないか。
見切りどんだけー。
カリフォルニアの能天気な天候に、骨の髄までおかしくなってしまったのだろうか。 うふふふ。
で、せっせと作業していたら、その噂を聞きつけた義母が、「この人たちにも、イサムの写真を送って欲しい」と、リストを送って来た。 どうも、ジャバ家の出身地周辺には、自分の子供や孫などの家族写真を、日頃お世話になっている人たちに送る習慣が有るそうなのだ。 リストには、オクラホマの住所の人々が沢山。 何人かは、ジャバ家と家族ぐるみでお付き合いのある人々なので会ったことがあるが、ほとんどはあんまり面識の無い人々。
・・・送られた人も、面識の無い人の赤ちゃんの写真なんか、欲しいだろうか・・・。 と、一瞬ひるんだが、この風習には、 1)どんな遠い人からでも、写真と手紙が来たら嬉しいもの。 2)私はあなたを気にかけていますよ、という気持ち。 3)(子供などの写真を送ることで)末永くお付き合いしましょう、というメッセージ。 などなどが含まれているそうなのだ。
そうか。 じゃあ送ろう。 と、せっせとカードを用意したり、アドレスを書き写したり、アイドルイサムの営業活動に精を出す。
するとなんと。 写真が足りない。 二種類の写真を刷ったので、ランダムに封筒に入れて行ったのだが、どうやら足りないのだ。 追加オーダーを急いで出す。
あーうー。
と、せっせと働いている妻を眺めている夫。
ジャバ夫さんは、なんでも手伝ってくれる人だが、こと手紙とか招待状とかに関しては、全く駄目なのだ。 結婚式の招待状も、ぎりぎりまで自分サイドの人に出していなくて、皇帝に激怒されてようやく手を付けたくらい。 だから皇帝も、全くジャバ夫さんの参戦を期待していないのだが。
あ・な・た・の、オクラホマの友達に、手紙を書いているんですよ、私は。
という、不穏なオーラを感じ取ったのか、落ち着かない様子で 「あ、俺、仕事行く前に郵便料金調べてあげるよ」 とか言いだす。 良いんですよ、そんな。 日本への封書の料金ぐらい知ってますし、もう切手も買いましたから。
するとなんと。 「あ、値上がりしてるよ」 とな!!?
「アジア地区98セントだって。郵便局に買いに行かなきゃね」 アウチ!
衝撃だけを残して、夫は仕事に行ってしまった。
まだまだ時間がかかりそうな予感。
あ、日本から封筒を輸出しようとしてくれた方、ありがとうございます。 紙が伸びるか、乞うご期待。
このCM。
http://www.youtube.com/watch?v=_PHnRIn74Ag&feature=yva-title
何故白人の赤ちゃんは怖いのだろう。 やっぱり目か? 彫りが深いためにか? 普通に、アジア系とアフリカ系の赤ちゃんは「赤ちゃん」として愛らしく認識できるのに。 白人の赤ちゃんは、なんだかお人形さんみたいでねえ。 なんだろう。 かわいくないわけではないんだけど。
あれだ。 夜中に目が合ったら、怖い感じだ。 首がぐるぐる回りそうな気がして。
さて二週目に突入した学校。 ジェスチャードローイングは、ちょっと先週より上達したようで、先生がとても褒めてくれて、天狗になっている。 ゼロからのスタートだからね。 成長するより他ない。 恥の公開を希望する方がいらっさるので、そのうちどっかに干します。 (干す=ジャバ語で「飾る」の意味。例:この写真を壁に干します。)
そして、先週のストーリーボードのクラスは、というと。 先生は映画のストーリーボード作家を経て、現在はテレビのプロデューサーをしているそうな。 テレビは映画よりも予算が少ないので、ストーリーボード書く時に気をつけないといけないとか。
一回目の授業は、自己紹介と、「ストーリーボードとは」というざっくりとした説明で終わり。 本格的に勉強するのは、二週目からだ。
で、自己紹介。 「あなたの経歴を」と言う先生。 皆、勤めて来たスタジオの名前を順番に言っているのだが、皇帝だけ「美術関係の経歴は特になし」。 簡潔で、堂々としたもんですよ。 「棒人間が描ければ、このクラスでは問題ないですよ」と言ってくれる先生。 「ところで今はなんの仕事をしているの?」と聞かれれば、24時間態勢で育児です。
赤ちゃんの写真を見せて欲しいと言うので、携帯に入っているイサムさんの写真を見せたら、 「あら、この子知ってる気がする」 ええ!? さすがアイドルイサム。 会った事無い人に知られているとは。 と、思ったら、どうやらジャバ夫さんが月曜日に天ぷら学生をしているらしく、やっぱり先生にイサムさんの写真を見せていたのだ。
その後、ストーリーボードが秀逸な作品の例で、映画「グラディエーター」を紹介。 映画自体はそれほど評価されなかったが、表現や質感や、とにかくプロがみても素晴らしい色々な技術が盛りだくさんなんだ、とのこと。 うーん。 ラッセルクロウの顔が嫌いで、観ていなかった。 ジャバ夫さんにDVDを借りよう。
先生が「皆さんこの映画観ましたか?」と言ったら、生徒の一人が「僕、この映画で働いてました」。
って。 だから、何を勉強しに来ているのですか。
今週からの授業に付いて行けるのか、またちょっと心配な皇帝だった。
足を引っ張らないように、棒人間の練習をしよう。
イサムさんのアイドル写真が、ようやくできた。 しかしまだ発送できていない。 何故か。
写真がなかなか出来上がってこないので、それでは、と、先に日本から持って来ていたポストカードに、メッセージだけ書いていたのだ。 で、写真が出来たら、ポストカードと写真を同封して、送るだけ、という風に準備していた。
ところがなんと、封筒が見つけられないのだ。 そもそも、封筒だけを売っている所が、ない。 いや、有るのだが、郵便局や量販店で売っている、かわいくない事務用封筒だけしかない。 ううーん。
まあ良いか。 事務用でも仕方が無い。 と、思ったらなんと、日本のポストカードのサイズと、アメリカの写真のサイズ6インチ×4インチが、微妙に合わない。 写真に合わせれば、ポストカードの高さに足りず。 ポストカードに合わせれば、写真の幅に足りず。 帯に短したすきに長し。 帯はたすきよりも長いのか。
ううー。
うー。
としている。
うーん。 もうちょっと考えます。
エンジェルスマイル、イサムフラーッシュ! と、技をかけまくり、義父母を骨抜きにして来たイサムさん。 ロスに帰って来たら、まず一番にお医者さんに行く事に。
4ヶ月検診と、恐怖の予防接種ざんす。
ああードキドキする。 前回の泣きまくりーの感じからすると、やはり一人で車を運転して帰ってくるのはしんどそうなので、ジャバ夫さんに午前休にしてもらった。 お医者さんは近いのだが、駐車スペースを探すのが、なかなか大変だし。
んで、身長を測ってもらうと、なんと2フィート。 皇帝が5フィートだ。 でかい。 体重は聞きそびれてしまったが、順調に成長している。
お医者さんが離乳食の説明をしてくれて、さていよいよ注射。 下手人は、担当医ではない女医さんがしてくれる。 担当医が痛い事をすると、赤ちゃんがお医者さんを嫌いになってしまうからだとか。
女医さんは、素早く四本もの注射を太ももにドスドスドスドス!と連打し、素早く去って行った。
後に残された、大泣きの赤子。
ジャバ夫さんにだっこされて、しばらくしたら少し落ち着いた。 注射されて泣いていると、面白い事に、お母さんお父さんの顔を交互に見て、「マンマンマンワンワンワンアウアウアウアウ!(大音量)」と、何事か言っているのだ。 たぶん、「今、お父さんとお母さんがあっち向いてるスキに、知らない人が僕に痛い事をしたよ!痛い事をしたよ!痛い事をしたんだってばー!!あー!!」とか言っているのだろう。
そして、お父さんとお母さんは、イサムさんに嫌われたくないので 「まあどうしたの?」 「何かあったの?」 「誰かイサムにひどい事をしたの?」 とか、知らないふりをしている。
かわいそうなイサムさん。 でもそれが君のためなんだよ。
しばらくサンタバーバラに行かねばなりません。 まだネットの接続ができないので、たぶん月曜日まで更新できなくなります。 ぼんそわ。
今から義父母を空港に迎えに行きますだ。
と、思ったら、飛行機が遅れたので、もう少しなんか書けそう。
まるこめが愛らしいと評判のイサムさんだが、またしても毛玉ができてしまった。 ちょきちょきと切って、一体主成分はなんなんだろうと思い、解体してみると、ほとんどが髪の毛だけれど、ところどころ白い粉が混じっている。 匂いを嗅いでみると、どうやらミルクの香り。
そう、イサム工場長が、チーズを作るためにあごの下に流し込んでいるミルク。 これが偶然頭の後ろにまで回り込んでしまうと、ミルクのべたべたした成分が、産毛にくっついてしまうのだ。 更に、工場長がご機嫌に首を左右に振りまくってチーズを撹拌させる事で、周囲の毛が玉になってしまう。
つまり、毛玉はチーズの副産物だったのだ。
まあそれだけの話だった。
アメリカ人にまるこめって言っても通じないので、エンジェルヘアーと言っている。 キューピーちゃん。
イサムさん、最近目の前に有る物は、なんでも殴り飛ばしたいお年頃らしく、お父さんお母さんの顔面を殴打したり、髪の毛を引きちぎったり、おしゃぶりをたたき落としたり。 食事時に、近づいて来る哺乳瓶も敵に見えるらしく、力強くはね除けている。 そして、ご機嫌だ。
5分くらい哺乳瓶を近付ける、叩き落とす、近付ける、叩き落とす、を繰り返し、諦めて哺乳瓶を机に置くと、10分くらい後で、申し訳なさそうに「にゃ〜(おなかすいた〜)」と鳴く。 ばか・・・。
さて、マイケルに翻弄されている。
一時、ネバーランドで3日遺体公開、とか言われていた。 ネバーランドはサンタバーバラにある(と、気づかれた方、メールをありがちゅー)。 そして、3日には義父母が旅行先からLAXに帰って来て、そのままサンタバーバラに皆で直帰する予定だったのだ。 これは渋滞に巻き込まれる恐れあり。
急遽、3日4日にホテル予約をして、ロスに滞在・・・となる所だったが、そこは独立記念日。 マリーナデルレイでは、有名な花火大会が有る。 ホテルの予約なんか、今更出来るもんではないべ。 あちこちに電話しても、無理無理。
最後の手段、逆方向に運転して、サンディエゴに滞在するかあ〜?とまでなった。 そして、サンタバーバラでも独立記念日イベントが目白押しらしく、交通の混乱を避けるためか、急遽マイケルの方が予定変更となった。
マイケルは、火曜日にロス中心のステイプルセンターにて、一般のファンと最後のお別れをするそうです。 前に、皇帝がクリッパーズの試合を見に行った所。
では3日にサンタバーバラ方面に移動できるのか。
と、翻弄された数日間だった。
マイケルフォーエバー。
5年ぶりくらいの学校でしょうかー。
そんなわけで、授業を受けて来た。 お絵描きのクラス(ジェスチャードローイング、とかいう)なので、はじめっからスケッチブックと鉛筆を持って、待機。 出かける前に、ジャバ夫さんが、自分が美術学校で勉強していた時に使っていた巨大なスケッチブックと、芯の柔らかい、チャイナマーカーと言う鉛筆を渡してくれた。 周囲の人も、皆そんな感じの装備。 ??なんで??誰も持ち物の通達なんかしなかったのに。 絵描きを志す人の、標準装備なの?
やがてモデルさんが来て、30秒ずつ違うポーズをとって行き、それをすばやく描き留めるのだ。 クラスメイトは10人以下。 先生は、時々説明しながら、生徒の後ろをぐるぐる回って、時々アドバイスをしていく。
30秒って短い。 その間に、人の全身を描くのだから、細部を描くと言うより、全体の動きをにょろにょろっとして、いかに単純な線で、対象を写し取るかである。 あーむずかしー。
ふと、休憩中に他の生徒のスケッチブックを覗くと・・・。
う、うまい!! 30秒で、ちゃんと絵が描けてる。
こりゃあプロの御技ですぜ、だんな。
と、思ったら、話してみたら、皆プロなのだ。 ディズニーのアニメーターとか、大手ゲーム会社のキャラクターデザイナーとか、ハリウッド映画のストーリーボード描く人とか。
なーにー。 どうりでー。 絵描きを志す人じゃなくて、絵描きなのかー。 つか、何でまた学校に来ているのー。
ということは、このクラスでへっぽこなのは、皇帝のみ。 うーん。 恥ずかしー。
まあいっか。 うまい人の絵が沢山見れるわけだし。 恥ずかしいったって、死ぬわけじゃないし。 絵だし。 間違えても、また描けば良いんだし。 つか、正解なんて無い(お、良い台詞だ)。
というわけで、せっかくの機会なので、モデルの休憩中とかに、周りの人の作業を凝視。 すると、彼らも「あ、この子は素人だ。かわいそうにアヒルちゃん」と思ったのか(どうかわからないが)、「まず背骨の位置をにょろっと描く」とか「足は重心の乗っている方から先に描く」とか、アドバイスをしてくれるのであった。
先生も、白鳥の中にアヒルがいるのに気がついて、自分の机を皇帝の隣にわざわざ運んで来てくれて、時々覗き込んで来ては「もっと柔らかく」とか教えてくれた。 そして、クラスメイトも、何故か皇帝を応援する事になったらしく、「今のポーズは良く描けたぞ!」とか「ナイス!」「ドンマイ!」と観戦モードに・・・。
うん、かける恥は全部かいた。 怖い物は無い。
週一回、10週で600ドルって、高いんじゃない?と思ったが、ほとんど個人授業状態で、これはお買い得だ。 プロのモデルさん(絵描きさん用のプロ)が入ってくれているわけだし。
途中休憩を挟みながら、3時間、とても濃い内容の授業だった。
充実してジャバ夫さんのオフィスに戻り、報告。 すると、とんでもない事実が、次々にわかった。
事実1:この学校に入学するには、本来ポートフォリオを見せなければならない。 事実2:面接で合格した者のみが、学ぶ事を許される。 事実3:基本、アートで生計を立てている者が、更なる躍進や、コンピューターソフトなどの新しい技術を身につけるためにやって来る。 事実4:だから授業の時間帯が夜中心。
なんと。 白鳥どころか、竜の巣にミジンコが入ってしまったのか。
では何故、皇帝は入学できたのか。 それは、毎日弁当に添えて持たせていた、猫のイラストから始まる。
流れ1:ジャバ夫さんが、校長に「俺の奥さん、イラスト描くのがうまいんだぜ」と自慢した。 流れ2:校長が「俺の素晴らしい学校で勉強すれば、もっとうまくなるんだぜ」と自慢返した。 流れ3:ジャバ夫さんが「じゃあ通わせてくれよ」と、とりあえず言ってみた。 流れ4:校長は「いいぜ」と安請け合いした。
そんな。 これで皇帝の絵がうまくならなかったら、どっちのメンツをつぶす事になるのか。 更に何と、ジャバ夫さんの口から、驚愕の事実が。 「だから、授業料免除なの」 なぬ!? 「じゃあ例えばこの、木曜日のストーリーボードのクラスを受けても只?」 「クラスが満員じゃなければ」 おお。
さっそくアプライしてみた。 満員でなければ、木曜日も天ぷら学生に。
上手になったら、イサムさんに絵本を描こう。
イサムさんの最近の遊び。 唇でぶくぶく泡を作って、飛ばす。 その際「ぷーう!」と、自分で言っている。 何が楽しいのかわからないが、ものすごいご機嫌。
あと、また頭の後ろに毛玉を作っている。 新しい工場だろうか。
さて、本日学校に行くのだ。 久しぶり過ぎて緊張する。
作戦は、夕方頃ジャバ夫さんのオフィスに行き、イサムさんを渡す。 そして7:00−10:00の授業を受ける。 帰りは二台の車で、ジャバ夫さんと一緒に帰る。
夕飯はケンタッキーに決めている。
日本ではサーブしてないかもしれないが、KFCがなんと、グリルドチキンを始めたのだ。 フライドチキンなのに、フライドしてないチキンを販売しているのだ。 先々週試しに食べたら、美味しかった。 あんまり油がギトギトしていないので、沢山食べられる。
ダイエットはどうしたのか。 ぷーう。
ここ数週間程、午前中曇りの日が続いた。 午後には相変わらずピーカン照りになるのだが。 ジャバ夫さんに、「珍しいねえ、こんなにずっと曇ってるなんて」と言ったら
「だって梅雨だもん」
て言われた。
なぬ!? 梅雨って梅雨って。 雨降ってませんけど。
でも、これがロスの梅雨なのだそうな。 空気は相変わらず乾いている。
そして、冷蔵庫の方が湿度が高いんじゃないかと言う事に最近気がついた。 冷蔵庫に入れておくと、食材がカビるのだ。 ケーキとか、外に出しておくと、カチカチになってしまう。 でも冷蔵庫に入れておくと、適度な湿気で長持ちする。 そして、忘れているとカビる。
日本だと、確か冷蔵庫の中は乾燥しているってことになっていたと思うのだが。
カビ。 懐かしい響きだ。 日本は結露やお風呂の湿気で、すぐにカビが出て来るからなー。
しかし、湿気さえあれば、すぐに物がカビるという事は、チャンスさえあれば成長できるカビは、カリフォルニアにも結構潜んでいるという事ではないだろうか。 成長できないカビが、あちこちにいるのか。
そろそろ梅雨明けです。
皇帝

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