皇帝の日記
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イサムさん、豆腐を茹でてから、ぐちゃぐちゃにしたのが、けっこう好き。 ただ、パサパサしているので、時々むせる。
今日はジャバ夫さんの車が壊れているので、会社まで送って行った。 帰りに日本食スーパーに寄ったら「赤ちゃんおせんべい」なる、洒落た商品が有ったので買ってみた。 ところが、イサムさん煎餅(小判状)を食べ物だと認識できない。 煎餅でトレイを殴ったり、煎餅をぶんぶんふったりして、口に入れようとしない。
ぬう。
普段、口に入れて欲しくない物は、すかさずむちゃむちゃするくせに。 そのうち、「にゃあ!」と皇帝の前に煎餅を差し出すので、「ほら、こうやって食べるだよ」と、先を齧ってもぐもぐして見せたら、ぱあっと顔が輝き・・・。
お母さんに煎餅を食べさせ始めたよ!
違うよ!お前が食べるんだよ!
「にゃあ!」と差し出される煎餅を無視すると、「にゃあ!にゃあ!」とテーブルを激しくバンバン叩くのだ。
イサムさん。 赤ちゃんおせんべいは、塩も醤油もふってなくて、大人には美味しくないんです・・・。
ツイッターでアシュトンがぶつぶつ言っている。 学校で数学を学んで役立つのは、子供の数学の宿題を手伝う時だけ。 だそうな。 さすが、3周りも年の違う、連れ子の方が自分の年に近いんじゃないかって女と連れ添っている男は、言う事が深い(?)わね。 若い父ちゃんがんばれ。
さて、ようやく昨日から気温が下がって来たロス。 歯ブラシ買いに外に出て、コーヒー飲んで帰って来たら、なんだか気分が悪くなってしまった。 寒かったから?(というほど寒くはないが) 今朝は大事をとって、イサムさんと同じお粥のみ。 風邪とかだったらやだなあ。 うーんうーん。
さて、前にサンタバーバラのお手伝いさんに、イサムさんをあずけて、ロブスターを食べに行った話をしていた。 その時に、一体イサムさんがお手伝いさんになんの術をかけたのか知らないが、お手伝いさんからしょっちゅう電話がかかってくるようになった。 「イサムあずけに来ない?」 「イサムの面倒見てあげるけど、来ない?」 「イサムの面倒見たいから、行って良い?」 という具合だ。
なにを。 一体なにをしたの、イサムさん。 どんな魔法をかけたの。
義父母は二ヶ月いないのに、お手伝いさんは常駐しているのだそうな。 そら暇だわな。
イサムさんにヨーグルトをあげたら、えらい不評だった。 甘いリンゴソースを混ぜてあげたのに。
さて、離乳食が進むにつれて、うん○が人間ポクなって来たイサムさん。 ちゃんと固形をするので、オムツ替えが飛躍的に楽。 でも気を抜くと、オムツを開けた時に、コロコロコロと転がって行ってしまう事が有るので要注意。 小学校にいたウサギを思い出す。
さて、赤ちゃんと一緒に湯船に浸からないアメリカ人。 一度、ジャバ夫さんが沐浴している時に、イサムさんをポーイと投げ込んだら、一緒お風呂がすっかり気に入ってしまったらしく、朝シャワーを浴びた後などに、お湯を張ってイサム待ちをするようになった。
ジャバ夫さんがお風呂に入れてくれると、足ふきマットの上で、洗浄されたイサムさんを渡されるのを待ってれば良いだけなので、楽。 イサムさんも、ジャバ夫さんの方がしっかり体を支えててくれるので、安心でしょう。
こちらの日本キャラクターグッズを扱っているお店に遊びに行ったら、日本の2、3倍の値段がして、びっくり。 http://www.royal-t.org/ お店と言うか、ギャラリー何だけんども。 店員さんが、通路の真ん中で棚卸ししてて、どうかと思っただよ。 高いのにサービスがいまいち。 今はキティちゃんフェア開催中。
イサムさんに無事パスポートを作る事が出来た。
そんなわけで、12月の半ばらへんに、一度お墓参りに日本に行こうと思う。 滞在が一週間程度なので、イサムさんの時間はアメリカ時間のままで行こうと思っている。 そして、日本の電車はインフルエンザとか怖いので、赤ちゃん連れではあまり利用しないでおこうと思う。
なので、起きているイサムさんを見たい友達には、午前中、横浜の実家か、その附近に遊びに来てもらうしかないのです。 12月半ばといえば、師走もまっただ中で、皆恋に仕事に急がしそうなので、なかなか遊べる人も少ないかもしれないけんど。 あと、皇帝の方は、夕方4時くらいまでは普通に起きていられると思います。 気合いで6時まで起きてるかもしれないけど、その後は意識混濁になる予感。
しかし、まだ気温が30度超すと言うのに、真冬の日本に行って大丈夫だろうか。 凍えそうだ。
あ、ミシンは修理代が100ドル超えそうだったので、新しいの買いました。 70ドル前後でした。
お誘いに負け、フェイスブックに登録しました。 でも相変わらず、シャイで自ら友達を捜そうと出かけないので、見かけたら声かけてあげてください。 旧姓でもひっかかるけど、新しい名前の方が珍しいので検索しやすいです。
本名で登録って、ちょっとドキッとしたけど、サービスの性質上偽名じゃ意味ないもんね。
しかし、同じようなネットサービスが多くて、色々な物に登録しないと、で混乱する。 チャットだけでも、ヤフーとMSNとスカイプとマックに登録しているのだよ。 ユーザーの利便的にどうなのだよ。 携帯会社が増えるたびに、電話番号増やすようなもんだよ。
さて、花粉症だ。 春になる物だと思っていた花粉症に、突然やられてしまった。 カリフォルニアでは、秋にアレルゲンを飛ばす何かが生息しているらしい。
抗アレルギー薬は、飲むと眠くて仕方が無い。 だが、鼻水の量がはんぱない。
常にさらさらの真水のような洟垂れになってしまうので、何も手に付かなくなる。 薬を飲むしか無いのか。 でも薬飲んだら運転できない。 運転できないと何も出来ないと一緒だ。
揺れる乙女心。 乙女だけど洟垂れ。
慣れし故郷を洟垂れて。
そういえば、ミシン壊れました。 原因は不明。 ノリノリでシュシュを沢山作っている最中に。 がくり。
イサムさんに蒙古斑ができている。
産まれてすぐは無かったのに、ちょっとずつお尻の上の方に出て来た。 ジャバ夫さんは「ザ・ブルー・バット」とイサムさんを呼んだりする。 応用は「お前が伝説のザ・ブルー・バットだな!?」とか、ちょっと北斗の拳っぽく言うのだ。
でも日本に行ったら、たいていの赤ちゃんはブルー・バットなので、伝説ではない。
ザ・ブルー・バットは、今お昼寝中。
日本語表記はよくわかんないけど、ベニスビーチとベニス通りをつなぐ道を、アボットキーニと言う。
そこには沢山のファッション専門店が軒を並べているのである。 代官山的な・・・。 いや、価格的に下北的?いや、まあとにかく、そんなファッションにうるさそうな人々が集う通りなのだ。
ジーンズのリメイク屋が有ったり、古い鞄や靴の直し屋さんが有ったり。 アクセサリー作家の店なんかも有る。 京都のSOUSOUや豊天を扱っている店も有り、かなりコアなファッションストリートなのだ。
ただ、ベニス周辺は景観保護地区で、勝手に建物を建て替えたり、改装したりできない。 ために、お店はかつて民家だった古い建物を、そのまま使っているのだ。
アメリカの伝統的な民家と言えば、ポーチが有りますでしょう。 で、ポーチの前には、階段が有りますでしょう。 3〜6段程度の、低い奴。
低かろうが高かろうが、ベビーカーにとっては、同じ障害物。
さらに、歩道が狭く、かつ入り口に凹んだところがない歩道もある(わかります?)。
バリアフリーが一般的なアメリカで、この地区の仕様はとにかく浮いている。 そして、この通りは若者のストリート。 若者は、若さ故に歩行弱者への理解が浅い。
他のどの通りを歩いていても、ベビーカーで段差を超える時には、その段差に差し掛かる前から、「助けが要りますか?」とどこからともなく声をかけられるのだが。
それに慣れてしまったせいか、段差につっかかるまで、誰も声をかけてくれないことに、ちょっと戸惑う。 つっかかって「ガツン!」となれば、しばらくすれば通りすがりの若者が「持ってあげる」と助けてくれるのだが。
つっかかるまで気がつかないと言うところが、「ふ、まだまだ修行不足よのう」と思うのだ(何様だ)。
そんな若い彼らも、経験を積むうちに、やがて立派なアメリカ市民として、ヒーローらしく成長して行くのでしょう。
まあそんなわけで、ちょっと赤子連れには難しい、流行に敏感な若者ストリート。 ロスに来たら、一度お試し有れ。
段差さえ無ければ、お散歩に最適。 イサムさんが歩ければなあ。
オムツを履かせた後、空気を含ませるようにして、二三回お尻をばふんばふんと叩くと、綿が膨らんで、吸水力が二倍になる。
という裏技を発見した夢を見た。
実際やってみたが、特に変化はない。
では、今日はベニスビーチに行ってみようと思う。 ジャバ夫さんの話によると、おいしいパン屋があるらしい。
イサムさんと同じくらいの月齢の子の母のブログやツイッターを見ていると、どうやら多くの人がやや固形の離乳食に進んでいる。
イサムさんは、まだドロドロにしてあげないと、何も食べられない。 お粥も、米の形状がちっとでも残っていると、「おえ〜」ってえずくので、すりこぎでゴリゴリしてから食べさせているのだ。 野菜もこしている。
そろそろ野菜も、形がやや残ってる程度に茹でてあげなければなるまい。 きっと食べないんだろうな。 ふふふ。
あまり何もしていないので、書く事が無い。 では、お蔵入りしたネタだけど、無事だったから書ける事でも。
実は、妊娠3ヶ月くらいの時、階段から転げ落ちたことがある。 こけたのではなくて、まさに転げて落っこちたのだ。 ぎゃあ。
6段程度だったと思うが、火事に遭う前のジャバ夫さんの実家の庭の階段で。 夜、母屋でテレビを見てから離れに帰ろうと外に出たら、突然重心を崩してずででででん、と落ちた。 とっさに、「腹はぶつけてはいかん!」と思って、変にかばって落ちたので、足の甲がずるむけになってしまった。
まあ、全く無事だったのだが。 妊婦は気をつけろと言われているのに、何故によく階段から落ちたり、こけたりするのか。 自分はこけないと思っていたのに、こけてしまった。
やっぱり、腹の中に余計な重りが付いて、普段と重心が変わるので、うっかり転がりやすいのではないか。
というわけで、世の中の妊婦さんは、過信せずによりいっそう気をつけてお過ごしください。
2009年10月22日(木) |
セルフォン・モンスター |
またジャバ夫さんが携帯電話を無くした。 ふ・・・。
さて、前回日本にジャバ夫さんが行ったとき、実家からミシンを持ち帰ってもらったので、靴下ぐるみを作り始めた。 慣れたら速そうだけれど、今のところモタモタ縫っている。 さすがに、機械の方が縫い目が細かくてきれい。 もっと小回りが利けばなあ。
そろそろ、イサムさんにちょっと堅い離乳食を作ってあげたいと思っている。
こないだ、離乳食用に、初めて出汁を取った。 驚くなかれ、今の今まで粉末のダシの素しか使った事が無かったのだ。 ネットで調べて、昆布と鰹で、基本的な出汁を。 イサムさんには不評だったので、卵に入れて巻いて、大人が食べたが。
まあ、そんな有様なので、食育などと言うえらそうな事は言えないのだが。
でも今から一個だけ決めているのは、何歳になってもイサムさんの食事中は説教をしないでおこうと言う事。 怒っていても、食事が始まったら、お小言は無し。
楽しく食事させてあげたい。 それが、摂食障害の増える現代で、子にしてやれる事なんでないかな、と思う。
どうやって、食事マナーを怒らずに教えられるのか。 それが課題だ。 (無理だと思う)
皇帝

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