皇帝の日記
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2010年03月10日(水) ワンダーランド

そんなわけで、勇者は帰国。
また時間を持て余す日々に戻ったのです。

時間をつぶす勇者メソッド:脳の一分で「右足動け!」と命じながら、別の脳の一分で「右足動くな!」と命じる。

さて、この一ヶ月と言うもの、勇者を連れて毎日どこかしらに行っていたので、今まで知らなかった新たなロスを発見。
こーんなところにこんなお店が、とか、こんな施設が、とか。
パサディナ以外はだいたい見たと言って良いだろう。
新たな観光スポットは、後々アップするとして、風邪で撃沈しているので、イサムさんを連れてサンタバーバラへ行こうと思っている。
ジャバ夫さんはサンフランシスコへ出張です。
ボンソワ。

ところで、観光の鉄板ハリウッドへ行った時の事。
とりあえず、チャイニーズシアターでしょう、コダックシアターでしょう、と繰り出すと、なにやら交通規制。
テレビクルーの車なんかも多数見られ、あら、なにかしらなにかしら〜とぶらぶらしていたら、金色の像がどしどし搬入されてきて、ああ、アカデミー賞授賞式かあ!と合点。
レッドカーペットが敷かれる前の廊下で、イサムさんと記念撮影。

それから、似てないと評判の蝋人形館へ。
もう、似てないとかそういう突っ込みではなく、説明文が逆さまだったり、間違っていたり、裏返しだったり、そんなレベルのやる気のなさ。
客も驚く程少ない。

近所のギネス博物館もセットで見学。
こちらも客はほとんどいない。
抱腹絶倒の展示内容は必見なのに。
ああ寂れてる。
侘び寂び。

日が落ちて、車に戻ろうかというところで、映画「不思議の国のアリス」のプレミアオープニングに来ていたジャバ夫さんと偶然出会う。
元ルームメイトがデザインに参加しているので、関係者に潜り込んでいたのだ。

まことに充実したハリウッド観光であったが、いかんせん肌寒く、その日の夜から風邪っぴきなんでござる。
イサムさんは両親が風邪なのに、感染しない。
良い子。


2010年03月09日(火) もげった

近所に鼻先の取れた猫がいるので、見かけたら「モゲッタちゃん」と呼んでいる。

もげったもげった〜鼻がもげった〜♪(テーマソング)

「ケモフィー・マズレス」という、立派な英名もある(勝手に。
came off(もげた)muzzle less(鼻無し)から来ている。

どんな風にもげているかと言うと、猫の鼻ぼたんが、ごっそりないのである。
一年程前にも見かけたが、その時もなかったので、おそらく事故かなんかで鼻がもげて完治した状態だろうと思われる。
見た目は酷いが痛くはないだろう。
あとたぶん、飼い猫。

モゲッタちゃんはいつも、近所の庭で粗相している。
見る度に中腰で、粗相の途中。

もげったもげった〜鼻がもげった〜♪
臭くてもげった〜♪

風邪薬が効いているので、寝ます。


2010年03月06日(土) 愛されて

愛されて12ヶ月。
日頃のご愛顧にお応えして、めきめきと成長しているイサムさん。
しかしアメリカ基準には達していない事が判明してしまったイサムさん。

そこで、医者が勧めるには、牛乳を飲んだら良い、とのこと。
えー牛乳〜?
生で〜?
うーん。
お腹壊しても困るしなあ。

というわけで、ほんの少しの牛乳を、普通の粉ミルクと粉ミルクの間に投入。
今のところ、特に変化無し。

それから、医者はナッツぎっしり確かな満足な、チョコレートバーまでおまけに持たせてくれた。
えーチョコバ〜?
うーん・・・。

まあ、少しなら・・・。

駄目だ、風邪で考えもまとまらないし、色々保留にしておこう。
今まで豆腐とか納豆とか、健康に良さそうな物しか食べてなかったのに、いきなりチョコバーはないだろう。

いや、ありなのか?
アメリカ的にはありなのか?


2010年03月05日(金) 風邪にたおるる

そんなわけで風邪。

ジャバ夫さんがウイルス風邪に倒れてから、気をつけていたのに。
昨晩から喉の調子が悪く、今朝は見事な風邪。
一歳になったイサムにも触れず。
はーどっこらどっこら。

イサムさんは誕生日なのに12ヶ月検診に行って、注射をバスバス打たれて、しかも鉄分不足の疑いをかけられて再検査で血を抜かれる始末。
結果、アメリカ基準で身長体重とも不足とされた。

お医者さんは、カロリーの高い物をがんがん食わせろ!とのこと。
カロリーが高ければ、なに食べても良いってさ。
さすが、日本の医者と言う事が違うわい。
つか、そんな乱暴な事で大丈夫なんだろうか。
いや、駄目だろう。
アレルギーとか怖いし。

一応、日本の離乳食の本とにらめっこしながら、カロリーの高そうなチーズ類から与えていこうと思う。

さて、昨日はハリウッドで観光と決め込んでいたのだが、なんとアカデミー賞の授賞式かなにかの準備をしていて、チャイニーズシアターの付近は交通規制とか色々封鎖されていたのだ。
しかし、勇者の見たがっていたワックスミュージアムなんかは開いていたので、見学。

すると近所のお土産屋さんで、日本人観光客の女の子10人程に囲まれ、イサムさんバシャバシャ写真を撮られる。
きゃーかわいいーかわいいーと、撮られまくり。
イサムさん、新しい観光スポットに。

ところで、今朝からそんな感じに倒れているので、申し訳ないが勇者がイサムさんの面倒を見てくれているのだ。
そして、なんと5秒くらいの間、なんの支えもなく立ったらしい。

人にあずけた方が、はやく発達するのだろうか。


2010年03月04日(木) ぶがぶが

お客人を連れ、ロデオドライブをぶらぶらしていた。
すると、なにやらガヤガヤと人が立ち止まって、写真を撮っている。
なになに〜?とよってみると、なにやら寸詰まりの車が路駐してある。

それはなんと、世界一高額な車、ブガッティ。
わー写真撮っちゃえー。
イサムさんを隣に置いて、パシャリと撮影。
皆、思い思いのポーズで、まるで自分の車かのように記念撮影している。
日本だったら「てめー俺の車に何さらしてくれるんじゃい」とオーナーが出て来てもおかしくないところなのだが。

しかし、F1より速い車ブガッティを路駐かあ。
10円傷とか付けられたらどうすんのかなあ。


2010年03月01日(月) トレイシー

トレイシーメソッドのおかげさまで、カルビ痩せに成功した皇帝。
体重はそのままに、脇腹サイズだけがカクカク落ちて行く。

早起きできた日は朝に。
寝坊したら夜にやっている。

それをケージの中からじっと見ていたイサムさん。
ふと気がつくと、椅子につかまり立ちしながら片足をシュッシュッとあげていたイサムさん。
それを自慢げにグランパマに披露するイサムさん。

赤ちゃんなのにカルビが痩せたらどうしよう。


2010年02月28日(日) 1歳

本日、イサムの1歳の誕生日パーティーをした。

お客様は少なめに。
グランパマのプレゼント攻撃で、プレゼントだけは山積みに。
ほとんど音の出る大型おもちゃばかり。
イサム大興奮。

しかし、2歳のアダム君がおもちゃで遊び、イサムさんが手を伸ばすと「ノー!マイン!」と言ってひったくるので、イサム初めての経験に大泣き。
あまりのショックに、首をブルブル震わせながらの泣き。

ごめんよイサム。
お母さんはそれに関して、何もしてあげる事はできない。
せいぜい抱きしめてあげる事しかできないのだよ。
よしよし。

大人の階段を一つ登ったのでありました。
よしよし。


2010年02月27日(土) ナッツ・ベリーファーム

絶叫マシーンが嫌いな皇帝。
ロスにいながら行った事がなかったテーマパーク、ナッツ・ベリーファームに遠征して来た。
勇者は絶叫マシーン平気なんだって。
高所恐怖症のくせにー。

ナッツはアメリカ初のテーマパークと言うふれこみ。
イメージキャラは、スヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」の皆様。
名物はベリーファームの元となった、ナッツ夫妻の農場で作ったジャムと、チキン料理。
ジャムを買いにくる人々を楽しませようと作られたのが、遊園地の初めて物語だそう。

ちなみにディズニーの近所に有るのだが、こちらはやや規模が小ぶり。
乗り物は大人向けの絶叫マシーンが何台かある他、子ども向けの難易度の低い絶叫もある。

皇帝にとっては、どちらもかなりの難。

ああこわい。
こわいくらいにこわいわ〜。
と、始終ガクガクブルブルしながら、それでも勇者に、マシーン別絶叫必勝裏技を教えてもらい、なんとか子ども向けのマシーンはほとんどクリア。
大人向けは、申し訳ないがパス。
勇者一人で乗ってもらう。

チキンはアメリカの物なので、評判と言っても大味。
半身がボーンと出て来て、がつがついただいた。

ジャムは、ジャバ夫さんにお土産に買って帰ったので、明日試食してみる。

明日はイサムさんの一歳の誕生日パーティーを開催する予定。
家の中の飾り付けも終了。
ジャバ夫さん曰く、一歳の誕生日パーティーをしっかりして、写真に残しておかないと、後々禍根を残すのだとか。
やでやで。


2010年02月26日(金) 99セント

日本で言う100円ショップ的な、99セントストアに行ってきた。

そこでイサムの一歳の誕生日用のデコレーションを、わらわらと購入したのだ。
紙コップとか、テーブルに敷くビニールとか。

そこで、うっかり買ってしまったのが、日めくりギネス記録。
毎日違ったギネス記録が読める、日めくりカレンダーだ。
2010年も、始まってからだいぶ過ぎたので99セント。

世界一懸垂が速い男。
世界一入れ墨の入っている男。
世界一沢山テニスボールを口に入れられる犬。

世界一が365日。

これからカレンダーは99セントで買おう。


2010年02月25日(木) スカーフ地獄

毎回スカーフをお店で見ると「あ、これ鞄に一枚入っていたら、寒い時にさっと羽織れるじゃなーい」と思って買ってしまう。

だがしかし、いざ寒い時にスカーフが鞄に入っていた試しがない。

そしてそれを忘れて、また買ってしまうのだ。

スカーフがどんどん増えて行く。
「スカーフ地獄の法則」として学会に報告したい。


皇帝