皇帝の日記
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2010年06月20日(日) でた

義弟妹に元気な男の子ができ申した〜。
やっふー!
安産だったそうで。
いやーめでたいめでたい。
皇帝もついに伯母さんだ。
とりあえず、ご報告までに。

さて、サッカーで盛り上がっている日本を尻目に、そこそこなアメリカ。
今日はデンマーク人の家でBBQをするので、行ってきます。
あんまりサッカーの話をしない方が良いのかしら。

日本勝つと良いなあ。


2010年06月19日(土) 予防接種

イサムさんを定期検診に連れて行きがてら、予防接種を打ってもらってきた。
帰りはむろん大泣き。
ところが機嫌が悪いイサムさんを連れているのに、皇帝の微熱を気にしたジャバ夫さんが、近所の病院に検査の予約を入れてくれてしまった。
泣きわめく赤子連れで病院。
肩身が狭いざんす。

そして、いつも通り全然血管にヒットしない血液検査。
その上、小児科から直行したのでお腹がすいていた為か、血に勢いが無く、採血が全然進まない。
イライラしているナース。
「採血前には、水を飲んだりして、血管広げてきてくださいね」
とか、初めて採血でナースに怒られたよ。

泣きわめく赤子、イライラしたナース、血のでない皇帝。

なんだかとっても疲れましたわ。

その上で登場した女医さん。
「なんか疲れてるんじゃない?」から始まり、問診。
明らかに育児疲れのノイローゼで疑ってかかっている雰囲気。

違うんです。
いつもはイサムさんはこんなに泣いてないんです。

つか、ノイローゼで熱は出るんでしょうか。

色々聞かれて、よりいっそう疲れて帰宅。
げそ。


2010年06月18日(金) でるでるでるでる

こないだ書いていた、3歳2歳1歳0歳児のメキシコ人お母さんが、また妊娠したとの報告を受け、日本人が減っているからと言って、マクロで見たら何程の事があろうかと思ったのです。
大丈夫。
今日も地球のどこかで増えている。

さて、今日は珍しくイサムさんの機嫌が悪く。
買い物中に泣き、家で泣き、夕ご飯を食べない有様。
困ったねこりゃ。
他はともかく、ご飯は食べてくれないと。

ところで、一年間定期購読していたファッション雑誌が「また一年読んでよ。安くするからさあ」とお手紙付きで、かれこれ三ヶ月も雑誌を送って来る。
いつまで無料で送ってくれるのか。
ドキドキしながら待っている。
送ってくる限り、買わないよ。


2010年06月17日(木) でるでる

出る出るサギみたいになってる義妹の赤ちゃん。
まだまだ産まれて来ないようです。
「もー早く産まれないかって皆が言うから、出て来ないの」とのこと。
ジャバ夫両親は、誕生日を逃すまいと、先週からアナポリスにスタンバってるのだ。
そりゃあ、赤ちゃんもちょっと恥ずかしくておいそれと出て来ないかも?

さて、ちょっと遅れてイサムさんの1歳の写真を、スタジオで撮影してきた。
コリア・タウンにある、韓国系のお店だ。
店員が韓国語しかできないので、韓国系の客ばかりなのだ。
だが、クオリティとサービスはアメリカの写真屋とは比べ物にならない。
様々な衣装とセットで、何枚もイサムさんをあやしながら、根気よく撮影してくれた。
(まあ、イサムさんは若いお姉さんに遊んでもらって、終始ニコニコご機嫌でしたが)

さすがに途中から疲れたので、イサムさんの表情が無になりかけたが、真打ちシャボン玉の登場で、果てしなく笑い続けるイサムさん。
帰りは、我々が韓国レストランで豆腐チゲを食べている間に、ばったり眠り込み、そのまま家まで起きなかった。

おつかれさまー。

アルバムの完成は、二ヶ月後だす。


2010年06月16日(水) ウーマンリヴ

義妹が子宮頚が2センチに開いたのに、ぶらりと買い物に出かけたりしているらしい。
皇帝の子宮頚が1センチになったときは、痛みもさることながら、気持ち悪くなって病室でげーげー吐いていたというのに。
明日明後日には産まれるんじゃないかというはなしでした。
たくましい。

そういえば、オーブリーのお母さんも、第二子妊娠3ヶ月目だと言っていたが、平気でざぶざぶ冷たい湖に入って行くは、ジェットスキーに乗って飛ばしまくって湖上警備の人に怒られたりしていた。
妊娠3ヶ月と言えば、皇帝は何も食べれずにげーげー吐いていた頃だ。
フルーツ食べると気持ち悪くなるの、と言いながらサンドイッチをもりもり食べていた。
たくましすぎる。

さて、ラスベガスでショッピングをした。
街全体がパチンコ屋みたいなべガス。
別にギャンブルで勝ったわけでもないのに、アゲアゲな気分にさせられる。
買っちゃえ買っちゃえ。
わーっしょいわっしょーい。
そんな感じ。

そして、カードを切ったら、なんとバンカメがカード取引を停止してきたのだ。
がびーん。
そんなには買ってないよ!
と、急いで電話すると、どうやらネバダ州で急に買い物したから、不審に思って取引停止にしたとのこと。
えー。

一応解除手続きもしたけれど、回復まで時間がかかりそうだったので、日本のビザカードでお買い物することに。
すると、なんとまた2度目に取引停止!
がー!

神様が、これ以上の買い物はやめなさいと言っているかのよう。

仕方が有りませんね。
と、コーヒーショップで一休みしながら、イサムさんの4ヶ月頃の写真を携帯で眺めて、ふふふと癒されてから湖に帰ったら、例のぼっちゃんお池にはまってぼっちゃん事件。

神様は、さっさと帰りなさいと言っていたのですね。


2010年06月15日(火) ぶりー

イサムさんに真剣に友達を捜してあげなければならないだろうか、と思う今日この頃。
だって、朝起きると「ぶり〜?」「ぶり〜?」とオーブリーちゃんを探して歩いているのだ。
けなげよのう。

オーブリーちゃんは、南アフリカ系のお母さんとイギリス系のお父さんを持ち、顔が小さくて目玉が黒々とでかく、チワワのようなバランスの、漫画系美赤ちゃんである。
イサムさんとほぼ同時期に誕生し、女の子のせいかおしゃべり。
水のボトルを持ち上げては「ウォーウォー」と、すでにウォーターを理解している。

無言でイサムさんに近づいては、服を引っ張って転けさせたり、人差し指で目玉を突いたりしてくる。
そして、イサムさんが泣き出すと、にやりと笑うのである。
仕舞いには、オーブリーちゃんがにやりとするだけで、泣き出すイサムさん。
弱え。

さて、前回までのあらすじ。
リハーサルディナーで着たドレスが、入らなくなったことにショックを受けた皇帝は、少し反省して、食事量をやや緩やかにしたのであった。まる。

そのドレスが、今朝なんとしっかりファスナーが閉じたのである。
3キロ減量の結果。
やればできる子。
これから、リバウンドがないようくれぐれも気をつけます。


2010年06月14日(月) ミード湖

そんなわけで行ってきた。
行くもの大変だったが、帰ってくるのも中々大変だった。
げそ。

でも、イサムさんは同い年の女の子、オーブリーちゃんと遊べたので、充実の2日間だったようです。
良かったね。
お母さんはお前が喜んでるなら、苦労もいとわないよ。
ふう。

さて、総勢10数名皆でボートを借りて、フーバーダムのあるミード湖へ。
ジェットスキーをしたり、赤子やチワワと浜で戯れたり。
皇帝、初めてジェットスキーを運転しましたが、あれって簡単なのね。
スイッチが2個(スタート・ストップ)、レバーが1個(スピード)。
それだけなので、人気のない広い湖を運転するくらいなら楽勝。

ただ、イサムさんが水を恐れる事無く、湖の深みへ深みへズンズン歩いて行くので、それを見ているのが大変。
オーブリーちゃんは、水が怖いので、ママかパパの側から離れず。
湖底の泥をこねて、おとなしく遊んでいた。
女の子は楽なんだなあ。

2日目、皆はまた湖に遊びに行くと言うけれど、せっかくべガスにきたから、買い物したい〜と皇帝だけ戦線離脱。
一日目の湖水浴で、砂漠の直射日光に当たって、かなり体力奪われたし。
ジャバ夫さんだけじゃ、イサムさんの面倒を船の上で見切れないだろうから、赤子もショッピングに連れてくよ〜と言ったのに、ジャバ夫さんは「男の子は外で元気に遊ばなければ!」とあくまで湖派。

ほんじゃあ、とイサムさんとジャバ夫さんを船に乗せて、お買い物へ。
お買い物でも一悶着あったけれど、それはまた後ほど。
夕方、約束の時間に湖に迎えに行くと、なんと二人ともずぶ濡れ。
ジャバ夫さんは、今年何個目かわからないiphoneをまたも水没させている有様。アーリーサマー。

一体何が?と聞いても、なかなか説明しないジャバ夫さん。
同行していた友達の話によると、ジャバ夫さんが目を離した一瞬の隙に、イサムさんがボートから華麗に飛び降りたのだとか。
しかも、静かに落ちたので誰も気がつかず、ジャバ夫さんが(落ちて2秒後、とは本人談)イサムさんの帽子がプカプカ水面を漂っているのを発見し、すぐ追って飛び込んだところ、水面1センチ程下で、イサムさんがじっと空を見上げているのを救出したのだとか。

ぎゃあああああ。

がくぶるがくぶる。

幸い、水は一滴も飲んでおらず、本人は水に落ちるのが気に入ったらしく、その後何度も飛び込もうとするので、救命胴衣を着っぱなしになったそうだが。
それはもう、うっかりでは済まされない失敗だ。

当然、大目玉を食らったジャバ夫さんであるが、事故のあまりのショックに急性胃炎で夜に倒れてしまい、帰りは皇帝が4時間運転して帰ってきたのである。

やれやれ。
これから日本でも、水難事故多発の季節になりますが、皆様お気をつけ遊ばして。
女の子は大人一人の監視。
男の子は大人二人以上で監視しましょう。
そうしましょう。

私は寿命が半分くらいに縮まりました。
なむー。


2010年06月11日(金) ラスベガス

知り合いが、ラスベガスに丸っと大勢が宿泊できる施設を借りたとかで、格安で泊まれる事になったので、これから4時間かけて運転して行こうと思う。
4時間はきついな。

さて、去年の誕生日に、ズニ族のアンティークブレスレットをプレゼントしてくれたジャバ夫さんであるが。
赤子を抱えて、こんなギザギザしたデザインの腕輪を巻けるか!この野郎!と、産後でしかもイサムさん入院中(腎盂腎炎でね)の皇帝に怒られてしまったのであった。
かわいそうに。

思えば、イサムさん誕生後、言われのない事でやたら妻に怒られてきた、可哀想な夫である事よのう。
夏だし、イサムさんもずっと抱っこしてなくて良い年頃になったので、このターコイズの腕輪を引っ張り出してきた。
良いね。

そのうち、垂れ下がるデザインのピアスも、またつけれるようになるかもしれない。

あ、そういえば、昨日のお母さんの鼓膜を破っちゃった赤子の話。
お母さんのコメントが「母親を傷つけた事によって、娘にトラウマが残るんじゃないかと心配」だった。

母の愛果てしなし。


2010年06月10日(木) 赤子の破壊力

のんびりと横になっていたら、イサムさんに顎を蹴られ、死ぬかと思った皇帝です。

なんか皆、「赤ちゃんのする事だから」的に、赤ちゃんのパワーを過小評価しているのではないだろうか。
違うよ。
敵は、手加減を知らないが故に、その破壊力たるや凄まじいのだよ。
最近「女子力」なるふざけた言葉が流行っているようなので、これを仮に「赤子力」と名付けよう。

赤子力検証その1
ジャバ夫さんの赤子時代。
彼は風邪から来る中耳炎で入院していた。
世話をしてくれるナースの顎を殴り、ナースの顎の骨を砕いた。

赤子力検証その2
義妹の赤子時代。
彼女は母親の顔面に頭突きを食らわせ、鼻の骨を折った。
その後、父親がDV加害者の嫌疑で職務質問された。

赤子力検証その3
アメリカの4歳児が、母親の耳にキスをして、鼓膜が破れた。
母親は未だに片耳が難聴で、耳鳴りがする。

と、このように赤子力は危険きわまりないのである。
赤子と言えど油断せず、奴らが近づいてきたら、顎や鼻などの弱い部分を露出せず、十分な距離を保って遊びましょう。
うかうかしてると、指を目に突っ込まれたり、ピアスを引っ張られたりします。

・・・書いてて、まじ危ないと思った・・・。


2010年06月09日(水) タンス

引っ越しに先駆けて、タンスだけ運ぼうと夫婦一つずつタンスを車に積んで、モンテシトに来ている。
ようやくネット回線が通ったので、更新。

しかしロスの家には、タンスから出された下着類が、あても無く彷徨う流浪の民がごとく散らばってているのだが。
イサムさんが見たら、「だーだーだーぶー!!」と叫びながら家中隅々に巻き散らかされる事必至。
どうしてくれようか。

さて、タンスを車に詰め込むのは大変だったが、モンテシトに着いてしまえば、力仕事の為に働いているアルマンドさん(元々は牧童さん)が運び込んでくれるので、皇帝は何にもしなくて良い。
日本ではオタク少女の間で「執事カフェ」なる物が流行っているそうだが、アルマンドさんはリアル執事だ。
マリオの様な容姿で、スペイン語しか通じない。
萌えない。
というか、意思疎通ができない。
そして、何故か雇用者達にかたくなに「セニョリータ」と呼ばれ続ける既婚者の皇帝。
自宅で下着が散乱しているセニョリータ。
ブリート。

なんもする事がないので、サマーランドのアンティークショップを探検。
アメリカのコスチューム・ジュエリーと言えばの、ミリアム・ハスケルのコレクションを大量に発見したのだが、好きな人が見たらたまんないんだろうな、と言う感じ。
私は、ハスケルはあんまりちょっと。
あの細かいブツブツ感が、あんまりな気がする。

興味のある人は、グーグル先生で調べてみてください。
欲しいデザイン見つけたらメールください。
多分日本の5分の1くらいの値段で買える筈。

あーブツブツ。


皇帝