皇帝の日記
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朝起きたら、引っ越し魔人が全部パッキングしてくれてた。 ・・・なんてことは無かったよ・・・。
さて、この記事。 http://www.lalalatimes.com/news/detail.php?cat=L&id=3273
面倒なので、全文を以下引用。
>【8月20日】男性向け健康情報誌『メンズヘルス』は、子どもに安全な都市と危険な都市のランキングを発表した。 カリフォルニア州のサンフランシスコが安全な都市の3位に選ばれた一方で、同州の ベーカーズフィールドとモデスト、フレズノの3都市がワースト10に入った。 このランキングは全米の100都市を対象に、5歳から14歳までの児童の事故死率やチャイルドシートの装着率、性犯罪者数、虐待された子どもの割合、自転車用ヘルメットやチャイルドシートの装着義務など子どもの安全を目的とした法的状況をベースに格付けが行われた。 ベスト10とワースト10の各都市は以下の通り。 ベスト10 1. マディソン、ウィスコンシン州 2. ホノルル、ハワイ州 3. サンフランシスコ、カリフォルニア州 4. バージニアビーチ、バージニア州 5. スポーカン、ワシントン州 6. プロビデンス、ロードアイランド州 7. ジャージーシティ、ニュージャージー州 8. コロラドスプリングズ、コロラド州 9. ピッツバーグ、ペンシルベニア州 10.バーリントン、バーモント州 ワースト10 1. ジャクソンビル、フロリダ州 2. ニューオーリンズ、ルイジアナ州 3. ボルティモア、メリーランド州 4. ベーカーズフィールド、カリフォルニア州 5. タルサ、オクラホマ州 6. モデスト、カリフォルニア州 7. グランドラピッツ、ミシガン州 8. フレズノ、カリフォルニア州 9. オクラホマシティ、オクラホマ州 10.コーパスクリスティ、テキサス州
<以上引用終わり。
これはもちろん小さな市は選考外なので、モンテシトは入ってないんだな。 入ってたら結構良い線行ったかもしれない。
で、何なのかというと、ワースト10の方の都市を見ていただきたい。 タルサとオクラホマシティー、オクラホマ州二大都市が、堂々のランク入り。 小さい市が入っていない事を考えると、全部入ったと言っても過言ではないだろう。 いや、きっとそう。 だって100都市でしょ。 50州あるんだから、各州2市くらいのエントリでしょ。
リアル北斗の拳なオクラホマ州にふさわしい結果なんだけど、3位のボルティモア、メリーランド州にも注目されたし。 こちらは、義父の出身地。
つまり義父は、子どもが死にやすい都市ナンバー3で産まれ育ち、ナンバー5の都市で進学し、子どもを育て、その子どもをナンバー9の都市に進学させたのだ。
ジャバ夫さん、生きてて良かった。
そんなわけで、一躍時の人となった義弟。 各地のヨットクラブから、コーチになってくれ、うちのチームに来てくれ、と引きの電話が絶えない状態。 元々所属して居たクラブからも、ボーナスが出たりしている。
まー赤ん坊が産まれたって言うのに、仕事休んでセイリングとはどんなもんかね、と思っていたが、なるほど大会に勝つと色々オプションが付くのだね。 良いチームと契約できれば、また大きな大会に出場できて、そこで好成績ならば、更に・・・。 しかし、大会に勝たなかった場合というのもあるわけだから、やはりアスリートとは勝負師よのう。 安定志向の人には向かない職だ。
だって訓練や技術はもちろんの事だけど、風向きや運次第という要素も含まれるでしょう。 スキージャンプで本番飛べなかった人の事を考えると、心臓に悪い話さ。
ところで、各地のクラブから引きがあると言う事で、義弟はより家族に近い西海岸で仕事を探す気になっているらしい。 そして、イサムさんにもセイリングを教える気満々のようだ。 うーんまあ、溺れなきゃなんでも良いや。 良い船乗りにおなり。
さて、ようやく追いつめられて、引っ越しに取りかかります。 いらんもんは、今日の午後教会の人がチャリティーに出す為に持ってってくれると言うので、つめつめ。
ってもう午後じゃん!!
2010年08月25日(水) |
シティ・オブ・インダストリー |
という、身も蓋もない名前の地名を持つ街があるんです。 ロス中心部から、車で東へ1時間くらい。
いかにも何にも無いところに何があるかというと、いつも贔屓にしていた寿司屋のシェフが、独立してラーメン屋さんをオープンしたので、食べに行ったのだ。 えーんやこら。 しかし、ラーメン一杯食べに往復2時間て。 と思ったので、一人二杯は食べる覚悟で。
ラーメンは美味しかった。 皇帝は醤油ラーメンと、沖縄ソバ。 ジャバ夫さんはとんこつラーメンと担々麺。 美味でした。 だけど、ちっともラーメン屋のラーメンではなくて、料理人が〆に作ってくれたラーメンみたいな。 やけにしっかりした出汁と、控えめな塩分で、これはジャンク大好きアメリカ人には受けないだろうな、という味。 更に、麺が皇帝好みのカタ麺。 アメリカ人、ラーメンって柔らかいもんだと思ってるからね。 難しそう。
と思って、ネットでレビューを見てみたら、軒並み「麺が硬い!皆、ラーメンは柔らかいって常識でしょう!?」とか「誰がラーメンにアルデンテを求めるのか」とかいう酷評がチラホラ。 うーん。 ラーメンにもアルデンテはあるのだよ、君ら。 僕は針金のような麺が好きだ。
でも、お昼時だしお客さんはけっこう入ってた。 夏の暑い盛りにこれだけ客が来てればオッケーなんじゃないでしょうか。 客はアジア人だけだったけど。
さて、義弟のレース。 北アメリカ・チャンピオンシップをかけた争いだったそうです。 木曜日から日曜日まで4日間かけて、7回競技する。
義父母がサンタバーバラからわざわざクルーザーを持って来て、船の上から観戦する予定だったのだが。 なんとレースの日にコンピューター制御のエンジンの、肝心のコンピューターがぶっ壊れ、あれやこれやとして結局土日にセイルボートを借りて、ようやく間近に観れるようになった。
しかし比較的小さなセイルボート。 暴れ回るイサムさんを抱きかかえての乗船は不可能と考え、土曜日はお留守番していた皇帝。 最終日に、船酔いに懲りた義母がイサムさんを見ててくれるというので、皇帝応援に参戦〜。
マリーナから外洋に出て行くと、これでもかってくらい船が揺れて、さすがにちょっとおえ〜っとなる。 平常心のジャバ一族(赤子含む)。
最近の調査で、ジャバ一族は元々ノルウェイでバイキングをしていたという事が判明。 お宝探しや略奪が性に合わなかったのか、単に良い土地を見つけたからなのか、700年以降スコットランドの地に定住するようになり。 そのうち食糧難で新大陸に船でやって来て、大西洋沿岸で海賊をしていたけどやっぱり性に合わなかったのか辞めて、陸に上がって定住した一族だという事がわかっている。
だから(?)誰も船酔いとかしないらしい。 ちょっとおえ〜っとしてるのは、嫁ばかり。 おえ〜。
そしてレース。 これまであまりいい結果が出ていない義弟。 皇帝の怨念、ではなく熱意ある応援が届いたのか、序盤から好スタートを切る義弟チーム。 しかし40ものチームが参加する今大会、スタートの足並みがそろわず、何度か仕切り直しに。
それにしても、皆すごい技術。 大きなボートを、帆を操って自在に動かす。 皇帝の目には、スタートラインにお隣さんとぶつからずに並ぶのも不可能に見えるのに。 ボートの上をあっちへ行きこっちへ行き、ロープを縛って解いて縛って解いて。 なるほど、こういう労働が苦にならない人が、船乗りになるのだな。 風呂場の排水溝を一年放置している僕には無理だ。
そして、新生児が船の上で表も裏もこんがり焼ける頃、レース終了。 なんとこの日、義弟は9位に入る大健闘。 オリンピックメダリストや、南米チャンピオンなんかが出場しているこの大会、9位はすごい事なんだそうな。
また、セイリングは選手生命が長く、チャンピオン達も余裕でオーバー40。 もちろん体力は衰えるかもしれないけど、セイリングは実は戦略のスポーツでもあって、経験が物を言うのだとか。 だからこれからも義弟がこの競技を続ければ、もっと強くなる可能性が高いという。 強くなれば、チームメイトを良い人と交代したりできるらしいし(はないちもんめ原理で)。
というわけで、良いレースだったのでした。
そういえば、プラハのユダヤ人地区の建造物が丸っと綺麗に残っているのは、大戦当時ドイツが「もう滅んだけど、ユダヤという人々が居て、こういう生活をしていました」と街ごと博物館みたいにする予定だったんだとか。怖い。
いつも思うのだが、ユダヤ人が何十万人殺されたとか、アフリカで何たら部族が何万人死んだとか、広島や長崎で何十万人が一斉に消えたとか、アルメニアと言う国はもう無いとか。 そういう大虐殺が起きても、結局どこの何人も消えてなくなったりしていない。 つまり、どんな残虐で大規模な殺戮をしても、根絶やしって不可能なんだよね、と思う。
だからもう、誰か気に入らないからって殺そうとするのは無駄だって気付いたら良いのに。 ラブアンドピース。
最近よく考え方が変わったりするので、こうして長らく同じところにダラダラ呟いてると、前言ってた事と違うよな、でも良いか、とかなってる。
さて、アジア圏から出て来ると、避けて通れぬのがユダヤ人のあれやこれや。 ヨーロッパにはもちろんユダヤ人社会が各地方に在って、なんとなーく長年共存しているのだが。 この新興国アメリカには、想像を遥かに超える数のユダヤ人が住んでいながら、また彼らがユダヤ教の伝統をしっかり保持しながら、日常では全く表立って来ないと言う不思議な事が起きてるのでありますのことよ。
そんなわけで、外国人として自ら移民となってこの国に住まう皇帝も、薄ら彼らの存在を感じながら、アメリカでは誰も深く語りたがらない、ぶっちゃけ部外者はあんま内部事情を知らない、というこのユダヤコミュニティーを薄々と観察していたのだった。 薄々。
なんで薄々としか存在を主張していないかというと、きっとこの国が非公式では在るけれど、一部猛烈なキリスト教国である事が原因なんじゃないかな。
よーく観察していると、彼らはよく家族で連れ立って日曜の礼拝に正装して出かけている。 男性は、小さな子もジャケットとベストと、ちょこんと頭に乗っける帽子、時折丸いシルクハットみたいなのに長いもみあげを生やしている大人。 女性は、長袖のブラウスに膝下丈のワンピースか、長袖の膝下丈のワンピース、時折同じシルエットのツーピース、ハイソックスに革靴。 建物にもダビデの星が掲げられているところが多い。 集会場か礼拝所なんだろうな、と思う。
政界、富裕層、なんらかの有力者におけるユダヤ人の占める率を考えると、不自然なくらいひっそりとしている。 キリスト教徒の皆さんは布教や勧誘が盛んだし(ユダヤ教の性質上、おいそれと勧誘ってことは無いでしょうが)、募金活動も派手で、チャリティーもガンガン押して来るのに。 「神は怒ってる!」って叫んでる人、大体キリスト教徒ですものね。 あんま主張してるユダヤ教徒の人は見かけない。
表立って来ないので、表立って攻撃される事も無いが、アメリカの中にはしっかりとユダヤ教徒に対する差別があるのであーる。 まあアメリカには沢山の差別があるので、例えばアジア人に対する差別とか、肉体労働者に対する差別とか、そういうゆる〜いステロタイプの偏見を、この無宗教・外人の主婦はヒシヒシ薄々感じるのである。 もちろん、あらゆる差別はいけない事ですから、教養人であればある程隠そうとするし、口に出したりはしないので、「これが差別の決定的瞬間!」みたいなのは無い。
ジャバ夫さんの職場にも、何人もイスラエルから来たユダヤ人がいたし、別に聞かれなきゃ答えないけど「あ、僕ユダヤ人だからクリスマスパーティーしない」とか言う人が結構居た。 そこで繰り広げられる、結構ギリギリだーと思うような話題や、テレビで揶揄されるユダヤジョークが出た時など。 ぼーっと観察して、まとめた結果、これがアメリカ人のユダヤ人差別だよな、というのを挙げてみる。
1)キリストを殺したのはユダヤ人だから許せない。 2)ユダヤ人はナチスによる虐殺の事を、いつまでも言ってて、暗くてヤダ。 3)ユダヤ人は、秘密の道具で何してるか、よくわからない。
まあ、1に関しては差別故にひねり出したへりくつっぽいところもあるんだけど、これを結構、学校の先生とかが平気で言っちゃうところがアメリカンクオリティーだな、と思う。
あと、2は、アメリカのスタートが移民の国なので、各移民がそれぞれ命からがらやってきて苦労している中、お前らだけ可哀想なわけじゃねー!という思いもあるんでしょうな。 初期にはスコットランド、アイルランド系の餓死寸前まで食い詰めてきた人々、アフリカから奴隷として連れて来られた人々、最近では旧ソビエトやアルメニアからの移民とか。 ぱっと聞くと「そんなご無体な・・・」と思う話だけど、声高に言わないけど歯を食いしばって頑張ってる人達が言うと、また違うんでしょう。 それから、そういう移民のほとんどが、大した援助も保護策も無くやって来たのに対して、ユダヤ人は政界からも金融界からも、巨大なバックアップが在るから、新大陸に来てもそれほど困らなかったと言うところがまた、「ふざけんなこらー!」と思わせるんじゃないでしょうか。 言いがかりだけど。
3になると、差別されたから、より自分たちだけのコミュニティーに引き蘢って、独自の文化を説明する場も設ける事をせず、ひっそりと宗教儀式をしている為に、結果「よくわからなくて、怖い集団」となってしまった模様。 頻繁に、テレビのコメディー番組とかでこのネタが使われている。 (よくわからない道具が部屋にあって「何これ?」「ルームメイトがユダヤ人なのさ。はっはっは」みたいなアメリカンジョーク・・・) なんでロウソクの台の先が分かれまくってんの?とか、なんで指をナイフで切ったり血を集めたりすんの?とか、なんでその帽子かぶるの?とか。 それ言ったら、仏教の方がよっぽどわけわかんなくて、ヤバそうな武器っぽいもの一杯使ってるけど。
これが、ヨーロッパに行くとちょっと事情が違って。 共存している時間があまりに長く、そこに居る事が普通な為か、アメリカ程閉ざされた社会ではないと思う。 シナゴーグ(礼拝所)の入り口も開けっ放しだったりするし。 ジャバ夫さんは、この度のリトアニア・チェコ、ユダヤ人の歴史を眺める旅のおかげさまで、すっかり「ユダヤ教=よくわかんないもの、あんまり知ってはいけないもの」という見方を変える事ができたようです。
アメリカの差別は、全体像の掴めない未知のものに対する恐怖なんだろうな、と思うのですよ。
ところで、アメリカ人がユダヤ人を気に食わない理由の中に、「政治に介入してる」というのがあるけれど、古今東西どの宗教に関わらず、政治に口出しするのはよろしくないと思うので、この点はそうだと思うよ。
そんなわけで、薄ら観察記録でした。
東京芸術大学でシャガールの展示会をやっているそうではないですか。
皇帝にとってシャガールを初めてまとめて観たのは、小学生の時に母親とデパートの展示会で開催されていた「青春のシャガール展」だった。 「青春の」って。
展示されていた絵は、若い頃の物やスケッチがチラホラと、ほとんどがシャガールが晩年過ごしていた南仏の物。 で、何が青春かと言うと、長らく過酷な人生を歩んで来たシャガール爺さんは、この頃若い恋人ができてウハ〜人生バラ色〜となっていたらしいのだ。 ウハ〜。 背景が赤と青で大胆に塗りつぶされたりして。 その上抱き合った男女が空を飛んじゃったりしている。 飛ぶ物も色々で、馬とかニワトリとか飛んじゃう。
その後大人になってからヨーロッパの美術館とかで観たり、韓国でまた大きな展示会に行く事ができたり。 時折シャガールに出会える。
見ればすぐに「あ、シャガールだ」とわかるところとか、すごいと思う。 あと、しょっちゅう見かけるので、特別感が薄れてしまっているかもしれないが、一枚一枚の絵をじーっと観たら、きっとまた新たな発見があるかも。
母親が、子どもの頃に色々と展示会に連れて行ってくれたのが、突然思い出されたりする今日この頃。 子ども連れの芸術鑑賞は大変だったと思うが(しかも電車を乗り継いで)、こうして記憶に残っているというのは、情操教育に大いに貢献したのではないだろうか。
イサムさんも、せっかく世界の芸術の集まるカリフォルニアに居るのだから、もっと美術館に連れて行ってあげないとあかんな、と思う。 子どもだから覚えてないだろうということは、無意味だ。
さてコネタ。
イサムさんがついに意味を理解しながら単語を発した。 「UP!」と言いながら抱っこを強要。
あと、昨日sheを「一人称」って書いちゃったけど「三人称単数」なので、地味に直しておきました。
イサムさんに面白がって履かせてみたジーンズ柄オムツのCMが、かわいいので紹介。
http://www.youtube.com/watch?v=glJ3p5TDKpA&feature=related
よーく見てみると、最後車に乗り込むところとかかっこ悪いのがかわいい。 イサムさんも、最近車のドアを開けると自らこのように乗り込みます。 ベビーシートには自力で乗れないから、結局大人が助けるんだけど。
ハギーズ(オムツメーカー)のCMは、いつもことごとく可愛くて、お母さん達消費者のハートをがっちりキャッチするので、是非チェックしてみてください。
さて、ボートを語る時三人称がsheなので、ボートは女性なんだな、と思った。 他に、車とか宇宙船も彼女らしい。 がっちりしてて、むしろ男性っぽいけれど、男性が思い入れたり大事にする物なので、女性だということ。 西洋人の考える事はわからんのう。
ジャバ夫さんのオクラホマ友達が、はるばるフェニックスから運転して遊びに来てくれているのであるが。
彼女は美容師とマッサージ師の資格を持っており、これを機にとイサムさんの髪の毛を切ってもらった。 イサムさんの頭髪が変な様子なのは、お母さんの散髪技術が拙いせいだと思っていたが、そうではなかった。 プロが切ってもハリネズミ状態だった。
そして、25日までに引っ越し完了させる事に決まったので、荷造り頑張ろう。 お〜↓がく。
来月日本に2ヶ月ちょっとくらい帰ろうかと思っているのだが。 なんとちょうどグリーンカードの再申請(初めだから2年で更新、次からは10年ごと)と重なってしまい、早めに出したアプリケーションが通って返信が来るまで、チケットが手配できないのだ。 ぬるーん。
なんて言うのでしょうね、こういうの。 生殺し? ビザ関係はこの生殺し期間が多いので、これからどっかの国の人と結婚しようと思ってる人は、生殺されても良いように、趣味をいっぱい持っておいたら良い。
というわけで、昨日はジャバ夫さんが5年間愛用していたユニクロズボンが真っ二つに裂けたので、それを使ってぬいぐるみを作った。 詰め物も端切れを使ったり、ほぼ全ての材料をリサイクルできたので、満足。
ペンギンを作っていたのだが、完成したのはなんかの宇宙人的ななんかだった。 ペンギンはかなりの確率で宇宙人になる罠。 わからない人は、うろ覚えでペンギンを書いてみたら良い。 ほーら宇宙人。
桃ラー全然手に入らないみたいですね。 ふっふっふ。 持ってるもんねー。 納豆に混ぜたらとっても美味しくいただけました。 ふふふ。
さて、リモコン大好きなイサムさん。 よく一人熱心にぽちぽちやっていて、時々映画を購入しそうになってたりして慌てるんですが。 こないだ気がついたら、アルメニア関係の番組を800分も録画していて、びっくり。 アルメニアに興味があったのか、君。
そうそう、モンテシトのパッと見タイ風レストランみたいな店に入ったら、中はアジア雑貨の店だった。 そして、思った以上に奥行きがあり、裏には店より広いボタニカ〜ルな庭園。 店内にレズビアンのカップルがいたのだが、皇帝一家が店に来た後、他のレズビアンカップルがやって来て、そのうちおばあちゃんのレズビアンカップルがやって来た。 さすがカリフォルニアとでも言うのか。
そのレズビア〜ンなお一人が、なんと皇帝がつとめていた時に企画制作出荷したバッグを持っていたのだ! なーにー!? 企画した時は営業だったんだけど、その後貿易課に行ったので、出荷した先は台湾だった。 しかもお姉さんが持っていたのは、台湾限定の型。
声を思い切ってかけようかどうしようか、さんざん悩んだので、入り組んだ庭で会うたびにジーッと見つめてしまって、なんか誤解を生んだのか、相手のお姉さんがしっかりと手を握ったままになってしまった。
誤解されてはいかんではないか。 後々カップルで喧嘩になってしまってはいかん。 と、勇気を出して「実はあなたのバッグ、私が作ったかもしれない」と説明したら、バッグを見せてくれた。 バッグの内側の刻印は、間違いなく我が社(だった)の物。 「間違いありません」と言うと、お姉さん達はその偶然を喜んでくれて、角砂糖をくれた。 何故角砂糖、と思ったが、そのお店で輸入物の角砂糖が売っていたのだ。
小さなご縁のお話。
皇帝

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