ぶつぶつ日記
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2002年02月01日(金) 試行錯誤

私は銀粘土ちゅーもので、シルバーアクセサリーを作っている。
一応、その素材は特別素材なもんで、
「指導インストラクター資格」なんてものがあり、
それを持っているので、人様にもお教えすることができることになっている。
教える教えないはおいておいて、
先日、勉強会と称したオフ会で、
私の唯一の特技、「シリンジ技」を皆様にご披露した。
皆様、このシリンジがかなり苦手らしい。
私はアラビア語をデザインしている関係で、
このシリンジなしには製作が出来ないほど、
多用している(バカの1つ覚え、とも言う)。
結構簡単・・・って自分では思うんだけど、
どうしてそんなに難しいんだろうか〜(・・?)。

シリンジを持って、やにわにシリンジ使いを始めようとした私の周りで、
持っただけなのに、どよめきが・・・。
何?
「そうやって持つんですか〜??????」
という声、声、声・・・。
皆さん、この注射器状のものを、
注射器もちにして使っていらっしゃったらしい。
それじゃあ、安定悪くて細かいことはできんわな(^^;)。
(ちなみに私は、ぐー握り)。

また、フクリンという石を固定する作業。
フクリンを石に沿わせて倒していかないとならないんだけど、
教科書では、とがった先で倒すことになっている。
あんた、そんなことしたら、フクリン自体もがたがたになるし、
下手すると石を傷つけちゃうじゃん。

しかし、そのどちらの方法も、しっかり教科書に載っている
「正しいスタイル」。
でも、それでやったんではどうもうまくいかない。
教科書を見たり、誰かに師事して何かを習うと、
どうしてもその先生なりの固定観念が
こちらにもうつってしまうことがある。
独学でやっている人の作品が面白いのは、
そういう固定観念が少なく、
そして試行錯誤しつつ、自分で考えて作っているからだと思う。

なんでも、試行錯誤って大事だよなあ。
遊びも、仕事も、そして政治も。

アフガニスタンも試行錯誤中、小さな内紛勃発中。
日本もごたごた、外相取り替え騒ぎ。
ゴタゴタしてもいい、もめても良い。
それをいい結果にして欲しいと思うのだった。


2002年01月31日(木) 緒方貞子さん

なんだかわけのわからないすったもんだの田中外相更迭。
後任には前国連難民高等弁務官で
アフガニスタン支援政府代表の緒方貞子氏(74)の名前が挙がっている。
すばらしい!
これはすばらしい案だぞ、小泉!
珍しく小泉首相を誉めてもいい気になっている。

緒方貞子さんは、日本が世界に誇る人的至宝だと思う。
どこに出しても恥かしくない人。
どんな国際政治の場でも、誰とでも、
堂々と渡り合っていける稀有な日本人である。
その上。
女性、と言う所がまた、私には誇らしい。
彼女のような日本人男性はいますか?
すぐには名前が出てこないでしょう。

しかし、どんなにすばらしい人でも、1人では何も出来ない。
あの魑魅魍魎の住む外務省の中で、
彼女の今までの経験を、果たして存分に生かせるのか。
よってたかってただただ、彼女をつぶそうとする輩が多いのではないか。
それを私は心配する。
国の政治は、官僚のおもちゃじゃないはずなのに。

そしてもしそう言うことになってしまったら、
この国の官僚のことを、
心のそこから軽蔑するだろう。
東大を出ていていくら勉強が出来ようが、
何だろうが、
あなたたちは最低の国賊である、と。


2002年01月30日(水) 日本もイスラエルに賠償を求めて欲しい!!!

どうやら、イスラエル軍の一連の
パレスチナ自治政府関連施設への攻撃を受けて、
EU諸国はイスラエルに対して、彼らの援助
によるパレスチナ施設への破壊に対し、
賠償を求める訴えを起こすらしい。

日本もぜひ!!!
これに一枚のって欲しいものです。
なかなかイスラエルに圧力をかけるのは難しいですし、
これも消極的な手段だと思いますが、
何もしないよりは良いと思う。

また、EU諸国だけだと、
イスラエル側の意見として
「ヨーロッパのユダヤ人差別再燃。」とか、
わけのわかんない被害者意識が自国内でクローズアップされて、
話しがうやむやになる可能性があるけど、
そこに、もともと「ユダヤ人蔑視」とか関係ない、
そしてユダヤ人保護でイスラエルからも称えられている
あの杉原千畝氏を生んだ日本が参加することにより、
イスラエル非難がもっと国際的な意味を帯びてくると思う。

外相兼務になった小泉首相よ。
アメリカと連帯する必要はない。
たまにはEUと足並み揃えてみてくれ。
少しは世界の流れが変るかもしれない。
日本独自の外交ってやつを、
今こそ作ってくれよ、と思うのであった。


2002年01月29日(火) 兵役を拒否する、イスラエルの高校生たち

イスラエルの高校生たちが、兵役を拒否するという手紙を政府に出したそうだ。
もちろん、これまでにも兵役を拒否した若者はいるが、
これだけ組織化された兵役拒否は、イスラエルでは初めてだそうだ。

イスラエルは世界でただ一国、
女性にも兵役を義務付けている国である。
高校を卒業すると、彼らは兵役につく。
ホロコーストの時のように、そしてそれよりももっと昔のように、
ただただ殺されるのを待つのではなく、
追い出されることに甘んじるのではなく、
自分たちの力で国を守る。
だまって殺されるよりは、たった一人になっても戦うこと。
イスラエル「建国」時より、それが至上の命題になっていた。

しかし、ホロコーストの記憶は、いくら教え込んだ所ですでに遠い。
遠い記憶になりつつある。
「被害者」としての哀れな姿を、自己の記憶としてとどめている世代は、
すでに残り少なくなっていて、
その反面、イスラエル建国時のアラブとの戦いも知らないような、
「戦後世代」がイスラエルにも増えている。

そしてこの時代、イスラエルの若者たちは、
テレビで、そしてインターネットで、
「加害者」たるイスラエルの姿を、見ないですむことは難しい。
ほとんど裸身で、死に向かって突進してくるパレスチナの自爆テロ。
報復のため、完全武装でパレスチナの住宅地を蹂躙するイスラエル軍。
本当は、彼らだって自国のそんな姿を見たくはないはずだ。
しかし、全ての情報をシャットアウトすることは出来ない。
見たくないものを見ないですむ時代も、
やはり遠くなっているのかもしれない。

すでにイスラエル抜きのパレスチナも、
パレスチナ抜きのイスラエルも、
どちらか片方があの場所で生きることは出来ない。
どちらもが、あの場所で暮らしていかなければならないのなら、
どちらもが同じ分だけ痛みを分かち合うことが必要だろう。
(そのためにはパレスチナの状況を性急に改善する必要がある。)

「パレスチナ人を傷つけることは、イスラエル人を傷つけること。」
そう言って兵役拒否の手紙を書いた16歳の女の子の、
凛としたまなざしに、かすかな希望を見る。
そして、彼らの気持ちが、パレスチナ人の若者にも届いて欲しい。

「イスラエル人を傷つけることは、パレスチナ人を傷つけること。」





2002年01月28日(月) さわりたい

「ハートは画像か、感触か。」と問うた人がいた。
心は、見えない。
そしてもちろん触ることなんて出来ない。
でも・・・、多分心は感触。
できることなら、心に直接触れたい。
冷たいのか、暖かいのか。
四角いのか、丸いのか。
硬いのか、柔らかいのか・・・。

心に、少しふれた気がした。
そして私の心にもふれて欲しいと思った。
きっと今日の私の心は、
まあるくて暖かくて、そしてやわらかいから。


2002年01月27日(日) ハートが壊れた!!

と言っても、ブレスレットの話。
でも、ちょっと暗示的。
なんだかすごく傷ついた気がしていた。
そうしたら、次の日、
気がついたらブレスレットの「ハート」の文字が折れていた。
作った時に、一度折っていた所だったので、
「やっぱり、折れたか。」と言う感じ。
それでもちょっと、ドキっとした。

でも。
このブレスレットは私が作ったもの。
壊れても、修理すればいい。
どうしても直らなかったら、
そこだけ新しいパーツを作ればいい。
「ハート」は、何度でも新しくできる。

人の心はとても欲張り。
ここまで・・・、と思っていたはずなのに、
気がつくと、もっともっと、と思ってしまう。
そして自分一人が傷ついた気持ちになって、
ハートが壊れた気になる。
でも、それは私だけなのだろうか?
傷ついた気になるのは私だけ?
それは、多分違う。

何度でも、何度でも。
傷ついた気になっている心を新しくしよう。
自分で作ったブレスレットのように。
それを作ることを願ったのは、私。


2002年01月25日(金) すぐに・・・

どう〜してこう、調子が良かったはずなのに、
一気に下降してしまうんだろうか。
なんで、ちょっとした一言に傷ついてしまうんだろうか。
相手の言葉の裏側まで、勝手に自分でのぞきに行って、
勝手に結論付けて、
そして勝手に傷ついていることは、
わかっている。
でも、その自分勝手な結論を、
「そんなことないよ」と否定できない。
それがまた、落ち込みの原因。


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