ぶつぶつ日記
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2002年03月26日(火) |
悪口スレッドを立てたくなる気持ち |
生きていると、いろいろ、色々理不尽なことが多い。 こちらも反省したりするのだが、 相手が反省しない、 下手すると相手は全然気がつかない、 なんてこともある。 特に相手が会社なり、なんらかの組織だったりすると、 「会社の方針だから。」とかなんとか、 まるでこちらに全面的な非があるように言われてしまう。 法律相談しようにも、そこまでの問題じゃなかったりすると、 どうやってこの怒りを静めるか、 自分のストレスを解消するか、 これはかなり難しい。
最近、友人の身の上に起こったことを聞いているうちに、 私は憤死するんじゃないかと思うほど激昂してしまった。 同じ話しを聞いた別の友達も憤死寸前だったので、 どう考えても相手に非がある。 しかし立場上、しかも相手の性格上、 いくらこちらが束になって「真っ当な」こと言っても、 相手は全然理解しようとしないだろうし、 いや、きっと理解できないだろうと思われる。
こう言う時、嫌がらせメールを送ったり、 ○チャンやYAHOOの掲示板に悪口スレッドを立てる人の気持ちが、 なんとなくだがわかってしまうところが恐ろしい(^^;)。 全く消極的な、そして後味の悪い方法であるゆえに、 冗談で「スレッド立てちゃる〜(笑)」と言う事はあっても、 実際には立てたりはしない(当たり前だが)。 にはもちろん確信犯もいるだろうが、 でもあの膨大な中きっとごく普通の、 しかしどうにもこうにも怒りを解消できない人が 腹立ち紛れに立てた悪口スレッドもあることだろう。
小市民はつらいのだ。
子どもの頃から、よく夢を見る。 そしてその夢を良く覚えている方だと思う。 記憶にある一番最初の、そして一番鮮烈な夢は、 小学校に上がる前、何ヶ月も毎日見つづけていた夢だ。 どこともわからない臙脂色のビロードのカーテンが空を覆う世界。 その中に、私が住む家が一軒ぽつんと漂っている。 いきなりカーテンから現れる大きな手は、 私をその家から引き離す。 怖くて、いつもそこで目がさめて、まだ起きている両親を求めて階段を下り、 階段の、曲がり角の所に座って母が私が起きたことに気がつくのを、 待つ毎日だった。 その夢も突然見なくなり、 そして今でも私の夢は「色つき」である。
今でもけったいな夢をよく見る。 地球防衛軍になって戦うことも多いし(笑)、 精神的に行き詰まっていると同じような夢を見て、 朝起きると自分があせっていることを再確認させられるようでうんざりする。 不思議な、でもディテイルのはっきしている街並とか、 一体私は夢を見ることで、記憶の何を処理しているんだろうか、 と不思議になることもある。
最近見た夢で一番記憶に鮮烈なのは、 業火におそわれる夢だ。 その前はほとんど覚えていない。 ただ、ものすごい紅蓮の炎が突然迫ってきて、 私はなす術もなく体を床にをちぢこめるだけだった。 恐怖と悲しみと。 夢の中だというのに、色々な思いが走馬灯のように胸をよぎった。 そして、炎に包まれた瞬間・・・。 それまでの恐怖や悲しみや、思い出や後悔は、 どうでもいい、些細なものに思われ、体が軽くなったように思った。 そしてその瞬間、布団の中で目が覚めた。
私はムスリム歴20年以上の人からも「90%ムスリマ」と言われるような人間だが、 残りの10%の、日本人的感覚もものすごい強い人間だと思っている (だからこそ、いまだにムスリマにはなれないのだろう)。 自分の宗教観を、「多神教的一神教」と思っているので、 ムスリムにとっては地獄の業火であろう炎も、 私にとってはやはり「浄化」の徴に思われる。
夢の中でこの身を焼かれて、 私は何を浄化したのだろうか。 煩悩多き日々は続くが。
2002年03月24日(日) |
心に着たコートを脱ぐ前に |
私は春生まれである。 猪突猛進、後先考えないおひつじ座。 ああ、それなのに、最近の私はちょっとブルー。 仕事も何もかも、うまく行かない、うお〜!!! どよどよしている。 が、しかし。 周りを見回してみると、そう言うのはどうやら私だけではないらしい?
日本人国民病の花粉症のせいもあるかもしれない。 春は別れと旅立ちの季節だから(日本的には)ってのもある? とにかく、やたらめったらブルーで落ち込んでいる人の多いこと! 今年は桜の開花も異常に早かった。 そのせいか5月病が早く来たか。
いやいや、きっと皆、春に酔っているのかもしれない。 桜の花は確実に人を酩酊に誘う。 冬の重いコートを脱ぐように簡単には、 人はいろいろな思いを捨てられない。 多分。 日本人にとっては特に、 春は今までの自分を直視する時期なのだろう。 そこに見えるのは、理想とはかけ離れている自分の姿。 日差しは暖かく明るくなっていくのに、 それにはふさわしくないような自分。 直視するにはあまりにもみっともない自分。 ぐずぐずと、心に着たコートを脱ぐのをためらっているのだろう。 けれどきっと、桜が全て散ってしまえば、 あきらめて心のコートも脱げる日も来る。 その日まで、しばしだらだらうだうだと、 自分自身のふがいなさに付き合っているのもいいのかもしれない。
誕生日は、もうすぐ。
2002年03月23日(土) |
のってきた( ̄ー ̄)V |
職場でのくだらない消耗戦で精神的に疲れ、 銀粘土に対してもやる気が起きない日々が続いていましたが、 エンジンかかるとこりゃ調子ええ〜わ〜。 段々楽しくなってきました。 進む、進む〜ん( ̄ー ̄*)〜♪
ある雑誌に、「仕事ばかりでほかの生活がない。」 というお悩み相談が載っていました。 友人にも、「あなたみたいに趣味が色々あると本当にいい。」 とも言われました。 そうよね、そうよね〜。
メインの仕事の給料が悪くてもバイトもあるし、 学校でなかなか教える仕事がまわってこなくても、 プライベートを頼まれてるし。 そうそう、悪いことばっかじゃないもんなあ。 うっし。 元気出てきた週末。 ・・・・来週はどうなるかわからないけど(笑)。
親友に彼氏らしきものが出来た。 らしき、とつくのにはわけがある。 本人いわく、彼に対して恋愛感情を持っているわけではない。 そして年下の彼も、重いのは嫌、と言っている。 だから余計に感情入れないようにしている。 まあ、そう言うことらしい。 しかし、メールの文面から、 彼女がこの彼氏に恋愛感情、 もしくはそれに近い感情を抱いていることがわかる。
彼女も私も、あまり恋愛が得意な方ではないし、 はっきり言って場数も全然踏んでいない。 だからかも知れないが、 彼女は「彼の内面に踏み込めないし。」とあきらめムード。 恋愛と言うと、相手と理解しあえるとか、 相手と価値観が一緒とか、 とにかくそうでなくては恋愛じゃないんだとか、 それが誰かとお互いに好きになるってことだとか、 私たちは今まで、そんな神話を刷り込まれてきたのかも知れない。
しかし、と最近の私は思う。 相手は100%他人で、別個の人間なのだから、 相手の内面がわかる、という方がきっと、珍しいことなんじゃないかな。 いつまで付き合っても何を考えているのかわからない。 理解したい、と思っていても理解することは出来ない。 でも時折、何かを理解したり、 相手が自分を必要としているように感じたり、 そうやって私たちは付き合いつづけていくのかも知れない。
だから焦ることはあまりない。 側にいて居心地がいいのなら、それは暖かい関係なのだから。 年上の親友のこの恋はどうなるのだろう。 微笑ましくうらやましい、恋の始まり。
意味もなく、転職サイトに登録していたりする。 いざと言う時のため、もあるし、 学校と言う特殊な世界に属していると、 一般的な動向が見えにくくなるので、 どんな求人があるのかチェックするだけでも、 結構面白い。
昨日、朝届いたそう言うサイトからのメルマガには、 「どんな会社が働きやすい会社か。」 という短いコラムが載っていた。 話は単純。 「普通に考えて、変な決まりがある会社は、 現在全然延びていない。」 学閥や性差別はもちろんのこと、 オフィス密集地にあるのにお昼休みが45分しかないとか、 サービス残業して当たり前とか。 こういう会社はつまり、人のことを大事にしていないし、 人あっての企業ということをわかっていないってことか。
これを読んで大笑いした。 今私が働いているところは、 「なんか、変。」のオンパレード。 あまりにそれがまかり通っているので、 それにカリカリしている私たちがクレイジーみたい。 でも、やっぱり変なものは変なのね。 そこで、私と同じようにカリカリしているクレイジー仲間に、 このメルマガを社内転送してみた。 返ってきた返事は・・・。 「まるっきり、うちじゃ〜ん。いっそのこと、 こんなにある、変な会社って特集して欲しいよ〜。」 と、そろいも揃って同じような返事が返ってきた。
そのメルマガの最後には、こうも書かれていた。 「主流派から離れた人物が社長の会社は、 この頃なんだか元気がいい。」 やっぱり、新しい風ってことですかね。 着眼点を変えるってことかしら。 頑張れ日本! がんばれ日本のアウトロー! 次の時代を作るのは、きっとはぐれものの私たちだわ!
時折、自分がどうして働いているのか、 その目的や将来の展望を見失う時がある。 どうして見失ったのかもわからないまま、 不満ばかりが溜まっていき、 そしてなかなかうまくそれを吐き出すことが出来ない。
見失った時と同じように急に、 また目的や展望が戻ってくることもあるし、 もしかしたら、このまま見失って終わってしまうのかも、 という不安もある。
あと何年、私はこうして働きつづけるんだろう。 20年?30年? その長い時間の中で考えれば、 今この時間と言うのは大した長さではないように思うが、 この一瞬では、無駄な時間を長く過ごしているようになるのも仕方ないこと。
養うものがない女は、 うだうだと思い迷うことが大きいのかもしれない。 働くのは家族のためという大義名分も責任もない。 自分の、ためだけに働いている女は。
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