ぶつぶつ日記
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昨日は朝からイライラ〜、してしまったので、 帰りがけに本屋によってクラフト系の本を3冊買って帰ってきた。 1冊280円の割に内容が濃く、これはお買い得。 同じシリーズの他の本も買ってみよう。
さて、それらの本を見ながら、 自分が理想とする生活なんぞを考えてみた。
・平日の午前中は、日本語学校で日本語を教える。 ・午後は自宅に帰って創作活動。シルバーとかタイルモザイクとか、 とにかく色んなもので自分なりのアラビックワールドを表現したい。 ・銀粘土の教室をやるのもいいかも。 ・時折、夕方とかお休みの日とかか、プライベートレッスンを受け持ったり、 お年よりを相手にPCインストラクターをする。 ・土日にはパレスチナ関係とかのボランティアをしたり、 銀粘土の勉強会やイベントに参加する。 ・年に1,2度旅行に出かけ、異国でもまれる(笑)。
今の学校にこだわらなければ、意外とすぐに実現できそうだ。 しかし、このすぐに出来そう、ってのが意外と難しかったりして。 今の学校にこだわっているわけじゃないんだけど・・・。 まあそれなりに考えることがあるわけだ。 でも今すぐは無理でも、 何年か先にこの夢の生活に近づけるように、 人生設計していきたいものである。
世の中の上司と言う人たちは、大体において 人のやる気を削ぐのがうまくないとなれないんだろうか? そう言うもんなんでしょうかね。 部下なんて単純だから、おだててどんどんやらせれば良いのに。 その方が自分も楽なんじゃないのかな〜。 どんどんやる気を削がれて、 どんどん元気がなくなっていくのを見るのは、 私もとてもつらい。 そしてとても口惜しい。 私のやる気もそがれていく。
私は運動が嫌いだ。 続けて運動をしなくてはいけない、ということがストレスになってしまう。 考えてみると、学校の授業以外で何かスポーツをしたことがない。 クラブもずーっと文化部だったし、 スポーツクラブもほとんど行ったことがないし・・・。 おかげで、筋力ゼロ。 いや、これは大マジで。 そしてまじめにやばい。 このままでは、やばい。 元気な老後を送る自信がない〜。 何か簡単に出来て、3日坊主にならず、 お金もかからない、 そして時間も大してかからない運動ってないだろうかね〜。
友人のHPでこんなものを見つけた。 「犬の十戒」 http://www.pet-vet.or.jp/petDog/10dog/10dog.html
犬を飼うための心得十カ条を、 犬からのメッセージとして表現している。 でもこれを読むと、ほとんどのことが犬と人間だけではなく、 人間と人間にも当てはまることだよな〜と、思う。
例えば、 「私が「あなたが私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間が必要です。」 「私を信頼して下さい......それだけで私は幸せです。」 犬も人も、相手が何を望んでいるのか、すぐには理解できない。 だから「わかってくれない!」と急いで答えを出すのは危険だ。 それに信頼できない相手とは、何もうまくいかない。 そして自分が信頼して欲しいと思ったら、自分も相手を信頼しないとだめだ。
「あなたが私のことをどんな風に扱っているのか気づいて下さい。私はそのことを決して忘れません。」 「私のことを言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に 私がそうなる原因が何かないかとあなた自身考えてみて下さい。」 人は自分が相手にどんなことをしているか、 それを客観的に省みることがほとんどない。 イスラエルの人たちが絶え間ないテロの危険にさらされているのは確かだ。 けれど、イスラエル政府が、パレスチナ人をどのように扱っているか。 パレスチナがテロに走る原因がイスラエルにはないのか、 よく考えてみればわかることだと思う。
犬はこうも頼んでいる。 「私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。 あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。 でも……私にはあなただけしかいないのです。」 イスラエルには楽しみや仕事があるだろう。 アメリカという友だちもいろだろう。 でも・・・パレスチナには何があるのだろうか?
2002年04月07日(日) |
引き裂かれているもの |
あまりメッセージ性のないものの方がいいのかもしれないが、 どうも私は自分の作るアクセサリーに、 メッセージとか思いとか、 そう言うものを入れたくなる。 デザイン画をほとんど描かないのだが、 まずぼんやりと頭の中にデザインのイメージが浮かぶ。 それは石を見てからだったり、 入れたいアラビア語の文字が先にくることも多い。 その言葉や石にふさわしいデザイン。 そう考えていると、デザインよりも先にストーリーが くるくると頭に中に展開していく。
4枚プレートのバングルを作ったときは、 気の強い男勝りなベドウインの少女が、 逆境にもめげずラクダを連れて恋人と共に旅立つストーリーが浮かんだ。 アラブの剣が飾りについたブレスレットの時は、 一族の復讐を誓い、その身を踊り子についやして 機会を狙う豹のようにしなやかな女性を思い浮かべた。 ガーディアンという指輪は、襲い来る邪悪なものから 人々を守るネイティブの巫女を想像した。
「引き裂かれているもの」を考えた時。 私はパレスチナ人とイスラエル人の恋人たちの姿を見た。 まるでアパルトヘイト時の南アのように、 パレスチナ人とイスラエル人の恋人たちは、 どちらの家族からも祝福されることがないという。 しかし、どんな情況の中でも、恋に落ちる時は落ちるものだ。 少ないかも知れないが、 パレスチナとイスラエルの両親を持つ子供たちもいることだろう。 「安心して暮らしたい。」 「祖国が欲しい、祖国に帰りたい、祖国に住みたい」 彼らの思いは同じで、求めるものも同じだ。 そしてペンダントの「アッサラーム」、「シャローム」の文字ように、 同じ1つの基盤の上にその両方がある。 どちらかが割れたら、もう片方も割れてしまうのだ。
パレスチナ=イスラエル両方の血を持つ子供たちが、 パレスチナ=イスラエルの地で、 全ての家族に祝福される日が来るまで、 あとどれだけの血が流れつづけるのだろうか。
前にも書いたけれど。 この前自爆テロ(って、この言い方、いい加減なんとかならんかな〜)を 起こした女の子の写真を見て、 バイト先の人達が「日本に逃げてくればいいのに。」 と言った話。
日本の若者など「もし戦争が起きたらどうしますか?」 という質問をすると、一番多いのが 「逃げますよ〜。」と言うものだけれど。 実際に、「戦争」が起こってしまったら、 逃げられるのは、ほんの一握りの、 恵まれた人たちであるという事実。 逃げたくても、逃げられない人々ばかりだと言うこと。 アフガンでも、コソボでも、コンゴでも、どこでも・・・。
そして、「逃げたくない」という思いがあること。 情況が苦しければ苦しいほど、 逃げることに罪悪感を覚えることもあると言うこと。 逃げるよりも、祖国のために死ぬ道を選ぶという生き方もあること。 私たちがとうに捨ててしまった、 そんな生き方の中で。
今日は思いっきり負け惜しみ、です。 でもきっと、日本人女性の皆様は、私の負け惜しみに深〜く、 うなずいてくださることでしょう。
最近観光客に門戸を開きだしたサウジ、 しかしまだ全面解禁ってわけではありません。 特に独身女性のツアー一人参加には年齢制限があります。 一番最初の年齢制限は、「40歳以上の女性、一人参加可」、でした。 これを見て、私は思いました。 「日本女性の底力を甘く見ると、痛い目にあうぜ、サウジ政府!」 なぜ40歳か。 多分、彼らの「常識」では40歳以上の女性は「女性」ではあらず(極端に言うと)。 サウジの男性を色香に迷わすこともないだろう、 それは多分、自分たちの周りにいる女性たちを見て決めたんでしょう。 ところがどっこい! 日本の40歳の女性はどうだ! はっきり言いましょう。 日本の40歳の女性は、下手するとあちらの20代後半よりも、 若くてスリムなことも多いんです。
よくラテン系やロシアの国を旅した男性がかの地の女性を絶賛します。 私もそれについては文句ありません。 だってボン・キュ・ボン!でなまめかしく派手な顔立ち。 きれいだな〜って、私も思いますもの。 が、しかし、彼女たちはいくつ? 大体10代後半ですよね。 そして20代後半になると、一気に加速します。 体重増加と、しわたるみ。 それも仕方ないことだと思うんです。 食事や習慣、もともとの骨格、そして環境がそれぞれの国で違うんですから。 欧米系(アラブも含め)の女性たちの花は、 本当に華、と呼ぶにふさわしい大輪の華です。 しかしそれが開花する時期はとても早く(大体14,5からいいとこ22,3まで)、 そして咲いている時期がどうやらとっても短いみたいです。
私たち日本女性は、がんばってもあまりボン・キュ・ボン!になれません (なると逆に叶姉妹みたいに、下品に見えたりして)。 顔もちま〜と地味地味です。 でも、その代わり、私たちにはもっと良いもの、が用意されています。 それは持久力。 私の母は61歳ですが、大して手をかけていないくせに、 お肌はつやつや、しわはあっても深くは刻まれていません。 母のお友達は自分では「でぶ」と気にしていても、 欧米系(そしてアラブ系)の人に比べれば、 「ぽっちゃり」くらいで愛らしい丸みです。 美しい肌と、どちらかというと肉のつきにくい体と体質。 それが他の国の人から見ると「日本人の年齢はわからない!」 という誉め言葉になっていると思います。
派手でなくってもいい、ボン・ボボーンでなくってもいい。 ゆっくりと可愛いおばあちゃんになりましょう。
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