ぶつぶつ日記
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2002年05月15日(水) 今日と明日は

仕事がとんでもないことになってますので、
今日と明日は日記をお休みさせていださきます。


2002年05月14日(火) 輝かしい未来

久しぶりに友だちからメールが来た。
といっても、半年会ってるか会ってないか、
そのくらいの期間の久しぶり感だったのだが、
その間に彼女は「お母さん」になっていた。
しかも未婚の(^^;)。
個人的に、身内で一番未婚の母になりそうなのは、
自分だと思っていたので、
意外な人物に先を越されて(?)、
そのことはびっくりした。
でも友だちの1人がそういう選択をしたことに対しては、
大して驚かない自分がいる。

恋愛や結婚1つを取ってみても、
この年になると様々なバリエーションの人が周りにいて、
もう何でも来い!って感じなのだ。
一回り年下の男性と結婚した人もいるし、
その逆に15歳以上年上のだんなさんを持つ友人もいる。
離婚結婚を経験している人もいるし、
いわゆる一般的な結婚生活を送っている人、
略奪した人、
国際結婚なんで1ダースくらいもいるし、
結婚離婚したゲイのカップルも知っている。

確かに社会的・道徳的に非難されることもある。
もちろん他人を傷つけるようなことや
法に触れることはしてはいけないと私も思う。
でも。
こと恋愛に関していったら、そんなことも言っていられないし、
言っていられないからこそ、恋愛なんじゃないかなって思う。
結婚して幸せな家庭を築くのはそれは理想だが、
その中で満たされないものが外に向かってしまうこともあるし、
結婚生活というものが人間の性に100%あっているものなら、
彼女のように未婚の母になる人なんて、
太古の昔から存在しなかったはずだろう。

彼女が子供を産んだことで、傷ついている人はいるだろう。
でも、生まれてきた赤ちゃんには、
「幸せな結婚」から生まれてきた赤ちゃんと同じように、
輝かしい未来が待っている。
輝かしい未来が待っていなくちゃいけないんだ、
と私は思うのだ。


2002年05月13日(月) デザインフェスタその2

それにしても、日本のサブカルチャーってのは、
「キャラもの」なくては語れないなーと思った2日間だった。
しかも、「可愛い」キャラ。
ものすごいたくさんのキャラもの関係のブースがあった。
私たちの前のブースもそう言うブースの1つだったのだけれど、
2日間でどんどん品物が少なくなっていっていた。
人気だった。
女の子ばかりじゃありませんよ。
男の子も下手すると群がるんですよ、キャラに・・・。
もちろん、CGキャラとかエログロキャラのブースもあったけど、
明らかに人気があるのはかわいいキャラ。
んで、一瞬毒が混じってるやつが良いらしい。

このキャラ好きってどういう心理の裏返しなんだろうな〜。
そう言えば、街中の携帯ストラップ、
おじさんでも可愛いキャラつけてるもんなー
(ちなみにヨーロッパの携帯電話には、ストラップをつけるところがない。
携帯ストラップも日本の文化ってやつ?)
日本のサブカルチャーっていうとアニメや漫画が
海外でもクローズアップされているけど、
誰かこの無名の大量な可愛いキャラ文化について、
研究してみたらどうでしょうか。


2002年05月12日(日) デザインフェスタその1

おわった…。
デザインフェスタが終わりました。
参加を決めたのは結構前だったのに、
実際に動き出したのは4月に入ってからだったりして、
やっぱり作品が足りなかったかな〜と(自分的に)思いました。
作品の完成度とか、バリエーションとか、
展示法とか、まあ反省点しかないんだけど(汗)、
それも収穫と言えるのかな。

馬鹿だから、土曜日の午後にバイトを入れてしまったりしたので、
あまりお客さんと触れ合う機会がもてなかったのも残念でした。
物販をしなかった分、余計かな。
次はバイトを入れないようにします(笑)。

閑古鳥の鳴いているブースもたくさんあった中で、
かなり場所が良かったらしく、たくさんの人が足を止めてくださいました。
ぎゅーぎゅーで、人がどくのを待って見て下さった方もいたくらいで、
やってよかったなーと感動しました!
仕事をサボってせっせと作ったパンフも、
100部でも足りないくらい好評で、作ったかいもあったし(^^)。
見て下さった方、もらってくださった方、
どうもありがとうございます。
いつか、「デザフェス展示を見て、銀粘土を始めたんです〜。」
なんて言ってもらえる日が来ると良いなあ
(って、野望でか過ぎ?)。

シルバーを出していたブースも結構ありましたが、
比較的プロの人たち(実店舗あり)が多かったようです。
「S」という大きなブースでは、
Silverwebのメンバーも軒並み商品買ってましたよ〜。
比較的ごっついデザインのシルバーアクセが多い中、
ここは女性のスタッフが多いからか、
銀線とガラスなどを使って、
とてもフェミニンな作品が多かったですね。
他のところも、プロの手法はさすがだと思いました。
あと仕上げの丁寧さですよね、プロとアマの差(汗)。

プロとかアマとか関係なく、
彫金と銀粘土の差ってなんだろう?
なんてことも考えました。
値段では、どう考えても彫金にはかなわないんですよね〜。
銀粘土は高い。
つまり商品も高くなっちゃう。
でも(自分たちのことを自画自賛するわけではないのですが、)
銀粘土には、やはり彫金とは違う何かがある。
その1つはアートクレイもPMCも前面に打ち出している
「扱いやすさ、気安さ」ですが、
それ以上のものが、確かに銀粘土にはあると思う。
その何かをもっと突きつめていけたら、
彫金に引け目を感じずに、
彫金と渡り合っていけるようになるのではないか、
そんな風に感じました。
性格的に突き詰めるのはかなり苦手ですが(笑)、
銀粘土が大好きだから、
突き詰めていきたいです。


2002年05月10日(金) 「我々を傷つける可能性のあるものは、その前に殺す。」

今回のパレスチナ側からの自爆テロは、
確かに非難に値するものだとしても、
どうも、相変わらずマスコミの報道には違和感を感じる。
イスラエルはあくまで自制心を持ち、
寛大に処遇し、その結果がこれだった、
と言うようなシャロンの論調をそのまま、
ずらずらと並べているだけのような。
そこには、シャロンの国家主席としての責任や罪を問う
日本人としての独立した発言はほとんど(全く?)ないし、
ましてや、
「我々を傷つける可能性のあるものは、その前に殺す。」
と言うシャロンの言葉に、
何一つ言葉をはさまないのはどういうことだろう。
これがどんなに恐ろしい言葉か、
わからないはずはないと思うのだが。

シャロンは以前、
「本当に恐ろしいのはテロリストではない。女と、子供たちだ。
女はテロリストになる子供を生産する。だから女を攻撃しなくてならない。」
と言っていたことがあったそうで、
その時は耳を疑ったが、
今回のようなせりふを聞くと、そんなことを言うのもさもありなん、
と思うようになる。

これが拡大解釈されれば、
ジェニンやナブルスへの攻撃は「正当防衛」と言うことになるのだろう。
なぜなら「パレスチナ人」であると言うことはすなわち、
いつかはイスラエルに攻撃を加える可能性がある人たち、
と言うことだから。
自分たちを守るためには、「今」テロリストではない、
攻撃をしてこない一般市民も、
「正当防衛で」やっておかなくてはならない。

アラブには「イスラエルの野望」を信じる人たちが本当に多い。
それは、まず手始めにパレスチナを皆殺しにする。
それが完了したら、アラビア半島やエジプトまで、
大イスラエルの領土を復権させるために攻めてくる、
というものだ。
これを被害者妄想と笑う人も多いだろう。
しかし、タルムードにそのことが書いてあり、
その大イスラエル帝国の権利を主張する超過激オーソドックス多数存在することを考えれば、
そして、シャロンが平然と
「我々を傷つける可能性のあるものは、その前に殺す。」
と言い放ち、それを何の恐怖もなく国際社会が受け入れるならば、
アラブ人の誇大妄想を、誇大妄想と切り捨てられはしないと思う。
「我々を傷つける可能性のあるもの。」と
周辺諸国を判断し、攻撃を開始しない保証は、100%と言い切れるだのろうか?

これは言い過ぎかもしれない。
あまりにもイスラエルに厳しく、
パレスチナ、アラブに甘すぎるのかもしれない。
しかし、恐怖はなにものをも支配する。
現在、恐怖に支配されているのは、イスラエルの方ではないだろうか?
その恐怖心が暴走を始めたら?
そしてその暴走をアメリカの後ろ盾が後押ししたら?
その先は、誰にもわからない。


2002年05月09日(木) ずるがしこさ

テルアビブでまた自爆テロがあった。
聖誕教会での立てこもりや、
パレスチナ自治領へからのイスラエル軍撤退が始まった矢先のことだった。
こんな時、パレスチナをかばうことは実はいくらでも言える。
例えば、日本ではほとんどニュースにもならないのだが、
こう言う時、つまり事態が収拾へと向かっている時、
シャロンは必ずパレスチナ側の重要人物を暗殺したり、
拘束したりして、パレスチナ側を挑発する事実とか。

パレスチナ側からしてみたら、
これまで散々やられてきて、
大人しくしていればしているだけ、
入植地が増え、パレスチナ人がやられる、
と言う思いがあると思う。
我慢は、これまでに散々してきた。
してきた結果が、今の状態だ。
多分誰もがそう言うし、
パレスチナ支持者の外国人もそう言う人が多いだろう。

しかし、作戦負けなのだ。
今、この時に自爆テロを行うのは、
完全に作戦負けだ。
少なくともイスラエルとアメリカにとって、
これほど都合のいいタイミングはない。
攻撃続行、アラファト排除、
自分の首を自分で締めるとは、
このことではないか?

こう言う時、必ず出てくるのは「イスラエルの陰謀説」だが、
陰謀だとしても、ここまで何度もやられっぱなしで良いのか。
怒りや憎しみで、理性を曇らせないで欲しい。
馬鹿正直に生きるだけが、やり方ではない。
真正面からぶつかっていくのを「作戦」とは言わない。
陰謀には陰謀で、したたかに、ずるがしこく立ち回ってもらいたいのだ。
一途さよりもずるがしこさ、
それを今、パレスチナの人たちに持ってもらいたい。

誰かが死ぬのは、見たくない。
イスラエル人が死ぬことをざまーみろと私は言えない。
そう思える自分の甘さを大切にしたいと思う。


2002年05月08日(水) 背広と乳母車

私が住んでいる区は23区でもほとんど唯一、
毎年人口が増えているそうだ。
うちの近所なんかも、2世帯3世帯同居が当たり前で、
子どもの声が絶えることはないし、
マンションがどんどん建っている地域もあるので、
別のところから来る若い家族も多いらしい。

毎朝最寄の駅に行くと、
お父さんに手を引かれ、だっこされ、
乳母車や自転車に乗せられた子供たちが、
保育園に向かうのを見かける。
きっと朝はお父さん、お迎えはお母さん、
そう言う決まりなのだろう。
背広にビジネス用の鞄を抱えたお父さんが、
子どものものが入った可愛い袋をぶら下げて、
子供たちと話しながら足早に歩いている。

子どもの送り迎えと一概に言っても、
なかなか面倒くさいものなのだ。
言うことは聞かないし、まっすぐ歩かないし、
保育園についた途端に泣いたりもするし。
そんなことよりも、家で新聞を読むことや、
少しでも睡眠をとりたいと思う人も多いだろう。
ローンを抱えていて奥さんも働かなくちゃいけないとか、
嫌々子どもを連れている人もいるだろう。
でも、奥さんを手伝って、自分の出来る範囲内で
子どもと向き合う。

私はこういう人たちが大好きだ。
こういうのを見ると、なんだか幸せな気分になる。
きっとこういう人は、会社にいってもいい人なんじゃないか、
なんて勝手に思い込んでしまう。
一緒に働いている女性たちの苦労とかも、
なんとなくわかってくれてそうな気がする。
そしてこういう人たちが会社で偉くなっていったなら、
日本の会社とか社会とか、
今とは一味違ったものになるような気がする。

がんばれ、と、肩からずり落ちそうな、
オムツの入った大きな袋に向かってそっと言う。
がんばれ、お父さん。


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