ぶつぶつ日記
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サウジでテロの被害に遭ってしまった友人が帰国している。 精神的動揺はあるようだが、体の怪我の方は大したことがなく、 とにかく元気な声が聞けたのは安心した。 むこうに戻ったら、また家探しをしなくてはいけないようだし、 その新しい新居もまた、外国人居住区にならざるを得ないわけで、 なかなか大変だろうととも思う。
テロのことを別の友達と話していた時のことだが、 その人が言った何気ない一言にどきり、とした。 「それにしても、便利な世の中になったものですね。 大して原因を追究することもなく、 何かというとアルカーイダの名前を持ち出せばいいんですから。」 ・・・・。 確かに。 アルカーイダであったとしても、 どうやって国内組織を作ったのか、 どうやって爆薬その他を入手したのか、 支援者は? 等々、調べなくてはいけないことはあるだろう。 そうして、それは知らされるべきことだと思う。 亡くなっている人もいるのだから。 アルカーイダでした、はいそうですか、 で終わる問題じゃない。
次から次へとアルカーイダ。 アルカーイダって、CIA並みの組織力と資金力、 なんですかね?
| 2003年05月25日(日) |
楽しくなってきました |
少し前に卒論の研究会と言うのがあって、 初めて担当の先生や同級生というか、 今年同じ先生のもとで卒論を書く人たち、 去年卒業した先輩たちに会いました。 それぞれ大体テーマは決まっていて、 それをどう肉付けしていくか、 これから頭がいたいことではあります。 でも、本や論文を読んだり、 自分なりに予備調査を考えたりしているうちに、 大変さよりも楽しさの方が全面に出てきました。 何となく、わくわくします。 どうなるかわかりませんが、 辛くなったら今の気持ちを思い出そう。
そして今のところ、先の卒論よりも 目先の中間課題(^^;)。 締め切りは近いのに、やってない課題が2つあるぞ。 とほほ(^^;)。
結局学校側の対策としては、 7月期のサマーインテンシブに関しては、 WHOのSARS危険地域からは学生を取らないこと、 在校生には国に帰らない、国から来た家族や友達とは 来日10日間は会わないように、 というようなガイドラインを決めたそうだ。 在校生に関しては、どこまで拘束力があるのかはわからないけれど、 ガイドラインを作っておくことは仕方のない防御方法だろう。
このままSARSが続くと(特に中国本土で)、 今年の10月の入学時期、 そして来年の4月と、 日本語学校はかなりの非常事態になると思う。 何せ、学生の半分以上(学校によっては80%以上だったりする)が 中国の本土から来ているのだから。
そんな状況を見ながら、 やはり、「普通の」日本語の先生で満足していては、 将来はなかなか難しいと言うことを 改めて考えている。 業界が不況になった時でも切り捨てられない先生、 それがどんな先生か一概には言えないけれど、 やはり何かアピールできるものがないとだめなんじゃないか。 さて、どうしましょう。 私の場合はやるべきことは決まっているかな。 それをこつこつとスキルアップできればいいのだけれど。
体力的に疲れております。 たまに真面目に仕事するとこれだ(^^;)。 明日は朝から栄養ドリンク〜。
| 2003年05月20日(火) |
見えない鉄条網の向こうで |
ガザに行っている知人のメールはいつも ニュースでは知ることができない情報でいっぱいだが、 現在ガザのエレズ検問所では、ほとんどの外国人が とおれない状態が続いており、 「イスラエル軍に撃たれてもイスラエル軍のせい にしない」(!)という趣旨の文章に 国連の国際職員が署名するよう求められたりもしたらしい。
以下知人からのメールからの抜粋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人道援助を行うNGO職員はもちろん、国連の国際職員も含めてです。国連職員 で、たまたま週末イスラエル側に行っていた人は、先週ガザの業務に戻れなかった し、ガザの職員は業務でも私用でもガザから一歩も出られませんでした。国連側の書 類・物資・人の動きが止まってしまっていました。私が8日にNYあてに出す国連内 メールはガザから出られず、私が帰って来た時もまだガザに残っていました。急ぎの 書類だったので仕方なく今日150枚近くの書類をNYあてにファックスしました。 (非効率、コスト高きわまりない!)
先週の土曜日朝から、上記完全封鎖は「一部」緩和され、国連の国際職員と一部NGO の職員の通行が朝8時から夜8時まで可能になったのですが、それも全ての国連職員で はなく、イスラエル側から送られてきた「リスト」に名前が載っている職員のみが通 行可能ということになっているようです。18日の朝、幸いにも私の名前は「リスト」 にあったので、ガザに戻ることができました。 つまり、現在、ほとんど全てのNGO職員、ジャーナリスト、旅行者のエレズ通過(ガ ザ←→イスラエル)が「不可能」な状況です。(これからガザに来ることを考えてい らっしゃる方、安藤まで前もって連絡ください。)
この状況が緩和されないと、現在ガザにいるNGOの職員がビザの再取得に国外に出る ためエレズを通過したくてもできなくなって、ビザ切れのようなことになってしまわ ないかと心配です。国連やその他の人道支援のNGOの活動に非常に深刻な影響を与え ています。
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国際社会から、すべてを目隠ししている中で、 一体イスラエルは、これから何をしようというのか。 ニュースになるのは、自爆テロの話題ばかり。 自爆テロは確かに事実である。 でも、見えない鉄条網の向こうで、 「何も」行われていないということを世界が ただ鵜呑みにするのなら、 平和を求める気持ちなど、幻になってしまう。
人にはそれぞれいろいろな事情があって、 その比重が大きい人と、小さい人がいるのは確か。 それを運命の不平等というのだろうが、 でも人に見せている部分がすべて、 その人の本当の姿というわけじゃないだろう。 大変な顔をしていなくても、 実は裏に回れば大変な思いをしている人はたくさんいる。 自分が大変になってしまった時、 自分がつらい時、 人は他人のそういう裏の部分に 全く目が行かなくなってしまうけれど、 もしかしたら、この人も大変なのかもしれないと 想像する気持ちを持っていたいと思う。 そういう気持ちを、「思いやり」と言うのかも知れない。 生きていくのは、確かにみんな、たいへんなんだ。
| 2003年05月16日(金) |
白装束とたまちゃんと、有事三法案 |
白装束が連日テレビを賑わしている間に、 有事三法案可決、成立。 大体、有事三法案って何ね? どんなことが起こるわけね? って詳しいことを知るまもなく、決定。
アメリカが戦争をはじめる前には、 UFOねたがテレビを賑わすという。 白装束軍団、結構昔から問題を起こしていましたよね。 同じようなことでしたよね。 じゃあ、何で今なんだろう? どうして5月15日に天変地異だったんだろう?
何も信用できない私は、 胡散臭さを感じてしまう。 それは政府だけではなく、マスコミにも。 本当に糾弾すべきものは、 白装束ごときなのですか?
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