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2003年09月19日(金) コーチング

10時からショスタコーヴィチのトリオのコーチング。早めに起きて、朝食をとり、ウォームアップを30分ほどして大学へ。大学にほど近い車中のなかでまた気がついた。(楽譜を忘れた…)これで2度目。でも、スコアを持っていたので、それを使うことにした。

コーチングで先生も模範のようなかたちでちょっと弾いてくださったのを聞くと、本当にInspireされる。さすがだ。その後、3人とも残って少し練習をし、私の先生のところに行って来週の金曜日にコーチングもアポイントメントも取った。

お昼はトリオのチェロのSさんと。仲良くサンドイッチを一緒に食べた。彼女とゆっくり話すのは初めて。彼女は3時から仕事のようだけれど、私は私自身の時間を持ちたいため、少し早めに失礼した。帰宅後は掃除をして、眠れはしなかったけれど少し横になったりもした。なにしろ疲れていたから。やはり午前中に楽器を弾くと疲れる。なぜだろう…?

6時から教え始めて8時まで。疲れているはずなのに、音楽のせいかまた眠れない…。夜遅くまで最近気になっているメルトモサーチのサイトを一生懸命見て回る。


2003年09月18日(木) 充実

最近、よく日記をさぼっている…。
でもちょっと肩の力が抜けて、さぼれるようになったということでもあるかな。

今日は9時起床。練習はショスタコーヴィチを中心にブラームス、イザイ、パガニーニ。明日は先生の奥様(ピアニスト)にトリオのを聞いていただくので、ちょっと気合が入っている。練習は1時間づつ分けて。トリオに関する論文も少し進んだ。

夫は夕方から出かけてまだ帰らない。結局、夕食は待てなくて先に頂いてしまった。夕食後は音楽のことは忘れて、日本語ビデオを見てゆっくり。


2003年09月12日(金) 壁を突破!(2)

久しぶりの日記。日記を書いていない間、メール交換にうつつを抜かしてはいろいろな気分を味わいました…。

今日はレッスンの日でした。せっかく1時からにして頂いたのに、そんなときに限って早く目が覚めてしまって…結局、9時前には起き出して、お腹も空いていたのでまずはすぐそばの中華マーケットでホットドッグバンなどのパンを買って、次はセブンイレブンでカプチーノ。今朝はこの辺りには珍しく、少し霧雨が降っていて、いつもと違った空気が嬉しくもありました。帰宅後、メールをチェックしながら充実の朝ごはんをとって、10時頃からウォームアップ兼練習。なんとなく疲れていたので、疲れ過ぎないように注意しながら休憩も入れて2時間くらい。

レッスンで先生にお会いして、まずは昨日英語の試験をパスしたという報告を受けたことを報告。確か60点満点で5点刻みで採点されるよう。50点以上がパスなのだけれど、私はなんと50点だったとのこと。ギリギリ。でも通ったので、結果よければ全てよし、ということに。

まずは、ブラームスから。先週のレッスンで先生と話し合ったこと「重要な音」を自分なりに探して、フレーズを考えて準備をして行きました。冒頭を弾くと「なんという違い!Everything is now making sense!」とのお言葉を聞けて、ちょっと照れましたが、嬉しかった。結局、2楽章を全て聴いていただき、2箇所ほど、注意を頂いたところがありましたが、「ビブラートも重要な音以外のところで必要以上に使っていないし、とてもいいですよ」

次にパガニーニ。「あとはいかにフレーズをクリアにし、スムーズに弾けるかということだけですね。もう少しでかなりいい仕上がりになりますよ」とのこと。先生によるとこの12番はカプリスのなかでも結構難しいものらしいです。

ヴィニアフスキ。1番のsautilleは移弦の時に移弦の角度を変えすぎると弓の弾みを妨げるので、それに注意すること、弓を向こうに少し傾けることで弓があまり飛ばなくなるので、移弦のときには特にそうするべき、という2点を学び、その場ですぐに再現。楽譜通りのスラーでもかなりいい状態で弾ききることができ、先生もとても驚いていました。

イザイは時間切れで次回へ持ち越し。今日弾いた曲はちょっと緊張していたにも関わらず、先生はとても褒めてくださいました。「あなたはまた随分練習して…」なんて先生がおっしゃるものだから、「一日に10時間くらいですかね。」なんて冗談で返してしまいました。本当はその3分の1くらいですもんね。

ブラームスの2楽章に関してはここ数ヶ月本当に頭を悩ませて、壁にぶち当たったような感じを味わっていました。自分の限界を感じ、悶々とした日々を過ごしてきました。それが、今日、その壁をぶち破ったかのような爽快感を得ることができたのです。ビブラートや弓の返しの問題も結局はフレーズをクリアにすることで全てが解決してしまったのです。技術をそれだけとして見つめるのも時には大切だけれど、やはり音楽の本質(今回の場合はフレーズ)をしっかりと捕らえることで、技術も自然についてくる場合があるということを強く実感しました。フレーズを作っていく作業のなかで自分の音色すら変わっていきましたし、それは自分自身としてもとても興味深い体験でした。

やはり先生に誉められると嬉しくて、とくに先生はあまり褒めない先生なので、嬉しさも倍増なのでした。頑張った自分にご褒美を、と帰りにスーパーでスパゲティとクラムソースを買って、自分だけのランチに大好きなクラムスパゲティーを作って食べました。今日はえびも入れて!

その後は少しゆっくりして掃除、そして数人の生徒を教えました。


2003年09月03日(水) 女性の描く女性、男性の描く女性 (2.5)

9月2日(火)
トリオのコーチングの日。1時間ほどウォームアップの後、大学へ。先生が参考にとショスタコーヴィチのチェロ協奏曲や弦楽四重奏のCDを貸してくださった。ありがたい。ということは、そろそろ私はpaperの心配をしなければならない、ということでもあります…。帰りには生徒のために楽譜を購入するために少し遠回りをして帰ってきました。本当はまた古本屋へ、とも思ったけれど、やめておきました。帰宅後はとくに何をするでもなく過ごしました。

9月3日(水)
今月からは水曜日は教えない予定。なので、今日は練習をしたり、本を読んだりとゆっくりした一日でした。相変わらずメールにはまっている私。少しPCの前にいる時間が長過ぎるかな…とも思うけれど、外出もままならず、大学もないので、楽しいのだからこれでいい、と自分に言い聞かせてしまっています。

久しぶりに以前好きだった森瑶子さんの作品を読み終えました。が、今となってはあまり好きになれないということに気がつき、自分の感性の変化に少し驚きを感じました。森さんだけでなく、最近読んだ女性作家の作品内の女性像にはあまり魅力を感じません。逆に五木寛之さんの作品内の女性は今の私が憧れるような美しさを持っていたりします。もちろんその人物の性格にもよるのですが。最近男性作家の作品の方に惹かれているのは、その登場人物、とくに女性、の描かれ方の違いのせいかもしれません。やはり男性が書くと、どこか理想の女性像が加わり、より一層の美しさが加えられてしまうものなのかもしれません。

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森瑶子 「イヤリング」 読了


2003年09月01日(月) 今日から9月 (1.5)

そんなことを思うと、
あまり四季感のないこの辺りも
少し秋めいてきたような気がします。

今日は古本屋さんへ。
また新たに5冊ほど購入しました。
そのうちの一冊が江藤淳さんの「妻と私」。
読みながら涙してしまいました。

きのう、おとといとさぼった練習も少し再開。
明日はトリオのコーチングがあるので、
それだけさらっておきました。

Pくんも帰っていきました。
やはりちょっとほっとした。


2003年08月31日(日) 車の故障 (0)

今日で8月も終わり…。夏が遠のいていきます。ここ2,3日は夕方になるとどこか肌寒く感じられるくらい、秋もうすぐそこまで来ているよう。

今日はまた、はりきって古本屋に行こう!と車に乗ったはいいものの、走り出そうと思ったら、金曜日と同様、バッテリーのマークのライトが灯いてしまっていたので、これは…と少し心配になり、夫に報告。では、もう一台の方で外出を!と勇んで車に乗り込んでも、今度はエンジンがかからない。夫はすぐに原因を見つけて修理してくれましたが、それなりに時間がかかったので、今日は外出できずに終わってしまいました。


2003年08月30日(土) ちょこっとイライラ (0)

レッスンを止めることにします、という電話が一件。この生徒はもう高校生で最近は大学に進むための準備がとても大変そうだったので、このような結果になったのも無理はないと思います。今日は彼女がレッスンに来ないことになったため、結局、3人だけ教える予定だったけれど、最後の生徒は急に病気になってしまったようで、キャンセル。レッスン終了時になってようやく連絡が入りました。今、何人もの生徒たちから9月からのスケジュールを変えたいという希望が殺到していて、とても面倒なことになっています。ある方は何度も気が変わったりしているし…今日の最後の生徒も連絡が遅かったので、なんだかイライラしてしまいました。

夜はPくんも交えて、ラーメンの夕食。デザートはチョコレートづくし。チョコレートケーキにチョコレートアイスクリーム。もちろん、私はケーキのみ。一緒に添えたラズベリーとのコンビネーションがなんともおいしかった。練習はなし!


けい |MAIL

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